計測の目的と精密さの実現の整合
副題(日本の計量法とその関係法令や諸規定のあいだにも問題がないとはいえない)
副副題(法律とその諸規定と社会の実情との矛盾が大きくなることは普通にある)
計測の目的と精密さの実現の整合
計量計測のエッセー 
計測の目的と精密さの実現の整合
写真は本文とは連動しない挿絵です。

森の中に佇む八ヶ岳美術館

(タイトル)
計測の目的と精密さの実現の整合

(本文)

 計測といってもいろいろある。計測を誤魔化して社会制裁を受けた事例を考える。ニッサンの自動車検査におけるハンドル動作確認は実態にそぐわない古い規定が残っていてその通りにしなかったことが規定に反すると国の機関が問題にした。規定を変えて対処したらいい。規定と規則は目的と理念に照らして適合していないから悪いと決めつけるのは賢いことではない。法規定などをそのように解釈して運用する国がある。日本もそのような部分が多い。ときどき杓子定規の解釈をしないと役所と役人に責任があると責められることがあるから不自然が発生する。

 神戸製鋼所の製品性能にかかる計測値の偽装は桁違いに下位の部分までを表記する商慣行があった。指摘されて抗弁すると袋だたきにあうから改ざんとして受け入れる。別な偽装もあるから神戸製鋼所は胸を張れない。瑕疵などにつけ込んで銭が取るということで訴訟に持ち込むのがアメリカ社会である。米国で訴訟の火の手が上がるのをみて日本の検察は先回りした。神戸製鋼所の関係者はそのような経緯で起訴されて。つけ込まれる隙をつくったのは神戸製鋼所ある。他山の石として計測関係の企業は行動様式を確かめよ。

 計測の目的を一概にこうだと言い切ることは難しい。計測の目的と精密さの実現に整合が取れていることが大事だ。見栄をはって実現困難なそしてそのことに意味のない精密さの設定をしてはならない。併せて大事なことは計測を誤魔化さないことである。妙な計測値がでてくるところには原因がある。計測対象の異常、操作の間違い、計測器の故障などである。原因を突き止めて対処する。計測値を誤魔化してしまえば計測対象の異常が不明になる。通してはならない製品を次の行程に回す。完成品がただ一つの部品の異常によって不具合になる。

 日本の計量法とその関係法令や諸規定のあいだにも問題がないとはいえない。法目的と法令や諸規定に矛盾があることが多い。明瞭になればば改正する。改正にいたらない矛盾であれば運用で調整する。法律とその諸規定と社会の実情との矛盾が大きくなることは普通にある。社会が法律にしばれて社会の側が法律に折り合いをつける。矛盾が大きくなれば法律が社会の側に折り合いをつける。法が改正される。

 計量法の改正とその施行は大きくは上のようなことのどれかに当たる。片方を法適合とすると法適合の状態の片方が崩れる。そのような改正の内容がある。両刃(もろば)として守るべき側を傷つけるから注意を要する。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)
 
計量計測のエッセー


世の中は計測でできている
計測の目的と精密さの実現の整合
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

滋賀県・草津市の宿で王将の餃子をたべた

京都三条の街は気詰まりで滅入る

神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ


神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ

霧ヶ峰 雪景色

秩父札所二十四番 光智山法泉寺

6月24日の霧ヶ峰高原道路だ。強清水から車山・肩駐車場に向かって走る

正月の下呂温泉は一夜にして白銀の世界になった

上高地 晩夏

風の子の子供たちですが人は風邪を引いてはなりません

川崎大師平間寺で願い事をする

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色(2)
薄く積もった雪道を踏みしめる。クロカン四駆の世界だ。

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色

霧ヶ峰高原 晩秋の八島湿原

霧ヶ峰高原 晩秋

和歌山市加太港の浜に立つ

山梨県牧丘村で秋の風景に出会った。今は新しい市になっているがその名は知らない。

ダイヤモンド富士

酉の市(おとりさま)

浅草の浅草寺界隈に足を向けた 外人がいて蜘蛛の巣の鉄塔が見えた

旧塩山の恵林寺界隈を見物した

仙台藩と青葉城

カラスウリが赤くなって秋です

スズランが赤い実を付ける秋の始まりです
 
 
 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

「計量計測データバンク」日替わり情報と週報デジタル版(過去のデータ)履歴