紀州犬物語(128) 「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬が生後4カ月まで育った。執筆 横田俊英。
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紀州犬物語(128)「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬が生後4カ月まで育った。(横田俊英)
(タイトル)
「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬が生後4カ月まで育った。
(サブタイトル)
子犬が加わって4頭の犬と人の暮らしがここにある。
第128章 「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬が生後4カ月まで育った。 執筆 横田俊英
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生後四カ月の紀州犬オス犬のタケゾウ。
(前肢の腕関節の膨らみはこの後の成長を
予感させるということになっている)
生後四カ月の紀州犬のオス犬のタケゾウと
生後五カ月近くになる柴犬のメス。体格の比較のために。
紀州犬のオス犬が大きくみえ、柴犬メスが小さく見える。
生後五カ月近くの柴犬のメス。眼形が抜群に良い。
門歯も正常、上下の第一第二前臼歯も生えた。
(被毛の色とその冴えはなかなか。
耳が立ちきっていないのは愛嬌。
尾が堅く巻いていないのも良い。)
生まれたその日に撮影した紀州犬の白のオス犬「タケゾウ」
「土用の一つ子」は寒さなど気にならないから活発に動き回る。
産まれて3日目には母親の背中にのぼってコロリ。
乳を吸い終わると背中にのぼって遊ぶ。
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紀州犬物語(128)「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬が生後4カ月まで育った。(横田俊英)
(タイトル)
「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬が生後4カ月まで育った。
(サブタイトル)
子犬が加わって四頭の犬と人の暮らしがここにある。
第128章 「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬が生後4カ月まで育った。 執筆 横田俊英
(本文)
母親のお腹のレントゲン写真に写らなかった子犬が予定日に生まれた。母親のお腹に子犬がいたからだ。
獣医師は子犬はいないと判断していた。
獣医師はお腹の膨らみ具合をみると「いないんじゃないか」と言って、レントゲン写真は形だけということで一枚だけ撮影した。
うつぶせにして上から撮影したレントゲンでは子犬が母犬の背骨の背後になっていて見えなかったのである。
「子犬は居るはずだ」と確信していた私は奇妙な心情になった。
レントゲン写真に子犬の骨格の影がなく、獣医師の「いないんじゃないか」という断言が私をして「居ないかも知れない」と諦めさせた。諦めた後でも子犬は母親のお腹のなかで育っていた。
レントゲン撮影から出産までの10日ほどの間に母親のお腹の大きさに変化はなかった。陰部のふくらみは出産前の様子そのものではあった。諦めたために母犬の状態に眼を注がなかった。
忘れていて予定日に母親は子犬を生んだ。これまでと同じように60日の妊娠期間を経てと予定日に子犬を生んだ。
「子犬はいない」ということを告げられた私は肩すかしをくったような気分で夏の休暇を過ごした。
この年も夏の暑い日を長良川沿いの郡上市の民宿に四日逗留した。妻を郡上の徹夜踊り、白鳥(しろとり)の徹夜踊りの会場に連れて行き迎える。このような忙しさのなかにも母犬とほかの犬の世話をしながら、この地にきているこの母犬の子のその後のようすを見に出かけたり、名所旧跡を探訪して過ごした。
お腹に子どもが居ないはずの母犬は何事もなかったように子犬を生んだ。
人の側の見立ての誤りは犬には関係なく、子犬は何事もなく母親のお腹で育っていた。
予定日になると母親のお腹からでてきた。ケージのなかを這い回りその日のうちに母親の背中にのぼっては転げ落ちて遊んでいた。
母親は何度も子どもを育てている。健気(けなげ)に子育てをする犬である。このメス犬は十歳になった。
前年も同じように出産して三匹の子犬を生んだ。九歳の子育てのときは痩せ細り体力の回復も遅かった。
これは以前と同じだったのかも知れないが飼い主の私は母犬に済まない気持ちであることがそう思わせたのだろう。
子育てをするとメス犬はそのようなものなのだろう。妻はやせ細った母犬をみると痛ましいという。
