2023年のノーベル賞の各賞が決まる
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2023年のノーベル賞の各賞が決まる(計量計測データバンク編集部)
2023年のノーベル賞の各賞が決まる(計量計測データバンク編集部)
写真はノーベル賞生理学・医学賞のカタリン・カリコー非常勤教授(68歳)
写真は賞生理学・医学賞のドリュー・ワイズマン教授(64歳)
イラスト画はノーベル物理学賞の受賞者。左からピエール・アゴスティーニ、フェレンツ・クラウス、アンヌ・ルイリエの三氏=2023年10月3日(ノーベル財団提供)
イラスト画は2023年ノーベル化学賞受賞者。左からバウェンディ、ブルース、エキモフ氏のイラスト(ノーベル財団提供)
写真はノーベル文学賞のノルウェーの劇作家 ヨン・フォッセ氏
写真はイランの女性人権活動家ナルゲス・モハンマディ氏
写真はノーベル経済学賞の米国ハーバード大学のクラウディア・ゴールディン女性教授
(タイトル)
2023年のノーベル賞の各賞が決まる(計量計測データバンク編集部)
(本文)
2023年のノーベル賞発表は10月2日(月)の生理学・医学賞から開始。物理学賞は3日(火)、化学賞は4日(水)、文学賞は5日(木)、平和賞は6日(金)、経済学賞は9日(月)と続いて発表された。
2023年のノーベル生理学・医学賞は米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコー非常勤教授(68歳)と同大のドリュー・ワイズマン教授(64歳)。ノーベル物理学賞はアト秒パルスレーザー開発に貢献した三氏、米オハイオ州立大学のピエール・アゴスティーニ名誉教授、独マックス・プランク量子光学研究所のフェレンツ・クラウス教授、スウェーデンのルンド大学のアンヌ・ルイリエ教授。ノーベル化学賞は「量子ドット」発見と製造方法の開発した三氏、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のモウンジ・バウェンディ教授、米コロンビア大学のルイス・ブラス名誉教授、旧ソ連(現ロシア)出身で米ナノクリスタルズ・テクノロジー社のアレクセイ・エキモフ博士。ノーベル文学賞はノルウェーの劇作家 ヨン・フォッセ氏。ノーベル平和賞はイラン人女性のモハンマディ氏。ノーベル経済学賞に男女の賃金格差の要因など研究した米国ハーバード大学のクラウディア・ゴールディン女性教授。
2023年のノーベル生理学・医学賞は米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコー非常勤教授(68歳)と同大のドリュー・ワイズマン教授(64歳)
写真はノーベル賞生理学・医学賞のカタリン・カリコー非常勤教授(68歳)
写真は賞生理学・医学賞のドリュー・ワイズマン教授(64歳)
スウェーデンのカロリンスカ研究所は10月2日、2023年のノーベル生理学・医学賞を米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコー非常勤教授(68歳)と同大のドリュー・ワズスマン教授(64歳)に授与すると発表した。二人は遺伝情報を伝える物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」を使うワクチンに欠かせない基盤技術確立に貢献した。新型コロナウイルスワクチンを実用化に導いた業績が大きく評価された。メッセンジャーRNA(mRNA)の医薬品応用への道を切り開き、新型コロナウイルスワクチンの早期実現につながった功績は大きい。
120年の歴史があるノーベル賞は社会に貢献する独創性ある発見や発明を顕彰してきた。新型コロナは100年に1度の感染症の災禍である。新技術によるワクチンが実現したことで世界的大流行の収束が早まった。医学史に名を刻む二氏の業績に対して有名な賞が贈られており、ノーベル賞が何時になるかということに関心が集まっていた。
タンパク質を作り出す遺伝情報からなるmRNAを病気の治療や予防のために体内に投与する手法は1980年代に考案されていた。mRNAは身体に入ると壊れやすいうえ免疫反応が強いことを克服することが課題であった。医薬品への応用にどのような形で道を拓くか模索されるなか、カリコー氏らはmRNAの一部の分子に手を加えることで炎症反応げ低下することを突き止め2005年に二氏は論文を発表していた。その後にmRNA合成時の不純物を取り除きタンパク質を作る効率を高める方法を開発するなど技術を進化させ、新型コロナの流行の収束をもたらすワクチン製造を実現することに貢献した。
新しい治療法や医薬品に対しノーベル賞は評価に10年ほどの間をおいてきた。副作用がノーベル賞の後に発生する事例があるためだ。今回の受賞は新型コロナ対応のワクチンが開発されたのは2020年末から、実用化から3年未満での授賞である。創薬技術の革新性への貢献が評価されたからだ。mRNAワクチンを実用化した製薬会社の独ビオンテックや米モデルナは、新型コロナ以外の感染症予防や癌治療などへの応用研究に打ち込んでいる。
新型コロナウイルスのワクチン誕生につながるメッセンジャーRNA(mRNA)の研究でノーベル賞受賞が決まったカタリン・カリコ氏はハンガリー出身。新型コロナワクチン開発の成功の延長線上で、世界の製薬各社はメッセンジャーRNA(mRNA)を使う「mRNA医薬」の開発を進めている。米モデルナは世界初となるエイズウイルス(HIV)の臨床試験(治験)を始めた。独ビオンテックと米ジェネンテックは癌治療への応用に動き出した。
