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計量計測データバンク ニュースの窓-22-
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├計量計測データバンク ニュースの窓-28-小林武彦 生物学者 人だけが何故老いるのか 対談 茂木健一郎
├計量計測データバンク ニュースの窓-22-小林武彦講演におけるRNA、人の老い、動物の老いについて
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├(592) 「生物はなぜ老い、そして死ぬのか」小林 武彦(東京大学 定量生命科学研究所教授)2023年度 軽井沢土曜懇話会 第2回 - YouTube
文字おこし
はい、あの、小林でございます。あの、お忙しい中あの本セミナーに(回かえこまで土曜え公和会ですねにごあのご参加いただきありがとうございます。え、ただいまご紹介に
ありました東京大学(定道)生命科学研究所の小林と申します。よろしくお願いいたします。はい、ちょっと距離があるんで、私マスク、外させて、やらせていただきます。すいません。えっとそれでですねえっと題名今日の
タイトルは生物はなぜおいそしてすのかという非常に難しい話ですねあの法和っぽい んですけども一応サイエンスの科学の話 ですのでなるべくですねねあの私生物学が専門でどうしてもこう専門用語が出てくるんですよ。で専門用語は必ずこうあの分かりやすい言葉に言い換えて使いますので、もし分からなかったらちょっと首を大きめに
振っていただけるとですね。あのもう1回こうぶり返してもう1戻って、お話ししますのでどうぞよろしくお願いいたします。せっかく来ていただいたのであのなるべく内容を理解して書いていただければと思いますで、今ご紹介いただいた通りです。え、今日はですね私静岡県の三島市に住んでおりまして静からですね東京経由で参りました。で、あの、元々は、あ、というか、あの、今、前職がですね。国立遺伝学研究所の方におりましたので、そで三島手ですね。え、長いことを住んでいて
ま三島私生物学が専門で三島はこう伊豆半島があったり、箱根があったり、え、富士山が あったりして、すごくいいとこなんですよ。でま、あの生物を専門する私としてはです
ね、魚だとか、昆虫だとか、いろんな生き物がいるんで、ま、ここ、離れられないな、ということ、で新幹線で毎日ですね、朝早く出て通ってる次第でございます。で、今ご紹介いただいたことちょっと加えます、とですね。あの、前回の小林田先生えとですね。まあ一緒にま日本学術会議前沢先生もされてるんですけども、学術会議のお手伝いをさせていただいて、でいろんな委員会をやってるんですけども、特にですね忙しいというか力を入れてるのが、この我が国の学術の発展研究力強化に関する検討委員会いうことでして、これは政府からですね頼まれてこれについて議論して何かしらのあの解決策を出せというようなことがですねえ。求められましてこういった委員会を立ち上げてるんです実はですね。日本はですね日本の学術会っていうのはあんまりいい状態にはなくてですね。あの2004年ぐらいをピークとしてですね。この時はねいろんな分野でほぼ全ての分野で大体世界4位上位グループだった
ですよで4位と言っても実質2位ですね。アメリカがボーンとトップででその2グループがまイギリスドイツアメ日本なんですよ。まフランスもいてですのでま実質2グループだったんですそれがですね。それが
2004年とか5年ですで今はと言うとですね、ま言うのも恥ずかしいんですけども、ずずっと下がってこないだついこないだ10位から下ちて12位になってしまったんですね。世界でのこう相対的な科学力科学技術力の順位がちょっとびっくりでしょ。で
まだここでびっくりしてちゃだめでこれから先も下がっていくだろうとで20位ぐらいまで軽くいくなっていう風な予想があるぐらいで、ここはなんとか止めなきゃいけないっていうのであのどうしたらいいかということを考えなさいてことですね。ま理由は2つしかなくて1つは予算の問題、え今までこうま澤先生も私もですね割とサービス残業的に一生懸命やってきたんですけども、ま研究者はあの好きな仕事やってんだからいいだろうみたいな感じで一生懸命やってたんですけども、まそれじゃなかなか競争できなくなってきたと予算な問題あともう1つは人の問題ですね少ないんですよ。研究者があの日本って定年性とかあって後でちょっとお話ししますけども
あの少子化があるでしょ。でこやって定年性があるんですよですのでやめていく方が新しく入ってくる人の人数より圧倒的に多いんですやめる方の方がしたら誰が考えたって科学力低下しますよね。どちらかというと科学の主流っていうのは40代以上ですで世界の潮流を見ると大体50代60ぐらいがリーダーシップをやっていくんですけど、その辺のところ皆さんこうやめていただいてるのでこれは難しいなとだ。そういったところのまあの蛇口をとか止めてもちろん若い人にどんどん入ってきてもらって若い人はいきなり増えないのでま
その人たちが増えるようになるように努力しつつ科学技術力を維持していかないと困るなという風に思っている次第です。後でちょっと出てきますでですねあのこういうのに呼んでいただけるようになったのは実はこの回はこの本がずっと出る前からあの決まっていてコロナになっちゃって2年間ぐらいですね、ほっとかれてたんですね。でえっと忘れられたかなと思ったらコロナが開けてや小林先生のことちゃんと覚えてますよという風にお声がけいただいてでその間、あのま私は実験系なのであのま研究所には行って大学には行っていつきつですねあのこういった本を出させていただいてで生物はなぜ死ぬのかで、こんなくい題名の本が普通売れるわけないじゃないですか、でもなぜかですね今これ18万部って書いてますけど、20万部多分売れてるだと思います。でこの手の本ってね2万れれば大ヒトなんですよ。実はだって2万人ってすごい数じゃないですか。でこんなでどうしたもんだなっていう風に書いた本人がびっくりしてるですね。であのいつも生物はなでするのか考えてるわけではなくて私廊下の研究者なんですよ。実験系で、で、細胞がどうして老化するのか、というのをやってるとなんかね面白いことがあってねま遺伝子の研究してるんですけども。ある遺伝子を潰すと壊すと普通遺伝子って重要だからなんか潰れると早死にしちゃうんですよ。いろんな生物でねでもある遺伝子を潰すとね長気になっちゃう
遺伝子があるんです。それも1つじゃなくていくつもあるんですよ。ということはせせ細胞生物っていうのは積極的に死なさせるシステムがあるんだなっていうことを気がつきまして色々考えててこの本ができちゃったということなんです。で今日はですねそんなこともちょっと加えながらま専門的なことはあまり入れないようにしていますえま4つぐらいの話、全部話しきるかな。あの生物はなぜ老化ししるのかというところ難しいですね。で人の多いとは何かとこれは難しいですで3番目はちょっと時間があったらかなと思っていて、皆さん方の顔色を伺いながらあのなんかこういうのが詳しい好きな方は結構喜ぶんですけど死なないAIを生み出してしまった人の未来みたいなね。これ割とこうタイムリーなトピックスでこれも本にばっちり書いてたんですよ。そのうちあの2年2年以上前に書いた方なんですけどもチャット(GPTV)みたいなのは、そのうちできてて結構大変なことになるよ。というに、その通りになってきちゃってるですね。その話で最後はあのこれは割といいかもしれないですね。今回のあの皆さん方の(ブを)見ると老年的超絶を目指してるというあの長く生きてると結構いいことありますよ、みたいな話をさせていただいて、ま、最終的に話を聞く終わった時に、入られた時よりもちょっとだけ元気になって帰っていただければ私の話は成功でございますのでよろしくお願いいたします。で、最初の話なんですけども生物はなぜし老化するのか。なんでそんなこと分からないですわかんないです。難しいですで生物学者はですね分からないと得意技があるんですよ。これそ分野で得意技があってですね。あの例えば数学とかですね、物理の人は分かんないとなんか難しい計算式を持ってきてシミュレーションっていうのがやるんですよ。そうこうなりますよみたいなね。で、生物学者のですね、そういった最後のですね、分かんないことがある時の技はですね、進化を考えるんです。なぜかと言うと、生物というのは進化でできました。進化でできました。地球ができたのは今から46億年前で38億年前に生物が誕生して、そこから進化して、ここに今地球上にいる生物全てになったんですよ。進化でてきたんです。ですので、そもそも、どうして、こんな、遺伝子があるのか、なとか。