「計量計測データバンク」サイトマップ measure and measurement data bank of saite map

上高地帝国ホテルは鉄筋コンクリート造り
上高地帝国ホテルか上高地のほかのホテルかの説明にテラスで読書と書いてあった。長い夏の休暇を軽井沢で過ごしてテラスで読書ならよくわかる。

Kamikochi Imperial Hotel is made of reinforced concrete

上高地帝国ホテルは鉄筋コンクリート造り
執筆 森夏之

上高地帝国ホテルは鉄筋コンクリート造り
執筆 森夏之

旅のエッセー集 甲斐鐵太郎

上高地帝国ホテルは鉄筋コンクリート造り 森夏之

上高地帝国ホテルは鉄筋コンクリート造り 森夏之

上高地帝国ホテルは今ほどの交通利便がない1933年(昭和8年)に開設された。焼岳の爆発でできた大正池の枯木立が美しい風景とされていた時代のことである。素朴で静かな上高地の風景のなかに佇むホテルだった。設計は高橋貞太郎。


開業当初の上高地帝国ホテル。


改築後も維持され続ける丸太小屋風の外観。1977年(昭和52年)に木造から鉄筋コンクリートに全面改築した際も、仕上げ材は内外装の木造のイメージを継承して、改築前とほぼ同じようによみがえらせた。そうした昔から変わらぬ姿を保ち続ける。標高1500メートルに位置しながら極上のホスピタリティを味わえるのが特徴だ。客室数は74室。それゆえホテリエとお客様の距離が近く、毎年のように訪れる熱心な常連客をはじめ、多くの人が足を運ぶ。都会の喧騒を忘れてゆったり体と心を休めるのに、これほど適した環境はない。


石積みの家はスイスの山岳部のそれである。穂高岳と焼岳をテラスから見上げる側はアッと驚く石造りの山荘である。2023年、上高地帝国ホテルは開業90周年。1933年(昭和8年)、日本初の山岳リゾートホテルとして開業した上高地帝国ホテルは、2023年10月6日に開業90周年を迎えた。

上高地帝国ホテルから程近い梓川沿いの風景。小川には体長20センチメートルのイワナが泳ぐ。

梓川沿いの小さな流れ それは岸辺の湿地帯の池と川の中間のようす


帝国ホテルの梓川沿いの建物のようす テラスと石積み風に見える柱

高橋貞太郎 - Wikipedia

上高地帝国ホテル – 上高地公式ウェブサイト

上高地帝国ホテル

上高地帝国ホテルのご紹介

(タイトル)

上高地帝国ホテルは鉄筋コンクリート造り 夏森龍之

(本文)

 レストランの美味しい料理は要らない。良い景色が広がるテラスでコーヒーで寛(くつろ)げればいい。食材が良ければ美味い料理を自分でつくれるから。良い景色のあるテラスはほとんどはホテルの持ち物。美味しい料理と良い景色のテラスがあるのは上高地の帝国ホテル。二階に宿泊できればこの上ない。

 上高地帝国ホテルは今ほどの交通利便がない1933年(昭和8年)に開設された。焼岳の爆発でできた大正池の枯木立が美しい風景とされていた時代のことである。素朴で静かな上高地の風景のなかに佇むホテルだった。設計は高橋貞太郎。現在の建物は1977年に外観を丸木小屋のままで、また木造の内装として地下一階、地上四階の鉄筋コンクリート造り、客室数74室として建設された。

 上高地は後に名の知れた登山家となるある男は冬季の宿の守をしたところである。この地の美しさに心を拓かされ登山を終えた後は絵を描く生活に入った。このような上高地と上高地帝国ホテルである。

 石積みの家はスイスの山岳部のそれである。穂高岳と焼岳をテラスから見上げる側はアッと驚く石造りの山荘である。石積みの上に設置されている木造のテラスは交換を予定された造りになっている。屋根のない木造のテラスは雨によって腐食するので定期的に造り直される。そのための大きめの石積みの土台である。