前回の出産の三頭のうちオス犬を家におき、二頭生まれたメス犬の一頭は近所に、もう一頭は京都に近い大阪にいった。家においたオス犬と近所にいったメス犬は成長のようすをみることができ、その内容に不満はなかった。
母親と父親のこの組み合わせは悪くはないと思う。
そのようなことから前回出産から一年後、十歳になった母犬に子犬を生ませることにして、手はずどおりに上手くいっていった。母親のお腹に居た子犬の影がレントゲン写真にたまたま映っていなかった、という事情に振り回されたのではあるが。
一頭だけ生まれたオスの子犬をみて、母犬の体力のことを考えると「これでいいのだろう」と思う。
前回の出産と子育てのようすから妻は「ウメちゃんの出産はこれきりにしてください」という。
紀州犬にすれば三頭の子犬の出産と育児は数が多くて大変ということではない。だがウメの育児後の痩せかたは見ている者に痛ましさがあった。
ウメは十歳になって「土用の一つ子」を生んだ。母親のウメという愛称は梅の花が咲くころに生まれたことに由来し、高校生だった娘がそのように呼んだ。
生まれた子犬は白毛のオスであった。
一年前に生まれたオス犬を家においてあり、つづいてオス犬をおいておくことになった。
このようなことで私のところには四頭の紀州犬が飼われている。
仕事をしていて出張の旅行もある状態ではこの数が限度だ。
「土用の一つ子」の紀州犬のオス犬はまもなく生後四カ月になる。
「一つ子」であるためにこの子犬は兄弟姉妹とのにぎやかな遊技などをすることができない。このことを考慮して一日のうちのどこかで母親の犬舎にいれて遊ばせる。
犬舎にはいると子犬は母親にからみつき、ときに喉の付近に噛みつく。母親はガガガッと声をだして反撃する。子犬の行動は上位の立場のものにてしてはならない行為なのだ。
母犬の手痛いたしなめにあうと子犬はキャンキャンと啼いて行動を止める。しかし直ぐに同じこと繰り返してはやりこめられてキャンキャンと啼く。
ウメという母犬は何度も子どもを育てている。ウメの子どもに対する行動の内容を知っているので私は心配しない。子犬が母犬にやりこめられるのを見て「ウメ、もっとやれ」とつぶやく。
子犬が生後三カ月になるころに母犬は食べたものを吐き出して子犬に与える。子犬を犬舎にいれてやると直ぐにこれをする。母犬は子犬が口の周囲を舐めることが刺激になって食べ物を吐き出すらしい。
すでに子犬には十分に食事を与えているのでもういらないのだが、母犬はこれをする。
前後が逆だ、失敗したと私は思う。
食べ過ぎた子犬は下痢気味になるからだ。
母犬が子犬に吐き戻して食事を与えるのは二度ほどみた、それっきりである。
子犬のお腹が十分に満ちているのを知っているのだろう。
何時でも母犬が吐き戻して子犬に食事を与えるのであれば、そのことを予定して子犬の食事の計画を立てるのであるが母犬の吐き戻しの行動は気まぐれなものである。
口の周りを子犬がペロペロとなめると母犬は吐き戻しの刺激を受けるのだということになっているが、母親のウメは子犬が犬舎にはいった途端にこれをする。子犬は満腹なはずなのに母犬が吐瀉(としゃ)した半ごなれの食べ物をむしゃむしゃと食べる。そして母親に攻撃を仕掛けて跳ね返されてキャンキャン啼いて過ごす。そのような日課が生後四カ月近くまでつづく。
幼稚園のような母と子の暮らしがつづいて子犬はもうすぐ生後四カ月になる。
子犬は冷房をいれた居間で生まれ、外の畑では霜が何度も降りるようになった外の犬舎で育ってきた。
生後四カ月近くになる子犬は外にでれば細い尻尾をピンと上空に掲げて飼い主をひっぱって歩く。四つん這いのままで長しょんべんをし、草むらできっちりとウンチをする。それをみて飼い主は「よい子だ、よい子だ」と頬をゆるめる。
子犬の名前は「タケゾウ」という。
タケゾウとキーボードを打つと「武蔵」という漢字がでてくる。この子の名前は素直に付ければ「武蔵」なのかもしれない。この家では「タケゾウ」なのである。
「タケゾウ」は白のオス犬である。同じ日に生まれた知り合いの子犬に比べれば小さい。
何だかタケゾウが貧相にみえる。これでいいのだろうか、とときどき思う。
頭は小さいし、被毛も不足している。痩(や)せてもいる。身体をさわるとコチコチしていて骨っぽい。
紀州犬の愛好家はこのような状態の子犬をみたら好んで選ばない。
自分のところで生まれた犬だから私はこの子をおいてある。
生後42日のころに異様なほどに頭蓋骨が大きな犬がいればその子は好ましいからこれを選ぶ。
タケゾウは頭が小さい。痩せてもいる。被毛も薄く少ない。これでは積極的に選ぶ対象にはならない。
被毛が少ないのは「土用に生まれた子犬」にありがちなことである。同じように土用に生まれた知り合いのところの子犬はこうではないから私は惑う。
タケゾウは12月になって生後四カ月(120日)が間近になるころには毛の量が増えて、細かった尻尾も太くなってきた。それでも尻尾の毛は十分ではない。腰の末端、お尻の先にゴボウを植えた格好である。尻尾はゴボウであるけれどもその後ろ側はカミソリで削ったように平らになっている。
