計量法は人の欲望のぶつかり合いを仲介し調整する
計量法は人の欲望のぶつかり合いを仲介し調整する
計量計測のエッセー 
計量法は人の欲望のぶつかり合いを仲介し調整する

液面表示線いりのグラス

(タイトル)
計量法は人の欲望のぶつかり合いを仲介し調整する

(本文)

 時間が進まなければ何も変わらない。ニュートリノには微弱な質量がある。そのニュートリノは地球を何万個かを通過する。質量のあるものは光より速くは進まない。物体が速く進むと時間がゆっくり進む。原子時計を積んで飛行機で飛んだときの時間の進み方は地面に置いた時計よりわずかに遅れていた。これによって相対性理論が証明された。光と同じ速さで進めば時計は進まない。時間が原子時計によって精密に測定されるためにわかった。

 時間の単位は秒であり、秒はセシウム原子の固有振動を計測して定めている。原子の固有振動を下にしているから原子時計という。原子時計よりも時間を精密に測定できる光時計の技術が進展している。光時計精密さが確実になれば時間の単位である秒の定義が改定される。

 微細な差を気にするのが人である。ことに酒屋にいって高級な酒を飲むとなると注文した一合が真っ当な一合であるか気にかかる。アインシュタインを生んだドイツではワイングラスに容積を表示する液面表示線を入れることを法律で定めている。厳格さを生き方と決めている人はドイツの目盛線にわが意を得たりと感動する。厳格好きは日本にもこの制度を敷こうとする。新計量法を制定するにあたって思いの丈をこのことに注いだ人がいた。体積計をつくる人であった。ドイツの制度は日本には適合しないと判断された。

 日本には上げ底文化がある。刺身の盛り合わせの容器は中央部分が内側に膨らんでいる。千切りの大根は刺身を盛り上げる。青じその葉が彩りをする。刺身は見た目の半分もない。ウニだ、マグロだ、ブリだといっても名前を中身は別物である。百貨店の地下食品売り場は名前と中身の差が極小である。味の品質は計測値として表示されない。デパ地下の食品売り場は非表示の計測値ではあるけれども確かさは十分だ。デパ地下の食品売り場は百貨店の名前のままのブランドとなっている。

 日本の大衆酒場ではビールは瓶詰めの状態で提供される。大瓶、中瓶、小瓶があってそれぞれ容量が定まっている。提供されるビールの容積は瓶(びん)が表示していて、瓶の規格と詰め込みを計量法関連の法規で定めている。お酒の容積の慣用表現に一合、一升がある。計量法はこの表記をやめた。メートル系のリットル、ミリリットルに統一した。社会に根強く残っていた尺貫法の表記に対して上のような処置をした。なかなか強引であるが立派だ。

 時間の測定技術の精密さは凄いと濃い人は驚愕する。飲んだり食ったりの分野になると人は欲目になる。誤魔化したり、誤魔化されたりといった人の欲望のぶつかり合いの調整に計量法がのりだす。20種ほどの計量器の特定計量器として指定する。計量器は精密さの度合いを検定制度を定める。精密さの度合いは測り得る技術の状態と売る側と買う側の相互に不満がない内容にする。計量法は人の欲望のぶつかり合いを仲介し調整するように機能する。

 時間の単位である秒を細密に定義することは科学技術の基(もとい)となる。人の欲のぶつかり合いを調整するのが検定制度である。こちらは精密さは実現しうる技術と社会慣習に依拠し、秒の定義の精密さに比べれば、たわいのない。双方この内容で了解せよと押しつける。

 計量法が検定制度で規制する計るための器具機械と装置はごくわずかである。0.1%に満たない。わずかの計量器を検定制度で規制することによって日本全体としては取引と証明分野で不満がでないようにしている。不満があってもその内容で了解させる。電気、ガス、水道、ガソリン、食品などは検定された計量器にによって計られている。古い時代には取引と証明分野の計るための器具機械と装置をすべて検定していた。同じことをしていたら計量器は検定するために計量器があることになる。計量器は計るためにある。東南アジアのある国では巻き尺のすべてを検定している。このような事情をどのようにみるか。

2019-03-19-metrics-mediate-and-coordinate-the-conflict-of-human-desires-article-editorial-

(不適切な表現などについてはご容赦ください)
 
計量計測のエッセー


計量計測のエッセー ( 2018年1月22日から日本計量新報の社説と同じ内容の論説です)


地が裂け山が崩れ洪水が人を襲う日本の自然(ハザードマップは人が住んではならない場所を示す地図だ)
球速表示160kmは確かか(球速表示160kmは信ずるに値するものなのか)
計量法は人の欲望のぶつかり合いを仲介し調整する
トレーサビリティに関するドイツの小話にみる教訓 (1997年3月2日付け日本計量新報社説の再録です)
内需依存型産業社会日本と人口減少社会の在り方
見えないモノを見えるようにする計測技術
計量の教養こそ身に付けるべき課題だ
0.1%の計量器の検定・検査が世のなかに適正計量の実現をもたらす
見えないモノを見えるようにする計測技術
強い欲求をもっているとニーズは自ずと分かるものらしい
すべては丈夫な身体と丈夫な心あってこそ
消費は人口減少の度合いで減りGDPも同様に推移する
キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上
質量と重量の違い及び質量の単位キログラムの定義変更
規則に照らせば不正でも総合性能としては問題ない事柄
バベルの塔とノアの箱舟の伝説と旧カヤバ工業の免震性能偽装
計量と計測は人の間にどのようにかかわるか
自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度
自動ハカリの指定定期検査機関の動向を観察する
計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情
計量協会webサイトから日本の計量行政の未来が見える
光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚

ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
時代の波と計量器産業の浮き沈み
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政
中国では日本以上の人口減少状態が出現している
ハカリの定期検査実施漏れは計量憲法である計量法違反だ
城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった
山口高志投手の球がベース通過時点で一番速かった
福島産の農産物と海産物と放射線測定器
通信と自己診断機能は計量器の法制度を変える
計れと人を管理したQC運動に対比される品質工学
モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)
計量法の実質の内容を変える政省令の理解と解釈
ハンドルで曲がらずブレーキで車は止まらない
計量計測のエッセー

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
事実は小説よりも奇なり 二つの事件
計測システムがわかることが計測における教養だ
世の中は計測でできている
計測の目的と精密さの実現の整合
日本人の頭骨の変化を計測値が示す
副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎

神鋼素材は計測器性能に影響がない
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旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

滋賀県・草津市の宿で王将の餃子をたべた

京都三条の街は気詰まりで滅入る

神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ


神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ

霧ヶ峰 雪景色

秩父札所二十四番 光智山法泉寺

6月24日の霧ヶ峰高原道路だ。強清水から車山・肩駐車場に向かって走る

正月の下呂温泉は一夜にして白銀の世界になった

上高地 晩夏

風の子の子供たちですが人は風邪を引いてはなりません

川崎大師平間寺で願い事をする

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色(2)
薄く積もった雪道を踏みしめる。クロカン四駆の世界だ。

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色

霧ヶ峰高原 晩秋の八島湿原

霧ヶ峰高原 晩秋

和歌山市加太港の浜に立つ

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ダイヤモンド富士

酉の市(おとりさま)

浅草の浅草寺界隈に足を向けた 外人がいて蜘蛛の巣の鉄塔が見えた

旧塩山の恵林寺界隈を見物した

仙台藩と青葉城

カラスウリが赤くなって秋です

スズランが赤い実を付ける秋の始まりです

 
 
 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

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