戦艦大和の15m長の測距儀と水平線の向こうの標的
Battleship Yamato's 15m long rangefinding and target beyond the horizen
戦艦大和の15m長の測距儀と水平線の向こうの標的
戦艦大和の15m長の測距儀と水平線の向こうの標的
計量計測のエッセー
戦艦大和の15m長の測距儀と水平線の向こうの標的


1941年10月20日、豊後水道の宿毛湾沖合付近を公試航行中の大和(ウッキペデアより)。

戦艦大和の15m長の測距儀と水平線の向こうの標的

(本文)


 原始の状態にあって人は人と仲良くできたのかどうかはわからない。アフリカの部族対立、スペインなどの南米大陸での原住民族の支配の仕方からすると、人は人を襲うことが普通になされる。日本の戦国時代の戦(いくさ)と織田信長の比叡山焼き討ち、一向衆殲滅行動などから、人の殺戮行動は特別なものではない。人道主義とは、人間性にんげんせいを尊重そんちょうする思想でありヒューマニズム。啓蒙主義は、理性による思考の普遍性と不変性を主張する思想。17世紀後半にイギリスで興り、18世紀のヨーロッパに広がり、フランスでは政治的影響力を持ち、フランス革命をもたらした。人および市民の権利の宣言を人権宣言といい、フランス革命初期の1789年8月26日憲法制定国民議会が可決した。人間は生れながら自由・平等であり、人間のもつ自然権として自由・財産・安全および圧制への抵抗をあげ、さらに主権在民、自由権と法の原理、法定手続保障、思想・言論・出版の自由、武力、租税、法の前の平等、三権分立、財産権の不可侵などを定め、のち1791年憲法に前文として付された。信仰の自由や労働者の団結権などは除かれていたが、自然法の思想に基づく市民社会の原理を確立したものとして、アメリカ独立宣言とともに歴史的意義は大きい。人が人を殺してはならないという道徳観念を体系立てたのは近代の思想であった。

 縄文時代晩期(前4世紀)の環濠集落が北九州にある。北海道の静川遺跡にも環濠集落がある。弥生時代では吉野ケ里遺跡が環濠集落として形成された。その後は古墳時代を通じて環濠をめぐらしてその内側に家城を築いた。豊臣秀吉の大阪城は徳川家康の砲撃で守りのための砦の意味を失った。中国では紀元前214年に始皇帝が匈奴など北方の異民族の侵攻の防御のために長城形式の砦を築いた。明代の長城は防衛のために中国本土に近くになり、北京付近の長城は北京から100km付近に建設された。

 騎馬や弓矢そして歩兵への防御に役立った長城あるいは環濠は大砲に大しては役立たなくなった。境界としての意味はあるものの武田信玄が唱えたといわれる人は城、人は石垣にかわる。海は境界である。大陸間弾道弾を防御できる技術が確立されているか不明である。ロケット砲によってウクライナに侵攻するロシアの戦車隊は大きな損害を受けた。大型巡洋艦もロケット砲に被弾して沈没した。戦闘機あるいは爆撃機がどれほど機能するか怪しい。日本の日本の自衛員数は247,154人、473億ドルの防衛費であり、防衛費は世界大6位。航空母艦や巡洋艦などの軍艦、戦車がどれほど役に立つのかという疑問を浮き彫りにしたのがロシアのウクライナ侵攻における軍事行動である。

 的を射止めるのに弓矢は人の感覚を用いた。鉄砲では標準器を設けるようになった。戦艦の砲撃には大きな測距儀が使われた。戦艦大和は最大砲戦距離が4万メートル近くなるため、15メートルの巨大な測距儀が開発され、各主砲塔と艦橋最上部に装備された。主砲塔は海面からの高さは10数メートルであるため4万メートル先の目標は水平線の向こうなので見ることはできない。砲塔測距儀が最大砲戦距離で現実に能力を発揮することは考えられない。万一の近距離砲戦のために装備されていた。砲弾の誘導方式は多様になっていたGPSのように人工衛星を利用するものもある。戦争への備え、あるいは侵略への備えとして軍事産業を用意し兵器をどれくらい造るべきなのか、軍事装備が米国への依存になっている日本の国防は意味をなしているのか、といった疑問が残る。第二次大戦も末期には爆弾を抱えた飛行機を人が誘導して敵艦に向かった。

