紀州犬物語(68) 大事なのは飼い主の心の在り方 (執筆 横田俊英)

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紀州犬物語(68) 大事なのは飼い主の心の在り方 執筆 横田俊英

醜い犬をみたら、誠に済まない、自分の努力が足りなくて、そのような姿の犬ができてしまった、と謝らなくてはなりません。
(人に一目されることもなく、褒められもせず、苦にもされないで、生きているその姿は美しいと思います。)

第68章 大事なのは飼い主の心の在り方


 
上は山中湖の岸辺からの富士山の夕暮れ。何もなく過ぎた休日に刺激を求めて1時間ばかり走って富士山を見に行きます。
 
写真上は1歳になる紀州犬のオス犬。
 
写真上は紀州犬の子犬で生後30日ほど。
写真下は、紀州犬用につくった犬舎です。夏には囲いをとって解放され、葦簀(よしず)た太陽の熱射を遮ります。  
 
(タイトル)
紀州犬物語(68) 大事なのは飼い主の心の在り方 執筆 横田俊英

醜い犬をみたら、誠に済まない、自分の努力が足りなくて、そのような姿の犬ができてしまった、と謝らなくてはなりません。
(人に一目されることもなく、褒められもせず、苦にもされないで、生きているその姿は美しいと思います。)


第68章 大事なのは飼い主の心の在り方




(本文)

 笑い話ではありません。本当にあることであり、それは私のことです。

 人がその犬は何という犬種ですか、と私に問いただします。

 私はその辺をうろついていた犬を拾って飼っているので、この犬は白い犬です、と答えます。

 近所のおじさんは私に、紀州犬が人気なんだってね、ソフトバンクのCMの影響もあって紀州犬の子犬が人気なんだということだよ、と話しかけてきます。

 私はああそうですか、と答えるだけです。

 私の知り合いのある人も私と同じように答えるといいます。

 そうすると相手は紀州犬のことを蕩々と語るのだといいます。

 暇なときは良いけれども急いでいるときには困ると述べておりました。

 白くて少し大きな犬で血統証明のない犬を獣医師は紀州犬だと決めけて、飼い主にそのように教えるのだといいます。そうすると飼い主は自分が飼っている犬は紀州犬だと同じように決めて、この犬の性質をもって紀州犬の性質と理解し、人にも語るのです。

 自分が飼っている犬は白い犬で、自分と一緒に楽しく暮らすことができればそれで良いのだ、と思ってはどうでしょうか。


 犬を繁殖してもロクな犬はできません。それにも増してロクでもない人が犬を飼うのですから、ロクなことにはなりません。

 ロクでなしの人の評論でロクでもない目に遭ってみればそのことがおわかりでしょう。

 ロクでない人間を相手に、犬のことをあれこれ、シツケの事をあれこれ、答えさせられている私です。

 犬を飼う前にロクでなしの人間がまともになって欲しいのです。

 犬を渡した人に、扉の付いた針金タイプの犬舎を応急で用意すればよく、その応急のためにということで輸送箱を渡したのですが、入り口の開いた樹脂製の犬舎を1万円ほど出して買ってきたというので、がっかりしてしまいました。

 人に話しは通じない、人は話しを聞いていない、ということを常日ごろ打ちのめされるように悟らされております。


 自分の飼い犬が何かの弾みや、何かの間違いで人の犬を噛んだり、人を噛むような事態が発生したらどうしますか。

 こちらも悪いけれども相手も悪いなどと言って、喧嘩を始めるわけにはいきません。

 このような間違いを犯さない方法は飼い犬と人や犬との接触をさせないことです。リードから犬が外れないようにすることです。人が犬に手を出すような状況とつくらないことです。

 すべてが相手の責任になる日本の現代です。これだけの用心をするに越したことはありませんし、そのようにしなければなりません。

 だからこそ私は犬は繋いで飼うな、扉の付いたしっかりした犬舎で飼い、その犬舎に人が手を出す状況をつくらないように、しようと説いているのです。とくと言うよりもそのようにしなければならないと考えております。

 噛む犬のことで何度も相談を受けます。噛むから誰かに貰って貰いたいなどと「のたまう」御仁なり叔母ちゃんがおります。焼いて食うか殺してしまえ、そうでなければ人が手を出せる状態をなくせ、と話します。噛む犬をありがたいと思って譲り受ける人などいるわけがありません。