尾毛の後ろ側が手を合わせたようになっているのを「拝み尾」(おがみお)といって好ましく思われない。被毛の立ち具合が悪いからそうなるのだという説明もある。被毛の「開立」(かいりつ)が悪いと背中の毛はぺたーと寝たようになる。この状態が尾毛に現れたのが拝み尾なのだというのだ。
犬舎の前の畑に霜が何度も降りて気温は氷点下の手前にまで下がると妻はタケゾウを「家の中に入れましょうよ」と何度もいう。
それは要らない、と私は拒む。そのようなことでタケゾウは母親のウメの犬舎で夜を一緒に過ごすこともあれば、一人で過ごすこともある。
朝になって犬舎をみにいくとウメと一緒にいるタケゾウは扉に前足立ちして喜んだようにして出迎える。
直ぐにこの子にリードを付けて散歩につれだしたいのだが、ほかに先輩犬がいるのでそちらを先にして、やっとのことでタケゾウを散歩につれだす。
「オシッコもウンチもよく我慢したね」とつぶやきながらタケゾウを玄関からだすとサッサッサと駈けだし立ち止まると四つん這いのままでシィーッと長いオシッコをする。
この状態が「可愛い」と妻は言ってタケゾウの面倒をよくみる。
ウンチは少し歩いて畑の縁の茂みにする。
家に戻って母親の食事の半日分を与えてこれを食べ終わると直ぐにもう一度つれだす。すると同じようにオシッコとウンチをする。
これは子犬の排泄の訓練のためなのである。
タケゾウは一日に二度このような食事をして二度に分けて四回の散歩をする。
一日の食事の分量は生後4カ月を前にして母親や大人の犬の分量と同じだ。
このようにして生後四カ月の紀州犬の白のオスの子犬のタケゾウとその母のウメは暮らしている。
子犬を早く外につれだすために感染症予防のワクチンをタケゾウには生後三カ月までに三度接種している。
生後28日に二種混合ワクチン。
生後42日に八種混合ワクチン。
生後90日に八種混合ワクチン。
以上のようなことである。
ワクチン接種は接種回数が増えるごとに免疫ができる確率が高まる、ということになっている。
フィラリア予防薬は回虫などの駆除をかねて生後28日以降は月に二度ほど投与している。
そのようにしていても生後三カ月に旅行をしたら車酔いによる吐瀉物に回虫が一尾混じっていた。
投薬すれば効果がある、と決め込むことはできない。
育ててきた子犬に同じようなことがこれまで何度もある。
タケゾウは宮本武蔵の幼少時代と同じように獣(けだもの)じみた荒々しい行動をする。
歯のようすをみるために口を開けようとすると前足で突っ張って引っ掻く。断固として拒否する。
これは困ったことだ。
そのタケゾウの門歯(切歯)は生後四カ月を直前にして乳歯がぐらつき始めた。
下顎の真ん中の二本がぐらぐらして前にせり出しているのである。
この状態になると上顎の門歯の前にでているので飼い主は一瞬ハッとする。それでぐらついている乳歯二本を外すと噛み合わせは正常であった。
現在の噛み合わせが正常であっても生後七カ月、八カ月になると下顎が突き出て切端咬合になったり、アンダーショットになることがあるから注意深くようすを観察していなければならない。
タケゾウは生後四カ月近くになると急に身体が大きくなって子犬のようすが薄らいできた。
頭が大きくなり、顔は生意気そうになった。
何の気まぐれか妻がタケゾウを抱えて二階に昇ってきて私にその姿を見せるのである。
爪が伸びているのを知っていたので切ってやろうと爪切りをあててみると切るほどの伸びではなかったが、形だけ爪切りをした。
そのついでに口を開けてみたら、乳歯がぐらついていて下顎の門歯(切歯)が前に出ていたのである。それで一瞬ギョッとしたのであっった。
そのときにもタケゾウは口を開けるとの嫌がり咬む仕草をした。実際に咬んできた。また前足で私の手を強く払いのける。ヤンチャなのだ。
これではいけない。妻は私にタケゾウが凶暴に育たないようにシツケをしっかりしなければならないことを説く。
私は同意して「タケゾウは口をおさえるマウスコントロールをしたり、後ろから抱きかかえるスチルコントロールなどさまざまなことをして荒い行動を正して行くことにしよう」と話し、時折これをするように妻に伝える。もちろん私は散歩に出るたびにこのことをする。
そのようなことだから母犬のウメの犬舎にその子のタケゾウをいれて教育させている。
これだけでは十分ではないから、散歩のときやいろんな場面でタケゾウの口をつかんで、そして口を開けさせて歯とベロをみる。
四カ月近くになるタケゾウは門歯の噛み合わせとベロのようすを頻繁にみる。これが排泄の訓練とあわせてタケゾウの飼育のためにする大事なことである。
門歯は生後四カ月になると永久歯に生え替わる。そして乳歯の28本が徐々に永久歯に生え替わり、上下あわせて42本所定の位置に生えることで正常な犬の歯となる。
永久歯は門歯が上下それぞれ6本、犬歯が上下それぞれ2本、前臼歯が上下それぞれ8本(片がわ4本)、後臼歯が上4本(片がわ2本)、下6本(片がわ3本)ということで合計42本である。
