机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学
The science of 29 cm as a comfort value woven by desks and chairs
椅子の使い勝手を決める数値29cmの科学
机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学
計量計測のエッセー 
机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学

立った姿勢そのままで座るのが自然だ。

(タイトル)
机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学

(本文)


 人は三分の一の時間を睡眠のために使う。寝台の上に人生の三分の一居ることになる。人は三分の一を椅子の上にいる。三分の一ほどを机の前に居て仕事する。すべての人がこのようではないけれど、このような人が増えている。事務作業、思考作業など労働が増えるのに従って机に縛り付けられる。

 スポーツジャーナリストの二宮清純氏は事務所にいると10~12時間、椅子に座っている。集中するためには机と位置関係が適切な椅子を使う。10時間以上も椅子にいるのだから寛(くつろ)ぎのために椅子をリクライニングして気分転換する。窓からの景色が爽やかであれば寛ぎの度合いは増す。

 ある家具メーカーは椅子に求められる機能を科学する。快適で使いやすい道具にするための設計・デザインであるエルゴノミクスに基づく。椅子の座り心地のエルゴノミクスである。官能検査、官能評価、人体寸法計測、体圧分散測定、骨盤傾斜角測定、血流測定、着座姿勢角度測定である。これらについて基準値を求めそれに合わせた製品開発をする。

 エルゴノミクスによる測定項目は6つだ。心理計測では、座ったときの疲労度合いや負担度合い、さらにAまたはBどちらが座り心地がいいかなどを測定する。生体測定では、座ったときのからだの状態、たとえば血流や骨盤の傾斜角などが適切な範囲内であるか、などを測定する。適切な範囲内については1000人からとったデータや、人間工学研究所が調査した全国3万人のデータによって判断基準をつくる。計測した数値が適正範囲にあることを確認していく。

 人間の身体を知ることで快適が科学される。骨格は座ると骨格はどうなるか、血流はどうなるか、酸素の消費量と心拍数はどうか。さまざまな方面から座っている状態の人の身体を分析する。人間のからだは立ち姿勢こそが自然な姿勢であるのだ。座ると人の身体は不自然な状態になる。座っているときに立った姿勢と同じにすることで人は楽な姿勢をとれる。寝台に上向きで寝るときにも立った姿勢と同じであることが楽なのだ。それは健康につながる姿勢だ。

 上に取り上げた座るを科学した家具会社の製品でも事実上不具合が生じる。脛(すね)の長さに対応した座面の深さ、膝下の長さと椅子の座面高さ、身体を包む背当ての形状と面積などは個々の人に合わせなければならない。座面と尻の形状との適合のための座繰りの形状などもある。良さそうにみえる椅子であるだけで選択することはできない。実際に座って比べないとわからない。家具と木工の街、高山市の古い町並み近くのお店で疲れない椅子が展示されていた。ある家具作家は注文者の体格と要望に応じた椅子を注文生産している。

 明治初年、日本の風景などを映画撮影した英国人女性は日本人女性に対して胸が薄いと述べた。日本人の体格のうち骨格の特徴の一つとして欧米人に比べて椎間板が小さいのである。小さな椎間板は大きな負担には耐えがたいので椎間板ヘルニアを発症しやすい。座っているときにも立っているときの姿勢に近い状態をつくりだすことが身体への負担を小さくすることにつながる。日本人には日本人に適した椅子がある。日本人に適した椅子のためのアルゴニズムとそのための計測項目の選定は計測工学であり計測の科学である。これを実践する家具製造会社がある。

 椅子の科学は同時に机との調和の上に成立する。現代では机の上に広げた紙に字を書くだけではない。机の上のパソコンモニターをみてキーボードを打ってマウスを操作する一連の作業が加わる。一日12時間あるいはそれ以上も椅子に腰掛けてする作業の負担を軽減する椅子探しは容易ではない。

 ある人が見つけ出した椅子と机の相関の数値は次のようなことであった。机の盤面高さは73cm、椅子の座面の高さは44cmである。椅子の座面高さが42cmで背当てが直角の椅子ではキーボード位置が高くなって使い勝手が落ちた。これらは使う人の体格によって変化する。身長170cmの成人男子では、机の盤面高さ73cmから椅子の座面の高さ44cmを差し引いた29cmというのが快適さの基準になる数値であった。人の上半身における机と椅子が織りなす快適値としての29cmである。

2020-09-19-the-science-of-29cm-as-a-comfort-value-woven-by-desks-and-chairs-

【資料】

カーボンニュートラルという虚構政策

科学研究費に求める成果に振り回される人々

人の言葉の基(もとい)は教養である

人口減少の事情と日本の50年先の状態

2020年日本経済の素描

机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学

新型コロナウイルス感染症COVID-19対応の温度計測機器

文武両道は集団催眠がもたらした言葉だ

日本の次世代経済はのみの市経済か

COVID-19に感染したら生命と財産を何とか守ってやる

バベルの塔に似た都市集中と林の中の工場との対比

新自由主義批判にも聞こえるトマス・モアのユートピア

COVID-19におびえて洞窟に3カ月避難した日本

新型コロナ対応で経済を止める愚挙

下気道感染症で300万人、下痢性疾患で140万人、結核130 万人、これと新型ウイルスを比較する

新型コロナウイルスと肺炎疾患を考える

新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午前2時時点)AFP 2020年3月18日 5:23発信地:パリ

