10月12日、川上村のレタス畑は最後の収穫をしていた 執筆 甲斐鐵太郎
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10月12日、川上村のレタス畑は最後の収穫をしていた
トラクターが走る。収穫を終えたレタス畑を翌季のために耕す。
10月12日、川上村のレタス畑は最後の収穫をしていた
トラクターは育ち切らなかったレタスを踏みつぶしている
10月12日、川上村のレタス畑は最後の収穫をしていた 執筆 甲斐鐵太郎
レタスは終わっていた。畑の青い色は白菜であった。
10月12日、川上村のレタス畑は最後の収穫をしていた 執筆 甲斐鐵太郎
出荷用の段ボールに畑の野菜を直に詰める
(タイトル)
10月12日、川上村のレタス畑は最後の収穫をしていた 執筆 甲斐鐵太郎
(本文)
土曜日が一月以上ふさがっている。秋の景色を見たい。一つだけ空いている土曜日に信州川上村のレタス畑を見にでかけた。10月12日である。
川上村と山梨県韮崎市の境にある信州峠を越える。右手には瑞牆山(みずがきやま)と金峰山がみえる。雲が頂上を覆っている秋の午後である。
レタスは終わっていた。畑の青い色は白菜であった。キャベツは育ち切らなかったのが残されていた。中国人の季節労働者が採り入れをしている姿をみた。最後の一組で四人がいた。
トラクターの後に荷台をつけてそこの出荷用の段ボールを積んであった。畑の野菜を直に詰める。トラクターはさまざまな機能をもつ。フードのトラクターが止まっていた。足元には茶色のレタスが植えられていた。撮影した写真をみると季節が過ぎて育ち切らなかったレタスを踏みつぶしているのである。過行く川上村の秋である。
信州をぐるりと回って同じ信州峠を越えて東京に向かった。
2018-10-24-on-october-12-the-lettuce-field-at-kawakami-village-was-the-last-harvest-writing-tetutaro-kai-
(写真と文は甲斐鐵太郎)
10月12日、川上村のレタス畑は最後の収穫をしていた 執筆 甲斐鐵太郎