山崩れて川を埋め海は傾き陸におしよせ と大地震を記録した鴨長明
郡上市旧白鳥町 美濃白鳥駅前の白鳥おどり（徹夜踊り） 2023年8月14日、21:24:42撮影。
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山崩れて川を埋め海は傾き陸におしよせ と大地震を記録した鴨長明
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2022年の世界の総人口は7,951,150千人、国別順位1位はインドの1,417,173千人、2位は中国の1,412,175千人、3位は米国の333,288千人、11位は日本125,125人。日本に前後する人口の国々は上位に4位インドネシア275,501千人、5位パキスタン235,825千人、6位ナイジェリア218,541千人、7位ブラジル215,313千人、8位バングラデシュ171,186千人、9位ロシア143,556千人、10位メキシコ127,504千人。下位に12位エチオピ123,380千人、13位フィリピン115,559千人、14位エジプト110,990千人、15位コンゴ民主共和国99,010千人、16位ベトナム98,187千人、17位イラン88,551千人、18位トルコ85,341千人、19位ドイツ84,080千人、20位タイ71,697千人、21位フランス67,936千人、22位イギリス66,971千人、23位タンザニア65,498千人、24位南アフリカ59,894千人、25位イタリア58,857千人、26位ミャンマー54,179千人。下位はドイツ、フランス、イギリス、イタリアの位置を示すために取り上げた。
その国の人口が減ると経済規模が縮小する。縮小のほどに対応して社会の仕組みを小さくしなくてはならない。税収が減ると役所の規模を小さくし、社会のインフラである道路ほかにも手を入れることになる。山奥の道路が捨てられる。日本はこれまでの規模での行政機構ほかを縮小しなくてはならない。子どもの数が減ったために小学校を半減させた。もっと減らさなくてはならないし、中学校と高等学校も減らさなくてはならない。大学だけが数を増やし全体として規模を拡大してきていることは不都合だから、定員割につづいて閉鎖が発生するはずだ。
遺跡として地下や樹木に埋もれたのが世界の文明であり、ローマ帝国の面影はコロッセオ（コロッセウム）に見る。文明の盛衰を人類は気付いていない。世界の四大文明も意識されない。現在の栄華のうちにだけ人は遊んでいる。日本では昭和30年代に林業で栄えたのが岐阜県郡上市の旧白鳥町。美濃白鳥駅前の現在は開いている店はわずか。山梨県の大月駅まも同じ。昭和30年は1955年でありこの年に生れた人は68歳、昭和39年は1964年この年に生れた人は59歳。昭和30年代の美濃白鳥駅前は人、リヤカー、自動車があふれ賑わいの頂点にあった。
消費が一定とすると郊外店が増えれば既存の商店と商店街への客足は減る。シャッター商店街が増えるのはこのためだ。美濃白鳥駅前の賑わいは四大文明が土の下に埋もれたように人の目と意識から消える。同じことが日本の各地で起きている。昭和39年、1964年は東京オリンピックが開催され、このころの情景を映し出すのが映画「ALWAYS
三丁目の夕日」。現在の日本の都市は東京がニューヨークのように変貌した。これは自然の成り行きか、不動産デベロッパーの無理やりな活動の結果なのか。中国の都市の急激な変貌をみているとノアの箱舟のことが想起される。旧約聖書「創世記」のノアの方が語る。舟をつくれ。持物をあきらめ、おまえのいのちを救え。すべての生きものの種を舟に運びこめ。風と洪水がおしよせ嵐が国土を吹きまくった。七日目になると海はしずまり嵐はおさまり大洪水はひいた。すべての人間は粘土に変わり、海は見わたすかぎり屋根のように平らになっていた。
日本史上最大の災害は関東大震災であった。1923年（大正12年）９月１日、マグニチュード7.9の地震によって南関東から東海地域に及ぶ地域に被災した。死者105,385、全潰全焼流出家屋は293,387戸、電気、水道、道路、鉄道等のライフラインが壊滅に近い打撃を受ける。関東大地震はプレートが接触面で一気にずれ動くことにより生じた地震。同じようにして発生したのが1703年（元禄16年）の元禄地震（推定マグニチュード8.2）。この場所では200年から400年の周期で巨大地震が起こる。
1944年（昭和19年）年12月７日午後１時に発生したのがマグニチュード7.9の東南海地震。学校や軍需工場等を中心に死者は1,223人。37日後の1945（昭和20年）１月13日午前３時に内陸直下型の三河地震が発生。死者は2,306人。1944年の東南海地震は、歴史上繰り返し発生してきた駿河トラフと南海トラフ沿いを震源域とする地震。震度６弱以上となったのは三重県から静岡県の御前崎までの沿岸域の一部にまで及ぶ広範囲で、津波は伊豆半島から紀伊半島までを襲った。