これが紀州犬ほか日本犬の永久歯の数である。
門歯の噛み合わせが悪く切端咬合(せったんこうごう)になったり、下顎が長すぎてアンダーショットになったり、上顎が長すぎてオーバーショットになることは希ではない。
永久歯は下顎に生える歯が上顎より片側で一本多く左右あわせると二本多くてあわせて42本が定まっ位置に生えることで完全歯になる。
犬歯の後ろに生える前臼歯が生えてこないこともあり、こうした状態を欠歯(けっし)という。
生後二カ月から三カ月の犬の顎のようすはどうなっているかというと、乳歯の下側に永久歯が生えてきている。下顎標本によってこのことが示される。
永久歯があっても顎の歯肉の上に表出しない状態がある一方、永久歯が生えてこないこともある。
紀州犬の世界では完全歯であることが子を生ませるための条件のようになっている。歯のことはなかなか難儀な課題なのである。
日本犬あるいは紀州犬の永久歯のうち下顎の第1後臼歯がことのほか大きく、これが鉈(なた)あるいは鉞(まさかりが山状になっている。上顎は第4前臼歯がそのようである。
この下顎の第一後臼歯と上顎は第四前臼歯を使うとその剪断力(せんだんりょく)は凄まじい。肉をかみ砕き骨を断つ作用を備えている。
臼歯という表現になっていてもこの上下二つ、これが左右にあるこの歯は犬歯とともに特別な歯である。
下顎の第一後臼歯と上顎は第4前臼歯の後ろに生えている臼歯は文字どおりの臼状の歯であり、摺りつぶすために機能する。
舌に黒い斑点が大きくでていてはならない。生後七カ月ころになって黒い斑点がでてくることがあって飼い主をがっかりさせる。
背丈は育ってみないとわからない。
紀州犬の背丈はオス犬で52センチメートル、メス犬で49センチメートルと決められていて、これが背丈の紀州犬標準であり、この数値に対して上下3センチメートルの範囲であることが求められる。
この背丈も生後八カ月で所定の範囲を超えてしまうことがある。その反面、三歳過ぎてから定められた背丈の標準ぴったりになる犬もいる。
このような事情があるから紀州犬を愛好する人々にとって飼い犬の歯がそろい、背丈が所定の範囲に入るかは、大いなる心配事であり、このために一喜一憂する。
私の飼い犬の生後四カ月になるタケゾウは上の条件を満たしてはいない。まだその条件を備える月齢に達していないからだ。
それなのに飼い主の私はタケゾウの胸が深く落ちてきた、尾は差し尾のようだ、母犬のウメのように太刀尾になってくれないかな、腰つきも良い、しかし後肢が内股のような気がする、腰が少し細い、どうだろう。
頭は大きくなってきた、目つきも良い。好ましい犬になるだろうか、どうだろう。といったたわいない自問自答がつづく。
一緒に生まれた余所の犬は噛み合わせが心配だ、と飼い主が漏らしていた。
こういう心配をしてこれまで子犬を育ててきた私である。子犬を育てていれば何時でもこうした心配がつきまとう。
飼い主の都合で預かっている犬などは、その月齢になるとちゃんと歯が生えて完全歯になっているのだ。
祈りを込めて育てている犬になると、歯のことほか全てが心配の種になる。
心配してもなるようにしかならないのが犬の歯であり、背丈であり、舌にでてくる黒い班である。
顔つき、体つき、性格といったことがらも人の手が及びがたい。
子犬を育てている飼い主は神経衰弱になっているか、ノイローゼ状態になる。
飼い主のこのような心配など子犬にはまったく関係ない。
夕食のあとに夜の二度目の散歩で糞をしてきたタケゾウは母親の犬舎に飛び込むと母犬に噛みつきの口を舐めてはとガガガとやり返される。タケゾウは怯(ひる)まずにガガガッとやり返す。これは一時であり、やがて母犬の支配下で過ごす。
夜中になってガガガッという声がする。のタケゾウが規律違反をして母親にたしなめられられているのだ。
そのタケゾウは母親のウメが前回発情から六カ月になるころに、つまりタケゾウが四カ月になるころに次の発情を迎えた。母親が何かの弾みでタケゾウを痛めつけるといったことが危惧されたので、これを機会に母親と分離することになった。
この家には「タケゾウ」と、その一歳上の兄犬「ジュウベエ」と、十歳を過ぎた母犬の「ウメ」と、その孫のメス犬で六歳半を過ぎた「小梅」(コウメ)がいる。
一時(いっとき)は里親を探すために預かった犬がいたりして定員の四頭を超える犬を世話していたことがあった。これに飼い主を探すための子犬がいるときには人の手が追いつかない状態になる。
生まれた子犬の世話、飼い主が見つかるまでの子犬の世話は仕方ないにしても犬の数が増えると世話が行きどどかなくなる。
数日を要する旅行には飼い犬の全部を連れて行くので飼う犬の数は四頭が定員ということになり。
歳いった犬が二頭いれば若い犬は二頭ということになる。
若い犬は溌剌としていて飼い主を元気づける。
歳のいった犬は飼い主の心情がわかっているから人の理解者であるように見える。
十歳になるメス犬は猫や獣には険しい姿勢を取る。六歳半になる孫のメス犬も同じだ。
