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モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)
モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)
計量計測のエッセー 

モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)

写真は挿絵です。アセビ(馬酔木)
アセビ(馬酔木)は、ツツジ科アセビ属の常緑低木。日本に自生し、観賞用に植栽もされる。別名あしび、あせぼ。馬酔木の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から付いた名前であるとされる。写真は桃色の花だが白い花もある。


(タイトル)
モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)

(本文)

 言葉を組合わせると物事になる。日本語の言葉を組合わせてインターネット検索をしていると大体は日本人が日本語でweb上に広げている物事をひろいだす。専門分野のことで数種類の事例を集めないと確かさが不十分だから日本語だけではなく英語でも検索する。英語での検索によって資料が沢山あつまった。これで良しと喜んだついでに大体はわかる英語を日本語に翻訳させた。意味を上手に訳しているとはいえないが自分で日本語に転換する手間が省けてよい。

 グーグル(Google)のキーワード検索では「このページを訳す」クリックするとたどたどしい和訳をする。普通の人の英語力を超えているから便利な機能だ。日本人が日常会話に用いる言葉の数は少ない。国会議員たちの議論を聞いているとうんざりする。すぐに「認識」の言葉がです。「おいて」「ついて」「あります」は安倍晋三内閣総理大臣の言語構成の土台になっている。日本人全体が幼児と似たような言葉数で誰が言葉を発しても同じようである。その意味では安倍首相の言葉表現は特徴があるとはいえ高等ではない。

 世界の人々が使う言葉の約束事として国際単位系の単位記号がある。使うべき単位系も決められていて一応はメートル系単位の最新版としての国際単位系を用いることをメートル条約加盟国は約束している。数量のの大きさを表現する数字、数字の大きさの便宜として位(くらい)表現、数字の性質を表現する単位記号、それらの組合わせによってモノの量と性質が言い表される。

 「30キロ」(30k)とはなんのことか。キログラム(kg)であれば質量だ。キロメートル(km)であれば長さである。数字の位(くらい)表現だけでは意味があいまいだ。推して測ることはできるが単位記号を付けておきたい。kmを道路標識はKMとしていることが多い。国際単位系(SI)の単位表現にkmはあってもKMはない。kgをKGと表記するのもいけない。

 英和の自動翻訳をする場合にも国際単位系(SI=エスアイと読む)の単位表現に従っていればkmがkmと変換しやすいが、KMやKGではそれが難しくなる。国際単位系(SI)による単位表現が日本の人々の慣習になるように普及に努めたい。

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)

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