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紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(3)】(58)(執筆 横田俊英)


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紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(3)】(58)(執筆 横田俊英)

第58章 紀州犬メス シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(3)

(私は紀州犬のメス犬のシロの学校と題してお伽の国のような話しをしております。書いていることはすべて事実ですが、すべての紀州犬がこのようにできる訳ではありません。たまたま性質のよいシロというメス犬の大人がいて、たまたま、或いはこの時期に限って喧嘩をしない2匹の子犬がいて、それにもう1頭加わったということであります。子犬同士の折り合いがあって、幼児組と小学生組の2クラスに分けての学校運営になりました。)

 
【写真】上は、ポチとミーとシロ、そして転校生のブンがが暮らす家。春の野菜から夏の野菜への畑の作物が変わります。 
 
【写真】上は、左からポチ、ミー、シロ。この3頭が庭を疾駆して遊びます。 
 
 
(タイトル)
紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(3)】(58)(執筆 横田俊英)

第58章 紀州犬メス シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(3)

(私は紀州犬のメス犬のシロの学校と題してお伽の国のような話しをしております。書いていることはすべて事実ですが、すべての紀州犬がこのようにできる訳ではありません。たまたま性質のよいシロというメス犬の大人がいて、たまたま、或いはこの時期に限って喧嘩をしない2匹の子犬がいて、それにもう1頭加わったということであります。子犬同士の折り合いがあって、幼児組と小学生組の2クラスに分けての学校運営になりました。)



(本文)

シロの学校に新しい生徒が加わりました。生徒は生後5カ月になるオス犬でその愛称はブンです。頭がものすごく大きな紀州犬のオス犬なので、素直に名付ければ「頭」(あたま)なのですが、身体も太く、ブーとしているので、ブーでも良いのですが、それでは聞こえが悪いから、「ブン」としたのです。

 ブンは次のような内容の紀州犬のオス犬です。

 1月初旬生まれのこの子は、この子の繁殖者の犬仲間が脳梗塞になって、その飼い犬を世話することができないために、それを預かったことから、愛犬として育てていた「ブン」を私のところで預かって「くれ」と、いうことになって、このような二段構えの妙な経緯で「ブン」がシロの学校の先生になったのです。

 そのブンがきたその日に散歩に連れだしていたところ、近所の紀州犬好きが一目見るなり「男前だね」とブンをみて感想をもらしました。私のところにいる紀州犬と系統の違う犬ながブンなのです。私のところの犬は身体は細身で頭もさほど大きくありません。これに対してブンは大きな頭、太めの胴、大きめの目と黒い目ぶちなど、色素の濃い犬の系統です。

 ブンは大きな頭の黒く大きめの眼をした紀州犬のオスの子犬ですが生後5カ月ですから、雰囲気は大人に近づいております。ブンの前足も後足も真っ直ぐに伸びていて、散歩するときには綺麗な後足が眺められ、これは気持ちいいものです。散歩させているときに後肢がX脚やO脚だとあまり良い気持ちはしません。シロの学校の生徒の紀州犬のオス犬のポチはO脚であり、メス犬のミーはX脚です。前肢についてはミーは前足を開き気味にしております。ミーの後肢は急激に長くなったために筋腱の発達が追いついていないためでしょうか、歩くとグニャグニャとたわんでみっともないのです。そういえばこのような歩き方をするドーベルマンが近所におりました。ポチの前肢はすんなりと伸びており、ブンもまた同じです。前後肢ともすんなり、すっきりとはなかなかいかないのです。後肢が長すぎると四つん這いになったとき腰が高くなったり、後肢の長さがありすぎて後に引いた形でしか立てません。犬は四つん這いですから、あえてこのことをいう必要はありませんが、しかし、四つの脚でしっかりと立つということが犬にはこれまたなかなかできない「芸当」になります。四つ足の動物が四つ足でしっかりと踏ん張るように立てること、とくに日本犬がそのように立つと、その姿は誠に美しいのです。作業犬のとしてつくりあげられたシェパードは後肢をうんと引いた姿で立つのが正常ということであります。

 紀州犬の前肢の在り方ということでは、紀州犬を愛好していると、前肢の門構えが広くもなく狭くもなく、綺麗にアーチを描いていて、その脚がすんなりと降りて、その足の部分がほんの少し前に出るくらいが良いと思うようになります。このような犬はなかなかおりません。前肢の肘が外転していたり、一番下の間接のつきかたがかんばしくないために両足が外を向いたり、胸が狭いことなどから前肢が狭くついていて、胸との間に綺麗なアーチを描けなかったりなど、さまざまです。私の飼い犬は子細に見るとこのどれかに該当しております。

 犬の学校の先生のメス犬のシロは前肢は理想に近く、後肢も同様です。飼い主がこれはどうかなと思う難点は、尾っぽのつき場所が少し低いのです。そのためかシロの尻尾は立尾ですがその立尾がゼムクリップのような急カーブの弧を描くのです。

