新型コロナウイルスへの国と東京都の対応の是非
(副題)残念なことにインフルエンザによる肺炎で年間1万人が死んでいるのが日本
(第二次大戦中の事実真実を抜きにした無思慮、無批判のもと「進め進め兵隊進め」の状態だ)
Pros and cons of national and Tokyo response to the new coronavirus
新型インフルエンザ薬タミフル誤計量と天秤の改善措置
計量計測のエッセー 
新型コロナウイルスへの国と東京都の対応の是非
(副題)残念なことにインフルエンザによる肺炎で年間1万人が死んでいるのが日本
第二次大戦中の事実真実を抜きにした無思慮、無批判のもと「進め進め兵隊進め」の状態だ

新型インフルエンザ薬タミフル誤計量と天秤の改善措置

新型コロナウイルス。電子顕微鏡撮影の写真

(タイトル)

新型コロナウイルスへの国と東京都の対応の是非

(本文)


 インフルエンザによる日本での死亡数は年間約1万人である。日本ではインフルエンザによる死亡の届け出制度がないので推計である。インフルエンザによる直接の原因だけでなく、間接的な影響も含めれば、日本でも約1万人が毎年死亡していると川崎市健康安全研究所所長岡部信彦氏は言う。流行の程度などによっても異なり、数百人から数万人の幅がある。インフルエンザの死亡数は、「超過死亡」という概念を用いて推計する。インフルエンザが流行しているときに、インフルエンザ・肺炎の死亡数がインフルエンザの流行していない状況からどのくらい増加したか、という差分を示す推定値だ。

 インフルエンザで死亡する主な原因は高齢者の肺炎(細菌性肺炎)である。肺炎とは、誤嚥性肺炎や化学物質による肺炎などもあるが、多くは細菌やウイルスなどの病原体が肺に感染増殖して炎症を起こす感染症である。高齢者の場合は、インフルエンザにかかり呼吸器が炎症を起こしたところに、細菌が入り込みやすい状態になり、インフルエンザに続いて細菌性肺炎を合併することが多い。加えて唾液分泌量や飲み込む力、全体的な抵抗力などが低下するため重症化しやすいので高齢者のインフルエンザに伴う肺炎は危険である。小児の場合は、インフルエンザウイルスが直接肺に侵入するウイルス肺炎の形をとる。幼児ではインフルエンザ脳症をおこしやすい。インフルエンザ脳症を発症すると、異常言動や異常行動、痙攣(けいれん)や意識障害などが現れる。後遺症が残ることがある。

 インフルエンザは、基本的には自然に回復する感染症だが、急性肺炎・急性脳症などを併発して日本では年間約1万人ほどの死亡数がある。多い年には数万人が死亡する。

 肺炎にはさまざまある。肺炎球菌などの細菌による肺炎とインフルエンザウイルス以外のウイルスによる肺炎などが含まれる。誤嚥性肺炎は別枠でとらえることが多い。東京健康安全研究センターの調査では、肺炎による死亡者は、1950年の男子28,090人、女子26,079人であり、以後緩やかに減少し1972年には男子12,462人,女子10,742人となった。減少の要因は幼児期の死亡減少による。その後、高齢者の増加につれ死亡者も増加し2015年には男女おのおの65,609人、55,344人となっている。

 新型コロナウイルスによる感染症がどのように推移するか予断を許さない。関連死ということで囁(ささや)かれているのが新型コロナショックによる大不況になった場合のコロナ自殺である。警視庁発表の令和元年の自殺者数は対前年比671人(約3.2%)減で20,169人だった。平成22年(2010年)以降10年連続の減少で、昭和53年(1978年)以降では過去最少となった。

 政府と地方公共団体による新型インフルエンザ対応の大号令は人、モノ、金の動きを止める結果となった。経済には二カ月分の空転が生まれた。穴を埋めるために財政出動をする。穴を借金で埋めて帳尻をあわせるのだ。

 これまでの自殺者は無職の人が圧倒的に多く、次に経済・生活問題困窮者であった。病気を苦にしての自殺がこのなかに含まれる。治療費がないために直るべき病をそのままにして死に至ることが多い。新型コロナウイルスへの国と地方公共団体の人、モノ、金の動きを止める策動がもたらす弊害は大きい。温泉宿では通常料金を半額以下にしている。街の診療所には人影まばらで看護婦を休ませている。整体を保険で受けるなどリハビリに通うある人に看護婦は「今日は貸し切りです」といった。それほどの状態である。

