世の中は計測でできている
副題(測ろうとした途端に意味のない精密さを思い浮かべる)
副副題(どのような仕組みのなかにどのように計測を組み込めば目標とする品質が実現できるかを考えればよい)
世の中は計測でできている
計量計測のエッセー 
世の中は計測でできている
写真は本文とは連動しない挿絵です。

信州の青木湖の夏の景色

(タイトル)
世の中は計測でできている

(本文)
 人々の会話に「正解」という言葉が混じるとギクリとする。世の中には正しいことと正しくないことがあり人は正解を求めて行動しているのか。論理の在り方に恐怖を覚える。第二次世界大戦が終わると小学校教育は教科書に墨を塗ることから始まった。少し前までは正しいとされたことが逆転したのである。自責の念であるか価値の強制転換に着いていけないために教員を辞める者がいたが、変わり身のこれ以上はないというほどに転換した者もいた。小学生はそれをどのようにみていたか。教えられる内容つまりその価値の逆転に目を白黒させた。

 入学試験ではいくつかの回答案のなかの一つを選ばせてそれを正解とする試験方法を採る。世の中には正解があると勘違いする原因だ。世の中のことに明瞭な解を求めることはできない。解を求めてまともな探求や行動をしない者がいる。与えられた解を手軽に求めるのが社会風潮だ。世の中に発生する事象に解を求めてはならない。大事なことは事象の把握と対応への確かな取り組みである。

 テレビ報道は善と悪を決めている。役所が示す善と悪を犯罪あるいは違反として声だかに報道する。善と悪は法律や法令の規定が決め法に反すれば悪にされる。学校教育が似たようになっている。だから人々は物事への対処やその判断に正解を求める。法律には実現目標という大義がある。大義をぬきにして法令の細部の規定に惑わされて正邪を決める。矛盾に苦しめられている状態を文章にすると小説になる。

 世の中は計測でできている。計測をぬきにして世の中はない。計測を計量ともいう。消費物資を売ったり買ったりする取り引きには計量法が関与して双方にほどよい適正さを求める。消費者の利益が計量法によって守れれている。かたや度を超した消費者の要求に対して計量の適正さの在り方の状態を決めている。量目の規定などがそれである。全体としてみると計量して販売する者が適正な計量から逸脱することを戒(いまし)めている。計量において守るべき事項の定めだ。

 物づくりの現場にあって計測の基礎としてのイロハが抜かれていることがある。正解などという観念はなく、測ることそれ自体も軽んじられている。測ろうとした途端に意味のない精密さを思い浮かべる。どのような仕組みのなかにどのように計測を組み込めば目標とする品質が実現できるかを考えればよい。ここには一朝一夕にしての解決策はなく試行錯誤によってよい結果を得ると心得ることだ。物づくりを大局から計測を考え行動しつづけることだ。

2018-08-27-the-world-is-made-by-measurement-article-editorial-

(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください)
 
計量計測のエッセー

事実は小説よりも奇なり 二つの事件
写真は本文とは連動しない挿絵です。

雲の上に浮かぶ郡上八幡城

計測システムがわかることが計測における教養だ
世の中は計測でできている
計測の目的と精密さの実現の整合
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

滋賀県・草津市の宿で王将の餃子をたべた

京都三条の街は気詰まりで滅入る

神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ


神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ

霧ヶ峰 雪景色

秩父札所二十四番 光智山法泉寺

6月24日の霧ヶ峰高原道路だ。強清水から車山・肩駐車場に向かって走る

正月の下呂温泉は一夜にして白銀の世界になった

上高地 晩夏

風の子の子供たちですが人は風邪を引いてはなりません

川崎大師平間寺で願い事をする

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色(2)
薄く積もった雪道を踏みしめる。クロカン四駆の世界だ。

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色

霧ヶ峰高原 晩秋の八島湿原

霧ヶ峰高原 晩秋

和歌山市加太港の浜に立つ

山梨県牧丘村で秋の風景に出会った。今は新しい市になっているがその名は知らない。

ダイヤモンド富士

酉の市(おとりさま)

浅草の浅草寺界隈に足を向けた 外人がいて蜘蛛の巣の鉄塔が見えた

旧塩山の恵林寺界隈を見物した

仙台藩と青葉城

カラスウリが赤くなって秋です

スズランが赤い実を付ける秋の始まりです
 
 
 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

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