メッセンジャーRNA(mRNA)を使うワクチンの実現は着想から30年を要した。新型コロナウイルスの世界的流行があったので開発は加速した。mRNAは細胞の核のなかにあるDNAから遺伝情報をコピーし設計図どおりにタンパク質を作ることができる。
2023年のノーベル生理学・医学受賞者二氏の言葉
2023年のノーベル生理学・医学賞を受賞することが決まった米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコー非常勤教授と同大のドリュー・ワイズマン教授が10月2日、記者会見した。カリコー氏は「実験をしても、思い通りにいかないことが多い。科学の世界では失敗したときに対処する力を身に付けるのが重要だ」と語った。ワイスマン氏は「最初は資金が確保できず、出版もできなかった。mRNAに興味を持ってもらえず、臨床試験も失敗した」と技術の完成までの苦労を語った。「みんなが諦めていたなかで、2人で20年以上、どうやってmRNAワクチンをうまく機能させられるのかを模索していた」と振り返った。カリコー氏は「決して簡単な作業ではなかったが、非常に楽しく、幸せだった」と話した。
カリコー氏とドリュー・ワイズマン氏の遭遇はコピーの待ち時間
1997年、大学内のコピー機を使うための列に並んでいたとき二人は出会ったという。働いている部署も建物も違ったが、待ち時間で話すなか、お互いの担当分野を組み合わせた研究ができると考えた。カリコー氏は「いろんな人が話し合いするために大学にはもっとコピー機を置く必要があるかもしれない」と話すと会場に笑いの渦がおこった。今後のmRNA技術の活用についてワイズマン氏は「癌や自己免疫疾患、アレルギーのためのワクチン開発や、遺伝子治療でも臨床開発が進んでいる」と期待を語る。カリコ氏は「mRNAに資金が集まるようになり、いまでは250以上の治験が実施されている」と述べた。
mRNAはどのようなメカニズムで働くのか
病原体のタンパク質を体内で作って免疫獲得
メッセンジャーRNA(mRNA)はタンパク質の設計図となる遺伝情報。病原体のタンパク質を作るようmRNAを設計してワクチンとして使う。投与すると体内でたくさんのタンパク質が作られる。それを身体の防御機能である免疫が記憶することで病原体が侵入した際の感染や発症や重症化を防ぐように作用する。
新型コロナ対応ワクチンとして、わずか1年で開発
新型コロナウイルスに対しては、米ファイザーなどが2020年1~3月ごろから開発を始め、同年12月に米国などで緊急承認を受けた。現在では日本や米国など約180カ国・地域で承認されている。病原体であるコロナウイルスの遺伝情報が分かれば作れるので速
癌や他の感染症への応用も
「mRNA医薬」は、エイズ(HIV)、ジカ熱、インフルエンザといった他の感染症でも臨床試験(治験)が進んでいる。癌治療薬を目指した取り組みが進んでいる。
ノーベル物理学賞はアト秒パルスレーザー開発に貢献した三氏に
イラスト画はノーベル物理学賞の受賞者。左からピエール・アゴスティーニ、フェレンツ・クラウス、アンヌ・ルイリエの三氏=2023年10月3日(ノーベル財団提供)
スウェーデン王立科学アカデミーは10月3日、2023年のノーベル物理学賞をアト(100京分の1)秒というごく短い時間だけ光るレーザーの研究に貢献した米欧の三人に授与すると発表した。レーザーをカメラのフラッシュのように使うことで、物質中を素早く動き回る電子などを観察する「アト秒科学」の道を拓いた。
授賞は米オハイオ州立大学のピエール・アゴスティーニ名誉教授、独マックス・プランク量子光学研究所のフェレンツ・クラウス教授、スウェーデンのルンド大学のアンヌ・ルイリエ教授。授賞理由は「物質中の電子の挙動を観察するためのアト秒パルスレーザーを作り出す実験手法」。
アト秒パルスレーザーは次のような領域で求められる。化学反応は物質中の原子や電子の動きがもたらす。原子や分子を構成する電子をやりとりすることによって原子は結びついたり離れたりする。電子の素早い動きをカメラで捉えるにはアト秒級のごく短い間隔でレーザー光を点滅させなければならない。
1987年にルイリエ氏は特定の気体に赤外レーザーを当てる手法で、アト秒レーザーを作り出すための基礎的な技術を開発した。2001年にアゴスティーニ氏とクラウス氏がそれぞれ数百アト秒の間隔で連続してレーザー光を生成することに成功した。
化学結合で重要な役割を持つ電子の振る舞いが観察できるようになった。電子材料の開発のほか、物質を識別することで病気の診断などに応用できる可能性がある。ノーベル物理学賞の選考委員会は2023年10月3日の記者会見で、「極めて短時間の尺度で電子の世界を見るための新たな扉が開かれた」と評した。
今回の受賞がきっかけになってナノテクノロジーの次のアトテクノロジーといった新しい分野が拓かれることが期待される。
アト秒科学の日本の研究は東京大学など各方面で行われている。このうち理化学研究所は2022年に世界最高出力のアト秒レーザー装置を開発した。従来の100倍を超える出力を達成し物質をとおりぬける力が強くなり、観察対象を気体のほかに液体や固体に広げている。