 ある人のウッドデッキによるテラスは屋根を付けていないので定期的に立て直す。その費用は都度20万円。ホテルは営業収入のある割合を補修費に組み込んでいるから朽ちるのを承知している。上高地帝国ホテルのその柱を構成する石積みが、ウッドデッキに屋根を付ける工事の参考にされた。名作のホテルの面目躍如たるものたある。

 その人はスイスの山岳部のホテルや牛飼いたちの石積みの小屋をスイス紀行の動画を沢山集めて見ていた。インターラーケン、グリンデルワルトなど二度ほど訪れたスイスの思い出がよみがえって懐かしかったという。仰げば穂高連峰と焼岳そして梓川の流れ。美しくはあってもスイスの山岳風景に比べれば単調な上高地の風景である。

 上高地帝国ホテルか上高地のほかのホテルかの説明にテラスで読書と書いてあった。長い夏の休暇を軽井沢で過ごしてテラスで読書ならよくわかる。

 梓川に流れ込む幾つもの支流は土砂が堆積したところでは池のようになり、そして細い流れを形成する。池と支流では岩魚が泳ぐ。釣られず食糧とされない岩魚は思う存分に増えており、また人を怖がらない。魚は人が獲って食べる対象であり上高地でもそうであった。山岳案内をしていた上条嘉門次がウェンストン卿を案内した時にはその岩魚を釣って食に供した。上条嘉門次の末裔が嘉門次小屋を上高地の明神池ふきんの支流の小川が幾つも流れる支流の脇で営んでおり岩魚の塩焼きをお酒とともに提供する。

2025-06-10-kamikochi-imperial-hotel-is-made-of-reinforced-concrete-

旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) 旅行家 甲斐鐵太郎
essay and journey(essay of journey) by kai tetutaro