そもそも、どうして、こんな、機能があるのか、なということを考えると、あそうかっていう、風に思えることがですね、結構あるんです、よ。で、まそんなことを考えながらまちょっとお話し、しようかなというところです。で、えっと、要するに、例えば、ま、この話、いい、例えば、どうか、です。脳みそは(でしょ)脳っていうのはすごく複雑ですよ。多分、開けて、中見ても、何も分かりません。でも、もっと、例えば、単純な、シンプルな生き物、例えば、なんだろう、雨フラシとかいとか、ああいうのだと、人ほど複雑ではないのでしたら、もしかしたら分かる、かもしれない。そうする、とその、雨ふらしだとか、イカの脳の仕組みが分かる、と、基本的に大元は一緒、のはずだから、それがバージョンアップしたのが、人の脳だっていう風に考えると、割と分かるかも、しれないていうのは、発想ですね。進化を考えるっていうのは、化石を探すわけではないです。そんな大昔の化石はありませんので。あの、他に今、生きてる生き物で共通の性質っていうのは、大元のご先祖様が持っていたはずだから、そこまで想像してやったら、あ、もしかしたら、他の生き物では、この遺伝子は、こういうことをしてる。だから人でも似体なことやってんのかな、みたいなルーツをたっていくという考え方です。ですからルーツを辿っていきます。老化と死です。ま、主には死ですね。なんで、死ななきゃいけない、のかっていうところが、どっから始まったか、というところを考えてみます。で、死の起源を尋ねて38億年前の地球にタイムを飛べる。で、生命の誕生は、先ほど、ちょっと、話ししましたけど、今から、、38億年前と言われております。大体ね。
で地球ができたのは、46億年前ですので、ま、それができてから、ま、10億年ぐらいの感じでですねえ、生命がまでき始めた、ということです。で、どこで、できたのか、と言うと、ですね、ま、諸説あります。諸説あります。1番支持が多いのは、(熱水粉質校)海の中の熱いお湯が出てる、ようなところで、RNAとか、アミノ酸など、の有機物有機物、というのは、生物の材料です。私たちを作っているが合成されただろうとで実はですね。このRNAとかアミノ酸ていうのは実験室で作ることもできます。ですので、あの、化学反応で、自然にも、おそらく、できただろう、なという風に考えております。で、ここまでは、ま、実験室で、今できる話、です。ここからがですね、奇跡な、奇跡が起こったんですね。進化のプログラムが開始しました。これ私たちできません、今この21世紀の科学力を持って持ってもです、ね。生物を作ることはできません。すごく単純なバクテリアみたいな生き物でも無理です。奇跡的なものことが起こったんですね。で、進化が、ま、生物を作った、と言いましたけども、進化のプログラムが開始した、わけです。で、進化とは何かと、で言葉で聞いたことは皆さんもちろんあると思いますけども、ちゃんと説明しますと、生物学的に説明しますと、進化とは変化と選択が繰り返し起こり姿や性質が変化することを言います。すごく、時間がかかるあのイベントですね。で、変化とは親とは違う多様な答えができること、専門用語では変異と言います。変異はよく聞きます。最近ね、あの新型コロナウイルスが変異したとか、あれです。あの辺です。で、選択というのは、ま変化って、いま、まいいた、えっと、選択というのは、多様な個体のうち、え、たまたま、生き残ることができる、こと。専門用語では適応と言います、ね。要するに、いろんなのができて、たまたま、その、環境にあったのが生き残るよ、というのが進化のプログラムで、それをずっと繰り返したんです。いろんなのができて、いいのが生き残る。運のいいのが生き残る、強いのと、いうわけではないです。その環境にあったやつ、です。で、最初にできたものは、生命の種のRNA。ここから始まったんじゃないか、という風に考える研究者が多いです。ここも、諸説あります。見てきた人いない、ので言ったもですね。で、辻が合ってる説ほど、ま、皆さんが信じる、というわけです。私は一応このRNAが1番最初、じゃないか、っていうのを信じております、が。でRNAとは、何かとちょっと、また難しい話になって恐縮なんですけども、ま簡単な物質ですよ。AとGとCとUですね。(これまぬれ落ち度あるいはエ期って言うんですけども、)ブロックです。これが紐状に繋がった、だけのもん、ですね。これだけのもんです。で、ただこれだけのものなんですけども、実はこのRNA、すごい技が2つありまして、1つはですね、自分自身で姿形が変えられる、んですよ。要するに、配列の長さだとか、構造とか、そういうのを変えれる、んですね。これ(自己編集能)と言います。勝手に繋がったり、勝手に切っちゃったり、するんです、よ。で変化しやすい、しかも壊れやすいです。レジはまたブロックに戻っちゃうんです。またブロックに戻ったら、違うのが、ぐと、繋がって違う性質を(持で、)えっと1本差の紐上の分子なんですけども、実はaとUGとCが、くっつきます。ですので、こんな輪の形をしたり、複雑な構造を作ったり、もしますね。AとUGとCこれ受験生にはGとCは巨人、広島って教えるんですけども。でサッカーファンの人はガンバセレストでもいいんですけどね。あの、ま、ちょっと古い方は、今、人に気をしても方がいいんですね。で、ま、変えれると自己編集の、要する、自分で自分を変えちゃう、という分子なんです、プラスですね。ここも、また、すごいですけども、2番目が自分のコピーを作れるんです、よ。自分を複製することができる。これ
1本の長い鎖なんですけどもすごい時間がかかります。先ほど話したように、AとUがくっつきます。GとCが巨人に広島くっつきます。で、ずっと、くっつくと、この黒い鎖と、それと、ま、双方的、あるいは型と胃と、肩と言ってもいいかも、しれませんね。出っ張りと、へこみみたいな、感じで、え、できて、で、ずっといくと二本になるんですけども、すぐまた熱を加えたりすると離れてしまって、またそれぞれがそれぞれのコピーを作ると、ほっとくと同じのいっぱいできるじゃないですか。これを自己複性能と言います。こんな、すごいことを、RNAはやってしまう、んです。これ実験室でも、ある程度再現できます、けど、すごく時間がかかりますで、大昔は時間だけはたくさんあったので、ま、ゆっくりゆっくり、こういうのを、やったんでしょうね。で、例えば進化のプログラムなんですけども、ま、これちょっと、専門的なものは何もなくて、ちょっと、頭の体操みたい、な感じですが、例えば先ほどの、長い紐上の分いろんな形を作ります。ABCDEという形のものが、できたとします。これ配列が違うとこうなるわけですよ。先ほどのGUの並び方が変わるといろんな形ができると。で、それぞれが壊れてコピーを作り壊れてコピーを作りを繰り返しますですね。で、例えば仮にAという分子が自分をコピーしやすい、としましょう。そうすると、それぞれが分解しては作り、分解したら作り直しをするんですが、放っておけばAばかりになります。Aばかりになります、ね。で他のbcdeEは分解されたまま材料は全部Aに独占されて死んじゃいます、消えちゃいますね。要するに選択が起こってAだけが選択されて、他のは分解されちゃった。これが死です。他の分子は死んじゃったとでAだけが残ったよと、でこれずっと繰り返すんですよ。例えばAだけになったなんだけどこのAだけのグループでAばっかりになったんですけど
も、今度Aダッシュっていうのがまた変化で変化と選択の変化で起こったとしますできたとします。でこのAダッシュが他の元々のAよりもちょっと自分のコピーを作りやすいとすると、ご想像の通り、あの、それぞれが複製分解複製を繰り返すんですが、やがてAダッシュがどんどん材料を独占して他は分解して死んじゃいます。自分のコピーを作る前にAに材料取られちゃいます。死んじゃったわけです。変化と選択を繰り返していくとやがて、すっごく自分を増えやすい分子が残ってきますね。でそれが生物の種なけですですから、この場合ですとAというのが私たちの超御先祖様と思います。もちろん、あのまだ生物じゃありませんよ。それでこの情報、RNAのこの並び順みたいなのをゲノムと言います。ゲノム遺伝情報ですね。遺伝情報のものすごくご先祖様タイプです。この配列を配列によって決まりますから、でこの配列のことをゲノムと言いますね。でただここまではまだ生物ではなくてこれと同じことをですね。ずっと繰り返すんですよ。例えばあのそのうちにこのRの中でですね、あの周りにアミノ酸がたくさんあるでしょ。これは勝手にできたもんです。そのアミノ酸をつげる性質を持つRNAが出てくるんですよ。アミノ酸で繋がるとタパク質になるんですね。ですからRNAとタンパ質になるんですよ。ほっとくと、でそのうちですね、RNAの中にまたRNA変化が起こって、DNAに変わったやつがいるんですね。DNAは、ご存知だと思いますけど、今私たちが遺伝情報として持っている遺伝物質として持ってるもんです。