注目される関連分野では、たとえば瞬間的に点滅するレーザーはこれまでもノーベル賞の授賞対象となり、1980年代後半にはフェムト(フェムトは1000兆分の1)秒だけ光らせる技術が開発され、この研究功績で1999年に米国の研究者がノーベル化学賞を受賞している。
授賞式は2023年12月10日にストックホルムで開く。賞金は1100万スウェーデンクローナ(約1億5000万円)は三人に分割される。
ノーベル化学賞は「量子ドット」発見と製造方法を開発した三氏に
イラスト画は2023年ノーベル化学賞受賞者。左からバウェンディ、ブルース、エキモフ氏のイラスト(ノーベル財団提供)
ノーベル化学賞の受賞が2023年10月4日発表された。スウェーデン王立科学アカデミーは2023年のノーベル化学賞は米国の大学や企業に所属する三氏に授与される。電子を閉じ込めて発光を調節できる半導体の微細構造「量子ドット」を発見し製造方法を開発したことが評価された。これによりディスプレーや医療分野などへの応用に道が拓かれた。
授賞は米マサチューセッツ工科大学(MIT)のモウンジ・バウェンディ教授、米コロンビア大学のルイス・ブラス名誉教授、旧ソ連(現ロシア)出身で米ナノクリスタルズ・テクノロジー社のアレクセイ・エキモフ博士の三氏。
授賞理由は「量子ドットの発見と合成」
ノーベル化学賞の選考委員会は「ナノテクノロジー分野で重要なマイルストーンを達成し、量子ドットの応用先は発光ダイオード(LED)のディスプレー、医学など多岐に及んでいる」と評した。
量子ドットはナノ(ナノは10億分の1)メートルほどの微細な半導体結晶のこと。光や電気で刺激すると発光する。光の色は粒子の大きさや形状、組成によって変わるため、うまく調整すれば、鮮明な色を出すディスプレーなどに応用できる。量子ドットを使ったテレビを韓国サムスン電子やシャープ、ソニーなどがすでに商品化している。
エキモフ氏は旧ソ連の国立研究所に所属していた1980年代初頭に重金属のカドミウムなどを使ってガラスのなかに量子ドットを初めて作った。
ブラス氏は1980年代に微細な結晶が液体に混ざった状態の扱いやすい量子ドットを、バウェンディ氏は1993年に大きさがそろった高い品質の量子ドットの合成法をそれぞれ開発した。これらによって高輝度のディスプレーなどに適した量子ドットを作れるようになり、産業応用に道が拓かれた。
量子ドットの分野で日本人の研究者として有名なのは東京大学の荒川泰彦特任教授と榊裕之名誉教授。荒川氏と榊氏は82年に量子ドットでレーザーを作る概念を示した論文を発表している。温度変化による性能劣化を抑えた高性能レーザーの可能性を示した。荒川氏は2004年に富士通と実際に温度安定性に優れた量子ドットレーザーの作製に成功している。量子ドットは太陽電池の薄型化、量子暗号通信、センサーの小型化などへの応用が期待され、また癌細胞の検出など医療分野での研究が進行している。
授賞式は12月10日にストックホルムで行われる。賞金の1100万スウェーデンクローナ(約1億5000万円)を三人で分割する。
ノーベル文学賞はノルウェーの劇作家 ヨン・フォッセ氏
写真はノーベル文学賞のノルウェーの劇作家 ヨン・フォッセ氏
2023年のノーベル文学賞は10月5日、ノルウェーを代表する劇作家ヨン・フォッセ氏(64歳)に決まった。ヨン・フォッセ氏は、近代劇の父と呼ばれるノルウェーの劇作家イプセンの再来、21世紀のベケットとされている。ノルウェー人の受賞は1928年の女性作家シグリ・ウンセット以来、95年ぶりである。
同アカデミーは授賞理由として「言葉に表せないものに声を与える革新的な戯曲と散文」を挙げた。フォッセ氏はロイター通信に「圧倒され、びっくりしている。他のことは考慮せず、文学であることを目指した文学に与えられた賞だと思う」と感想を語っている。
ヨン・フォッセ氏は1959年、ノルウェー西部ハウゲスン生まれ。83年に小説「赤、黒」で作家デビュー。90年代に代表作の劇作品「だれか、来る」を発表した。無駄を排し、詩のようなせりふで人間の本質を問いかける手法を用いる。30を超える劇作品は40以上の言語に翻訳され、日本でも「名前」「死のバリエーション」「スザンナ」などが上演された。小説や詩、児童書などの作品も精力的に発表してきた。2010年に「国際イプセン賞」を受賞。2015年には北欧諸国の言語で書かれた作品が対象の「北欧理事会文学賞」を受賞している。
ノーベル文学賞の選考委員会のオルソン委員長は「彼の作品は静けさの中で、不安や孤独など世界中の誰にでも通じる強い感情を喚起させる」と話した。
賞金は1100万クローナ(約1億5千万円)。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれる。
ノーベル平和賞はイラン人女性のモハンマディ氏
写真はイランの女性人権活動家ナルゲス・モハンマディ氏
ノルウェーのノーベル賞委員会は10月6日、2023年のノーベル平和賞をイランの人権活動家ナルゲス・モハンマディ氏に授与すると発表した。女性への抑圧が強まる同国で、女性の人権擁護に努める活動を評価した。
ノーベル経済学賞に男女の賃金格差の要因など研究したゴールディン氏
写真はノーベル経済学賞の米国ハーバード大学のクラウディア・ゴールディン女性教授
スウェーデンの王立科学アカデミーは、2023年のノーベル経済学賞の受賞者を2023年10月9日に発表した。受賞は、米国ハーバード大学のクラウディア・ゴールディン女性教授。1946年5月14日生れ、77歳。