新型コロナウイルス感染症で体温計が市場から消えた

(不適切な表現などについては意に反するものですのでご容赦ください)

2020-06-15-japan-frightened-by-covid-19-and-evacuated-to-a-cave-for-3-months-
 
計量計測のエッセー

人の言葉の基(もとい)は教養である

人口減少の事情と日本の50年先の状態

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新型コロナウイルスへの国と東京都の対応の是非

新型コロナウイルス感染症で体温計が市場から消えた

新型インフルエンザ薬タミフル誤計量と天秤の改善措置

【資料】新型コロナウイルスと肺炎疾患を考える
【資料】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午前2時時点)AFP 2020年3月18日 5:23発信地:パリ

計測と計量管理の教養こそ計測技術者が身につけるべきこと

計測がねじ曲げられると白が黒になる(白いものを黒くしてしまう社会の掟の怖さ)

いつでも使える計量辞書としての国際単位系ページの利用

田中館愛橘の物理普及講演と寺田寅彦の物理学を元にした随筆

適正な計量の実施は国家と地方公共団体が共同して実現すべきもの

富士山より高かった八ヶ岳が崩壊すると泥流は甲府盆地の向こうまで流れた執筆 甲斐鐵太郞
韮崎と須玉に連なる丘の七里岩は八ヶ岳崩壊による岩屑(がんせつ)なだれの跡だ


計量計測のエッセー ( 2018年1月22日から日本計量新報の社説と同じ内容の論説です)

素直でない人は嘘をつく 素直とは正直者のことだ

法人とその構成員の意欲と能力を映し出しているwebサイト

数値や言葉を翻訳変換して診断する

大手情報媒体が低俗化しフェイク情報が充満する

人は他の人を映し鏡として生きる意義を成立されている

カメラの撮影枚数にみる技術開発とリチウムイオン電池


地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ

球速表示160kmは確かか(球速表示160kmは信ずるに値するものなのか)

内需依存型産業社会日本と人口減少社会の在り方

(タイトル)
控えめな計量法が適用されて実現する平和な社会
(サブタイトル)キログラムの単位記号はkgでありKGではない。メートルの単位記号はmでありMではない。

計量の教養こそ身に付けるべき課題だ

0.1%の計量器の検定・検査が世のなかに適正計量を実現をもたらす

地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ
見えないモノを見えるようにする計測技術
強い欲求をもっているとニーズは自ずと分かるものらしい
すべては丈夫な身体と丈夫な心あってこそ
消費は人口減少の度合いで減りGDPも同様に推移する
キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上
質量と重量の違い及び質量の単位キログラムの定義変更
規則に照らせば不正でも総合性能としては問題ない事柄
バベルの塔とノアの箱舟の伝説と旧カヤバ工業の免震性能偽装
計量と計測は人の間にどのようにかかわるか
自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度
自動ハカリの指定定期検査機関の動向を観察する
計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情
計量協会webサイトから日本の計量行政の未来が見える
光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚

ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
時代の波と計量器産業の浮き沈み
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政
中国では日本以上の人口減少状態が出現している
ハカリの定期検査実施漏れは計量憲法である計量法違反だ
城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった
山口高志投手の球がベース通過時点で一番速かった
福島産の農産物と海産物と放射線測定器
通信と自己診断機能は計量器の法制度を変える
計れと人を管理したQC運動に対比される品質工学
モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)
計量法の実質の内容を変える政省令の理解と解釈
ハンドルで曲がらずブレーキで車は止まらない
計量計測のエッセー

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
事実は小説よりも奇なり 二つの事件
計測システムがわかることが計測における教養だ
世の中は計測でできている
計測の目的と精密さの実現の整合
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
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地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
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田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

滋賀県・草津市の宿で王将の餃子をたべた

京都三条の街は気詰まりで滅入る

神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ


神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ

霧ヶ峰 雪景色

秩父札所二十四番 光智山法泉寺

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正月の下呂温泉は一夜にして白銀の世界になった

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霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色(2)
薄く積もった雪道を踏みしめる。クロカン四駆の世界だ。

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色

霧ヶ峰高原 晩秋の八島湿原

霧ヶ峰高原 晩秋

和歌山市加太港の浜に立つ

山梨県牧丘村で秋の風景に出会った。今は新しい市になっているがその名は知らない。

ダイヤモンド富士

酉の市(おとりさま)

浅草の浅草寺界隈に足を向けた 外人がいて蜘蛛の巣の鉄塔が見えた

旧塩山の恵林寺界隈を見物した

仙台藩と青葉城

カラスウリが赤くなって秋です

スズランが赤い実を付ける秋の始まりです
 
 
 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

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