散歩道のあの場所には猫がいることを知っているので、そこまでは無心に走る。
一歳を過ぎたオス犬は散歩途中の坂道に飼われている犬が吠えたてるのに反応するのが生き甲斐のように、この坂道に近づくと活気づく。
犬が生きている動機の一つはこうしたことにあるのではないか。そのようにして犬は生きているのではないかとときどき思う。
そうこうするうちにタケゾウは生後四カ月になった。
門歯は上下すべてが出てはいないので噛み合わせの状態を判断できていない。
そうこうするうちに生後四カ月を過ぎるころには上下それぞれ二本の門歯がでてきて、噛み合わせは正常であることを確認できた。
このあとは犬歯の後ろに生える第一と第二の前臼歯が正常に生えることを祈りにする。
自信満々の名の知れた繁殖家がいて、この人に取り入って「これは良い犬になる」と渡された犬が生後五カ月になると下顎が異常に突き出ていわゆるアンダーショットになった。矯正手術によって補える状態を超えていた。
ある獣医師が上下それぞれ5ミリメートル、あわせて1センチメートルの歯の位置の矯正はできる、と述べていたという。
どんなに自信か、その延長のうぬぼれがあったとしても自分の犬は良い犬だと思ってはならない。
ましてや生まれた子犬が立派な犬だとご託宣をして人に渡してはならない。
その道の大家といわれる人が繁殖したいわれある日本犬が育ってみたら日本犬とは似ても似つかないドングリ目になり、小型犬であるその犬種のサイズをはるかに超えてしまったのである。
『ハラスのいた日々』(現在の刊行は文春文庫)の中野孝次が飼った犬が大きくなりすぎたのがこの事例であり、その次には何処の誰かということを言えない所の犬はそうである。
懇意にしているある人が話した。「現代の日本犬になるまでにはさまざまな血液が混じっている」と。
紀伊半島では小型犬の柴犬と中型犬の紀州犬とを区別して飼ってはいなかったということがあり、この地にいた小型の斑犬(ぶちいぬ)が現代の柴犬の祖犬になったという事情を見過ごすことはできない。
下顎の第四前臼歯が生えない事例を知っている。
歯に神経を使うのは欠歯の犬を繁殖に用いないという日本犬の世界の習わしがあるからだ。
健康で、性格が良くて、その犬種の特長を備えていることにくわえて、次ぎに子を生ますという繁殖の条件の一つに欠歯でないこと、あるいは完全歯であることがある。
心配なことであり、やきもきするのであるが、なってみなければわからない。
年老いた犬を含む四頭の紀州犬が暮らし、飼い主はこの犬たちの世話がときに重荷になる。
生後四カ月の紀州犬オス犬のタケゾウの無邪気な振る舞いは人の心を奮わせる。
散歩に連れ出したタケゾウがオシッコをしたウンチをしたという会話がこの家の人々には嬉しいことなのだ。
【特別な追記】
『しつけの仕方で犬はどんどん賢くなる』
(藤井聡著 青春出版社、税抜き1200円)
犬のシツケとは飼い主がその犬はこのようにあって欲しいと願う状態にすることである。
「こうあって欲しい」は飼い主によって決まります。
普通の家庭で飼う犬は人に危害を加えないこと、人の迷惑にならないこと、飼い主にとってこの犬と居ることが楽しいことなどである。
上に列記したことを簡単に言えば犬の性格が良いことです。
そして健康であることは飼い主にとって好都合です。
格好いいこと、可愛いこと、性格が良いこととなどは飼い犬がかわいがられる条件になります。
そのような犬を生むことができるような犬を飼うことも望みに含まれます。
犬が飼い主が望むような状態をめざそうとすると、犬の行動の仕方を理解しておくことが大事です。
犬の性質を理解する、ということです。
犬は狼の子孫であり、常に主従関係がはっきりした縦社会のなかで生きていて、犬の精神はそうした状況のもとにあります。
犬を仕付けて訓練することを考える前に、犬の性質を知ることが大事です。
このための手がかりとなる理論を本に書いているのが藤井聡さんです。
この人が書いた『しつけの仕方で犬はどんどん賢くなる』(青春出版社、税抜き1200円)です。
この本を読んで目が覚めた、という人が多くおります。
どうか読んでいない方は読んでください。
読んだ人ももう一度読んでください。
自分がしていることの過ちや犬への間違った理解に気づかされます。
私が紀州犬愛好家として申し上げる追加項目は、紀州犬の愛好家は避妊手術はしないことを慣わしとしているということです。
飼い犬の健康の状態、精神のことなど、特別な事情があれば上のことは違ってきます。
(誤字、脱字、変換ミスなどを含めて表現に不十分なことがある場合はご判読ください。)
(数字の表記が漢数字になったり、算用数字になったりしております。惑いつつ統一することをしませんでした。)
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紀州犬物語153 気迫と威厳、忠実と従順、飾り気のない気品と風格、これが齋藤弘吉氏の日本犬観である。(横田俊英)
