苺、マグロ、御前埼灯台、浜岡原発 甲斐鐵太郞
暗澹たる気持ちで浜岡原発の施設を横に見て御前崎灯台に行った。
苺、マグロ、御前埼灯台、浜岡原発 甲斐鐵太郞
魚市場でマグロの切り落としを土産にする。
浜松付近は苺の産地でもあった。
苺、マグロ、御前埼灯台、浜岡原発 甲斐鐵太郞
曇天の海岸には波頭がたっていた。窓の外の川の向こうに
浜岡原発があった。ホテルの窓から浜岡原発をみていた。
苺、マグロ、御前埼灯台、浜岡原発 甲斐鐵太郞
Kホテルの窓から見える曇天の空のもと浜岡原発施設。
苺、マグロ、御前埼灯台、浜岡原発 甲斐鐵太郞
浜岡原発だ。津波は堤防を越える。大地震で原子炉が破損する。
（タイトル）
苺、マグロ、御前埼灯台、浜岡原発 甲斐鐵太郞
（本文）
御前埼灯台を目指して浜名湖のある海岸を北に走っていた。すると岸辺に巨大な建物があった。中部電力の浜岡原発であった。という表現には嘘があって浜岡原発そばのビジネスホテルに宿をとったら眼下に浜岡原発の施設が見えた。国道から立木などで目隠しをしていた見えないようにしている。
浜岡原発の立地とその姿をみるために旅の途中でKホテルに泊まったのだ。ホテルの窓から浜岡原発をみていた。曇天の海岸には波頭がたっていた。窓の外の川の向こうに浜岡原発があった。施設は福島第一原発と同じように海辺にある。
ここは津波が押し寄せる場所だ。中部電力が浜岡3、4号機に関する2019年5月24日に原子力規制委員会に対しての再稼働審査の会合で報告した資料では、南海トラフ巨大地震による津波は最大22.5メートルである。それまでの想定は21.1メートルで、海面からの高さ22メートルの防潮堤を建設済みだが、新たな試算では津波が0.5メートル上回った。南海トラフで地震や津波を起こすプレートの破壊が始まる地点を1カ所だけでなく、6カ所に増やすなどして試算すると原発の敷地前面での津波高が22.5メートルであった。中部電は3、4号機運転再開をするつもりでいる。
浜岡原発は日本で一番に危険な原発である。大津波への防御がないからだ。海底の地形、波の動きなどで津波の高さがどこまでも上がる。津波高さを低く見積もってはならない。地震と津波への備えなど実質上はない。瞬時に水没し、あるいは地面が割れることがおこると原子炉は停まらない。福島第一原発は房総一歩手前の状況であった。
浜松付近は強い風が吹く地域であることを用命するように大きなプロペラの風力発電機が海辺にも山の上にも多数据えてあった。三ヶ日蜜柑の畑の脇には電気畑が広がっている。
暗澹たる気持ちで浜岡原発の施設を横に見て御前崎灯台に行った。観光客のない灯台の近くの宿と土産物屋は所在なげである。東海岸の白い波頭は日本海の雰囲気を醸していた。
魚市場でマグロの切り落としを土産にする。浜松付近は苺の産地でもあった。
2020-03-05-strawberry-tuna-omaezaki-lighthouse-hamaoka-nuclear-power-plant-
菅谷昭（すげのや あきら）-Wikipedia
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