でRNAとDNAすごく似てて、ま、RNAが変化してDNAができたんだろう。でちょっとだけ性質が違ってDNAのがね、若干壊れにくいんですよ。しかも、二本線でね、直したりするのも得意で。で、DNARNAタンパク質っていうのが最初にできただろうと。でここでもまだ生物じゃありませんよ。これまだドロドロとした感じまタンパク質はドドとしてるのでで長いDNAとRNAとタンパク質ですね、えっと私は餡掛け焼きそばと呼んでますけど餡掛け焼きそばがRNAと餡掛けタンパク質ね、でそれがだんだんDNAが入ってくると、DNAちょっと安定で硬いので餡掛け硬焼きそばになってきたというわけです。で、ここもまだ生物ではなくて、やがてですね、これすごくゆっくりな反応ですよ。考えてもいいてくださいこの1つだけいいのが残ってそれがマジョリティになっていくなんていうのは他が全部ぶっつぶれまで待たなきゃいけないわけだから、それは時間がかかるのでそのうちですね、ある集団が膜に包まれます。油でできた、これエリートシューターの隔離です要するにすごく増やすいところがたまたま油の膜でポっと包まれたら、そこの中だけで増えればいいから他は割とどうでも良くなっちゃう。でその今度は袋単位で増えるようになっていくと、これはまさに1番最初の細胞という風になっていくわけですね。で、細胞になって、やがてこれは、バクテリアみたいな単細胞生物なんですけども。それが多細胞になってより複雑な体を持つようになって、現在に至ってるんです。ですので、こんなつまんないというか、簡単な分子から我々みたいな、今、外見てもいろんな植物とか、(東京か、)います。こんな複雑なものになるのに、何か、誰かが、意図して作ったわけでは全くなくて、単に起こってた、ことは、1つのプログラムだけ変化と選択なんですよ。それで、結果として、結果として、こうなった。進化に目的はございません。人間というものを作ろうとして、誰かが作ったわけでありません。偶然、こうなったんです。選択によって生き残ってきたのは、これよく例えられるのがキリンの首はなぜ伸びたかとね。いや、キリンっていうのは、努力かで、高いとこにある葉っぱを一生懸命食べようと思って、首を、こう伸ばしてたら、だだ伸びたんだ、よって、考えたくなるじゃないですか、ねえ。だから、君も頑張って勉強すれば、できないことはないよ、みたいな言いたくなる、んですけども、実は真実はそうではありません。たまたま、変化変異ですね、突然変異が起こって、ボーンと首が長いができちゃった、んですよ。で、たまたまですよ。普通、長くなったら不便なことしかないですから。たまたま、その長いのができた環境に、いい具合にですね、食べ物があったんですよ。で、その首が、たまたま伸びてしまった動物が有利だったので、そればっかりが生き残って、きたわけです。何か高いもの一生懸命食べようと思って、首が伸びたわけではありません。もし、そうなら、もっと、キリン以外にも首が長い生き物がいてもいいんですけど、な、こと、キリンしかいない。だから、キリンはすごく幸運な感じで、あのいい具合に、環境に恵まれて首が長いのが生き残ったんです、ね。キリンがね、高いところにある葉っぱを食べてる時は、いい感じですよ。でもね、池の水を飲んでる時はすごく大変そう。前足をね、ガーっと上げて、こういう感じで、こう水を飲むのが、命がけ。そのままこう、起き上がれなくなっちゃう、んじゃないかと心配するわけですね。というのが進化なんですよね。全て結果なんです。大昔に6500万年前にですね、え、でっかい隕石がアメリカのユカタン半島にボーンとぶつかって恐竜が絶滅してくれたおかげで、私たちは今存在するんです。それと一緒です。みんな偶然の結果なんですね。で、少しにわいますえっと、生き物の起源はもRNAでした。おそらくね。でそこに書かれてるデジタル情報、ghuの並び順です。デジタル情報でした。実際にはね。ものとしてのはあんまり意味なくて、そのデジタル情報で性質が決まっていたけですね。で、それをゲノムと言います。デジタル情報ゲノムと言います。で、ゲノムは壊され、選択され進化しましたね。これが進化のプログラムです。で、最初はRNAからタパ質ができて、今ではDNAで、生命これは、ま、生命、じゃ、RNAの時は生命ではないんですけども。生命になった現在でも、この進化のプログラムは続いております。さき先ほど、お話した通りですね、でちょっと復習ですけども現在はこうなっております。えっと、私たちは遺伝情報としてRAは持ってません。持ってるんですけども遺伝情報としてはDNAを使っていますね。で、RNAはDNAから複製されて作られる。で、RNAからタパ質き風にま教科書には書いてありますね。で、メンジRNADNAのコピーがメンジRNA。これご存知ですね、メンジRNAは、あの、コロナワクチンの時に皆さん何度となく注射されましたメッセンジャです。これです、でこれが注射されたところで、え、スパイクタンパク質の遺伝情報持ってるんですね。コロナウイルスのね。で、え、あの細胞の中のタンパク質を作る装置、今(リボゾム)って言うんですけど、タンパク質を作る装置を使ってそれでスパイクタンパを作ってそれに対する抗体を作って免疫をつけるという話です。なので、コロナウイルスとか、まあ、まあ、いいやで、えっと、あのrnだからこういう風に共和所で教わるんですけども、実際に地球上で起こったイベントはこうではなくて、最初はRNAでした。で、これが、あの、RNA壊れやすいんで、自分のコピーというか遺伝情報をDNAという形で保存しただけですね。こっち壊れにくいから、でRNAは以前タンパク質を作っています。ですので中心は、あれれです、本当はということです。で、ま、こんな感じで、で、この今は、あの、とにかくDNAに、が、全部映し取られて、DNAが遺伝情として持っていて、あの、全ての生物はDNAを遺伝情報として持っていて、ウイルスだけは、例えばコロナウイルスもそうですけども、RNAを遺伝情報として持ってます。ただRNAを遺伝情報として持ってるのは一応生物とは今、言わないことにしてるんですよ。生物の定義はDNAを遺伝情報として自分でタンパク質が作れるやつです。だから、コロナウイルスは生物ではありません。ま、定義上ですけどね。生物的ですけど自分で増えて変異します。ただ自分だけでは増えれないのでは生物ではないとで、ですから、全ての生物は、今こう、DNAを遺伝情として持っている、ということですね。で言葉の整理ですけども、遺伝子というのは親から子に受け継がれる情報のことを言いますね。情報ですから、紙に変えたりコンピューターに入れたりできます。でゲノムというのはその全部の情報のこと言います。だから、ゲノムは全部の情報のこと言うっていうのは、人のゲノムとかカルのゲノムっていう風に使うんですよ。それに対して遺伝子は、ま、それぞれの、個別の遺伝情報のことを言う、ので、例えば筋肉のアクチンの遺伝子だとか、目のクリスタリンの遺伝子だとか、タンパク質の名前プラス遺伝子、ゲノムの場合には生物種の名前プラスゲノムですね。意味は全く一緒です。全部を言うかそれぞれ個別のタンパ質を作る遺伝情報を言のがというだけです。これ同じです、だから遺伝子もゲも同じ、これちょっと復習ですね。あ、それで、人のゲノムっていうのは、あの、この、配列全部読まれてまして、20年ぐらい前に読まれました。これ人ゲノムの無計画ってのね。で、これは、ここには、大体
20つぐらい、これ、1つ2つと数えんですよ。この巨人、広島で1つって数えるんです。これ 20つぐらい書いてありますけども、人の 場合にはこれが30億塩基ありますね。30億塩基で、実際には、そのつを、ですね、それぞれ、お父さんから1つワンセット、お母さんからワンセット、もらうので、60億塩基が1つの細胞に入っています。ま、そう言われても、よくわかんないでしょうけども、ま、細胞に1個入っている
DNA紐状の長いこの日本差ですね、これを伸ばすと大体伸ばして全部繋げると2mぐらいになります。それが2mの、やがぐっ、凝縮されて、え、細胞の中の、角角、の、大きさは直径10mm1mg、のところに、閉じ込められているわけですね。で、その、細胞が大体
37兆個あります。で、さっき、RNAは自分自身を作ると言いました。あ、自分自身のコピーを作ると言いました。DNAも作ります。DNAも作ります。で、DNAは、二本線、なんで、コピーするの、結構、楽で、こう開いて同じのを作って、同じのが、2本できるという、だから、さっきは、1本目、裏表の関係のやつ、を作ってまた。その裏になったやつを、また、表を作んなきゃいけなかったでしょ。RNAの場合には、ただ、DNAの場合、最初から二本線なんで、パッと開いて、それぞれのこう双方的、え、これを、胃型、とするとちは、着物になりますか、裏と表で、こと、へこみ、みたいな感じで作ると2つ同じものができるですね。GとCAとUじゃなくてAとTなんですけどもね。DNAの場や2つできるというけです。う、ん、で、先ほど、進化の時に変化と選択と言いましたね。変化というのは、変わっちゃうとですね。え、選択は壊れるということです。で、これが、今でもちゃんと起こってますよ、というDNA