 同じようなことで犬を飼うことが苦になったら犬を殺してしまったら良いでしょう。犬を飼うのが嫌になるのには、その犬が悪い犬だったり、家庭が崩壊するような状態が生じるからです。緊急事態に対して応急的に対応する世の中の仕組みにはなっていないのです。飼い犬を自分で殺さないで動物愛護センターに連れて行って、ここで殺すことがよく行われております。残念なことです。ファッションで犬を飼い、ファッションを取り替える時に犬を捨てる。捨てるときに犬は殺されるのです。この事実を知ると犬はファッションとして飼うようなことをしてはならないのだと強く思います。

 犬のシツケには要領があります。犬の性質を知ることが犬のシツケにつながります。藤井聡さんの著書『シツケの仕方で犬はどんどん賢くなる』(青春出版社、1,200円税別)は犬の性質を知るのに便利です。シツケの方法はこの人の本をいくつも買い集めて研究したらようでしょう。藤井さんの説や説明がすべての犬に当てはまる訳ではありません。多くの場合には飼い主のシツケに対する知識不足から生じる、当てはまらない、事柄になると思いますが。現実に即して実験し、行動を繰り返し、研究していきたいと思います。

 素人といいますか、一生の間に5頭程度の犬を飼う人の多くは犬を躾けることができません。あまりムキにならずに、そして理想を求めすぎないことが大事であると思います。

 犬を人に馴染ませ、人と楽しく暮らすように訓練するために、藤井聡さんの著書『シツケの仕方で犬はどんどん賢くなる』(青春出版社、1,200円税別)は大いに役立ちます。街の問題犬は、犬に問題があって問題犬になるのではなく、飼い主に問題があって問題犬が生み出されるのです。日本人の心に深くしみこんでいる間違った犬への観念を大掃除するのに『シツケの仕方で犬はどんどん賢くなる』は大いに役立ち、その観念が病気に属するのであれば、特効薬になります。


 犬の仕合わせを考えるときに人の世と人の仕合わせのことを併せて考えたいと思います。

 犬の顔の様子や身体の形がどうであったって大した問題ではありません。

 すべての人が美男俳優や美男歌手のような顔つきで街を歩いていると思うと気持ちが悪くなります。そのようなことは起こりえない、ことですから心配無用です。

 平均すれば紀州犬は紀州犬の様相を呈するのであって、そこから少しくらい外れていたって自分の飼い犬は紀州犬であるのです。

 それは同時にどんなに恰好が良い紀州犬であっても、すべてがそのように恰好が良いわけではなく、平均すればダサイ犬であるかも知れません。そして美男の犬からすべて美男の犬が生まれるわけではありません。美男の犬を飼っているからといって、一人だけ悦に入っているのは愚かなことです。その美男の犬のために不細工な犬を放逐してしまうなどということがあるかむしれませんが、褒められることではないのです。


 ダサイ犬をみたら、誠に済まない、自分の努力が足りなくて、そのような姿の犬ができてしまった、と謝らなくてはなりません。

 臆病で、同じことで神経質で、病気がちである犬を見たら、本当にごめんなさい、自分の繁殖の方法の間違いであったと謝らなくてはなりません。

 猛り狂って、犬を襲い、人を襲っている犬をみたら、どうか自分を噛むようにと身代わりにならなくてはなりません。そのような犬ができてしまったのは自分の繁殖の仕方に誤りがあったからだと、詫びなくてはなりません。

 展覧会に出てはビリになって、人には駄目犬だ、馬鹿犬だとののしられても、だけど自分は何も人に災いを与えるようなことはしていない、と自分の心に語りかけることで良いのです。

 犬の恰好が良くて展覧会で褒められると人は自分が偉くなったように思うようになります。

 褒められもせず、苦にもされないで、生きているその姿は美しいと思います。そして、
そのように私はなりたいと、私はうそぶきます。


(読み返しが不十分斜めに変換ミスなどによる誤字、脱字などについてはご容赦ください)





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紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(3)】(53)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(6)】(54)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(4)】(55)(執筆 横田俊英)
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紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(2)】(57)(執筆 横田俊英)
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紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーとブンの物語(4)】(59)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとブンの物語(5)】(60)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語(61)【日本在来犬と紀州犬(その1)】(執筆横田俊英)
紀州犬物語(62)【日本在来犬と紀州犬(その2)】(執筆横田俊英)
紀州犬物語(63)【日本在来犬と紀州犬(その3)】(執筆横田俊英)
紀州犬物語(64)【紀州犬と柴犬の飼い方と子犬の育て方(その1)】(執筆横田俊英)
紀州犬物語(65)【紀州犬と柴犬の飼い方と子犬の育て方(その2)】(執筆横田俊英)
紀州犬物語(66) 犬の性質を知る、犬を躾ける。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(67) 犬の安らぎ、犬の楽しみ、そして飼い主の幸福。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(68) 大事なのは飼い主の心の在り方 執筆 横田俊英
紀州犬物語(69) 人の仕合わせ、犬の仕合わせ 執筆 横田俊英