 日曜日に銀座の百貨店が休業する。ファミリーレストランに客がいない。小池百合子氏は飲み屋に行くなといった。日銭で動いているお店の経済は凍り付く。養老孟司氏はこのようなときだから箱根の昆虫館で標本の整理をしている。似たようなことを皆が自主的にすれば良い。ストップの号令をかけたから国民が過剰反応して「食う寝る遊ぶ」をやめる。経済の目玉は物作りだと思っている者にはサービス産業など邪魔者に見える。産業の構成比の7割はサービス産業で成り立っている。GDPの6割が個人消費だ。人の動きが止まるとお金が動かないから商売はひっくり返る。

 未知の出来事である新型コロナウイルスへの対応は既知の出来事であるインフルエンザの症例をよりどころにして、冷静沈着であるべきであった。インフルエンザによる肺炎で年平均で1万人が死亡している。この状態は仕方ないこととすれば、新型コロナウイルス対策としては、人混みはさける、その方法は時差出勤などである。人と交わらない接近しない、手は頻繁に丁寧に洗う、帰宅したら頭と顔を洗う、目や口などの粘膜に触らない、外出着は洗濯機に即刻放り込むなどをしていれば、感染の危険度が大きく下がる。学校だって二部授業、三部授業だってある。だから安倍晋三氏と小池百合子氏の支持率と選挙を意識した政策の大合唱は異常だ。東京都における感染者数の発表は東京オリンピックの延期決定を待ってのものだった。

 国が騒ぎ立て地方公共団体がこれに応じる。報道は先を争って感染者発生を知らせる。第二次大戦中の事実真実を抜きにした無思慮、無批判のもと「進め進め兵隊進め」の状態ができあがる。国会は経済保証の政策の連呼となっているから無残だ。

人が感染症予防を意識して手を洗うようになったためにインフルエンザによる志望者は前年の3000人から1000人に減っている。手洗いによって2000人の命が救われた。やるべきことは感染症予防のための手洗いほかではなかったのか。

 今回の新型コロナウイルスは4番目にみつかったコロナウイルスである。新型コロナウイルスがウイルスが毒性を増して生き残っていくのか、毒性が減じて消えていくのか、いずれにしても変異していって、やがてはこれまでのコロナウイルスのようになっていく。インフルエンザのような状態となり、これがときには変異して猛威を振るうかもしれない。こうしたことを福岡伸一氏が述べる。

 箱根の自分の昆虫館にこもる解剖学者の養老孟司氏は、あれ今年は肺炎で死ぬ人が多いなという程度でよいのではないか、という。養老孟司氏は人の死因と身体のことをよく知っている。新型コロナウイルスということで未知のことに出会って人が不安のあまり恐慌を引き起こしたのが今の状態だ。

【資料】

COVID-19におびえて洞窟に3カ月避難した日本

新型コロナウイルス。電子顕微鏡撮影の写真


新型コロナ対応で経済を止める愚挙

下気道感染症で300万人、下痢性疾患で140万人、結核130 万人、これと新型ウイルスを比較する

新型コロナウイルスと肺炎疾患を考える

新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午前2時時点)AFP 2020年3月18日 5:23発信地:パリ

新型コロナウイルス感染症で体温計が市場から消えた

(不適切な表現などについては意に反するものですのでご容赦ください)

2020-04-02-pros-and-cons-of-national-and-tokyo-response-to-the-new-coronavirus-
 
計量計測のエッセー

COVID-19におびえて洞窟に3カ月避難した日本

新型コロナウイルス。電子顕微鏡撮影の写真


新型コロナ対応で経済を止める愚挙

下気道感染症で300万人、下痢性疾患で140万人、結核130 万人、これと新型ウイルスを比較する

新型コロナウイルスへの国と東京都の対応の是非

新型コロナウイルス感染症で体温計が市場から消えた

新型インフルエンザ薬タミフル誤計量と天秤の改善措置

【資料】新型コロナウイルスと肺炎疾患を考える
【資料】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午前2時時点)AFP 2020年3月18日 5:23発信地:パリ