(タイトル)
人の肌は柔らかい、だから甲冑(かっちゅう)で防護する。)
(サブタイトル)
巷(ちまた)に流れる犬(イヌ)という言葉の意味と起源。
第153章 巷(ちまた)に流れる犬(イヌ)という言葉の意味と起源。執筆 横田俊英
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紀州犬物語139 生後10カ月になったタケゾウは毎日8キロメートルのランニングをする。(横田俊英)
(タイトル)
後10カ月になったタケゾウは毎日8キロメートルのランニングをする。
(サブタイトル)
兄のジュウベエは2歳になった。2歳のジュウベエは発情が成熟したメス犬と交尾をした。
同じメス犬と生後10カ月のタケゾウを引き合わせたがタケゾウは交尾行動を起こさなかった。
第139章 後10カ月になったタケゾウは毎日8キロメートルのランニングをする。 執筆 横田俊英
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紀州犬物語138 成長が2カ月遅れている「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬「タケゾウ」(横田俊英)
(タイトル)
紀州犬物語138 成長が2カ月遅れている「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬「タケゾウ」
(サブタイトル)
生後8カ月に対して2カ月遅れて生後6カ月の状態にある紀州犬のオス犬「タケゾウ」
第138章 成長が2カ月遅れている「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬「タケゾウ」 執筆 横田俊英
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紀州犬物語137 生後9カ月直前に記念撮影をした「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬。(横田俊英)
(タイトル)
紀州犬物語137 生後9カ月直前に記念撮影をした「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬。
(サブタイトル)
なかなか大きくならないタケゾウの背丈は50センチメートルだって怪しい。
第137章 生後9カ月直前に記念撮影をした「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬。 執筆 横田俊英
紀州犬物語136 生後8カ月になっても車酔いがひどい「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬。(横田俊英)
(タイトル)
生後8カ月になっても車酔いがひどい「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬。
(サブタイトル)
生後8カ月になった「タケゾウ」の背丈は49センチメートルだ。
第136章 生後8カ月になっても車酔いがひどい「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬。 執筆 横田俊英
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紀州犬物語135「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後7カ月。(横田俊英)
(タイトル)
「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後7カ月。
(サブタイトル)
生後7カ月になっても背丈が44センチメートルというチビの紀州犬のオス犬の「タケゾウ」
第135章 「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後7カ月。 執筆 横田俊英
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紀州犬物語134「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後6カ月と15日。(横田俊英)
(タイトル)
「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後6カ月と15日。
(サブタイトル)
素朴さは美しさである。8歳になるメスの紀州犬をみた人が「美しい犬だ」といった。
第134章 「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後6カ月と15日。 執筆 横田俊英