紀州犬物語(125)「沈着怜悧にして大人しくあって猪猟では勇猛果敢」な紀州犬。(横田俊英)


紀州犬物語153 気迫と威厳、忠実と従順、飾り気のない気品と風格、これが齋藤弘吉氏の日本犬観である。(横田俊英)


紀州犬物語153 気迫と威厳、忠実と従順、飾り気のない気品と風格、これが齋藤弘吉氏の日本犬観である。(横田俊英)
(タイトル)
人の肌は柔らかい、だから甲冑(かっちゅう)で防護する。)
(サブタイトル)
巷(ちまた)に流れる犬(イヌ)という言葉の意味と起源。
第153章 巷(ちまた)に流れる犬(イヌ)という言葉の意味と起源。執筆 横田俊英




紀州犬物語(125)「沈着怜悧にして大人しくあって猪猟では勇猛果敢」な紀州犬。(横田俊英)
(タイトル)
「沈着怜悧にして大人しくあって猪猟では勇猛果敢」な紀州犬。
和歌山県日高郡旧美山村村長の有色紀州犬復活のための取り組み。
(サブタイトル)
「姿芸両全」(しげいりょうぜん)の紀州犬を育てるために狩猟を始める。このときに鉄砲を持つようになった。狩猟に出かけるのは犬を鍛錬するためである。
第125章 「沈着怜悧にして大人しくあって猪猟では勇猛果敢」な紀州犬。 執筆 横田俊英




紀州犬物語(69) 人の仕合わせ、犬の仕合わせ 執筆 横田俊英
人の仕合わせ、犬の仕合わせ
(犬を飼うことは犬がいて楽しいという精神の状況を楽しむことです。そして犬の楽しみは飼い主とともに散歩をすることです。)
第69章 人の仕合わせ、犬の仕合わせ


紀州犬物語(68) 大事なのは飼い主の心の在り方 執筆 横田俊英
醜い犬をみたら、誠に済まない、自分の努力が足りなくて、そのような姿の犬ができてしまった、と謝らなくてはなりません。
(人に一目されることもなく、褒められもせず、苦にもされないで、生きているその姿は美しいと思います。)
第68章 大事なのは飼い主の心の在り方


紀州犬物語(67) 犬の安らぎ、犬の楽しみ、そして飼い主の幸福。 執筆 横田俊英
(飼い犬もまた飼い主のところで暮らすことに大きな安らぎを覚え、散歩に出れば最高に嬉しいという関係こそ最高の状態です。)
第66章 犬の安らぎ、犬の楽しみ、そして飼い主の幸福。


紀州犬物語(66) 犬の性質を知る、犬を躾ける。 執筆 横田俊英
(犬の心の有り様は人とは違います。人の心の有り様を犬の心の有り様だと思うことが犬を飼うときの間違いの大元になります。)
第66章 犬の性質を知る、犬を躾ける



紀州犬物語(65)【紀州犬と柴犬の飼い方と子犬の育て方(その2)】(執筆横田俊英)
日本犬は畳1畳ほどの大きさの犬舎を用意して、犬舎で飼うのが基本です。
鎖や長いロープにつないで飼う犬はキャンキャン吠え、また人を傷つけることが多い
(人の体格と犬の大きさと、その釣り合いのことを考える。)


紀州犬物語(64)【紀州犬と柴犬の子犬の育て方(その1)】(執筆横田俊英)
子犬を良い犬に育てて、一緒に散歩することを楽しんでください。
家に愛しい犬がいること、その犬と散歩を楽しむことが、犬を飼う醍醐味です。
(藤井聡さんの『しつけの仕方で犬はどんどん賢くなる』(青春出版社、1,200円)を読んで参考にしてください。)


紀州犬物語(63)【日本在来犬と紀州犬(その3)】(執筆横田俊英)
日本列島に古くからいた犬たちと縄文遺跡の犬骨
(純粋日本犬という言い方をする犬たちのこと)
(縄文期は犬は人の友だち、だった)


紀州犬物語(62)【日本在来犬と紀州犬(その2)】(執筆横田俊英)
縄文遺跡から犬の骨は出ており、旧石器時代の遺跡から犬の骨は出ていない
野尻湖で犬は人と伴にナウマン象を追ったか
(野尻湖のナウマン象の発掘調査では犬の骨は出ていない)


