三重県亀山市関町にあった東海道関宿を歩く
三重県計量士会 計量士 児玉功
計量計測の様々なこと、エッセーとニュースなど 
三重県亀山市関町にあった東海道関宿を歩く(三重県計量士会 計量士 児玉功)


      写真は児玉功氏

(タイトル)
三重県亀山市関町にあった東海道関宿を歩く(三重県計量士会 計量士 児玉功)

(本文)

 東海道関宿は江戸時代から今の三重県亀山市関町に在った宿場町で、当時に近いかたちで街並みが保存され、歩いて散策するには持ってこいの場所である。JR関西線の関駅で電車を降り、国道1号線の信号を渡ると坂道となる。道路は1号線とは異なり薄茶色の舗装となり、いかにも観光用の道路といった感じである。

 北へ上り始めて300メートル程で関宿(東海道47番目)の街並みが見えてくる。この四つ角近くには町屋風の百五銀行関支店があり、更に東に進むと下り坂になり関宿の街並みを500メートル程進むと鳥居が見えてくる。鳥居の横には「東の追分」の看板が立っている。

 ここは東海道から伊勢別街道(ここから伊勢参りに向かったと思われる)に分かれる場所であり、関一里塚(日本橋より106里)跡の標識が有るが当時あったはずの榎、松、椋等の木は見当たらない。現在三重県で当時のままの一里塚が残っているのはここより1つ手前の野村一里塚(日本橋より105里)だけであり、樹齢400年を超える椋の木が残っている。

 東の追分からもとの銀行に戻りさらに西へ進むと関宿まちなみ資料館がある。ここは江戸末期に建てられた町屋で、当時使われていた調度品や道具等を展示している。資料館の向かいには川北本陣跡、更に100メートル歩くと伊藤本陣跡や関宿旅籠玉屋資料館が並んでいる。

 関宿には2つ本陣があり西国大名の参勤交代や公家・幕臣の往来、伊勢神宮参拝等でかなり賑わったようである。玉屋資料館は江戸時代の旅籠を修復し、種々の歴史資料を展示してある。また近くの郵便局の脇に高札場跡が有り、この辺りが宿場の中心になる。

 更に西400メートル歩くと西暦741年行基創建と伝わる関地蔵院が見えてくる。地蔵院と鐘楼等は国の重要文化財に指定されています。ここから西へはやや下りになり、500メートル程で「西の追分」に到着する。ここは東海道と大和街道の分岐点になっている。関宿は東西追分の間約1.8㎞であり、駅からの道を含めて往復したことになり約4㎞の工程で江戸時代にスリップしたような散策でした。

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計量計測の様々なこと、エッセーとニュースなど
計量計測の様々なこと、エッセーとニュースなど

容量表記の意味をもつ「容量線入りグラス推進」のための委員会報告(委員長 小野威・計量士)
自動はかりを検定制度「生まれてよかった」にしたい(メジャーテックツルミ会長 横須賀健治)
計測技術の発展と予測(応用計測研究所(株) 鴨下隆志)
漢詩 小さな幸せ(作詞 岡 千風 計量士)
三重県亀山市関町にあった東海道関宿を歩く(三重県計量士会 計量士 児玉功)
NHK紅白出場歌手の詩吟教室での70の手習い(兵庫県計量協会 計量士 松本幸三)

計量計測のエッセー


計量計測のエッセー ( 2018年1月22日から日本計量新報の社説と同じ内容の論説です)

キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上
質量と重量の違い及び質量の単位キログラムの定義変更
規則に照らせば不正でも総合性能としては問題ない事柄
バベルの塔とノアの箱舟の伝説と旧カヤバ工業の免震性能偽装
計量と計測は人の間にどのようにかかわるか
自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度
自動ハカリの指定定期検査機関の動向を観察する
計測の在り方と計測値の表示をめぐる諸事情
計量協会webサイトから日本の計量行政の未来が見える
光波干渉測定システムはアインシュタインの理論を事実として確認した
収賄で終身刑になる中国要人と首相をかばい罪に問われる日本の官僚

ウィキペディアによる計量の世界の説明は1割ほど
時代の波と計量器産業の浮き沈み
世界でも範たる状態を築いている日本の計量行政
中国では日本以上の人口減少状態が出現している
ハカリの定期検査実施漏れは計量憲法である計量法違反だ
城下町の鍛冶屋が日本の産業の元になった
山口高志投手の球がベース通過時点で一番速かった
福島産の農産物と海産物と放射線測定器
通信と自己診断機能は計量器の法制度を変える
計れと人を管理したQC運動に対比される品質工学
モノの数量表現と性質表現の仕組みである国際単位系(SI)
計量法の実質の内容を変える政省令の理解と解釈
ハンドルで曲がらずブレーキで車は止まらない
計量計測のエッセー

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方





自動ハカリの検定実施は日本の計量制度に大きな転換をもたらす
2018年11月16日開催の国際度量衡総会で質量の単位キログラム(kg)を定義変更
事実は小説よりも奇なり 二つの事件
計測システムがわかることが計測における教養だ
世の中は計測でできている
計測の目的と精密さの実現の整合
日本人の頭骨の変化を計測値が示す副題(鎌倉時代の日本人の頭は前後に長い形をしていた)
優良事業所が適正計量管理事業所の指定を受ける社会的責任
計測の目的と求められる確かを考える
地方計量行政の模範県を躊躇なく真似たい
自動ハカリの指定検定機関制度と行政組織の関わり方
1%の検定で計量の安全を実現している日本の計量制度

学校は記憶容量とアプリケーションを確認するところ
計量検定所長の仕事は検査機関運営費をたっぷりと確保すること
社会の計量の安全の確保は住民サービスの基礎
神鋼素材は計測器性能に影響がない
田中舘愛橘の志賀潔と中村清二への教え方

 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

滋賀県・草津市の宿で王将の餃子をたべた

京都三条の街は気詰まりで滅入る

神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ


神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ

霧ヶ峰 雪景色

秩父札所二十四番 光智山法泉寺

6月24日の霧ヶ峰高原道路だ。強清水から車山・肩駐車場に向かって走る

正月の下呂温泉は一夜にして白銀の世界になった

上高地 晩夏

風の子の子供たちですが人は風邪を引いてはなりません

川崎大師平間寺で願い事をする

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色(2)
薄く積もった雪道を踏みしめる。クロカン四駆の世界だ。

霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色

霧ヶ峰高原 晩秋の八島湿原

霧ヶ峰高原 晩秋

和歌山市加太港の浜に立つ

山梨県牧丘村で秋の風景に出会った。今は新しい市になっているがその名は知らない。

ダイヤモンド富士

酉の市(おとりさま)

浅草の浅草寺界隈に足を向けた 外人がいて蜘蛛の巣の鉄塔が見えた

旧塩山の恵林寺界隈を見物した

仙台藩と青葉城

カラスウリが赤くなって秋です

スズランが赤い実を付ける秋の始まりです
 
 
 
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 

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