になってもね。で、DNAが、しかも、細胞の中に包まれても、細胞が大きな体を構成してても、起こっているイベントは同じで、RNA、さっき、シンプルでした。それも同じように
、DNAも途中で切れちゃったり、間違えたりして、ちょっとずつ壊れてきます。壊れてきますね。もちろん、長いやつが、すごく狭い、小さい、DNA、あ、細胞に、こう、凝縮されてますから、そこで、こんがったり、ねじれたりして、切れちゃうこともあります。ですので、DNA、っていうの、は、だんだん時間と共にですね、壊れていくんです。もちろん、それを、一生懸命直してますよ。壊れるままじゃなくて、直す、酵素タンパク質もあるんだけども、やっぱり、直し損ないが、あって、ちょっとずつ、壊れていく、んですね。すに、RNAの時代と同じように、物質は変わったんだ、けども、やっぱり、遺伝情報ゲノムっていうのは、壊れていきますね。で、直し損ないが止まってくる、と、この重要、なんですけども、老化が引き起こされる。もちろん、癌も引き起こされます。癌も遺伝情報が壊れて、ですね。癌と老化、ていう風に考えるでしょ。ま、も、進化ってこと考えると、割といいんですけども。通常はあんまり起こって欲しくないなというところです。それで、じゃあ、やっぱり、DNAが壊れていって、大昔ね、なんで、こんなこと話したかって言うと、私たちの老化とか死っていうのは、どうして起こるのかっていうので、大昔を見たわけですよ。で、大昔はRNAで、それが壊れて、たんだろう、とで、それが死の始まりなんではない、で、実際に、じゃ、あそこから、ヒントを得て、今はどうなのかっていう話をしてるんですね。今はどうですか、やっぱり壊れてますよ。で、壊れるとどうなりますか、やっぱり、老化してますよ、死んでますよ、という話なんですけども。こういう、病気があります。DNAが壊れやすい病気、これ遺伝病です。で、滅多にないので、皆さんのご知り合いにいるとはとても思いませんが、一早期老化症、ウェルナー症候群など7種類ぐらいありますね。どういう病気かというと、もう漢字のそのままなんです、けども、老化速度が早くなる先天性遺伝病です。で、先天性っていうのは昔、劣性って言ってたんですね。優勢、劣性、って言ってたんですけども、私が遺伝学会の会長時に、遺伝子に優劣はないだろうということで、(牽制先制牽制っていう
のは牽制の剣は顕微鏡の剣現れると意味で線は潜む外に現れやすい性質か現れにくい 性質かと言んで優性星を牽制先制と変えさせていただきましたで昔は星と教わった
と思いますでこの病気は春期を過ぎてから急速に老化症状が現われます傷が溜まりやすいんです)。DNAの傷がはまりやすいで平均死亡年齢は50歳ですね。100年ぐらいま前まではですね、日本人の平均寿命って40代だったんですよ。その頃はあまり目立たなかったかもしれないけど、今はちょっと目立ちますね。で、あの、原因となってる遺伝子は、ゲノムの修復に関する遺伝子で、この患者さんの細胞を調べるとやっぱり
普通の人に比べるとゲノムが壊れやすいゲノムに起こった切断だとか、こんがかりを直しにくいということがあります。他にもですね、早期老化ってたくさんあるんですよね。えっと、123456で、この赤で示した、ウェルナーコケインブルーム色素性幹部症っていうのは、その原因遺伝子がDNAの修復に働くものです。そのままでした修復のDNAが切れた時に、直し直す、あの能力がちょっと下がってしまうと、途端に寿命が短くなるということなんですよ。で、黄色で書いたプロジェとダウン症は、直接あのDNAを直す遺伝の変異ではないんですけども、患者さんの細胞を調べると、やはりDNAは壊れやすくなってましたということで、今、何の話をしてたかと言うと、なんで死ぬのか、なんで老化するのか、というのを考えようと、でじゃあゲノムはどうだったのか、RNAの世界だったと、それ、やっぱり、壊れながら進化してきたじゃあ壊れなきゃいけないんじゃないの、いや今、進化するってことは壊れるってことじゃないのって、言って、じゃあ、現在に目を向けると、やっぱり壊れやすい人は、早く死んでいたと。要するに皆さんも壊れて死ぬんですけども、特に壊れやすいと、寿命が縮んでいたという、お話ですさらにですね。それを支持する結果があって、今でも要するに、壊れて老化してるんだよと、ゲノムがね、DNAが壊れて、が、これなんですけど、これ新しいです。えっと、昨年の4月に出た論文です。え、ネイチャっていう雑誌に出たんですけども、割とこう有名な雑誌です。これは何を調べた研究かというと、えっと、いろんな哺乳動物の寿命と横軸です。寿命とDNAの壊れやすさま変異率って、言うんですけどもDNAが1年間でどのぐらい壊れるかというのの関係を調べました。1番哺乳で寿命が長いのが人です。80何歳かで、DNAの壊れやすさは1番低いです。1年間に60か所ぐらい、それに対して寿命が1番短い哺乳類はハツカネズミです。2年ぐらいで、DNAの壊れやすさ
は1年間に800箇所で、20倍近く10倍以上壊れやすいです。で、他の、じゃあ哺乳動物はと言って、同じように寿命の関係と壊れやすさを見ると綺麗に反比例なんですよ。要するに壊れにくいDNAが、壊れにくい生き物ほど寿命が長い逆にDNAが壊れやすい生き物ほど寿命が短いということが分かりました。ああ、そうなんだ、DNAは壊れて、やっぱりそれは、38億年前から変わらなくて、遺伝情報が壊れると死んじゃうんだ、な、みたいなことが、これからも分かるたわけです。でえ最初の部分のまとめですけども、生物はなぜ老いそして死ぬのか、ちょっと、老いの方は後でちょっとお話しますけども、なぜ死ぬのかですね。メカニズムとしては、ゲノム要するにDNAですね、が壊れることが一因だろう、、ということです。じゃあ、死の意味としては、メカニズムは、意味としては、何かというと、あの、先ほど話ししましたけども、進化の生物は進化ですね、進化の結果できた生物って、いうのは、最初から死ぬようにできてたRAの時代からそうだったんですよ。壊れないと新しいものは作れないね。で老化や死があるものだけだから、私たちは子供の時、カブトムシが夏になって死んじゃうとなんで死んじゃうのかなと、皆さん疑問に皆さんじゃない疑問に、思われた方もおられるかもしれません。一緒に死んでいる、あ一緒にあの、あの楽しく過ごしていた、あ、ワンちゃんとか猫ちゃんが死んじゃう自分より寿命を短いです。なんで死んじゃうのかなと思った方、おられると思いますで、その死の理由というのは実は逆で、なぜ死ぬかじゃなくて、死ぬものだけがですね、実は進化できて、今ここに存在してるんですよ。とことなんですよ。それが生物が死ななければいけない理由なんです。残念ですけども。だから私たちは死ぬべきものとして最初から作られてるとこですね。これが生物が死ぬ理由です、と。ちょっと、この辺は暗いんですけども、もうちょっと盛り返しますから、もうちょっと、進歩ですくさねでましょうがないんです、けども、あ、それがこのそのことを書いたのが、そのさっきお話した、あの、どうして間違って
、え、20万ぶれちゃったっていう生物はなぜ死ぬのか、もうちょっと詳しく書いてありますので、もし、ご興味のある方はご覧なってください。で、ま、残念なことにですね。え、全ての生き物は、最初から死ぬようにできてますから死ななければ進化できませんでした。そもそも今、存在してないね。とはいえ頑張れば結構長生できますよ、という話をさせていただきます。で、人の追いとは何かというですね。この辺がちょっとちょっと、あの
、話は、あの文系的になりますので安心してください。理系的な話は、も、しまいです。ずっとDNAとRNAの話をされたら眠くなっちゃいますもんね。ここから、ほぼ、ほぼ、あの飽和みたいな話ですから、人の老いとは何かと、えっと、世界ですね、第2位の長寿者っていうのは田中金さんです。あの、日本の、え、福岡に住んでおられましたで残念なことにですね。昨年の4月にですね、亡くなってしまっました。ま、ご冥福をお祈りいたします。え、御年119歳107日で世界第2位ですね。えっと、で、ご存命の日本最上者はですね。世界、今、第2位で歴代で29位、え辰さんです。あの先ほども調べられた、調べましたけど、しっかり、ご同明でした。で、え、お生まれが1907年で明治40年の、え、今日、現在11ですよ116ですよ、すごいす。ですね116歳73日です。で、日本はですね、あの辰さんだとか田中さんに代表にされるように、実は世界一の長寿国です。あの日本が世界一を、語のは、ほぼ、ほぼ、なくなっちゃったんですけども、これはずっと1です。で、え、ご存命の今日、現在トップ