 子犬に関しては子犬のその状態が大人になるまで同じようであるとか限りません。生後2カ月の子犬のときには大きく巻いた綺麗な巻尾であったのに、生後6カ月になると二重に巻いて、その上に余った尾の先が外にはみ出すという事例がありました。また子犬のときには巻尾だったのに大人になったら立尾になったという事例もあります。

 胸の幅も同じであり、どのように変わるか分かりません。胸の形も子犬のころには舟形であったのに、大人になったら丸太ん棒のようになってしまう事例があります。胸は丸太ん棒のようではなく、幅よりもそこの方が深い舟形であり、胴に向かってくびれているのがよいのです。そうの長さは背丈に対して長めが見た目に美しい状態になります。

 日本犬は剛毛と綿毛が適度に混ざり合って、剛毛が立っていることが良いのです。紀州犬は真っ白の毛色ではありません。少しクリームが混じったり茶色が混じっているのが当たり前のことです。紀州犬のメス犬のミーは全体として茶色が多く汚れた白毛の犬です。ブンは十分に白い犬ですが真っ白ではありません。ポチは子犬時代特有の綿毛だけという状態から抜け出ていませんので、まだどのようになるか分かりません。ポチの耳の縁には茶色の毛が混じります。毛質ということではブンは素晴らしい内容です。ミーは十分です。ポチは良さそうですが、換毛が進行していないのでまだ分かりません。

 日本犬に求められることであり、私が愛好する紀州犬にも同じことが求めれることの一つに太い骨組みと太い手足、太く舟形に伸びた胴など、いわゆる骨量があります。骨量という言葉の厳密な解釈は難しいのですが、簡単に言えば華奢な犬の逆のことと考えてよいように思います。その意味で紀州犬オスの子犬のブンは、ごつい犬です。まずは大きな鉢(頭のことです)、太い口吻の頭部全体があって、それにつづく太い首、さらにはそれを引き継ぐように太い頑丈な胴部、そして腹部、さらにはがっしりした腰部となります。前肢、後肢とも太さ十分で、曲がったりうねったりということなく備わっております。

 日本犬については、次のような言い方があります。「一に気魄で、二に眼、三に毛質、四に骨、五六は深き侘びと寂。」

 日本の風土から生まれ、古い日本人の気骨を受け継ぐ、現代を生きる「侍」(さむらい)が紀州犬です。

 まずは気魄(きはく)ということでは、怯えたり、怖じ気づいたりする犬であってはなりません。気魄十分で、生(せい、命と考えてもよい)に頓着しないきっぱりした性格の侍の魂を宿していることを私は求めます。

頭の大きさも、目の形も、目の大きさも、口吻の太さや形も、耳の大きさや形も、胴の太さも長さも、毛の色や性質も、気性も、すべて子犬時代がそのまま大人になるときに引き継がれるとは限りません。

 子犬が大人の犬になるときにどのように変化していくかということは、ミステリーのようであり、ドラマでもあります。ですから常にドキドキ、ハラハラ、そしてときにはワクワクということでもあります。

 紀州犬のオス犬の特徴は何といってもたくましさです。男の相棒としてこれ以上の犬はなく、また家庭をしっかり賊(ぞく)から保護する、気骨あふれる守り神でもあります。

 生後42日から飼い始めた飼い主は、決まって飼育上の悩みのためにノイローゼになります。生後5カ月ほどまで飼育して、完全歯であったり、性格が良いことを確認したり、紀州犬として十分であることを確かめた上で、私のところにきた紀州犬のオス犬のブンであっても、その先のことは不明で未知数であり、不確実な状態ですから、やはり期待と不安が入り交じっていて、私自身もノイローゼのような状態になるのです。ノイローゼという言葉を軽く使いすぎるかも知れませんが、そのようになった人の相談を何度も受けていると、この点については、くどくいようでも触れておきたくなるのです。

 世の中の犬飼は経験年数は長くても自分の飼い犬だけの経験ですし、その犬の数にしてもどんなに多くても5頭程度です。それが世の中の間違った「常識」の上塗りのような経験則から勝手に導いた間違った考えで凝り固まっているのが普通です。散歩道で、初めて犬を飼ったような子犬を連れた姿の人を見ると、立派な親切心から、あれやこれやと間違った経験則を説いて聞かせるのです。その経験則は当たっていないのが普通です。間違った知識を伝えられ、右往左往するのが落ちなのですが、それに気付かないでいるから不幸が増幅します。その人たちが分かることは、犬には水と食事が必要で、食べたら排泄をする。長い年月が経過すれば犬は死ぬ。ということぐらいのことしか実際には知らないのです。小鳥は水と餌が1日か2日途絶えれば大概死にます。犬は特別に暑い日でなれば2日は平気です。餌なしで1週間は平気で生きております。うんと小さな犬のことは分かりませんが、こと紀州犬に関してはそのようになっております。脳卒中で倒れた飼い主が1週間後に発見されたときに7頭ほどいる飼い犬はすべて元気でおりました。