ゴールディン教授は、女性の労働市場への参加についてアメリカの200年以上にわたるデータを集め、男女間の格差の是正において何が重要なのか、そのカギとなる要因を分析した。従来の研究では、女性の就業率は経済発展に伴って上昇すると考えられていた。しかしゴールディン教授は主要産業が農業から工業に移り変わることに伴って既婚女性が仕事と家庭を両立することが困難になることなどから女性の就業率が低下、そして経済のサービス化が進むことで就業率が増加するとして、U字型のカーブを描く構造を初めて明らかにした。現在ではアメリカだけでなく、多くの国でも当てはまる現象だと評価されている。
ゴールディン教授の研究は、政府の介入や男性の家庭参加に加えて長時間労働を改めるなど、企業が男女間の格差是正に向けて柔軟な働き方を認めることを論理的に後押しした。
ノーベル経済学賞で女性の受賞者は3人目。
スウェーデンの王立科学アカデミーの選考委員長は、ゴールディン教授の業績について、「労働市場における女性の役割を理解することは社会にとって重要だ。ゴールディン氏の革新的な研究によって私たちは隠された要因やどの障壁に対処すべきかをさらに知ることができた」と評価する。
ノーベル化学賞、発表リストが漏洩 選考委「遺憾」
ノーベル化学賞の選考委員会は10月4日の記者会見で、授賞者リストの漏洩を認め、原因究明に着手したと明かした=ロイター
スウェーデン王立科学アカデミーが4日発表した2023年のノーベル化学賞の発表資料が、事前に外部に漏洩した。スウェーデン地元紙の報道によると、記者会見の約4時間前に同アカデミーから発表資料がメールで送られてきたという。100年以上の歴史を持つノーベル賞で異例の事態となった。
スウェーデン紙アフトンブラーデットによると、資料には「量子ドットの発見と合成」を授賞テーマとして米国の3氏に贈ることが記されていた。同アカデミーは同紙の取材に「まだ決定していない」と否定していた。ロイター通信や英紙ガーディアンなど各国のメディアが地元紙報道を引用して報道した。
日本時間午後6時45分ごろに始まった会見では、漏洩したとみられる資料と同じ内容で授賞が発表された。4日の記者会見で授賞者リストの漏洩について問われたノーベル化学賞の選考委員会は「もちろん残念で、遺憾だとお伝えしたい」と語った。「原因は不明だが、プレスリリースが外部に送られてしまった」と漏洩の事実を認めた。究明作業に取り組んでいるとし、リストの漏洩は今回の授賞者の決定に影響していないと強調した。
(計量計測データバンク 編集部)
2023-10-11-the-2023-nobel-prizes-will-be-decided-
[2023年ノーベル賞 各賞関連の資料]
├2023年ノーベル物理学賞(計量計測データバンク編集部)
├2023年のノーベル賞の各賞が決まる(計量計測データバンク編集部)
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├2023年ノーベル生理学・医学賞はカタリン・カリコー氏とドリュー・ワイズマン氏(計量計測データバンク編集部)
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├ノーベル賞 カリコー・カタリン博士物語 人物と経歴(計量計測データバンク編集部)
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├ノーベル賞 ドリュー・ワイズマン博士の人物と経歴(計量計測データバンク編集部)
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├計量計測データバンク ニュースの窓-22-小林武彦講演におけるRNA、人の老い、動物の老いについて
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├計量計測データバンク ニュースの窓-93-2023年のノーベル経済学賞
├計量計測データバンク ニュースの窓-95-2023年ノーベル物理学賞(その2)
├計量計測データバンク ニュースの窓-103-2023年ノーベル生理学・医学賞はmRNAワクチン開発貢献でカタリン・カリコ氏ら2名に
├計量計測データバンク ニュースの窓-104-日本列島人の頭骨の形態変化(脳容積と知能は比例しない)
├計量計測データバンク ニュースの窓-105-2023年のノーベル賞 物理学賞(その1)と化学賞
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├脳体積と知性にかかわりはない 時代によって変化する頭骨の形状(計量計測データバンク編集部)
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├2023年のノーベル賞の各賞が決まる(計量計測データバンク編集部)
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├ビオンテック上席副社長カタリン・カリコ博士とCOVID-19対応mRNAワクチンの開発
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├国民のワクチン接種率7割でCOVID-19を抑えられる