10名中、4名は日本人です。これ、結構入れ替わるんですけど、やっぱり、あの高齢者のお方なので、で、100歳以上の方ですね。日本のみで約9万人おられます。9までは女性ですけどね。で、私が、私59歳なんですけども。私が生まれた
1963年、昭和38年はですねえ。100歳以上のがですね153人でした。日本ででそれが今、9万人で毎年数千人の規模で増えております。ま、すごい元気になったと、少女になったですね。あ、これ、先ほどの、ま、日本がずっとトップだと1番上が気持ちいいですね。あの、日本が1番これOECD
38カ国の、あの、寿命の伸び方全ての国で基本的に、ま、戦争とかなんかない限りですね、あの、右肩上がりですで、日本がずっとこれですね。で、1回これ香港から中に抜かれたんですけども、まあ、あの香港中国になっちゃったので、え、日本がずっと3独1です。よろしいですか、それでこれが、あ市の
田中金さん福岡に住まわれていてこれ117歳で世界1位になった時に福岡市長から誕生日のケーキをもらった写真で、えっと1日が彼女の食生活気になるでしょ。あのどうやった長の秘訣どうかわかんないですけど、1日3食色完食です。で、え、好き嫌いなく甘いものが好き、え、缶コーヒー、炭酸飲料を毎日3本飲む、という食生活でございました。ま、普通ですね、私もほぼほぼ同じです。甘いも好きで3コーヒーというか、ま、コーヒー必ずいっぱい飲むし、ただ炭酸を1日3本じゃなくて、炭酸の代わりにビールを参加っていうところはちょっと違いますけど。ま、炭酸入ってますよね。そこはちょっと長生きでいきないかもしれないですけど。ま、普通なんですよ。ですから、ここに長息の秘訣が隠されてるわけではおそらくないね。で、じゃあでかなというのは、私の本業の方で、ま、本業です。これも本ですけど本業の方で研究しているわけです。で、え、日本人のですね。その生存曲線え要するにどういう風に死んでいくかと、年齢と共にねいうのを書いた図です。男性と女性です。基本的に一緒です。女性のが4年ほど長生きなので、ちょっとだけグラフが右にずれてますけども、基本的に一緒です。で、この三本もありますけども、これ何かと言うとですね、この1番直線みたいなのが1947年でえ対戦後、すぐの生存曲線です。で、生存曲線ってのは横軸が年齢で縦軸が生存数ですこれ10万人から始まって年齢と共にどのぐらいなくなっていくかという話です。ですので、この戦後間もなくのこの紫色これ良くないんです直線でしょ。直線っていうのは直線みたいでしょ。若い方も信者の方も死亡率が一緒ってことです。ですので、若い方の死亡率がものすごく高かった。ま、状態が悪かったんですね。栄養状態だとか公衆衛星が悪と今、現在でもあの発展途上の国は、こういう直線グラフがあります。でも、これがだんだん、いろんな状態がよくなってくると、あのグラフが立ってくるんですよ。こういう風にね。で、ずっと、例えばこの辺で、えっと1900、2030年予測ってのありますけども、このぐらいになってくると、ほぼ、ほぼ、65とか70まで誰もなくなってないんです。ですから60歳ぐらいで同窓会しますと、皆さんご存命、というのがこのグラフですね。で、このことから2つ、ちょっと、特徴的なことが分かりまして、1つは、だんだんグラフが立ってきて平均事務伸びてますよ、という話ですね。で、これが、どんどん戦後時間と(とに平均自と)見ていますで、もう1つの特徴はですね。どんどん、平均地面は伸びてるのに収束するとこは同じなんですよ。ここです。そのまま横にずれてくれらいいんですけども、グラフが立ってくるだけでストンと落ちるようになるだけなんです。
最大寿命変わらない、平均寿命は伸びても最大寿命は変わらない。で、こういう研究もいくつかあって、ま、大体結果は一緒なんですけども、例えば2016年のネイチャーに出た。これ(自行統計学)っていう学問なんですけども。あの1990年代より(最長受者層)、ま、110歳以上の方の生存率は、変わってない変わってない。で、人には限界のがあって、それは、おそらく、115歳 から125歳ぐらいだ、ここに壁がありますよ、というですね。いうことが、ま、言われておりまして、え、先ほど私が生まれた時には、100歳以上の方11050人しかいなかったんだけど、今9万人いますよ。9万人いるにも関わらず120歳を超えた人類っていうのは1人しかいないです。これまで、それは、フランスのジャンヌカルマンさん、とこと、で、え、彼女が世界1位で2位が先ほどご紹介した田中金さんね。去年亡れた方で、この方だけがですね120歳を超えた唯一の人類なんです。怪しいですよ。で、この方亡くなったのはね1997年で今から27年前ぐら、77年前、かなえ、256年前、ですね。で、その、それって、ありえないでしょ。こんだけ寿命びてるのに
25年ぐらいも記録が破られないっていう。で、ちょっとおかしいんじゃないかっていう論文もあります。で、このフランス人のカルマンさんは元気すぎた。えっと、100歳まで自転車乗っていた。うん、怪しいなで
116歳の時に健康のためにタバコをやめた。なんかよくわかんないでしょ。で、途中で 100歳になる前に娘さんと入れ替わったんじゃないか、という風な疑惑があります。ただ疑惑なので分からないですね。で、まあ、一応ギネスに乗っかってるのは、フランスのジャンヌカルマンさんフランス人の女性が一応世界1位で2位が田中金さん。私の本心は田中金さんが世界一だと思いますけどね。ま、お墓を掘り返すば、もしかしたら分かるのかもしれないんだけども、ま、そういうことはしないで、ですので、120歳を超えるっていうのはできないんですよ。で、100歳以上の方は日本だけでも9万人いるんですけども、115歳を120歳を超えた方は彼女だけ。115歳を超えた方でも世界全部でですね
67人です。67人そのうち16人ぐらいは4人なんですけどね。はい、であ、老化の話ね。で、ちょっと話科学の話に戻りますけども、実はですね、そのま老いるんですけども、え、老いるっていうのは人だけの現象だって、ご存知でした。他の動物はね、老いないんですよ。(休そのことないばさんうちの犬猫置いてますよと買われてるね動物例えば上野動物でにいる動物みんな老います)。飼われている動物は、ね、ちょっと、自然の状態と違って、確かに老います。ただね、人の老いとは全然違って、消極的な老いです。ちょっと運動しなくなっちゃってダラダラとま長きになっちゃってる感じですね。消極的な人の老いっていうのは積極的なんですよ。わざと老いている、老いた人が(遊戯)だったみたいな話をさせていただきます。人のと動物の全然違います。普通の買われている飼育されてる動物はどちらかというとなくなった多いなんですよ。人は死なないようにしてるわけなんです。で、えっと、老後がある哺乳類はほとんどいない、と、だ、ほとんどの動物は老いないだという話なんですけども。これ外国のグループがですね2017年に出した論文で、哺乳動物ほぼほぼ全て調べました。ま、全てて言っても、もうあのそれぞれの代表の種をね、調べたというわです。ま、上の方ではライオンとか、(馬田とか、)クジラのなの仲間、猿の仲間とか、マゾもいいますで、調べて。これ横軸が寿命です。私、その場合だとこですけどもまあ80ちゃ、ちょっと80歳ちょっと過ぎたところで、この色がこで変わってるでしょ。緑色とちょっとこの茶色がありますで、この茶色が老後なんですよ。じゃ老後の定義は何かと言うとこれ難しいです。実はいろんな動物で比べるので便宜的にね、こうさせていただいてます。ま、人の場合はですね。ちょっと、最近、近くのものが見えないんだけどな、っていう風に言て老いを申告できますね。
でも、他の動物は老いを申告してもらえないので便宜(場)というか、いろんな生物を比べるためにメスの閉経を境いに来てます。要するに生理があるうちは子供が埋めるうちは老いていないだろうと。で、子供が生めなくなったら老いているだろうという風に決めます。いろんな生物を比べるためにですねですからま女性の場合、日本人の場合だと女性なんですけど女性の閉経を境いに、ま、え、人の場合は50歳ぐらいであの閉経を迎える方が多いんですけども、そこから大体30年
ぐらいが老後とします。人生の40%ぐらいが老後になります。だ、人はしっかり老いていると。で、他の動物見ていますとね、ほぼ、ほぼないんですよ。老後が要するにメスですね、動物のメスは生涯も生れてるんです。だから老いてないだろうと。で、唯一老後がある生き物は、人以外に2つしかなくてシャチとゴンドウクジラだけなんです。陸上の哺乳動物は人だけです。人とすごく遺伝情報が似ている、99%同じチンパンジーですらないです。寿命50年
