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森のカフェとタマゴ・サンド
At the Mori no Cafe, we had egg sandwiches for a 3 o'clock snack

森のカフェとタマゴ・サンド
執筆 森夏之

森のカフェとタマゴ・サンド
執筆 森夏之

旅のエッセー集 甲斐鐵太郎

森のカフェとタマゴ・サンド 森夏之

森のカフェとタマゴ・サンド 森夏之

喫茶室は少し高い位置にあり見下ろすようにミズナラの林にレンズを向けると好ましい写りをしたのがツタ(蔦)であった。この林の蔦は赤くはならずに黄色に色づく。同じようにヤマモミジの黄色になる林である。透けたような薄い葉が林の中で光と戯れて撮影者を惑わす。

森のカフェとタマゴ・サンド 森夏之

レンゲツツジが夏至の日に鮮やかな高原の森の片隅。その朱色はレンツツジならでは淡さと彩り。葉も同じように淡い緑色で葉の形は大きい。群れて咲くレンゲツツジは各地で名物となるが車山高原付近ではニッコウキスゲが咲く前の遅い夏の前兆を告げる。

森のカフェとタマゴ・サンド 森夏之

森の喫茶室の夏。ハルゼミが最盛期を迎えている。庭のナナカマドに似てはいるが葉も花も小さな木の幹に抜け殻が三つほどあった。地上1メートルほどの場所。ここでは蝉の羽化のドラマがあったのだ。

森のカフェとタマゴ・サンド 森夏之

写真は吉村順三の軽井沢にある山荘。庭の樹木と居間とのが一体になり空中に浮いている感覚がある。

(タイトル)

森のカフェとタマゴ・サンド 森夏之

(本文)

 午前中は米国経済と中国の社会事情を伝える動画を見ていた。米国の経済の行き詰まりが見えている。中国は地方政府の土地貸与と不動産建設一本やりの都市計画によってニューヨークに匹敵するような高層ビルが建築され、100万人の住戸構想の残存物の建物があるのに入居者は極わずかという状態が出現していて、類する都市構想が幾つもとん挫している。真昼でもお日さまが地上に届かないビル群に恐れをなす。

 ゼネコンが一度成立すると立ち止まらない。前年を上回る売り上げを求めて行動し、次から次へのビルを建築し、都市をビルが覆いつくす。

 果たしてそれに対応する需要があるのか、という疑問が生ずる。需要がなくても需要を作り出すか、見込みで建築をする。経済が順調に回っている間は融資が降りる。首都圏のマンション建設は一戸当たりの平均価格が1億円になっていることをNHKテレビなどが報ずる。世帯収入と照らし合わせると博打のような借金である。経済の波風、家庭の波風、健康の波風のことを考えると負ってはいけない借金といえる。

 人口が減少することに伴う住宅余りとしての空き家増大。都心部は需要がしばらくは継続するとしても新築価格一億円の住宅(マンション)を値下がりなしに売り抜けて、それを買う人は新たに一億円を支払う。危険な賭けがここにはある。わずか70平方メートル、あるいは80平方メートルの粗末な構造のマンションビルの行く末は如何に。

 言ってはいけないことだが東南海大地震、関東大地震の発生が切迫している。首都圏移転構想は1990年(平成2年)には衆参両院にて「国会等の移転に関する決議」[19]を議決し、「首都機能移転を検討する」という基本方針を確認した。法的には1992年(平成4年)に「国会等の移転に関する法律」が成立し、この法律に基づき候補地の選定などの準備作業に入る。1999年(平成11年)12月には国会等移転審議会が候補地などとして3地域を選定した。移転先候補地は北東地域の栃木・福島地域、東海地域の岐阜・愛知地域」
移転先候補地となる可能性がある地域、三重・畿央地域である。

 掛け声倒れの首都圏移転構想が動くのは残念がら大地震で都市部が大打撃を受けたそのあとのことになる。お日さまの射さない密集したビル群での仕事と生活は人の暮らしには向かない。

 首都圏から50㎞を超えたあたりから地価と住宅価格は格段に安くなり入手がし易い状況が出現している。都市では人の生活がいびつになる。無理することなく生きることが賢明である。

 この日は2025年6月26日(木)午前11時30分の喫茶室の気温は19℃。

 一昨日の珈琲は酸化していてまずい。酸化するとミルクを注ぐと奇麗な茶色にならない。アイス珈琲で飲む分には何とかなる。昨夜ローソンで買ってきたカツサンドで遅い朝食。

 午後1時30分から雨になり午後2時には豪雨。基礎の穴掘りをする意欲が失せてワープロを打っている。豆を挽いて新しい珈琲を淹れて卵サンドで三時のおやつ。ちょっと休憩。

 二階バルコニーのシジュウカラの巣立ちの後のようすを確認。小さめの巣箱集めた草や動物の毛で丸く編まれていた。飼い犬の白い毛が混じっていた。毛布である。真夏に向かうこの日、巣立った野鳥は森の毛虫や昆虫を追って生きている。

 話が転ずる。森の喫茶室は私の完全な手作りによる。強い雨は囲いがないから少し吹き込む。そのうちに壁を回して窓を取り付ける。高い大きな屋根を付けてあるからこの場所は快適な空間。雨が降ると森の湿気が押し寄せるから乾かしている衣類はじっとりと湿る。ストーブを焚くと湿気除けになり空気が乾燥する。

 33平方メートル、十坪の床面積をもつ喫茶室にはテレビとパソコンを配置。ガスコンロとトースター、魚焼き器など家財道具一式がある。無いのは水道、トイレ、風呂。水は水瓶を用意する。トイレと風呂は母屋であるログの家のを使う。森の家のカフェは今日は午後から雨。雨音を聴きながら標高1,600メートルの喫茶室で過ごしている。

 工事中の喫茶室は土台の補強をしているところ。頑丈な支柱を建てるべく研究が続く。

 森の喫茶室の土台補強の設計をしている。構想という言い方のほうが正しい。午前中に進行表と注意事項を書いた。午後にはジャッキアップと土台調整の方法を考えた。足場調整のジャッキを使う。支柱のコンクリートブロックにジャッキを止めて調整ネジのハンドルを回して位置合わせをする。位置が定まった外枠の桝にコンクリートを流し込んで固定、固着させる。位置定めとは床面の水平のことである。レーザー水準器を使って水平を確認する。


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旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 旅行家 甲斐鐵太郎
essay and journey(essay of journey) by kai tetutaro

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森のカフェとタマゴ・サンド 森夏之

森の喫茶室の土台補強 森夏之

標高1,600メートルの喫茶室の夏 森夏之

森の喫茶室と珈琲の香り 森夏之

森の喫茶室の土台補強としての支柱の建立 森夏之

オオミズアオと森の喫茶室 森夏之

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