 間違った知識とそれを絶対化してしまうことがあると立派な人でも間違いを犯します。その事例が戸川幸夫氏の『愛犬記』に収められた「犬と狼の間で」(主人公の秋田犬オス犬の「太刀」)の中でも犬の祖先が狼とジャッカルであり、その二系統があるとういうノーベル賞で動物行動学のコンラート・ローレンツ博士の説に従った記述です。コンラート・ローレンツ博士はその後に犬の先祖ジャッカル説を取り下げております。実証されていることになっているから戸川幸夫氏はその説を疑いもなく引用したのでしょうが、今となっては引用にかかる部分の文章は、時代の進行によって、みじめな状態になりました。

 よくは知らない理屈を利用して物事を考えたり、書いたりすることの怖さを、戸川幸夫氏の「犬と狼の間で」から学ぶことができます。

 紀州犬は白い毛色の犬が9割以上です。その白い毛の小さな子犬は可愛いものです。その子犬が赤い屋根の暖炉のそばに寝転んでいて、飼い主はロッキングチェアでゆらゆらとくつろぐ、とう絵は歌の文句そのものです。そのような思いだけで、雰囲気だけで紀州犬を選ぼうとする人がおりますが、それ自体はよいとしても、もう一つ紀州犬を飼う場合の必要項目があり、それが散歩です。

 やたらにニヤニヤして、人にこびる犬が欲しければ西洋犬のなかから探すといいでしょう。紀州犬の子犬は、白くて、小さくて、美しく、そして可愛い、ことは間違いありません。そのような状態は飼い主のところに子犬が行ってからわずか2カ月の間のことです。

 性質がよくて、健康で、そこそこに紀州犬らしさを備えた紀州犬が、暖炉のそばでも庭の犬舎にでもいることは、それはそれとして素晴らしく、美しくもあり、仕合わせなことです。繰り返しますが、それだけでは紀州犬を飼うのには十分ではありません。というよりも紀州犬を飼う醍醐味は、その愛犬を連れて散歩することです。散歩が嫌な人、愛犬を連れて散歩しない人は紀州犬を飼ってはなりません。家の中で遊んでやることで何とか満足するような犬がいるとすれば、散歩が嫌いだったり、できない人はそのような犬を探して飼っったらいいでしょう。

 生後5カ月で私のところのやってきて、紀州犬の大人のメス犬のシロが教師であり校長の学校に入ることになったのがブンです。紀州犬のオス犬のブンは、歯が全部そろい(完全に歯が生え替わっては下りませんが、下や内側から押し出してきた永久歯を確認できます。)、オスの象徴でもある陰嚢に二つの睾丸が下りてきていて、ベロ(舌)に黒い斑点もなく(生後1歳ころに大きいのができることがよくありますが)、この月齢としてはそこそこの体格をしておりますから、満足すべき犬です。

 私の愛犬の紀州犬の1歳半のメス犬のシロは、山などに連れて行って、放して歩ける犬であります。道行く人にやたらとじゃれつくので困りますが、人を襲ったり、犬に喧嘩をふっかけることのない犬です。こうしたことをことを注意深く観察して、確認して、子犬の学校の校長に任命したのです。

 自分が生んだ2頭の子犬が「里親」のもとに出て行ったのを機会に、紀州犬のオス犬とメス犬の子犬のお守りといいますか、教育係を飼い主の私から申しつけられたのです。思った通りに、シロは見事な教師ぶりを勤めるのです。生後4カ月になる子犬の遊び相手、適度な喧嘩相手、運動の相手、などしております。そして新に加わった生後5カ月の子犬のブンに対してもちゃんとした先生ぶりを示すのです。ブンはシロに噛みつくような素振りをして、実際に少し噛みついて襲いかかりますが、シロは適度にこれをいなして、犬の学校の生徒にしてしまったのです。

 これまでは先生のシロと生徒のポチとミーの3頭で一緒の食器から餌を食べておりましたが、ミーとシロの間に餌の取り合いをしようとする怪しい気配がありますので、シロと子犬との一緒の食事はさせないようににしました。大丈夫であったとしても、万が一ということがありますから、そのようにしたのです。

 親子の紀州犬をいつも一緒にさせていて、仲良く2年も過ごしてきたその中に、先に生まれた(先腹)の子を、とはいってもこの子はもう7歳になり、母犬は10歳になりますが、混ぜて遊ばせたところ、何かの弾みで三つどもえの喧嘩をすることがあるがありました。これは私のところのことではなく、知り合いのところのことです。犬の気持ちがどのようなことがきっかけになって変化するかは予測できません。