紀州犬物語(61)【日本在来犬と紀州犬(その1)】(執筆横田俊英)
遺跡からでてきた犬の骨とそのもっとも古い年代
(人と犬は利用し利用される共存関係にあった)


紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとブンの物語(5)】(60)(執筆 横田俊英)
第60章 紀州犬メスシロの学校とその生徒のポチとブンの物語(5)
(紀州犬の大人のメス犬のシロの学校で、生後5カ月の紀州犬のオス犬のポチと生後6カ月の紀州犬のオス犬のブンが教育を受け、訓練を積んでいるのです。ポチもブンも散歩を楽しみにしていて、綺麗な姿態と歩様で散歩ができるのです。)


紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーとブンの物語(4)】(59)(執筆 横田俊英)
第59章 紀州犬メス シロの学校とその生徒のポチとミーとブンの物語(4)
(詫びや寂などまだ先のことですから、対象外です。しかしブンより一月遅く産まれている紀州犬オス犬の「ポチ」のほうにそれを感じることがあります。三つ子の魂百まで、ということが言えるのでしょうか。)


紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(3)】(58)(執筆 横田俊英)
第58章 紀州犬メス シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(3)
(私は紀州犬のメス犬のシロの学校と題してお伽の国のような話しをしております。書いていることはすべて事実ですが、すべての紀州犬がこのようにできる訳ではありません。たまたま性質のよいシロというメス犬の大人がいて、たまたま、或いはこの時期に限って喧嘩をしない2匹の子犬がいて、それにもう1頭加わったということであります。子犬同士の折り合いがあって、幼児組と小学生組の2クラスに分けての学校運営になりました。)


紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(2)】(57)(執筆 横田俊英)
第57章 紀州犬メス シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(2)
(今で飼い主が寛いでいるときに、また夜にテレビを見ながらビールを飲んでいるときにポチとミーはその気配を全身で受けとめていて、声を掛けると犬舎の格子に顔を挟んで応えます。)


紀州犬物語【シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(1)】(56)(執筆 横田俊英)
第56章 紀州犬メス シロの学校とその生徒のポチとミーの物語(1)
(子育てを終えたシロ(白)には生後3カ月ほどのオスとメスの子犬の学校の先生の新しい役目が与えられ、シロはこの仕事を喜んでしております。シロが先生を勤める学校の生徒はオスの子犬が「ポチ」で、メスの子犬が「ミー」です。シロとポチとミーの3頭は喧嘩とも見えるレスリング風の遊技を嬉々として演じております。)


紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(4)】(55)(執筆 横田俊英)
第55章 紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(4)
(ポチは生後76日に子育てを終えた白を母親代わりに暮らすことになりました。白は不思議なことにポチを自分の子犬と同じように遊技をしてやります。ポチもまた実の母親と思っているようです。あるいはただの犬の仲間と思っているのかも知れません。)


紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(6)】(54)(執筆 横田俊英)
第54章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(6)
(子犬は母親に徹底的に遊んでもらって、身体をうんと使い、手も足も腰も胴も身体を鍛えることになるのです。その遊びたるや人間の子どもが身体を動かすのを厭わないのと同じです。)


紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(3)】(53)(執筆 横田俊英)
第53章 紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(3)
(生後70日ころのポチは乗車訓練に取り組み、またリードをつけて60メートルほどの散歩の練習もします。家の向こうの畑で遊ぶポチはモンシロチョウやツバメを眼で追いかけて外界の様子を知っていくのです。)


紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(2)】(52)(執筆 横田俊英)
第52章 紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(2)
(子犬の喉につかえないことを前提に生後70日の頃にはパピーのほかに、ラン・ミールも少しだけ与えます。生後5カ月、6カ月、7カ月、8カ月になるに従ってラン・ミールの割合を増やして、生後8カ月過ぎにはラン・ミールを中心にします。一家の主人が紀州犬に惚れていないのなら紀州犬を飼ってはなりません。一家の主人と思いを同じにする家族のもとで飼われる紀州犬は仕合わせであり、その一家も仕合わせであることになります。)


紀州犬物語【紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(1)】(51)(執筆 横田俊英)
第51章 紀州犬オス ぽち(ポチ)の物語(1)
(チビの子どもの白と黒は母親と別れ、母親と別れてきた紀州犬オス犬のポチはこの家でずっと過ごしてきたように振る舞います。)


紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(5)】(50)(執筆 横田俊英)
第50章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(5)
(生後30日ころから母親は子犬が乳を吸いにくるとグワーと吠えて拒絶することがしばしばです。夜中にもこの声が聞こえます。犬の親と子の自然がここにあるのです。)


紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(4)】(49)(執筆 横田俊英)
第49章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(4)
(駐車場横の畑では菜の花が黄色い色を見事に周囲に放っております。この先一週間して春が進むと新緑の美しい季節になります。もう雑草むしりを余儀なくされました。)

紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(3)】(48)(執筆 横田俊英)
第48章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(3)
(子犬たちが生後三週間を迎えたこの日、遅れていた春が進んで、この地は梅の花とサクラの花と水仙とツツジに似た花が一斉に咲きました。)

紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(2)】(47)(執筆 横田俊英)
第47章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(2)
(子犬を身体をまるめて抱いて、お尻をなめて排泄を促してそれをなめてやってと健気な子育てがつづきます。)

紀州犬物語【紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(1)】(46)(執筆 横田俊英)
第46章 紀州犬メス犬シロの出産と子育て物語(1)
(シロが2匹の子犬を産んだその夜、空には金星が燦然と輝いておりました。)






紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(39)(執筆 横田俊英)
第39章 子犬のさまざまな行動への対応(紀州犬の躾け(シツケ)に関する考察)

(子犬は飼い主が思うようにはしつからない)


紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(40)(執筆 横田俊英)
第40章 安岡章太郎さんは紀州犬の気性の美しさを物語にした
(近藤啓太郎さんは飼い犬の健康美あるいは紀州犬特有の美しさに魅せられた)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(41)(執筆 横田俊英)
第41章 紀州犬が内に秘めている特性
(紀州犬の正しい理解のために近藤啓太郎さんと安岡章太郎の小説を読むことをお奨めします)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(42)(執筆 横田俊英)
第42章 泣かない騒がいのが紀州犬が美徳

(安岡章太郎さんのコンタは家に来た夜に、「ウォー」と一声あげただけでした)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(43)(執筆 横田俊英)
第43章 犬を飼うときに人の側の力量は何時でも不測しております

(紀州犬は歩く速度があるいはリズムが波長が人の散歩に調和しております)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(44)(執筆 横田俊英)
第44章 素直な、素朴な、賢い、格好いい紀州犬に育てたい
(藤井聡さんの『シツケの仕方で犬がどんどん賢くなる』を読めば人も犬も賢くなる)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす】(45)(執筆 横田俊英)
第45章 子犬を怪我させないことが一番大事
(子犬は親から離されるとしばらく夜泣きを含めてなくものだと考えていたらよいでしょう)


紀州犬物語【紀州犬メス犬シロ(白)の物語】(37) (執筆 横田俊英)

紀州犬物語【紀州犬を連れて散歩し紀州犬と暮らす日々】(38)(執筆 横田俊英)
紀州犬物語 第38章 紀州犬に主従関係を教える、そして犬の性質を知る
(その問題は子犬の問題ではなく飼い主がつくっている問題なのです)








 
お渡しできる 紀州犬の 子犬

○紀州犬の子犬 白、オス 2012年1月初旬生まれ オス犬 その1。

○紀州犬の子犬 白、オス その1 2012年6月14生まれ (オス犬 その1です)

○紀州犬の子犬 白、オス その2 2012年6月14生まれ (オス犬 その2です)

○紀州犬の子犬 白、オス その1。(メスの子犬ともおりますのでお問い合わせください。電話(携帯090−5580−8226))。兄弟犬で胡麻毛のオスの子犬も生まれていますのでお問い合わせください。携帯090−5580−8226 横田俊英(よこたしゅんえい)  

○紀州犬の子犬、胡麻毛 オス犬 その1。(白のオスおよびメスの子犬もおりますのでお問い合わせください。電話(携帯090−5580−8226))。兄弟犬で白毛のオスの子犬も生まれていますのでお問い合わせください。携帯090−5580−8226 横田俊英(よこたしゅんえい)

○紀州犬の子犬 白、メス その1。(オスの子犬ともおりますのでお問い合わせください。電話(携帯090−5580−8226))。白と胡麻毛のオスの子犬も生まれていますのでお問い合わせください。携帯090−5580−8226 横田俊英(よこたしゅんえい) 

○紀州犬の子犬、白、オス、2012年8月26日生まれ(出産予定)(オスその1) 

○紀州犬の子犬、白、オス、2012年8月26日生まれ(出産予定)(オスその2)
○紀州犬の子犬、白、メス、2012年8月26日生まれ(出産予定)(メスその1)

○紀州犬の子犬、白、メス、2012年8月26日生まれ(出産予定)(メスその2)
 
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