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2023年のノーベル賞の各賞が決まる(計量計測データバンク編集部)
富士山と日本にある7つの氷河 文章 夏森龍之介
日本経済の未来-雑記帳-(データベース)その1by計量計測データバンク編集部
地球温暖化論争の雑記帳(データベース)by計量計測データバンク編集部
素描 モノ余り日本と働きたくない人々(計量計測データバンク)
原油価格高騰とその背景(計量計測データバンク 編集部)
計量計測のエッセー ( 2018年1月22日から日本計量新報の社説と同じ内容の論説です)
精神病患者を描くことでは北杜夫氏にまさる人はいない
計量行政費用の完全確保は社会の健全運営につながる
コロナ災害下、週二日タクシーで深夜帰宅する霞ヶ関35歳女性官吏
スマホの背後でニコンは半導体産業の基礎を担う
左手に天びんを持つ女神テミスは大学教授のヒ素鑑定をどう裁く
人の健康など多方面に広がる計測と計量法の関わりの実際
近海の水温は高いが海洋気温は違う
計測値の確かさが考慮されてこその計測である
自動車は高速移動するから裸の人には危険物体である
嘘という犯行を強制されて自分を失った財務省官吏
大脳皮質の一部だけを働かせているような法曹と公務員試験
計量行政は基盤的な社会的な共通資本である
新型コロナウイルス感染症の基礎知識と最新の状況(2021年5月25日現在)
人間万事塞翁が馬 心やすく良く働くこと
よく働くことを喜びとする 渋沢栄一の論語と算盤
日本の学生の無駄な一年を取り戻す
読み書きソロバンができない大学生
日本の計量器産業の生産高は1兆円、広義の計量器企業の売上高は3兆円
(日本の計量器産業の生産高は1兆円)(広義の計量器企業の売上高は3兆円と推計できる)(計量器生産高はGDP対比0.2%あるいは0.6%)(新しい計測方法ができることがはてしなく続く)(計測センサーは神経系の各部の神経と同じ働きをする)(人の神経組織は数千あるいは数万以上、これに未来の計測器をかさねる)(人の脳の質量は成人で体重の2%だが脳の働きは質量と連動しない)(神経の質量は脳の質量の1000分の1ほどか)(経済と社会を対象に痛い痒いを知るのが計測器だ)(取引の公正を実現する計測器)
数学者と物理学者は数式によって実現されることを事実だと考えている
重力とは 重力の単位 地球の重力値 重力の作用
袋事故におけるハイブリット車暴走の原因は誤操作によるか機械故障か
新型コロナウイルス感染症ワクチン
走り、曲がり、止まるという車の機能にはさまざまな技術要素と交通事故
計量行政職員は計量の安全を守る護民官として位置づけられていた
カーボンニュートラルという虚構政策
科学研究費に求める成果に振り回される人々
人の言葉の基(もとい)は教養である
人口減少の事情と日本の50年先の状態
2020年日本経済の素描
机と椅子が織りなす快適値としての29cmという科学
新型コロナウイルス感染症COVID-19対応の温度計測機器
文武両道は集団催眠がもたらした言葉だ
日本の次世代経済はのみの市経済か
COVID-19に感染したら生命と財産を何とか守ってやる
バベルの塔に似た都市集中と林の中の工場との対比
新自由主義批判にも聞こえるトマス・モアのユートピア
COVID-19におびえて洞窟に3カ月避難した日本
新型コロナ対応で経済を止める愚挙
(タイトル)
新型コロナウイルスへの国と東京都の対応の是非
├新型インフルエンザ薬タミフル誤計量と天秤の改善措置
├計測と計量管理の教養こそ計測技術者が身につけるべきこと
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├計測がねじ曲げられると白が黒になる(白いものを黒くしてしまう社会の掟の怖さ)
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├いつでも使える計量辞書としての国際単位系ページの利用
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├田中館愛橘の物理普及講演と寺田寅彦の物理学を元にした随筆
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├適正な計量の実施は国家と地方公共団体が共同して実現すべきもの
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├素直でない人は嘘をつく 素直とは正直者のことだ
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├法人とその構成員の意欲と能力を映し出しているwebサイト
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├数値や言葉を翻訳変換して診断する
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├大手情報媒体が低俗化しフェイク情報が充満する
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├人は他の人を映し鏡として生きる意義を成立されている