60年、あ40年です。チンパンジー、ゴリラだってのは大体寿命40年と50年40年とか 50年で(目数)は生涯子供みます。びっくり でしょ。ですから、じゃあ、この共通ではないかと話なんですけども
ね哺乳動物は一般的に生涯子供が生めます置いておりませんでつまり老後はないえ なぜ人だけが長い老後があるんだろうかというところ に興味が湧くわけですね
はい で我々と金栄種同じ大型霊長類猿の仲間ゴリラチンパンジー1、ほぼ、ほぼゲノムは一緒ですチンパンジーとは(999)%一緒です。で、ただ、チンパンジーは老いがないんですよ。て、ことは、チンパンジーと人の御先祖様が別れたのが、今から600万年前。世代にすると30万世代ですね。そこの、後に起こったことなんです。人の追いというのは、共通の祖先は老いがなかったんですよ。人になってからできたんです。もし、チンパンジも老後があったら、共通の祖先に老いがあったって、ことになんですけども、人だけにあるので、人になってから老いるということが起こり始めたんですね。じゃあ、人とチンパンジの違いは何でしょうか、というところですね。はい、何でしょう。か、ま、小学生とかに聞いたらすぐパッと出てくるんですけど、大人になってくると、いろんなことも知識がありすぎて出てこないですけども、毛ですね、毛が生えてるか生えていないかです。えっ、と人は霊長類の中で、唯一、毛がない裸の猿でございます。きついですよ、毛がなくなっちゃうの、これ変異ですよ。さっきだと、変異で毛が抜けたわけですよ。毛が抜けたら普通死にますもん寒いでも毛が抜けても服作ったり家作ったりするのが生き残ってきたんですね人は
ね。で、え、人は裸の猿です。で、あの、毛がない哺乳類、っていうのは、陸上の哺乳類で、ほぼ、ほぼ、人だけですね。ま、裸デバネズミっていうのもいるんですけども。あれは穴ぐらに住んでるから、ま、ちょっと大丈夫なんですけども。え、ほぼ、ほぼ人だけですね。猿の中では人だけです。で、え、毛が抜けて困ったこと、ま、寒いですね。ま、それは、寒くないとこに住めばいい、のかもしんない。もっと困ったことがあって、それは子育てなんです。育児です。えっ、といつも赤ちゃんを抱っこしていけないといけません。あの子育のご経験のある方はもう嫌でも
知ってことですね。え、人の赤チャンは手がかかります。3歳ぐらいまでは何1つ自分でできません。転がって、く、だけです。ね、ま、立ち上がっても、どっか行っちゃうだけです。これがですね、猿とかゴリラ、チンパンジーとか。あ、ゴリラは偉いですよ。生まれて、すぐ自力でお母さんの毛にしがみつきますから。ですのでお母さんは手は両手は使えるの、木にも登れるし食べ物食べる、そのにくっついてるわけですから子供はね。ここが圧倒的に違うんですよ。ですので、人の場合には赤ちゃんができちゃったらどうする、かって言うとどうにもなんないですよ。誰かが手伝ってくれないと、お願いしますっている人がないと、自分食べることもできない。で、手伝ってくれる人が、ま、誰かと言うと、おじいちゃん、おばあちゃん、主には、おばあちゃんだと思いますけども。ま、おじいちゃん、かもしれないです。要するにシニアのその家にいるシニアの方が、ま、倒的ななんて言うん、かな介助者というか、ヘルパーなわけですよ。助けてくれるわけです、ので、おばあちゃん、とか、おじいちゃんの、ま、特に、おばあちゃん、だと思いますけども、育て経験がある、ねおばあちゃんが、あの、いるか家庭は(小沢さになるんです)これは、大学考えてもそうだと思います。今でもそうだと思いますで、おばあちゃん、が元気で長生きな家庭は栄える、ので長生になった、だと、これが、有名な、私の説じゃはない、んですけども、長寿家のおばあちゃん仮説、と言います。もちろん、おじいちゃん、もです。あっと思いますよ。で、おじいちゃん、はというか、ま、おばあちゃんも、そうだと思うんですけども、シニアですね、要するに子育てというか生殖期間が終わった、あの、年を取った、あ、家族のメンバーっていうのは、おじいちゃんは、例えば、ま、子育て、も、ち、手だったんです、けども、裸の猿である、人の先祖は集団で暮らしておりました。人は社会性の生き物で必ずグループで住んでたんですよ。1人じゃ生きていけない社会を持ってるんですね。集団で生きていた集団の力で、その毛が抜けちゃったことも、おそらく解決したんだ、と思いますけども。で、結束力が強い集団が、さいてき、たん、です。グループ行動ですからね。で、じゃあ、グループにとって、何が重要か、なって思った時に、ま、グループの集団として強くないと、他のグループに負けちゃいます、し、自分たちの、こう例えば、ママ倒しに行くぞって、言った時に結束力がないと、無理でしょ。チームワークはね。何が必要かって言うと、もう、今でも、そうですけども、年長者とかそのシニアとかリーダーなんですよ。は、集団をまとめる力があったとね。特に、年長者です。経験がありますから、で、経験だとか知識が、ほ、で、ま、グループをまとめるには(主翼)が少ないですね。全部、リーダーが(総量)だと誰もついてきません、からで、年配者がいる集団が栄えたんだ、という風に考えられています。で、これがですね、文明が高度になると、ますます、その、知恵の継承教育の重要性、っていうのは、増してくるわけですよね。要するに、伝えなきゃいけない、も、どんどん、増えてくる、からで。そうすると、ますます、年長者、ま、シニアのいる集団が、栄えてきて、集団が豊かになる、と、ますます年長者を抱え込む、だけの、キャパシティが、集団にできてくる、んですよ。で、これが、寿命延長の正のスパイラル、それになって、人の寿命は、あれよ、あれよと、最初はチンパンジーと同じ40年だった、のが、あっという間に、80年、という風に、なってしまった、んです、ね。で、実際にですね、あの、人類、今、生き残ってる人類は、全てホモサピエンスという種類なんです、よ。でも、数万年前には、あの、ネアンデルタール人、だとか、クロマニヨン人、だとか、他にも、ただ見つかってないだけだ、と思いますけども、いろんな人類がいたんです。でも、こく、一説によると、ホモサピエンスが滅ぼしてしまった吸収してた、で、私たちのゲノムを調べるとクロマニヨン人だとか、ネアンデルタール人、の、あの、ゲノムが何パーセンか、あるんですよ。だ、途中で、滅ぼしたというか、併合をしていったんですね。で、その時の、理由は、賢かった、っていう説も、あるんだけども、1番強いのは集団が、でかかったグループが、大きかった、っていうのがある、そうです。数は力です、昔からね。で、ま、少しまとめますと、年配者には重要な役割があったんですと。で、年配者がいるか方がグループとして良利だった。だから、積極的な老、老後、って言ったら、そういう意味なんです。
ワンちゃん、とか、猫ちゃんは、確かに老化します。けどもそれは、人化してしまって、なくなっただけであって、人とは全然違う。で、老い、の意味、なんですけども、じゃあ、なんで、その、老いる、ということが必要か、と。いや、老いなくても、リーダーなれるだろう、と思われる、かもしんないけど、そうじゃないんですよ。これ、老いなきゃダメなんです。老いると、ですね、こういろんな、精神構造が、変わって、きて、特に、重要なのは、(ニコ)から立体の意識が、変化するんですよ。自分が、体が元気で、何でも出きる、た、時には、自分で何でもやっちゃって、他の人になんか役割を振ろう、とか協力しよう、とか、強調性とか、特にいらない、わけですよ。
で、そういった、老いっていうのが、その、自分のメンタリティを変える1つの、きっかけになっていったんじゃないかな。だから、積極的に老いた人がいることが、人の社会にとって重要で、今の生き残りに貢献したんじゃないか、という風に考えられる、わけです。ですので、もし、自分が老いたと感じられてる、方が、おられたら是非ですね、(公共的)にてください。そうすると、その、人が自分の寿命が伸びた理由、がそこにある、ということなんですね。ですから、あの、ちょっと、年配の方は、尊敬しないといけない、その方々がいた、おかげで、寿命が伸びた、ということです、からね。はい、老いは社会貢献のためにあった、とこと、ですね。でまとめますと、今言った通りです。人の老いは(理子から列たの)意識の変化ということですね。で、ま、少し、脱線というところは、ちょっと厳しくて、ま、ちょっと、これ簡単に、飛ばします、けども。ま、生物学をやる時に、科学は何でもそうなんですけども、例えば、死に、ついて考える、と、死は何であるのか、といった時に、死なないものと比べるっていうのが1番簡単なんですよ。で、残念なことに、死なないと、進化できなくて、存在できないので、存在していないので、そういうのは、いないと、でなんか、比べるものがない、かなって、思って。あ、AIだなと。AI、人工知能、っていう、ぐらいですね。人にすごく似てる、んですよ。