紀州犬物語177 5歳4カ月、4歳3カ月になる二頭の紀州犬のオス犬の身体表現-その3-(横田俊英)
第177章 一年違い同じ父母の紀州犬オス犬の身体表現-その3- 執筆 横田俊英
身体のようすのほかに、気性はどうであるか。賢いか、気丈か、胆力はあるか、人に従順か、ほか。立ち止まらせ駐立の姿勢を取らせたときに姿勢を維持できるか、といったことにも気性が現れるのか、あるいは訓練であるのか。
胡麻毛の紀州犬がいる。被毛のことを除けば白毛と同じ項目を考えることができる。胡麻毛の紀州犬の毛の色のことは良くは知らない。キツネやオオカミなどのイヌ科の動物の被毛に見られるような状態を想像する。一本の毛が単色でない日本犬では被毛は油がギラついているようにはならない。紀州犬もこの例から漏れない。胡麻毛あるいは有色の日本犬では尾の裏側は白くなっている。頬(ほお)の下、胸、腹は白毛になる。これを裏白という。胡麻毛の紀州犬は年齢がかさむにつれて色彩が変わる。子犬のころに真っ黒だった胡麻毛の紀州犬は色が少しずつ薄まる。このようなことを見ているが胡麻毛の紀州犬の毛の色を語る知識は持ち合わせていない。
犬は年齢によって身体のようすが変わる。頭部は概して歳を重ねるほどに大きくなる。2歳で一番格好良くなる犬がいる。3歳、4歳、5歳、6歳、7歳、8歳、9歳、10歳と歳を重ねるほどに体付きが良くなり渋みが増す犬がいる。
5歳4ヶ月になる紀州犬オスのジュウベエ。
5歳4ヶ月になる紀州犬オスのジュウベエ。気合いが入ると尾はもっとあがり前にでる。夏場に毛が痛んだので被毛の陥没状態として残っている。11月19日午前10時、朝の太陽は白い毛を赤みを帯びた状態にすることを知りつつ撮影した。4泊の旅行を続けていてこの日は5泊目の宿に向かう。びわこ大津プリンスホテルの駐車場で出発時に撮影した。
5歳4ヶ月になる紀州犬オスのジュウベエ。
5歳4ヶ月になる紀州犬オスのジュウベエ。気合いが入ると尾はもっとあがり前にでる。夏場に毛が痛んだので被毛の陥没状態として残っている。11月19日午前10時、朝の太陽は白い毛を赤みを帯びた状態にすることを知りつつ撮影した。4泊の旅行を続けていてこの日は5泊目の宿に向かう。びわこ大津プリンスホテルの駐車場で出発時に撮影した。気合いが入らない顔をしている。
5歳4ヶ月になる紀州犬オスのジュウベエ。
紀州犬のオス犬、白毛、5歳4カ月の身体表現。夏場の旅行がたたって毛の状態が悪い。紀州犬、白毛、オス、成犬の姿だ。その1。2019年11月18日撮影。YouTube。
写真をクリックすると動画が再生できます。https://youtu.be/lKidxSkf-PE
4歳3ヶ月になる紀州犬オスのタケゾウ。
4歳3ヶ月になる紀州犬オスのタケゾウ。夏場は換毛期で細くみえた体が何とかさまになってきた。1歳上のジュウベエより一回り小ぶりにみえるタケゾウである。尾の状態はそのときによって差し尾になる11月19日午前10時、朝の太陽は白い毛を赤みを帯びた状態にすることを知りつつ撮影した。4泊の旅行を続けていてこの日は5泊目の宿に向かう。びわこ大津プリンスホテルの駐車場で出発時に撮影した。
4歳3ヶ月になる紀州犬オスのタケゾウ。
4歳3ヶ月になる紀州犬オスのタケゾウ。夏場は換毛期で細くみえた体が何とかさまになってきた。1歳上のジュウベエより一回り小ぶりにみえるタケゾウである。尾の状態はそのときによって差し尾になる11月19日午前10時、朝の太陽は白い毛を赤みを帯びた状態にすることを知りつつ撮影した。4泊の旅行を続けていてこの日は5泊目の宿に向かう。びわこ大津プリンスホテルの駐車場で出発時に撮影した。
4歳3ヶ月になる紀州犬オスのタケゾウ。
紀州犬ウメの忘れ形見、土用の一つ子のタケゾウは何時の間にか4歳と3ヶ月になっていた。白毛のオスだ。動画その1。2019年11月18日撮影。YouTube。
写真をクリックすると動画が再生できます。https://youtu.be/O9Cmd0rmkUM
現代紀州犬の元犬になったオス犬「那智の市」号
ジュウベエもタケゾウも辿(たど)れば「那智の市」号に至る。那智の市号は現代紀州犬の元犬になったオス犬だ。那智の市号の写真は年老いたころのもの。那智の市号の背丈は49センチメートルとされてる。首と背筋の境目、つまり肩甲骨の上部で背丈を計測する。49センチメートルの背丈は現代の紀州犬の標準では下限である。背丈を求めて那智の市号の子のメスに大ぶりな犬を掛けるという交配がなされた。那智の市号の右耳の先がないのはイノシシを追いかけているときに誤射されたことによる。
(誤字、脱字、変換ミスなどを含めて表現に不十分なことがある場合はご判読ください。)
紀州犬、白の子犬生後40日、水を飲む、動いてみる 松本市安曇の村の駅で撮影しました。梓川のせせらぎの音が混じっております。
のどが渇いた子犬は水をごくごく飲みます。車の走行音にしっぽを下げました。
水を飲んだら撮影者の足元によってきて駆けっこのようになりました。
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