 そのようなことですから、犬のことを神様のように良く知った達人でなければ、飼い犬がどの子犬や余所の犬と仲良くするとは思ってはいけません。遊技のようなじゃれ合いもさせないにことしたことはありません。させてはいけないと言って良いかもしれません。親しい仲であっても相手の犬を傷つけるようなことがあると、人の仲もそのことが原因で引き裂かれることになります。そのような事例がありました。それは生後2年の大人の紀州犬のメス犬といつも仲良く遊んでいた西洋犬の小さな犬の間でのことです。どのような思いが紀州犬のメス犬に巡ったのかわかりませんが、その紀州犬が相手の小さな犬を怪我させたてしまったのです。紀州犬の飼い主は小さな西洋犬の飼い主に治療費として10万円を渡しました。私が西洋犬の持ち主であったら、怪我の責任は自分にあると思いますから、治療費は絶対に受け取りません。しかし西洋犬の飼い主はそれを受け取ったのです。腹の底では紀州犬の飼い主は自分だけの責任だとは思っていないのです。

 甘い甘い、甘ちゃんの、そしてありもしないロマンを飼い犬に託して、勝手な思いに舞い上がっているその飼い主とその家族に、そのようなことは止めなさい、と厳しく伝えていても、私の言葉を聞きません。今まで何ともなかったのだから、これからもなんともない。自分の飼い犬は絶対に犬を攻撃する犬ではないと、決めて自分の心を仕合わせにしているその状態に私は危機を感じておりました。この関係の甘ちゃんには喧嘩腰で説明して、怒鳴ってやるくらいのことをしないと効き目がありません。ときにはそのような事もしますが、今はばからしいからやりません。嫌われるだけですから。

 本当に、本当に、私はそのような遊技はさせるな、とくどくくどく説いていたのです。くどいですが、それまで良かったとしても、これからも良いということはありません。このようなことは何度も経験しております。しかし、この場合もやはり不幸な結果になりました。その紀州犬の飼い主は隣人と穏やかに付き合う心優しい好ましい人なのですが、自分のそうした行動は、同じ心で隣人の飼い犬後接していれば、人と同じように犬も付き合いをするのだろうと考えるのです。このような考え方はしてはなりません。結果として実際に「傷害事件」扱いになり、慰謝料と治療費の負担をすることになったのです。隣人との関係にも水が入り気まずくなるのです。

 ドッグランとかそのようなことが今の世の犬を飼う世界に流行っていて、それこそが犬の仕合わせであり、そうさせることが犬に対しての愛情の在り方だ考える風潮がありますが、果たしてこのドッグランのその遊技のなかに事故が起きていないかというとそうではありません。互いに同意して遊ばせていても怪我した側の人は治療費を受け取るということになっている世の中です。普段の行動だけで不確実な未来を勝手に推しはかることをしてはならないのです。このことは紀州を飼う人に問われれば喧嘩腰になってでも話していることですが、ことが起きてから分かったのでは遅いのです。このようなバカな飼い主を沢山見ているのです。しかし、こうしたことはもう話したくありません。

 ドッグランだの最近流行のことを紀州犬でやらなくったって良いじゃないですか。紀州犬は侍であり古武士です。オスとメスをわけて考えればメスは侍の嫁であり、古武士の嫁です。何か事があればともに命を絶つ覚悟だってあるのですよ。三船俊郎さんや高倉健さんにニコニコ顔をさせて、ミーちゃんハーちゃんのやることをさせるのは滑稽です。白い犬でどうしてもそのようなことをさせたければ、西洋犬で白いのは沢山おりますから、その中からそれに向いた犬を探してそのような遊びをすることを趣味にすればいいのです。

 紀州犬の生後5カ月少し前のオスの子犬「ブン」が、シロの学校に入校しました。シロは根っから良い犬です。自分から喧嘩をふっかけることはありません。ブンとシロは何日か犬舎の格子越しに顔を合わせて互いの状況を確かめており、鼻にしわをよせていがみ合うことがありませんでしたので、庭に放して遊ばせました。先生のシロと生徒ブンは待ってましたとばかりに、すごい勢いで庭を駆け回ります。ブンはシロの背後にまわってマウンティングをして権勢を主張しますが、シロは心得ていて走って逃げてやり過ごします。少し庭を駆け回って、シロとブンは口を互いに噛み合い、シロが眼のあたりを噛んだりします。子犬のブンは痛いと言ってキャンキャン泣きますが、シロが歯を立てたあとに血がにじむことはありません。手加減をしているのです。この大人と子供の2頭の紀州犬は放っておけば体力が尽きるまで庭を駆け、身体をグチャグチャと寄せ合って遊びます。

 メス犬の生後4カ月ほどのミーはブンに少し挑戦的な態度をとっているので、果たしてどうかなと庭に放すと、しばらくの駆け回っておりました。しかし、ミーがブンにマウンティングを繰り返していると、ブンがミーを襲って激しい喧嘩になります。非常に激しくブンがミーを噛み倒すので、用意してあった樫(かし)の棒でブンを殴ったら、ブンは横転してオシッコをピューと自分の顔にかけまし、気絶したようにそのまま動かなくなりました。死んだのかと心配になり、様子をみると息をしているので、放っておいたらしばらくそのままの状態で横たわっておりました。本当に気絶したのか、精神的な気絶なのか、あるいはまた演技なのか、よくは分かりません。飼い主は怪我をしない程度にぶっているのです。頭をぶたれたブンのその頭には血などでておりません。その昔、紀州犬のメスの子犬と柴犬のメスの子犬が喧嘩したので、それを離そうと1頭を吊り上げましたら、もう1頭が噛まれたまま暫く宙づりになっておりました。たとえ犬の喧嘩は子犬であっても人は手を出して分離しようとしてはなりません。人の手に大きな傷を負うこと必定です。そのようなことから、ミーとブンの遊技は要注意であり、無理に遊ばせることもないだろうという結論をだしております。