 日本海海戦でロシア海軍と対峙した日本の連合艦隊の旗艦三笠と同型艦の敷島、初瀬、朝日などは主にイギリスの造船所に発注して建造されていた。ロシアも軍艦を欲しがっていた。英国が製造する軍艦と火装によって別の国が海戦をした。国家予算は軍艦購入に多くを割かれる。喰うか喰われるかという状況にあったのか、あるいは造船大国の思惑が背後で働いての日露の戦争であったのか疑問が残る。旗艦三笠などは座礁して修理を余儀なくされた。火薬庫の爆発が原因で一度沈没して引き上げ後に修理して復帰した。大型艦船は潜水艦の標的になった。対抗して駆逐艦がつくられても潜水艦が優位であった。航空機による艦船攻撃が始まる。戦艦大和と爆弾搭載の爆撃機のの建造費は比較にならない。昭和19年(1944年)6月のサイパン島陥落B29の前線基地が建設されて以後は日本はグアムから飛来するB29の爆撃や艦船からの艦砲射撃によって軍需工場や軍事施設を目標とする本格的な爆撃が始まり、同時に普通の都市市街地への爆弾投下が行われるようになって日本の主要都市は焼けつくされた。戦争において人道は事実上ない。

2022-05-19-battleship-yamatos-15m-long-rangefinding-and-target-beyond-the-horizen-

【資料】

計量計測のエッセー

計量士の権限拡大の方策

太陽光発電が原子力や水力を上回る

計量法と取引・証明と計量管理と計量単位の使用

資源高が製造コストを持ち上げ輸出に好作用しない

戦艦大和の15m長の測距儀と水平線の向こうの標的

軍事経済と平和経済そして計量器産業

地震と火山噴火の予測と被害軽減策

計量行政は社会に共通した資本財を構成する

電動アシスト自転車の普及と技術革新

計量法のハカリの指定定期機関制度運用の現状

入学難易度によって自己を評価付けする現代の人々

地球温暖化と花見酒の経済

2022年日本経済の素描

質量の地球での振る舞いかた

質量の起源を探る

質量の起源の究明と質量計測の取回しの実際

数学者と物理学者は数式によって実現されることを事実だと考えている

重力とは 重力の単位 地球の重力値 重力の作用

池袋事故におけるハイブリット車暴走の原因は誤操作によるか機械故障か

新型コロナウイルス感染症ワクチン

走り、曲がり、止まるという車の機能にはさまざまな技術要素と交通事故

計量行政職員は計量の安全を守る護民官として位置づけられていた

カーボンニュートラルという虚構政策

科学研究費に求める成果に振り回される人々

人の言葉の基(もとい)は教養である

人口減少の事情と日本の50年先の状態

2020年日本経済の素描

机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学

新型コロナウイルス感染症COVID-19対応の温度計測機器

文武両道は集団催眠がもたらした言葉だ

日本の次世代経済はのみの市経済か

COVID-19に感染したら生命と財産を何とか守ってやる

バベルの塔に似た都市集中と林の中の工場との対比

新自由主義批判にも聞こえるトマス・モアのユートピア

COVID-19におびえて洞窟に3カ月避難した日本

新型コロナ対応で経済を止める愚挙

下気道感染症で300万人、下痢性疾患で140万人、結核130 万人、これと新型ウイルスを比較する

新型コロナウイルスと肺炎疾患を考える

新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午前2時時点)AFP 2020年3月18日 5:23発信地:パリ

新型コロナウイルス感染症で体温計が市場から消えた

(不適切な表現などについては意に反するものですのでご容赦ください)

2020-06-15-japan-frightened-by-covid-19-and-evacuated-to-a-cave-for-3-months-
 
計量計測のエッセー


よく働くことを喜びとする 渋沢栄一の論語と算盤

日本の学生の無駄な一年を取り戻す

読み書きソロバンができない大学生

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机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学

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新型コロナウイルスへの国と東京都の対応の是非

新型コロナウイルス感染症で体温計が市場から消えた

新型インフルエンザ薬タミフル誤計量と天秤の改善措置

【資料】新型コロナウイルスと肺炎疾患を考える
【資料】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午前2時時点)AFP 2020年3月18日 5:23発信地:パリ

