2023年7月の工作機械受注20%減の1142億円 前年同月比7カ月連続マイナス
写真は工作機械の一例
(みだし)
2023年7月の工作機械受注20%減の1142億円 前年同月比7カ月連続マイナス
工作機械の受注動向は金額の動きが計量計測機器と重なる
(ほんぶん)
日本工作機械工業会が2023年8月9日発表した7月の工作機械受注額(速報値)は、前年同月に比べ20%減の1142億円で、前年同月比マイナスは7カ月続いている。前年までは新型コロナウイルス災害からの立ち上がりの景気回復期にあたり半導体装置向けの需要が好調であった。工作機械の受注動向は製造業の景気動向の先行きを示す重要な指標。計量計測機器産業の受注動向は工作機械と重なる。工作機械の受注動向を時期のずれはあっても計量計測機器産業の受注動向として重なる。計量計測機器産業は産業の性質は工作機械に似ている。
7月の工作機械受注額(速報値)は、2023年1から7月の累計の受注額は16%減の7,675億円だった。受注額の内訳は、外需が17%減の749億円。内需は24%減の392億円。7カ月連続で前年同月を下回った。国内で半導体製造装置の受注回復が遅れたほか、中国の景気減速も下押し要因となった。8,000億円を割るのは前月に続いてのこと。前月は2021年上半期以来2年ぶりに8,000億円を割り込んでいた。
工作機械は発注者の製品への要求を組み入れた受注生産方式が主な内容。見込みで生産する方式ではない。米国や欧州での金利の利上げは景気への抑制作用として働くことために、2023年1月からの7カ月間の対前年同期比の減額が続いている。
(みだし)
[資料]2023年7月の工作機械受注20%減 前年同月比7カ月連続マイナス(計量計測データバンク編集部)
(本文)
日本工作機械工業会工作機械受注統計2023年7月分速報値
受注総額 23/7月114,251百万円、前月比93.6%、前年同月比80.2%、2023年累計882,688百万円、前年同期比83.8%。
うち内需 23/7月39,265百万円、前月比96.1%、前年同月比75.6%、2023年累計291,348百万円、前年同期比79.5%。
うち外需 23/7月74,986百万円、前月比92.4%、前年同月比82.9%、2023年累計591,340百万円、前年同期比86.1%。
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├2023年7月の工作機械受注(jmtba.or.jp)
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├日本工作機械工業会発表の工作機械受注、2024年2月は8%減 14カ月連続マイナス
工作機械受注は日本の産業の賑わいと連動し計量器産業とは似た動きを示す
2023-08-11-machine-tool-orders-decreased-by-20-percent-in-july-2023-
工作機械統計 | 一般社団法人 日本工作機械工業会 (jmtba.or.jp)
日本工作機械工業会発表の工作機械受注、2024年2月は8%減 14カ月連続マイナス
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