 オスのの生後3カ月の過ぎのポチとブンの間も怪しい気配はあります。先生のシロ、メスの生後4カ月の子犬のミー、オスの生後5カ月の子犬ブン、そしてオスの生後3カ月過ぎのポチの4頭を庭に放して遊ばせましたら、ポチが生意気にもブンの背中を噛んで挑戦するのです。途端にブンは反撃して、激しくポチを噛み倒すのです。細い杖のような棒で叩いた程度では離れませんが、その細い棒で強く叩いて二匹の子犬を引き離します。ポチは同じ犬に激しく痛めつけられたのは初めてのことであり、負けてキャンキャン言いながら脱糞をしておりました。そのあと庭の後の方に逃げていきましたが、その途中にも糞がありました。ポチは落ち着いてから更に大量に糞をするのですが、負け犬が仰向けになって脱糞したり、ひっくり返ったまま放尿する場面をこの日二つとも見ることになりました。
遊技でない権勢競争の激しさに直面したポチは庭の隅でしばらくジッとしていて遊びの仲間に加わりません。加わるとブンにまたしても酷(ひど)く虐(いじ)められるからです。落ち着いた後で同じように遊ぼうとしたら、やはりブンに攻撃されたのです。

 ブンとミーとポチは馴らしてやればこの3頭で適当に遊ぶことができるのですが、少しは危険や失敗があって、そうなると子犬たちが怪我してしまうので、無理はしないことにしました。ブンと喧嘩したときの傷がポチの鼻梁線(びりょうせん)につきました。血がにじんで、歯が走った跡が横に3センチメートルほどあるのです。人からの預かり犬ですから、顔貌(がんぼう)を崩してしまうような致命的な怪我をさせてしまってはなりません。ブンに打ち負かされたポチは、私のそばにぴったりとくっついているのはどうした訳でしょうか。

 シロの犬の学校は、シロとポチとミーの幼児クラス、シロとブンの小学生クラスに分けることにしました。4頭が入り交じりますと子犬たちはややこしくなるようです。シロは活発なブンを一番の遊び相手にします。

 私は紀州犬のメス犬のシロの学校と題してお伽の国のような話しをしております。書いていることはすべて事実ですが、すべての紀州犬がこのようにできる訳ではありません。たまたま性質のよいシロというメスの大人犬がいて、たまたま、或いはこの時期に限って喧嘩をしない2匹ポチとミーという子犬がいて、それにもう1頭ブンという子犬が加わったということです。ある程度の経験から今のうちは上手くいくと考えてシロに学校を開かせているだけのことです。事故の要因は子犬の成長などに伴う権勢主張ということなど、様々にありますから、折りをみて閉校ということになります。

 そのようなことで幼児組と小学生組の2クラスに分けての学校運営です。シロはそれにしても面倒見の良い犬です。シロがメスの子犬のミーに噛まれた鼻梁線の傷はカサブタが取れましたが、毛が生えるにはもう少し時間を要します。人の感情とは不思議なものでポチを怪我させたブンが憎くなるのです。そのようなことですから犬は喧嘩させてはなりませんし、怪我してもいけませんし、怪我させても駄目なのです。怪我させられると道理を超えて相手が憎くなるからです。


 紀州犬の歯のことを述べます。

 生後5カ月に完全歯になった紀州犬オス犬のブンです。生後4カ月の紀州犬メス犬のミーは門歯など何本かの永久歯がでてきております。生後3カ月過ぎの紀州犬オス犬のポチの永久歯は下あごから第一臼歯が生えてきていることがわかります。

 紀州犬(とはいっても犬一般に付いてイエスことですが)の子犬には28本の乳歯が生えております。上下とも門歯が6本、犬歯が2本、臼歯が3本で、上も下もそれぞれ14本です。

 大人に変化していくときに乳歯が永久歯に生え替わります。生後3カ月過ぎ、普通は4カ月ころから永久歯が生え始めます。生後3カ月過ぎのポチには犬歯の後に第一臼歯が生え始めており、肉が盛り上がりこれが歯であることがわかります。

 永久歯は上あごが、門歯6本、犬歯2本、臼歯が左右に6本でこの2倍、これらを寄せると20本です。永久歯の下あごは、門歯6本。犬歯2本、臼歯が左右に7本でこの2倍、これらを寄せると22本です。犬歯の後側の歯を臼歯として述べましたが別の分類になっているかも知れません。