計測と計量管理の教養こそ計測技術者が身につけるべきこと

計測がねじ曲げられると白が黒になる(白いものを黒くしてしまう社会の掟の怖さ)

いつでも使える計量辞書としての国際単位系ページの利用

田中館愛橘の物理普及講演と寺田寅彦の物理学を元にした随筆

適正な計量の実施は国家と地方公共団体が共同して実現すべきもの

富士山より高かった八ヶ岳が崩壊すると泥流は甲府盆地の向こうまで流れた執筆 甲斐鐵太郞
韮崎と須玉に連なる丘の七里岩は八ヶ岳崩壊による岩屑(がんせつ)なだれの跡だ


計量計測のエッセー ( 2018年1月22日から日本計量新報の社説と同じ内容の論説です)

素直でない人は嘘をつく 素直とは正直者のことだ

法人とその構成員の意欲と能力を映し出しているwebサイト

数値や言葉を翻訳変換して診断する

大手情報媒体が低俗化しフェイク情報が充満する

人は他の人を映し鏡として生きる意義を成立されている

カメラの撮影枚数にみる技術開発とリチウムイオン電池


地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ

球速表示160kmは確かか(球速表示160kmは信ずるに値するものなのか)

内需依存型産業社会日本と人口減少社会の在り方

(タイトル)
控えめな計量法が適用されて実現する平和な社会
(サブタイトル)キログラムの単位記号はkgでありKGではない。メートルの単位記号はmでありMではない。

計量の教養こそ身に付けるべき課題だ

0.1%の計量器の検定・検査が世のなかに適正計量を実現をもたらす

地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ
見えないモノを見えるようにする計測技術
強い欲求をもっているとニーズは自ずと分かるものらしい
すべては丈夫な身体と丈夫な心あってこそ
消費は人口減少の度合いで減りGDPも同様に推移する
キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上
質量と重量の違い及び質量の単位キログラムの定義変更
規則に照らせば不正でも総合性能としては問題ない事柄
バベルの塔とノアの箱舟の伝説と旧カヤバ工業の免震性能偽装
計量と計測は人の間にどのようにかかわるか
自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度
自動ハカリの指定定期検査機関の動向を観察する
計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情
計量協会webサイトから日本の計量行政の未来が見える
光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚

ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
時代の波と計量器産業の浮き沈み
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政
中国では日本以上の人口減少状態が出現している
ハカリの定期検査実施漏れは計量憲法である計量法違反だ
城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった
山口高志投手の球がベース通過時点で一番速かった
福島産の農産物と海産物と放射線測定器
通信と自己診断機能は計量器の法制度を変える
計れと人を管理したQC運動に対比される品質工学
モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)
計量法の実質の内容を変える政省令の理解と解釈
ハンドルで曲がらずブレーキで車は止まらない
計量計測のエッセー

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
事実は小説よりも奇なり 二つの事件
計測システムがわかることが計測における教養だ
世の中は計測でできている
計測の目的と精密さの実現の整合
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

滋賀県・草津市の宿で王将の餃子をたべた

京都三条の街は気詰まりで滅入る

神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ


神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ

霧ヶ峰 雪景色

秩父札所二十四番 光智山法泉寺

6月24日の霧ヶ峰高原道路だ。強清水から車山・肩駐車場に向かって走る

正月の下呂温泉は一夜にして白銀の世界になった

上高地 晩夏

風の子の子供たちですが人は風邪を引いてはなりません

川崎大師平間寺で願い事をする

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色(2)
薄く積もった雪道を踏みしめる。クロカン四駆の世界だ。

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色

霧ヶ峰高原 晩秋の八島湿原

霧ヶ峰高原 晩秋

和歌山市加太港の浜に立つ

山梨県牧丘村で秋の風景に出会った。今は新しい市になっているがその名は知らない。

ダイヤモンド富士

酉の市(おとりさま)

浅草の浅草寺界隈に足を向けた 外人がいて蜘蛛の巣の鉄塔が見えた

旧塩山の恵林寺界隈を見物した

仙台藩と青葉城

カラスウリが赤くなって秋です

スズランが赤い実を付ける秋の始まりです
 
 
 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

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