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├カメラの撮影枚数にみる技術開発とリチウムイオン電池
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├地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ)
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├法人とその構成員の意欲と能力を映し出しているwebサイト
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├子供は無心で身体を動かす労働は楽しいことだった
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├地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ)
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├ものを考えない人にはニュースも情報もない
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├地震予知も都市改造もできないから地震がきたら自分で身を守れ
├
├計量行政は適正な計量の確保にあり利益は国民が享受する
├
├人口が減り高齢化が進む国はどのようになるか
├
├地震計は地震を予知する機能を持たない
├
├旧来の販売方法の不合理性がネットオークションを成立させた
├
├計量法の検定制度は主権者たる国民のためにある
├
├ パソコンは使えないしインターネットは知らない(役所は知らせることをしない奇妙な組織である)
├
├部分を測っただけで全体を推論した結果の地球温暖化論
├
├計測値で語られる諸因果の受け止め方
├
├嘘をつく人、怒鳴る人、嫌なことをユーモアで包む人
├
├球速表示160kmは確かか(球速表示160kmは信ずるに値するものなのか)
├
├用途としての放射能と放射線の単位があり震災復旧では物を見る目になる
├
├計測には二つの性質がある (計測には純粋科学と人の欲望の調和という二つの性質がある)
├
├社会と購買者への信用ある通信としての広告
├
├計量法は人の欲望のぶつかり合いを仲介し調整する
├
├トレーサビリティに関するドイツの小話にみる教訓 「コンパティブルだがトレーサビリィ不足だった質量測定の一例」
├
├内需依存型産業社会日本と人口減少社会の在り方
├
├控えめな計量法が適用されて実現する平和な社会 (サブタイトル)キログラムの単位記号はkgでありKGではない。メートルの単位記号はmでありMではない。
├
├計量の教養こそ身に付けるべき課題だ
├
├0.1%の計量器の検定・検査が世のなかに適正計量を実現をもたらす
├
├見えないモノを見えるようにする計測技術
├
├すべては丈夫な身体と丈夫な心あってこそ
├
├消費は人口減少の度合いで減りGDPも同様に推移する
├
├強い欲求をもっているとニーズは自ずと分かるものらしい
├
├キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上
├
├質量と重量の違い及び質量の単位キログラムの定義変更
├
├規則に照らせば不正でも総合性能としては問題ない事柄
├
├バベルの塔とノアの箱舟の伝説と旧カヤバ工業の免震性能偽装
├
├計量と計測は人の間にどのようにかかわるか
├
├自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
├
├2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
├
├事実は小説よりも奇なり 二つの事件
├
├計測システムがわかることが計測における教養だ
├
├世の中は計測でできている
├
├計測の目的と精密さの実現の整合
├
├計量法は人の欲望のぶつかり合いを仲介し調整する
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├0.1%の計量器の検定・検査が世のなかに適正計量をもたらす
├
├見えないモノを見えるようにする計測技術
├
├すべては丈夫な身体と丈夫な心あってこそ
├
├消費は人口減少の度合いで減りGDPも同様に推移する
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├キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上
├
├強い欲求をもっているとニーズは自ずと分かるものらしい
├
├自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
├
├2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
├
├日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
├
├優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
├
├計測の目的と求められる確かを考える
├