南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100年～150年の周期で繰り返し発生してきた。前回の南海トラフ地震である1944年の昭和東南海地震、1946年の昭和南海地震が発生してから70年以上が経過。次の南海トラフ地震の発生の時期が迫っている。駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域が南海トラフ。発生する地震が南海トラフ地震。南海トラフ地震の発生過程は次のように多様。1707年の宝永地震は駿河湾から四国沖の広い領域で同時に発生。少しの間があって隣接領域でマグニチュード８クラスの大規模地震が起きた。1854年安政東海地震では、その32時間後に安政南海地震が起きた。1944年の昭和東南海地震につづいて２年後の1946年に昭和南海地震が起きた。
地震に備えて首都機能移転が叫ばれたのは何時だったか。地震による都市破壊の脅威に晒（さら）されている。地政学リスクとして日本を考察するときに地震はその最大の要素となる。日本経済のリスクの過半は人口減少ではなく幾つもの地域で起こりかねない巨大地震による都市破壊だ。
ニューヨークの摩天楼が東京ほかの首都圏に出現している。ニューヨークの地盤と東京の地盤は違う。東京など首都圏の高層ビルが地震に備えられているとしても、社会基盤である交通、通信、ほかの生活と経済活動を支えるほかの機能が破壊される。
世界の四大文明は地中に埋もれてしまった。日本では鴨長明が地震、台風、火事を文に残す。地震がないと間違って思われている京都における1689年（元禄２年）の出来事だ。鴨長明は下賀茂神社の神事を統率する禰宜（ねぎ）の次男で方丈記に次の一文（意訳）がある。
山崩れて川を埋み、海かたぶきて陸をひたせり。土さけて水わきあがり、巌（いわお）割れて谷にまろび入り、渚漕ぐ舟は浪に漂い、道ゆく駒は足のたちどを惑わせり。いわんや都のほとりには、堂舍廟塔は一つとしてそのままの形はなく、崩壊したり倒れたりしている。発生した塵灰は燃え上がる煙にも増している。地が震え、家が壊れる音は雷にも増している。家の中にいるとたちまちに打ちひしがれる。外に走り出ると地は割れ裂けている。恐ろしいことは沢山あっても地震こそがその最大のものだ。
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計量計測のエッセー
山崩れて川を埋め海は傾き陸におしよせ と大地震を記録した鴨長明
計量士の法で定められた職務権限と計量管理の在り方
矢野宏先生の思い出 計量士 阿知波正之
計量管理とは何かを懸命に問うた一人の技術官僚
計量法の皮革面積計の規定そして実働する皮革面積計
数学と物理はできないという自己暗示から抜け出せば計量士国家試験は突破できる
GDP数値によるモノサシで経済繁栄をみる危うさ
メートル法と田中館愛橘、高野瀬宗則、関菊治の三氏
地方公共団体の予算措置義務と指定定期検査機関
都道府県と特定市などの市町村の計量行政実施への責任
日本経済と物価上昇の行方
計測の技術行為と法的計量行為という二つの性質
不都合な事実と不要なことがら
計量器コンサルタント制度とその理解
亜ヒ酸をめぐる中井泉氏鑑定と河合潤氏の分析手法解析による結果の対立
質量の単位㎏と質量発生の科学のお話し
計量法のハカリの指定定期機関制度運用の現状
試験難易度によって自己を評価付けする現代の人々
地球温暖化と花見酒の経済
2022年日本経済の素描
質量の地球での振る舞いかた
質量の起源を探る
質量の起源の究明と質量計測の取回しの実際
数学者と物理学者は数式によって実現されることを事実だと考えている
重力とは 重力の単位 地球の重力値 重力の作用
池袋事故におけるハイブリット車暴走の原因は誤操作によるか機械故障か
新型コロナウイルス感染症ワクチン
走り、曲がり、止まるという車の機能にはさまざまな技術要素と交通事故
計量行政職員は計量の安全を守る護民官として位置づけられていた
カーボンニュートラルという虚構政策
科学研究費に求める成果に振り回される人々
人の言葉の基（もとい）は教養である
人口減少の事情と日本の50年先の状態
2020年日本経済の素描
机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学
新型コロナウイルス感染症COVID-19対応の温度計測機器
文武両道は集団催眠がもたらした言葉だ
日本の次世代経済はのみの市経済か
COVID-19に感染したら生命と財産を何とか守ってやる
バベルの塔に似た都市集中と林の中の工場との対比
新自由主義批判にも聞こえるトマス・モアのユートピア
COVID-19におびえて洞窟に3カ月避難した日本
新型コロナ対応で経済を止める愚挙
下気道感染症で300万人、下痢性疾患で140万人、結核130 万人、これと新型ウイルスを比較する
新型コロナウイルスと肺炎疾患を考える
新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数（18日午前2時時点）AFP 2020年3月18日 5:23発信地：パリ
新型コロナウイルス感染症で体温計が市場から消えた
（不適切な表現などについては意に反するものですのでご容赦ください）
2020-06-15-japan-frightened-by-covid-19-and-evacuated-to-a-cave-for-3-months-
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