で、そんなのと、ま、今は、チャットGPT、っていうのが、あって、ですね。何でも聞いたら、何でも答えてくる、ってですね。それと、比べると、人の死、の意味が分かる、んじゃないかな、なんて思った、りしたことがありました。で、ま、人の構造、っていうのは、先ほどお話したように、2段構造で、遊びの部分、と、それを支える、基盤の部分で、遊びの部分、遊びと学びの部分、かこれはもちろん、若手が活躍する部分、で、柔軟でクリエイティブ、なとこですね。何でも、いろんなことを、新しいこと、始める挑戦する、ていうそうです。で、それはそういう人ばかり、だとと、社会がまとまるわけがない、ね。若い時には、偉くなりたい、金持ちになりたい、好きな人と結婚したい、大発見がしたい、それでいいんです。それが、あの、人類の活力になってる、わけですから。ただ、そういう、人ばかりだと社会はまとまらない、ですよね。で、それをまとめる、基盤の人として、ま、シニアがいて、そういう人たちがいる社会が強かったから、シニアの寿命が伸びた、という話をしてきたんですね。で、今、今度、AIが入ってくる、とこれは関係がちょっと変わってくる、かもしんないな、みたいな話、もあるかもしれまませ。で、ま、AIが、どんどん、出てくると、人とAiの圧倒的な違いは、ね、死なない、ってことなんですけども、死なないと何が違うか、って言うと、人はどんだけ勉強して、どんだけ知識を得ても、死んだらゼロ、だ。で、赤ちゃんはまた0から始める。世代交代でもAIは死なないので、ずっとバージョンアップ、し続けるんですよ。で、今でも、もうすでに、人の能力を、ある面では完全にこえます、けども。で、もっと、もっと、これが進歩してきた時に、すごい大きな存在になってくる、だろうな、というのがちょっと怖い、なと。使い方を間違うとね。今、チャットGPT、なんかは、ツールです、道具です、便利な道具です。そういった、あの、機械学習型、今までの、人の知識を整理して、僕らに分からしてくれるのは、ツールなんですけども、そのうちですね、あの、汎用型、自分で考えて自分で目標を設定する、ような(エア)ができてきます。絶対、誰か作ります。ま、簡単に言ったら、ドラえもんです、よね。ドラえもんは、いいやつですけども、悪いドラえもんを作っちゃった時に、ま、あなんか、こう、人類を支配、したり、え、するような、プログラムを組んでしまう、ことを、人は必ず、出てきますよね。だって、今でも、コンピューターウイルス、っての、世界中にあって、さ、誰がわざわざ、こんなもん作るんだ、みたいな、迷惑千万のものを作る人がいる、わけで絶対います、よね。で、そういうのと、どうやって、対抗していくのか、なって。だ、下手すれば、最悪のシナリオは、ですね、例えば今から、100年後、もっと早くかもしれんない、20年後、ぐらいには、人類はAIを世話するだけのもの、になるかもしれない、よ。それが仕事になるかも。で、AIが全部考えてくれるから、人は何をするか、って言うとAIが、できない肉体労働する、わけですね。よくわかんない、問題になっちゃう。付き合い方は重要だ、よという話で。で、ですから、人の存在とか、幸せとか、そういった人じゃないもの、ま、エイリアンですよ。AIは、じゃなってくると、逆に人って何なんだろう、かなとか、人の幸せって何なんだろう、かなっていうこと、を深く考えなきゃいけないような時代に来る、のかな。そうしないと、本当、AIのために生きてるような、存在になっちゃう、可能性ありますからね。注意しなきゃいけないなと、いうところです。ちょっとここは、短くに出して、短めに整理させていただきました。で、もう、そろそろ、終わんなきゃいけないんですけど、最後に、えっと10分ほどでですね、ま5分ほどだと思います。
老年的超越という話をいたします。で、今までの、話でね、あのま、前半はちょっとサイエンスというか科学の話で、中盤それ以降は、ま、死とか老化だとか、そう、老化の意味だとか、(信者)が大切だったって話をしました。でも、なんとなく、今か、話を、抜けてたのは、人の幸せとかいうとです。で、AIも、ちょっと使い方を間違うと、人の幸せがなくなっちゃう、かもしれないよ、と。で、じゃあ、僕らは何を目指して、長生きしてるのか、なとかいう、ところを、最後ちょっと、整理して、みたいと思います。前の本をね。え、生物はなぜ死ぬのか、っていうのを出した時に、ま、いろんなコメントをいただくんですよ。ま、20万部売れちゃうと、いろんなこと言ってくる人が、たくさんいて。で、あの1つは、あの、例えば、年を取ってきたら、あのもう、あと(死ば)お役目御免、で、それが、重要なこと、ですね。死に死には意味があるから、あとは、頑張って死にます、みたいなコメント、もらったりもしました。そ、ちょっと、違う、んですけどね。で、老化にも意味がある、よっていうんで、ちょっと、今、お話したような本を、あの、先月出させて、人はなぜ老化するのか、ね。それとかですね、あともう1つ、じゃあ、な、頑張って、長生き、して、なんかいいこと、あんのか、と自分にとってね。で、それも、実はある、んだって、いう話で、それも、あの、先月出した本に、付いていただきましたけども。え、お役目があって生かされている年長者の幸せ、とはです。ま、ちょっと、(体推進)しいいんじゃないか、と思ったりするんですけども。いや、そうじゃないんだ、とで、本人にとって、長生きして、何かいいことある、のですか、と、何のための長生き
か、とで、老年的超越っていう概念があるんです、よ。これは、最初は、ですね、えっ、と、スウェーデンの社会学者ラルストルンスタム、っていう、方が、ですね1989年に提唱した説で。ま、85歳以上の方にアンケートを取ったんです、ね。どういう風な、気持ちなのか、な、みたいなのを、取ったんです。で、これ、スウェーデンと日本は、かなり分解的なものは違う、んですけども。あの、大阪大学と愛知県の大部にあります国立(超)獣研究所も、共同で、同じようなアンケートを取って、ほぼ、ほぼ、同じような結果を得ています。ですので、スエーデンだけの話じゃなくて、日本も同じことが言えると思います。で、どういう、(メンタリティラ道)とったら、どういう風な、気持ちで生活してるのか、と、でまここに、3つまとめたんですけども、ま、ま、上に1番大まとめがある、んですけども、物質主義的で合理的な世界観から、ま、若い人ですね、え、あれが食べたい、これが食べたい、こういった方がうまくいくじゃん、みたいな世界観ですね。若い人、私もそうですけども、だから、宇宙的超越的非合理的な、世界観、への変化。あの、認知症というわけではないです。正常な人のアンケートですね。要するに、いろんな、こう若い人で、(読ますよ)。この座禅を組んで宇宙と、(のつり)を感じるとか、それが一般的に年を取ると、なってくるんだ、という、宇宙的超越的 非合理的な世界観、ですね。で、具体的には、感謝の、(2感謝の認識)他者に支えられている、という認識、他者への感謝の念、が強まる。あ、ありがとうございます、ね。いつも、すいません、ね。もう、あなたのおかげで、もう、私は大変助かってますよ。みたいな感じ。2番目が理的自分中心から他者を大切にするし、いや私(じゃいです)どうぞ、どうぞ、いや先に、やってください、もう食べてください、私そんなにお腹空いてない、どうぞどうぞ、っていう。3番目、肯定感肯定的な自己評価、ポジティブな感じ、若い時には反省、ばっかりします。あ、あの時は、あれもしとけばよかった、なとか、あ、俺が悪かったな、そういうのはなくなってきて、うん、大丈夫、私は大丈夫、全然私はあのいつも元気でハッピーでやってる
、から自己肯定感ができて、おそらく、こういうのは(分に)生きた満足感、と、幸福感。ま、いつ、死んでも悔はない、という、ところから、来てるんだろう、とで(利から離たえさらに高校への)意識が変化していく、んだということなんです。要するにですね、すごく、いい人に、なっちゃうんです、よ。人のために、自分に対して肯定的で、ていう、ご存知かどうか、分かりませんけども、のび太のおばあちゃん、え、も、ですね。さっきのドラモンもこんな感じです。いつも、縁側に座っていて、猫を撫ぜながら、あの、自然というか、外を、庭を眺めている、ね。で、誰か訪ねてくると、そんなに親しくなくても、まあ、どうぞ、どうぞ、上がんなさい、と言って、お茶を出して、あの、お菓子を出す、というような、感じの、メンタリティに、なっていく、ということです、ね。気をつけなければいけないのは、あの、俺おれ詐欺ですね。俺おれ詐欺には引っかかります。だから、これは、俺俺詐欺に引っかかる、のは、ある意味、超越老年的、超越の1つの特徴だ、と思いますけど、でま、死ぬのも怖くない、っていう、ところまで、行ければいい、だ、な、ということです。ここが、目標だと思います。85歳