計測と計量管理の教養こそ計測技術者が身につけるべきこと

計測がねじ曲げられると白が黒になる(白いものを黒くしてしまう社会の掟の怖さ)

いつでも使える計量辞書としての国際単位系ページの利用

田中館愛橘の物理普及講演と寺田寅彦の物理学を元にした随筆

適正な計量の実施は国家と地方公共団体が共同して実現すべきもの

富士山より高かった八ヶ岳が崩壊すると泥流は甲府盆地の向こうまで流れた執筆 甲斐鐵太郞
韮崎と須玉に連なる丘の七里岩は八ヶ岳崩壊による岩屑(がんせつ)なだれの跡だ


計量計測のエッセー ( 2018年1月22日から日本計量新報の社説と同じ内容の論説です)

素直でない人は嘘をつく 素直とは正直者のことだ

法人とその構成員の意欲と能力を映し出しているwebサイト

数値や言葉を翻訳変換して診断する

大手情報媒体が低俗化しフェイク情報が充満する

人は他の人を映し鏡として生きる意義を成立されている

カメラの撮影枚数にみる技術開発とリチウムイオン電池


地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ

球速表示160kmは確かか(球速表示160kmは信ずるに値するものなのか)

内需依存型産業社会日本と人口減少社会の在り方

(タイトル)
控えめな計量法が適用されて実現する平和な社会
(サブタイトル)キログラムの単位記号はkgでありKGではない。メートルの単位記号はmでありMではない。

計量の教養こそ身に付けるべき課題だ

0.1%の計量器の検定・検査が世のなかに適正計量を実現をもたらす

地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ
見えないモノを見えるようにする計測技術
強い欲求をもっているとニーズは自ずと分かるものらしい
すべては丈夫な身体と丈夫な心あってこそ
消費は人口減少の度合いで減りGDPも同様に推移する
キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上
質量と重量の違い及び質量の単位キログラムの定義変更
規則に照らせば不正でも総合性能としては問題ない事柄
バベルの塔とノアの箱舟の伝説と旧カヤバ工業の免震性能偽装
計量と計測は人の間にどのようにかかわるか
自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度
自動ハカリの指定定期検査機関の動向を観察する
計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情
計量協会webサイトから日本の計量行政の未来が見える
光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚

ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
時代の波と計量器産業の浮き沈み
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政
中国では日本以上の人口減少状態が出現している
ハカリの定期検査実施漏れは計量憲法である計量法違反だ
城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった
山口高志投手の球がベース通過時点で一番速かった
福島産の農産物と海産物と放射線測定器
通信と自己診断機能は計量器の法制度を変える
計れと人を管理したQC運動に対比される品質工学
モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)
計量法の実質の内容を変える政省令の理解と解釈
ハンドルで曲がらずブレーキで車は止まらない
計量計測のエッセー

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
事実は小説よりも奇なり 二つの事件
計測システムがわかることが計測における教養だ
世の中は計測でできている
計測の目的と精密さの実現の整合
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

滋賀県・草津市の宿で王将の餃子をたべた

京都三条の街は気詰まりで滅入る

神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ


神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ

霧ヶ峰 雪景色

秩父札所二十四番 光智山法泉寺

6月24日の霧ヶ峰高原道路だ。強清水から車山・肩駐車場に向かって走る

正月の下呂温泉は一夜にして白銀の世界になった

上高地 晩夏

風の子の子供たちですが人は風邪を引いてはなりません

川崎大師平間寺で願い事をする

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色(2)
薄く積もった雪道を踏みしめる。クロカン四駆の世界だ。

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色

霧ヶ峰高原 晩秋の八島湿原

霧ヶ峰高原 晩秋

和歌山市加太港の浜に立つ

山梨県牧丘村で秋の風景に出会った。今は新しい市になっているがその名は知らない。

ダイヤモンド富士

酉の市(おとりさま)

浅草の浅草寺界隈に足を向けた 外人がいて蜘蛛の巣の鉄塔が見えた

旧塩山の恵林寺界隈を見物した

仙台藩と青葉城

カラスウリが赤くなって秋です

スズランが赤い実を付ける秋の始まりです
 
 
 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

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