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(次を新規に掲載しました。2016年1月2日初載、3日、4日、8日、12日,17日に少し追加。)
紀州犬物語129「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後5カ月。(横田俊英)
(タイトル)
「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後5カ月。
(サブタイトル)
朝みると子犬は倍の大きさになっていた。
第129章 「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後5カ月。 執筆 横田俊英
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紀州犬物語133「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後6カ月。(横田俊英)
(タイトル)
「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後6カ月。
(サブタイトル)
紀州犬(日本犬)の望ましい歯の在り方。
第133章 「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後6カ月。 執筆 横田俊英
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紀州犬物語129「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後5カ月。(横田俊英)
(タイトル)
「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後5カ月。
(サブタイトル)
朝みると子犬は倍の大きさになっていた。
第129章 「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後5カ月。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(128)「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬が生後4カ月まで育った。(横田俊英)
(タイトル)
「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬が生後4カ月まで育った。
(サブタイトル)
四頭の紀州犬と夫婦の暮らしがここにある。
第128章 「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬が生後4カ月まで育った。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(127)「土用の一つ子」を産んだ10歳のメス犬。-その1-(横田俊英)
(タイトル)
「土用の一つ子」を産んだ10歳のメス犬。-その1-
(サブタイトル)
レントゲン撮影に子犬の影はなかった。
キューンという啼き声を聞いた妻は「ウメちゃんはお産をするのではないですか」と確証じみて言う。
第127章 「土用の一つ子」を産んだ10歳のメス犬。-その1- 執筆 横田俊英
紀州犬物語(126)生後4カ月の胡麻毛の紀州犬のメスの子犬は外にでれば喜んで駈けウンチをしてオシッコをする。(横田俊英)
(タイトル)
生後4カ月の胡麻毛の紀州犬のメスの子犬は外にでれば喜んで駈けウンチをしてオシッコをする。
(サブタイトル)
「昔は有色の紀州犬がたくさんいた。むしろ、有色紀州犬に優秀な犬が多くいた」「紀州犬は白色有色を問わず生きた文化遺産だ」(和歌山県美山村長 池本功氏)
第126章 生後4カ月の胡麻毛の紀州犬のメスの子犬は外にでれば喜んで駈けウンチをしてオシッコをする。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(125)「沈着怜悧にして大人しくあって猪猟では勇猛果敢」な紀州犬。(横田俊英)
(タイトル)
「沈着怜悧にして大人しくあって猪猟では勇猛果敢」な紀州犬。
和歌山県日高郡旧美山村村長の有色紀州犬復活のための取り組み。
(サブタイトル)
「姿芸両全」(しげいりょうぜん)の紀州犬を育てるために狩猟を始める。このときに鉄砲を持つようになった。狩猟に出かけるのは犬を鍛錬するためである。
第125章 「沈着怜悧にして大人しくあって猪猟では勇猛果敢」な紀州犬。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(124) 犬歯のこと、そして完全歯のこと。(横田俊英)
(タイトル)
犬の歯のこと、そして完全歯のこと。
(サブタイトル)
