計測には二つの性質がある
計測には二つの性質がある
計量計測のエッセー 
計測には二つの性質がある

サフラン。サフランはクロッカスの仲間で、球根で生長する植物です。
この2種はとても似ていることから、食用のものをサフラン、観賞用の
ものをクロッカス(ハナサフラン)と分けて呼ばれることがあります。
用途は様々で、香りのよい花なので雌しべを活かして「香料」を作っ
たり、黄色の「染料」に使ったりされます。

(タイトル)
計測には二つの性質がある
(計測には純粋科学と人の欲望の調和という二つの性質がある)

(本文)

 圧電素子としての性質をもつ水晶の振動を時間としてとりだしたのがクオーツ時計である。励起された原子が放出するスペクトル線の周波数は水晶振動子よりも精密である。時間の標準となっているのがセシウム133原子をもとにしたセシウム原子時計だ。さらに精密な光格子時計と呼ばれている原子時計があり18桁の計時精度を実現している。セシウム原子時計を超える原子時計が開発されているために国際単位系(SI)の時間の定義改訂が間近である。

 イッテルビウム171光格子時計の開発が産業技術総合研究所(計測標準研究部門時間周波数科)で進められており、2010年現在の周波数は518295836590864±28 Hz(2009年測定、60万年に1秒ずれる精度)でり、装置の改善がなされ2012年現在の周波数は、518295836590863.1±2.0 Hz(2012年測定、相対不確かさ=9192631770)。2012年10月の国際度量衡委員会で、秒の二次表現(秒の新しい定義の候補)として採択されている。

 クオーツ時計を積んだ飛行機と地上のそれとのあいだで時間の進み方が違うことが確認されている。光速に達すると時間は進まないというアインシュタインの相対性理論がこの実験で確かめらた。人工衛星軌道と地球上とでの時間の進む速さの違いがセシウム原子時計で検出される。

 原子時計は測定周波数との相関によって精密さが決まる。周波数は長さの裏返しでもある。精密な時計が長さの正確な測定に直結する。重力波による時空のゆがみが精密に測定される。物理学の基本量である光速c、プランク定数h、素電荷e、万有引力定数G、微細構造定数αなどが更に正確に決定できる。

 電波時計やGPS時計とは、原子時計による正確な時刻情報を人工衛星を介して1日に数回受信して時刻を修正する機能を有したクォーツ時計のことである。ネット通販などで売られている「原子時計」は上のような構造の時計だ。クオーツ時計も指示針を動かす仕組みは機械仕掛けだ。表示に液晶を使っていると20年も経過すると表示が薄れる。

 計測の精密さの進展を原子時計を事例に観察した。計測の精密さが向上すると物理、科学、学術方面の革新がもたらされる。地球の自転や公転から時間が決められたのは古いことではない。地球の自転による一日の長さを原子時計で計測すると自転と時刻の間に矛盾がでる。地球の自転および公転の揺らぎがあるために暦(こよみ、カレンダー)との調整をすることになった。何年かごとに時刻をマイナスあるいはプラスする閏秒(うるうびょう)を設けている。

 計測にも性質がある。上の事例では科学技術方面のことを取り上げた。人々がモノを買ったり売ったりする場面を計量法では取引あるいは証明と呼称する。この場面は世の中の調和である。買う人も売る人もそのくらいの精密さであれば不満を持たない、とう内容に調整される。計量法における検定公差、使用公差、商品量目の定めである。この方面の計測の精密さは上のようなことから決められるから高くはない。計量器が通常実現しうる精密さという技術側面が別の要素として加わる。

 均質である金のそのか価格が倍ほど変動すると計量器の精密さは実質それと同じだけ変動したことになる。商品量目としての質量による取引には商品の品質は加味されない。名ばかりのウニ(雲丹)を安く買っても不味いことが多い。専門店とデパ地下は名前のどおりの品質の品物を売るブランド店なのだ。

2019-04-06-measurement-has-two-properties-

(不適切な表現などについてはご容赦ください)
 
計量計測のエッセー


計量計測のエッセー ( 2018年1月22日から日本計量新報の社説と同じ内容の論説です)

社会と購買者への信用ある通信としての広告



球速表示160kmは確かか(球速表示160kmは信ずるに値するものなのか)
用途としての放射能と放射線の単位があり震災復旧では物を見る目になる
計測には二つの性質がある(計測には純粋科学と人の欲望の調和という二つの性質がある)
社会と購買者への信用ある通信としての広告
計量法は人の欲望のぶつかり合いを仲介し調整する
トレーサビリティに関するドイツの小話にみる教訓 (1997年3月2日付け日本計量新報社説の再録です)
内需依存型産業社会日本と人口減少社会の在り方
見えないモノを見えるようにする計測技術
計量の教養こそ身に付けるべき課題だ
0.1%の計量器の検定・検査が世のなかに適正計量の実現をもたらす
見えないモノを見えるようにする計測技術
強い欲求をもっているとニーズは自ずと分かるものらしい
すべては丈夫な身体と丈夫な心あってこそ
消費は人口減少の度合いで減りGDPも同様に推移する
キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上
質量と重量の違い及び質量の単位キログラムの定義変更
規則に照らせば不正でも総合性能としては問題ない事柄
バベルの塔とノアの箱舟の伝説と旧カヤバ工業の免震性能偽装
計量と計測は人の間にどのようにかかわるか
自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度
自動ハカリの指定定期検査機関の動向を観察する
計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情
計量協会webサイトから日本の計量行政の未来が見える
光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚

ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
時代の波と計量器産業の浮き沈み
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政
中国では日本以上の人口減少状態が出現している
ハカリの定期検査実施漏れは計量憲法である計量法違反だ
城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった
山口高志投手の球がベース通過時点で一番速かった
福島産の農産物と海産物と放射線測定器
通信と自己診断機能は計量器の法制度を変える
計れと人を管理したQC運動に対比される品質工学
モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)
計量法の実質の内容を変える政省令の理解と解釈
ハンドルで曲がらずブレーキで車は止まらない
計量計測のエッセー

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
事実は小説よりも奇なり 二つの事件
計測システムがわかることが計測における教養だ
世の中は計測でできている
計測の目的と精密さの実現の整合
日本人の頭骨の変化を計測値が示す
副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎

神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

滋賀県・草津市の宿で王将の餃子をたべた

京都三条の街は気詰まりで滅入る

神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ


神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ

霧ヶ峰 雪景色

秩父札所二十四番 光智山法泉寺

6月24日の霧ヶ峰高原道路だ。強清水から車山・肩駐車場に向かって走る

正月の下呂温泉は一夜にして白銀の世界になった

上高地 晩夏

風の子の子供たちですが人は風邪を引いてはなりません

川崎大師平間寺で願い事をする

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色(2)
薄く積もった雪道を踏みしめる。クロカン四駆の世界だ。

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色

霧ヶ峰高原 晩秋の八島湿原

霧ヶ峰高原 晩秋

和歌山市加太港の浜に立つ

山梨県牧丘村で秋の風景に出会った。今は新しい市になっているがその名は知らない。

ダイヤモンド富士

酉の市(おとりさま)

浅草の浅草寺界隈に足を向けた 外人がいて蜘蛛の巣の鉄塔が見えた

旧塩山の恵林寺界隈を見物した

仙台藩と青葉城

カラスウリが赤くなって秋です

スズランが赤い実を付ける秋の始まりです

 
 
 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

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