 紀州犬の永久歯は上下わせて42本です。乳歯の28本が永久歯では42本になり、上下あわせて14本増えます。

 門歯は乳歯の6本がそのままの数で永久歯に生え替わります。門歯の永久歯は顎(あご)の内側から生えてきて、乳歯を外に押し出すようにして、はじき出します。犬歯は乳歯の同じに2本生えてきます。

 犬歯は永久歯が乳歯の前側に生えてきます。つまり門歯の側から生えてきます。永久歯が生えてきて乳歯が自然に生え替わるのが普通ですが、乳歯が歯つっこくそのまま残ることがあるので困ります。

 臼歯は上あごと下あごでは数が違い、下あごの方が上あごに対して列にして一つ、つまり2本多く生えます。臼歯の上あごの列は6つで、下あごの列は7つです。このように永久歯が生えるのは紀州犬(犬一般に)の顎の構造であるのです。上あごの臼歯の4列目は大きくて鉈(なた)のような形をしております。下あごの臼歯の5列目が同じような形です。肉を噛んだり、骨を噛んで砕くのに、上あごの4列目と下あごの5列目が大きな役割をなす事はその構造から明らかです。

 臼歯の永久歯の生え方です。

 第1臼歯は上下とも乳歯の無いところに生えてきます。門歯よりも先にこの歯が生えてくることがあります。門歯とほぼ同時と考えていてよいでしょう。第2臼歯は上下とも乳歯の内側から生えてきて、乳歯を押し出します。第3臼歯は上下とも乳歯のほぼ内側から生えていて、乳歯を押し出します。第4永久歯は上下とも乳歯の下から生えて乳歯を押し出します。上下とも第5臼歯は歯のないところからでてきます。上は第6臼歯までです。
下は第6臼歯の後側にオマケのように小さな丸い臼歯の第7臼歯が生えます。上下とも一番後の臼歯は小さいのです。


(読み返しが不十分斜めに変換ミスなどによる誤字、脱字などについてはご容赦ください)



紀州犬物語【紀州犬メス犬シロ(白)の物語】(1) (執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬メス犬シロ(白)の物語】(2) (執筆 横田俊英)
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紀州犬物語【紀州犬メス犬シロ(白)の物語】(37) (執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす日々】(38)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす日々】(39)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす日々】(40)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす日々】(41)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす日々】(42)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす日々】(43)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす日々】(44)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす日々】(45)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(1)】(46)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(2)】(47)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(3)】(48)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(4)】(49)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(5)】(50)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(1)】(51)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(2)】(52)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(3)】(53)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(6)】(54)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(4)】(55)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(1)】(56)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(2)】(57)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(3)】(58)(執筆 横田俊英)

紀州犬物語(61)【日本在来犬と紀州犬(その1)】(執筆横田俊英)
紀州犬物語(62)【日本在来犬と紀州犬(その2)】(執筆横田俊
紀州犬物語(63)【日本在来犬と紀州犬(その3)】(執筆横田俊英)


紀州犬物語(125)「沈着怜悧にして大人しくあって猪猟では勇猛果敢」な紀州犬。(横田俊英)

紀州犬物語153 気迫と威厳、忠実と従順、飾り気のない気品と風格、これが齋藤弘吉氏の日本犬観である。(横田俊英)


紀州犬物語153 気迫と威厳、忠実と従順、飾り気のない気品と風格、これが齋藤弘吉氏の日本犬観である。(横田俊英)
(タイトル)
人の肌は柔らかい、だから甲冑(かっちゅう)で防護する。)
(サブタイトル)
巷(ちまた)に流れる犬(イヌ)という言葉の意味と起源。
第153章 巷(ちまた)に流れる犬(イヌ)という言葉の意味と起源。執筆 横田俊


紀州犬物語(125)「沈着怜悧にして大人しくあって猪猟では勇猛果敢」な紀州犬。(横田俊英)
(タイトル)
「沈着怜悧にして大人しくあって猪猟では勇猛果敢」な紀州犬。
和歌山県日高郡旧美山村村長の有色紀州犬復活のための取り組み。
(サブタイトル)
「姿芸両全」(しげいりょうぜん)の紀州犬を育てるために狩猟を始める。このときに鉄砲を持つようになった。狩猟に出かけるのは犬を鍛錬するためである。
第125章 「沈着怜悧にして大人しくあって猪猟では勇猛果敢」な紀州犬。 執筆 横田俊英






紀州犬物語(63)【日本在来犬と紀州犬(その3)】(執筆横田俊英)
日本列島に古くからいた犬たちと縄文遺跡の犬骨
(純粋日本犬という言い方をする犬たちのこと)
(縄文期は犬は人の友だち、だった)


紀州犬物語(62)【日本在来犬と紀州犬(その2)】(執筆横田俊英)
縄文遺跡から犬の骨は出ており、旧石器時代の遺跡から犬の骨は出ていない
野尻湖で犬は人と伴にナウマン象を追ったか
(野尻湖のナウマン象の発掘調査では犬の骨は出ていない)
 