以上、75歳から多分85歳は結構きついんです、よ。癌にもなるし、認知症にもなるし、いろんな病気になる、し。あの、親戚、と、ね、あの近い方とのお別れもあります。75から85
はきついです。これは、今まで、培ってきた人間関係、だとか、家族とか、の、総動員で乗り越えて、いかないといけないです、ね。ですから、その、年齢の方は、ちょっと、不機嫌かもしれません、けども、大きな目で見(たけ)ないといけない。ただ、そこを、乗り越えた、時には、割と幸せな、精神性、というか、気持ちになれる、んじゃない、かな、というところなんだ、と思います。私は、そこまで(足した)ことがないので、ちょっと、他人事、みたいなこと言いますけども、学問的な研究では、そうなっております、ね。え、老年的超越、を目指して、幸福(化に見した)心境に、達するまで、頑張ると、いうこと、です、ね。つまり、老年的(長)まで、妻まで生きる、のが、1つの長寿、の意味、だろうと、で、ここまで、生きれるように、社会制度を構築、したり、ま、自分自身も頑張って、いかなきゃ、いけないな、ということです、ね。で、まとめとしては、あの、これ、最後の、そ、ですけども、人はどうして老いるのか。ま、DNAが壊れる、か。ね、人はどうして死ぬ、のか。それは進化をめた、という話をしました。で、2番目、人の老いとは、何か。これは、利己から利他への意識の変化です、よ。で、3番目。死なない、AI、を生み出してしまった、人の未来。これは、結構、大問題、かもしんない。で、人の幸福、というのは、何か、っていう、のを、考えて、いかない、と、機械のために、生きてしまう、ことになってしまうかもしれません、よ。私たちは、いいんです。私たちの世代は、コンピューターが、すごく、おぼろの時代から、知ってる、のでそんなに、元々依存しません。ただ、これから生まれてくる子供たちは、最初から、もう、ほぼ、ほぼ、完璧なAI先生がいるわけですよ。親よりも先生よりも、何でも知ってます。何でも、解決してくれます。こういうのに、ちっちゃい時から接してたら、もう神様ですよね。そこを、とても、否定するとかは、ならないと思います。気をつけなきゃいけないで最後は老年的超越を目指して、て、ことで幸福感に満した心境に達するまで頑張りましょう、ということです。で、最後、途中でお話ししましたけど、人はなぜ老いるのかというのが、ま、後半の部分のお話、この本にまとめてありますので、もしご興味のあることはご覧になってください本日はどうもありがとうございました。
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├計量計測データバンク ニュースの窓-22-小林武彦講演におけるRNA、人の老い、動物の老いについて
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├小林武彦 - Wikipedia
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├(592) 【高齢者がいる社会こそ「最強」だ】ヒト”だけ”が老いる理由/長寿の方に共通する性格/平均寿命の伸びに比べて最高寿命が伸びない理由/ベストセラーの生物学者が見る未来【EXTREME
SCIENCE】 - YouTube
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├養老孟司氏が【小林武彦】氏との対談を終えて思うこと『老い方、死に方』第2章 ヒトはなぜ老いるのか(2/4)PHP研究所 | ◤YouTube◢
養老孟司氏が【小林武彦】氏との対談を終えて思うこと 『老い方、死に方』第2章 ヒトはなぜ老いるのか(2/4)PHP研究所 00:00 冒頭 00:12 アンチエイジング薬について
01:08 平均寿命は延びているが… 02:17 ヒトに老後があるのはなぜか?... | By PHP研究所 | Facebook
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├(592) 【落合陽一】16万部超の話題作『生物はなぜ死ぬのか』の著者・小林武彦と語る、私たちが「死ななければならない」理由と人が「生きる」本当の意味とは?
- YouTube
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├(592) 【落合陽一】養老孟司「老いは人との比較の中でしか生まれない」「どうせ歳をとるんだから、ネガティブに考えても仕方がない」老いる、とは何か?豊かな人生の手本は虫?老化への恐怖感や“AI時代”の生き方を語る
- YouTube
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├(592) 「動物のコミュニケーションと言語の起源」岡ノ谷 一夫(東京大学大学院 総合文化研究科教授) 平成30年度 軽井沢土曜懇話会 第3回
- YouTube
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├計量法の読み方 高原隆(元・地方公共団体職員)PDF版
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├計量計測データバンク ニュースの窓 目次
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├計量計測データバンク ニュース-2-
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├社会の統計と計量計測の統計
├一括表示版「社会の統計と計量計測の統計」
├「計量計測データバンク」小論、評論、随筆、論文、エッセー、文芸ほか(目次版)
├「計量計測データバンク」小論、評論、随筆、論文、エッセー、文芸ほか(一括掲載版)
├計量計測データバンク「計量計測辞書」measure and measurement dictionary
├計量計測データバンク 目次 サイト(一括閲覧サイト)
├計量計測データバンク 目次 サイト
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├社会の統計と計量計測の統計
├【分類1】計量計測機器と分析機器の機種別の生産統計
├【分類2】日本の計量計測と分析と科学機器などの団体とその業務(生産高などを含む)
├【分類3】日本と世界の経済などの統計
├【分類4】日本の計量計測分野の官公所(掲載は順不同)
├【分類5】日本の学会一覧
├【分類6】日本の計量計測と分析と科学機器などの学会(掲載は順不同)
├【分類7】計量計測と分析の政府機関、関連学会、団体ほか(未分類です)
├【分類8】化学関連学会と協会など
├【分類9】日本の学会(重複掲載あり)(すべてを集めているわけではありません。)
├【分類10】日本の計量計測関連した団体など諸情報(分類整理されない情報です)
├【分類11】日本の計量計測関連した未分類の諸情報
├【分類12】web情報総合サイト(設営途中です)
├【分類13】日本の計量法と計量関係法規
├【分類14】計量に関する国際機関と各国の計量標準の研究と供給に関係する各国の機関(海外NMI)
├【分類15】韓国の計量関連機関と団体ほか
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├韓国でのセミナー講師を通じて感じた韓国の計量事情-その1-執筆 横田俊英
├韓国でのセミナー講師を通じて感じた韓国の計量事情-その2-「日本の計量器産業論-その1-」序論)執筆 横田俊英
├【分類16】
├一括表示版「社会の統計と計量計測の統計」
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├韓国でのセミナー講師を通じて感じた韓国の計量事情-その1-執筆 横田俊英
├韓国でのセミナー講師を通じて感じた韓国の計量事情-その2-「日本の計量器産業論-その1-」序論)執筆 横田俊英
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├「日本は貿易立国ではない]輸出依存度は15.2%
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├日本は貿易立国ではない。輸出依存度は15.2%(セカイコネクトに掲載文書)
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├(国研)産業総合技術研究所
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