├地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
├
├自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
├
├1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度
├
├自動ハカリの指定定期検査機関の動向を観察する
├
├計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情
├
├計量協会webサイトから日本の計量行政の未来が見える
├
├光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
├
├収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚
├
├ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
├
├時代の波と計量器産業の浮き沈み
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├世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政
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├中国では日本以上の人口減少状態が出現している
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├ハカリの定期検査実施漏れは計量憲法である計量法違反だ
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├城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった
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├山口高志投手の球がベース通過時点で一番速かった
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├福島産の農産物と海産物と放射線測定器
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├通信と自己診断機能は計量器の法制度を変える
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├計れと人を管理したQC運動に対比される品質工学
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モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)
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├計量法の実質の内容を変える政省令の理解と解釈
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├ハンドルで曲がらずブレーキで車は止まらない
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├学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
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├計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
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├社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
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神鋼素材は計測器性能に影響がない
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├田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方
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計量計測のエッセー
「日本計量新報」今週の話題と重要ニュース(速報版)
計量計測トレーサビリティのデータベース(サブタイトル 日本の計量計測とトレーサビリティ)
2019-02-05-database-of-measurement-measurement-traceability-measurement-news-
計量計測トレーサビリティのデータベース(計量計測トレーサビリティ辞書)
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計量計測トレーサビリティのデータベース(計量計測トレーサビリティ辞書)-2-
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