紀州犬物語(61)【日本在来犬と紀州犬(その1)】(執筆横田俊英)
遺跡からでてきた犬の骨とそのもっとも古い年代
(人と犬は利用し利用される共存関係にあった)


紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとブンの物語(5)】(60)(執筆 横田俊英)
第60章 紀州犬メスシロの学校とその生徒のポチとブンの物語(5)
(紀州犬の大人のメス犬のシロの学校で、生後5カ月の紀州犬のオス犬のポチと生後6カ月の紀州犬のオス犬のブンが教育を受け、訓練を積んでいるのです。ポチもブンも散歩を楽しみにしていて、綺麗な姿態と歩様で散歩ができるのです。)



紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(3)】(58)(執筆 横田俊英)
第58章 紀州犬メス シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(3)
(私は紀州犬のメス犬のシロの学校と題してお伽の国のような話しをしております。書いていることはすべて事実ですが、すべての紀州犬がこのようにできる訳ではありません。たまたま性質のよいシロというメス犬の大人がいて、たまたま、或いはこの時期に限って喧嘩をしない2匹の子犬がいて、それにもう1頭加わったということであります。子犬同士の折り合いがあって、幼児組と小学生組の2クラスに分けての学校運営になりました。)


紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(2)】(57)(執筆 横田俊英)
第57章 紀州犬メス シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(2)
(今で飼い主が寛いでいるときに、また夜にテレビを見ながらビールを飲んでいるときにポチとミーはその気配を全身で受けとめていて、声を掛けると犬舎の格子に顔を挟んで応えます。)


紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(1)】(56)(執筆 横田俊英)
第56章 紀州犬メス シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(1)
(子育てを終えたシロ(白)には生後3カ月ほどのオスとメスの子犬の学校の先生の新しい役目が与えられ、シロはこの仕事を喜んでしております。シロが先生を勤める学校の生徒はオスの子犬が「ポチ」で、メスの子犬が「ミー」です。シロとポチとミーの3頭は喧嘩とも見えるレスリング風の遊技を嬉々として演じております。)


紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(4)】(55)(執筆 横田俊英)
第55章 紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(4)
(ポチは生後76日に子育てを終えた白を母親代わりに暮らすことになりました。白は不思議なことにポチを自分の子犬と同じように遊技をしてやります。ポチもまた実の母親と思っているようです。あるいはただの犬の仲間と思っているのかも知れません。)


紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(6)】(54)(執筆 横田俊英)
第54章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(6)
(子犬は母親に徹底的に遊んでもらって、身体をうんと使い、手も足も腰も胴も身体を鍛えることになるのです。その遊びたるや人間の子どもが身体を動かすのを厭わないのと同じです。)


紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(3)】(53)(執筆 横田俊英)
第53章 紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(3)
(生後70日ころのポチは乗車訓練に取り組み、またリードをつけて60メートルほどの散歩の練習もします。家の向こうの畑で遊ぶポチはモンシロチョウやツバメを眼で追いかけて外界の様子を知っていくのです。)


紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(2)】(52)(執筆 横田俊英)
第52章 紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(2)
(子犬の喉につかえないことを前提に生後70日の頃にはパピーのほかに、ラン・ミールも少しだけ与えます。生後5カ月、6カ月、7カ月、8カ月になるに従ってラン・ミールの割合を増やして、生後8カ月過ぎにはラン・ミールを中心にします。一家の主人が紀州犬に惚れていないのなら紀州犬を飼ってはなりません。一家の主人と思いを同じにする家族のもとで飼われる紀州犬は仕合わせであり、その一家も仕合わせであることになります。)


紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(1)】(51)(執筆 横田俊英)
第51章 紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(1)
(チビの子どもの白と黒は母親と別れ、母親と別れてきた紀州犬オス犬のポチはこの家でずっと過ごしてきたように振る舞います。)


紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(5)】(50)(執筆 横田俊英)
第50章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(5)
(生後30日ころから母親は子犬が乳を吸いにくるとグワーと吠えて拒絶することがしばしばです。夜中にもこの声が聞こえます。犬の親と子の自然がここにあるのです。)


紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(4)】(49)(執筆 横田俊英)
第49章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(4)
(駐車場横の畑では菜の花が黄色い色を見事に周囲に放っております。この先一週間して春が進むと新緑の美しい季節になります。もう雑草むしりを余儀なくされました。)

紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(3)】(48)(執筆 横田俊英)
第48章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(3)
(子犬たちが生後三週間を迎えたこの日、遅れていた春が進んで、この地は梅の花とサクラの花と水仙とツツジに似た花が一斉に咲きました。)

紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(2)】(47)(執筆 横田俊英)
第47章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(2)
(子犬を身体をまるめて抱いて、お尻をなめて排泄を促してそれをなめてやってと健気な子育てがつづきます。)

紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(1)】(46)(執筆 横田俊英)
第46章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(1)
(シロが2匹の子犬を産んだその夜、空には金星が燦然と輝いておりました。)






紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(39)(執筆 横田俊英)
第39章 子犬のさまざまな行動への対応(紀州犬の躾け(シツケ)に関する考察)

(子犬は飼い主が思うようにはしつからない)


紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(40)(執筆 横田俊英)
第40章 安岡章太郎さんは紀州犬の気性の美しさを物語にした
(近藤啓太郎さんは飼い犬の健康美あるいは紀州犬特有の美しさに魅せられた)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(41)(執筆 横田俊英)
第41章 紀州犬が内に秘めている特性
(紀州犬の正しい理解のために近藤啓太郎さんと安岡章太郎の小説を読むことをお奨めします)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(42)(執筆 横田俊英)
第42章 泣かない騒がいのが紀州犬が美徳

(安岡章太郎さんのコンタは家に来た夜に、「ウォー」と一声あげただけでした)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(43)(執筆 横田俊英)
第43章 犬を飼うときに人の側の力量は何時でも不測しております
(紀州犬は歩く速度があるいはリズムが波長が人の散歩に調和しております)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(44)(執筆 横田俊英)
第44章 素直な、素朴な、賢い、格好いい紀州犬に育てたい
(藤井聡さんの『シツケの仕方で犬がどんどん賢くなる』を読めば人も犬も賢くなる)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(45)(執筆 横田俊英)
第45章 子犬を怪我させないことが一番大事
(子犬は親から離されるとしばらく夜泣きを含めてなくものだと考えていたらよいでしょう)


紀州犬物語【紀州犬メス犬シロ(白)の物語】(37) (執筆 横田俊英)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす日々】(38)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語 第38章 紀州犬に主従関係を教える、そして犬の性質を知る
(その問題は子犬の問題ではなく飼い主がつくっている問題なのです)




 
お渡しできる 紀州犬の 子犬

○紀州犬の子犬 白、オス 2012年1月初旬生まれ オス犬 その1。血統書込み 17万円 直ぐお渡しできます。
この子をお連れになれば、直ぐに散歩を楽しむことができます。格好のいい素晴らしい紀州犬が家庭にいることは楽しいことです。
オスですが、性格がよくて、優しいので、家庭犬として飼うにはとても良いと思います。良い縁があるとよいですね。
散歩ができて、夜泣きせず、必要に応じて家の護衛のための警報の行動をします。
 (この子は生後8カ月になりますが、めでたく完全歯になりました。感染症予防8種混合ワクチン3度接種済み。
  フィラリア薬も投与済み。虫下し薬投与済み。ダニ除けのフロントライン液滴下済み。狂犬病予防接種は新しい飼い主がしてください。)


○紀州犬の子犬 白、オス その1 2012年6月14生まれ (オス犬 その1です)血統書込み。ワクチン1回接種済み。10万円。直ぐお渡しできます。

○紀州犬の子犬 白、オス その2 2012年6月14生まれ (オス犬 その2です)血統書込み。ワクチン1回接種済み。10万円。直ぐお渡しできます。

○紀州犬の子犬 白、オス 2012年7月21日生まれ オス犬 その1。血統書込10万円。お渡しは9月初旬です。(メスの子犬ともおりますのでお問い合わせください。電話(携帯090−5580−8226))。兄弟犬で胡麻毛のオスの子犬も生まれていますのでお問い合わせください。携帯090−5580−8226 横田俊英(よこたしゅんえい)  

○紀州犬の子犬、胡麻毛 2012年7月21日生まれ オス犬 その1。血統書込10万円。お渡しは9月初旬です。(白のオスおよびメスの子犬もおりますのでお問い合わせください。電話(携帯090−5580−8226))。兄弟犬で白毛のオスの子犬も生まれていますのでお問い合わせください。携帯090−5580−8226 横田俊英(よこたしゅんえい)

○紀州犬の子犬 白、メス 2012年7月21日生まれ メス犬 その1。血統書込10万円。お渡しは9月初旬です。(オスの子犬ともおりますのでお問い合わせください。電話(携帯090−5580−8226))。白と胡麻毛のオスの子犬も生まれていますのでお問い合わせください。携帯090−5580−8226 横田俊英(よこたしゅんえい) 

○紀州犬の子犬、白、オス、2012年8月26日生まれ(出産予定)(オスその1) 血統書込10万円 予約受付中、お渡しは10月初旬 (携帯090-5580-8226横田俊英)

○紀州犬の子犬、白、オス、2012年8月26日生まれ(出産予定)(オスその2) 血統書込10万円 予約受付中、お渡しは10月初旬 (携帯090-5580-8226横田俊英)

○紀州犬の子犬、白、メス、2012年8月26日生まれ(出産予定)(メスその1) 血統書込10万円 予約受付中、お渡しは10月初旬 (携帯090-5580-8226横田俊英)

○紀州犬の子犬、白、メス、2012年8月26日生まれ(出産予定)(メスその2) 血統書込10万円 予約受付中、お渡しは10月初旬 (携帯090-5580-8226横田俊英)  
 
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