永久歯が上22本、下20本、あわせて42本揃い、噛み合わせがせいじょうであることを願う。
切端咬合、オーバーショット、アンダーショットへの不安に襲われて神経衰弱になる。
第124章 犬歯のこと、そして完全歯のこと。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(123) 生後90日で駄目犬と見捨てられた紀州犬を普通の犬に戻して育てる。(横田俊英)
(タイトル)
生後90日で駄目犬と見捨てられた紀州犬を普通の犬に戻して育てる。
(サブタイトル)
犬が駄目になるのは人が犬になめられているからだ。
口吻をにぎり、口を開けさせて歯とベロを見させることを毎日すると犬は賢くなる。
第123章 生後90日で駄目犬と見捨てられた紀州犬を普通の犬に戻して育てる。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(122) 紀州犬は美しい(横田俊英)
(タイトル)
紀州犬は美しい。
性格が良くて、健康で、らしさを備えた紀州犬を飼いたい。
(サブタイトル)
紀州犬は美しい犬だと思います。良くできた紀州犬は美しい犬だ、という条件を付けなくてはならないかも知れません。
第122章 紀州犬は美しい。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(121) 紀州犬の頭蓋骨と耳の角度そして口吻のことを考える。(横田俊英)
(タイトル)
紀州犬の頭蓋骨と耳の角度そして口吻のことを考える。
耳の角度は頭部に直角でありたい、のです。
(サブタイトル)
「手拭いを固く絞ったような」と称される紀州犬はじめ日本犬の口吻の在り方です。丸い口吻がこれに適合します。
第121章 紀州犬の頭蓋骨と耳の角度そして口吻のことを考える。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(120)二つの白い犬がいる海辺の光景。波間を月が漂い満天の星が犬と人の暮らしを照らす。(横田俊英)
(タイトル)
二つの白い犬がいる海辺の光景。波間を月が漂い満天の星が犬と人の暮らしを照らす。
(サブタイトル)
東京湾をわたるアクアラインが房総半島に届いたところに二匹の犬と夫婦の暮らしがあります。
第120章 二つの白い犬がいる海辺の光景。波間を月が漂い満天の星が犬と人の暮らしを照らす。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(119) 紀州犬の気性と行動、犬のさまざまな癖(くせ)など。 執筆 横田俊英。
(タイトル)
紀州犬の気性と行動、犬のさまざまな癖(くせ)など。
(サブタイトル)
紀州犬といわず犬にはさまざまな癖があり、同じ犬種でも気性と行動は違う。
第119章 紀州犬の気性と行動、犬のさまざまな癖(くせ)など。 執筆 横田俊英
紀州犬物語(118) 紀州犬の姿と形そして顔と身体のことなど。 執筆 横田俊英。
(タイトル)
紀州犬の姿と形そして顔と身体のことなど。
(サブタイトル)
紀州犬の姿と形、そして顔つきと身体つきについて、見て感じる事柄。
第118章 紀州犬の姿と形そして顔と身体のことなど。 執筆 横田俊英
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紀州犬物語(114)日本の犬、紀州犬および柴犬の祖犬と縄文・弥生期の犬について。 執筆 横田俊英。
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日本の犬、紀州犬および柴犬の祖犬と縄文・弥生期の犬について。
(サブタイトル)
犬は日本最古でまた人類最古の家畜。釈迦堂遺跡博物館にある縄文期の犬笛と犬の骨。
第114章 日本の犬、紀州犬および柴犬の祖犬と縄文・弥生期の犬について。 執筆 横田俊英
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○紀州犬の子犬 白、オス 2012年1月初旬生まれ オス犬 その1。
○紀州犬の子犬 白、オス その1 2012年6月14生まれ (オス犬 その1です)
○紀州犬の子犬 白、オス その2 2012年6月14生まれ (オス犬 その2です)
○紀州犬の子犬 白、オス 2012年7月21日生まれ オス犬 その1。
○紀州犬の子犬、胡麻毛 2012年7月21日生まれ オス犬 その1。
○紀州犬の子犬 白、メス 2012年7月21日生まれ メス犬 その1。
○紀州犬の子犬、白、2012年8月26日生まれ(オスその1)
○紀州犬の子犬、白、2012年8月26日生まれ(オスその2)
○紀州犬の子犬、白、2012年8月26日生まれ(メスその1)
○紀州犬の子犬、白、2012年8月26日生まれ(メスその2)
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