写真上。紀州犬オス犬そのBです。4歳4カ月。
写真上。紀州犬オス犬そのBです。4歳4カ月。
写真上。紀州犬オス犬そのBです。4歳4カ月。
写真上。紀州犬オス犬そのBです。4歳4カ月。
写真上。紀州犬オス犬そのBです。4歳4カ月。
写真上。紀州犬オス犬そのBです。4歳4カ月。ほかの写真と同じ日に撮影
しましたが、モードの設定によって毛色が違って写っております。
写真上。紀州犬オス犬そのB、生後5カ月と15日に記念撮影。
写真上。紀州犬オス犬そのB、生後7カ月と12日に記念撮影。
写真上。紀州犬オス犬そのBです。1歳8カ月と13日。
良く走る犬であり力も強い。換毛期のため尾は細い。
写真上。紀州犬オス犬そのA。3歳になったばかりのころ。まだ若さが残ります。
頭部の形状と頭部から口吻へのつながり方、そして耳差しという言い方をする耳
の角度など。沈んでいるようにみえる眼の状態など良い要素が備わっております。
毛質の良さが写真で見て取れます。耳には茶色が混じります。紀州犬の白さ、
いや白といっても白のなかに茶の混じる具合の在り方を良く考えたらいい。
「紀州の汚れ(白)は良助まで」という言葉が残されいます。
写真上。紀州犬オス犬そのBです。4歳4カ月。横顔です。
写真上。紀州犬オス犬そのAです。3歳になったばかりのオス犬です。
正面からの写真です。丸い口吻であることがわかります。
ブルドッグのように唇が垂れておりません。垂れた唇に箱形の口吻と
いった様相を示す紀州犬がいるのですが、そのような状態は好ましく
ないのです。眼もほどほどに切り上がることが大事です。下の瞼は
ほぼ直線かやや下に丸みを持ち、上瞼は三角か蛤状であることを望みます。
眼は大きすぎて丸いと西洋犬の何かの犬種のようになります。
外国で日本犬が人気になると外国人の感性に合うように、或いは実際
には迎合してしまって別の犬になってしまうことが多いのです。抑制の
きいた繁殖の仕方を地道に続けることが日本犬保存会の創始者と日本犬
をよく知る人が望ましいと考えていた紀州犬の未来に残していくことになるのでしょう。
写真上。紀州犬オス犬そのBです。4歳4カ月。横顔です。
下の写真と同じ日に撮影しましたが、モードの設定によって
毛色が違って写っております。
写真上。紀州犬オス犬そのBです。4歳4カ月。横顔です。
一段上のの写真と同じ日に撮影しましたが、モードの設定
によって毛色が違って写っております。
写真上。紀州犬のメスで生後5歳過ぎ。紀州犬オス犬そのAの子です。
紀州犬オス犬そのBの祖母犬でもあります。身体の構成などは良くできております。
背中も真っ直ぐです。肩胛骨の付き方は前進するときの脚の送りと連動するので
身体全体はこのような感じであるのが良いでしょう。
紀州犬物語170 紀州犬のオス犬 4歳4カ月の身体表現の写真(横田俊英)
(副題)(副副題)
第170章 紀州犬のオス犬 4歳4カ月の身体表現の写真 執筆 横田俊英
白い犬を飼っている。あれこれ10代ほど縦に続いている。10代つづいて同じ系統の犬である。系統の違う犬を飼ってみる。子を摂っても二代目には系統の癖が気になる。子を生ませるのを止める。白い犬はどのような姿態そして気性であるべきかを考える。系統の癖は見事なほどに現れる。
体のこと、身体のつくりはどうあるべきか。背丈、胴体の長さ、胸の深さ・落ち方、腰のくびれ、腰の張り、首の長さと太さ、自然に立った状態での首の角度、足の長さ、足の各関節の角度と望ましい付き方、これの前後肢、前後肢の先端に位置する指の握りが緊固であるか、とくに前肢の握り、握り拳の大きさ、胸の幅と胸から下がる脚が描く弧のようす(アーチの形状)、前方から見た状態での脚のねじれ、つまり肘の外転あるいは内転、脚の先端をなす握り部分の付き方、脚先端の握りの外への開きあるいは内への曲がり、尾の長さ、毛の太さ、長さ、硬さ、毛の色の状態、などのことを考える。
首から上のことについてもいろいろ考える。身体と頭部の均衡、頭(鉢)の大きさ、後頭部の張り、左右への広がり、丸いことを前提にして前後に長く横の広がりもあること、頭部と口吻部のつながり、その角度、口吻の太さと丸み、唇のようす、下顎のたくましさ、口が真っ直ぐに割れているか、その深さ、鼻鏡の形と色、耳の形と大きさと頭部ならびに口吻とつりあう角度、眼の形、眼の角度、眼の大きさ、虹彩の色、眼ぶちの色素、そして筋肉であるか、肥満質であるか、皮膚にたるみのないこと、など。
身体のようすのことを列挙したが他にも項目があることだろう。
気性はどうであるか。賢いか、気丈か、胆力はあるか、人に従順か、ほか。挙げる項目とその表現が難しい。口を開いて歯をみせるか、口を開いて薬を飲ませるか、立ち止まらせ駐立の姿勢を取らせたときに姿勢を維持できるか、に現れる気性。
健康であるか。病気をしない頑健な身体であるか。よく食べ、よく寝て、良く運動するか。交通量の少ない農道などで自転車で引いて走らせることを苦にしないか。よい便をするか。皮膚病を起こさないか。アレルギーをもっていないか。ほか。
私は上のように表現する。その表現は同時に数字その他のことを書き込まないけれども白い犬、つまり日本犬である紀州犬の在り方のことである。あれこれの細かなことの一々でもあるけれどの、それの総合としての紀州犬の在り方のことでもある。胡麻毛の紀州犬もいるから白い犬には限定しない。胡麻毛の紀州犬の在り方について、とくに毛の色のことについては語るほどの知識はない。
細かなことの一々を寄せ集めて足して引いて割ってという作業をする。ぱっと見でわかるという人は目の肥えた人である。
紀州犬の在り方については日本犬標準に依拠する。(日本犬標準は表さない)
犬は年齢によって身体のようすが変わる。頭部は概して歳を重ねるほどに大きくなる。2歳で一番格好良くなる犬がいる。3歳、4歳、5歳、6歳、7歳、8歳、9歳、10歳と歳を重ねるほどに渋みが増し体付きも良くなって格好良くなる犬がいる。
この項では白毛の紀州犬(紀州犬オス犬そのB)の生後5カ月から4歳4カ月までの写真を掲載した。生後5カ月15日、生後7カ月12日、生後1歳8カ月13日、生後4歳4カ月の写真である。年齢だけでいえば成長である。犬の姿・形などの内容ということになると成長・発展なのか後退なのか、良くは分からない。
人は犬をみる(勝手に良いとか悪いとか、思って犬をみる)。犬もまた人をみる。犬に慕われ信頼される人がいる。犬に嫌われる人もいる。犬の下部になる人もいる。犬と人との間は難しい。
(誤字、脱字、変換ミスなどを含めて表現に不十分なことがある場合はご判読ください。)
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