←ホームへ

ハルゼミとシジュウカラと森の喫茶室 森夏之

上高地帝国ホテルは鉄筋コンクリート造り 森夏之

20年前のデジカメのテストは映像モニターの影響を知らせることになった 夏森龍之

冷えた朝 緑広がる高原の暮らし 2025年5月27日(火) 甲斐鐵太郎

古い田植え機を使う八ヶ岳山間地の水田 甲斐鐵太郎

「coffeeとエルマーナ」 見ていた青春 若いころのこと-1- 夏森龍之介

太陽に満たされた高原の林にいることに満足する 甲斐鐵太郎

2025年5月18日の朝 濃く淹れたコーヒーに砂糖をたっぷり ミズナラの緑が広がる 甲斐鐵太郎

千曲川でアブラハヤがつれた日 2025年5月18日(日)のことです 甲斐鐵太郎

2025年5月16日(金)は薄曇り 新緑の枝にきていたシジュウカラが声をあげた 甲斐鐵太郎

岩魚を探して金峰山川をうろついた日 甲斐鐵太郎

ゴーリキーの小説母にでてくる珈琲を煮ることの意味が分かった日 2025年5月5日の祝日の日 甲斐鐵太郎

八ヶ岳を静かに見ていたヤマナシの木 甲斐鐵太郎

野辺山の農道にあるヤマナシの木は消えていた 甲斐鐵太郎

ベランダを広げて大きな屋根を付けて喫茶室にする 甲斐鐵太郎

一番搾りと千曲錦で佐久の草笛 甲斐鐵太郎

下呂市馬瀬川の老田屋と釣り客の初代レンジローバーのこと 甲斐鐵太郎

桃と桜と梅と花が満開の4月7日の甲府盆地 甲斐鐵太郎

八ヶ岳は富士山より高かった 甲斐鐵太郎

万里の長城と黄砂と日本の春霞について 甲斐鐵太郎

学生街の喫茶店 サイフォン・コーヒーと神田ミズノ裏の喫茶店ダボスのこと 甲斐鐵太郎

縄文のビーナスと御神体としての西天狗岳 森龍之

山荘の窓にカケスがやってきた 森龍之

山荘と音楽とスピーカー 手塚宗求に影響される 森龍之

朝はイタリアンロースト、夜はタンザニアをパーコレータで淹れるクリスマス・イブ 森龍之

2024年12月18日(水)から2024年12月23日(月)の行動とメモ書き 森龍之

日本の氷河を眺望する白馬駅近くの白沢峠 夏森龍之介

松本駅前にあった酒場「昭和横丁」 森龍之

普通の人の冬の山荘暮らし 森龍之

アラジンの青い炎が静かにゆらぐ日曜の午後 森龍之

12月夜が一番早い日にパソコン机を整頓 甲斐鐵太郎

串田孫一の覚書 山と音楽のエッセー 甲斐鐵太郎

恵まれないのに明るく生きている日本人の素朴さ・生真面目さ 夏森龍之介

氷点下15℃に凍える八ヶ岳の私の山荘 甲斐鐵太郎

マユミの赤い実

大島太郎、福島新吾と旧制高等学校 夏森龍之介

庭に来る野鳥と心がずれることはない 甲斐鐵太郎

山荘の遊び小屋と良寛の五合庵のこと 甲斐鐵太郎

晩秋の高原 ひと月の移ろい 甲斐鐵太郎

信州とリンゴ 甲斐鐵太郎

ドングリが高原の宿の屋根をコツンコツンと叩く夜 甲斐鐵太郎

お米とレタスとキャベツと玉ねぎ 甲斐鐵太郎

八島湿原とアザミの花 甲斐鐵太郎

安曇野の米収穫と晩夏 甲斐鐵太郎

日本の夏 郡上おどり 甲斐鐵太郎

夏の霧ケ峰高原の夕暮れ 甲斐鐵太郎

飛騨・高山の朝市と古い街並み 甲斐鐵太郎

郡上おどり 甲斐鐵太郎

魚津港と海と山 3月19日の北アルプス連峰は雪をまとって眩しい 甲斐鐵太郎

自然博物誌 蓼科高原で遊ぶ二匹のニホンリス 甲斐鐵太郎

早期縄文人の食糧としてのサル(と昭和初期の角館におけるサルの丸ごと販売の事実) 甲斐鐵太郎

博物誌 旧石器時代の定義と日本の旧石器時代 森龍之

火山活動と山体崩壊が富士山と八ヶ岳の高さを逆転させた

小海線の佐久海ノ口から鉄道に乗って遊んだ一日 甲斐鐵太郞

Japanese dog height, wolf height, Kishu height
日本犬の体高、オオカミの体高、紀州の体高

Wolf fossils and bones-Miscellaneous notes Part 2-
オオカミの化石と骨-雑記帳 その2-

Wolf fossils and bones-Miscellaneous notes Part 1-
オオカミの化石と骨-雑記帳 その1-

Archeology and history of Jomon, Yayoi, dogs and wolves of notebook
縄文、弥生、犬、オオカミの考古学と歴史-雑記帳-

apanese dog Jomon dog Yayoi dog Modern Japanese dog Wolf database of notebook
日本の犬 縄文の犬 弥生の犬 現代の日本犬 オオカミ データベース-雑記帳-

Japanese dog Jomon dog Yayoi dog Modern Japanese dog Wolf database
日本の犬 縄文の犬 弥生の犬 現代の日本犬 オオカミ データベース

日本犬はオオカミと最も遺伝子が近い? そのルーツを紐解き 麻布大学教授菊水健史氏。

ターシャの庭と聖アンデレー協会と田渕義雄さんをつなぐモノ 甲斐鐵太郞

標高1,500mの八ヶ岳山麓で考えたこと 甲斐鐵太郞

旧石器時代の定義そして日本の旧石器時代を知る 甲斐鐵太郞

縄文時代を理解する 甲斐鐵太郞

縄文人はニホンザルを食べていた 甲斐鐵太郞

松本市郊外の蒲萄農家 甲斐鐵太郞

2020年は八ヶ岳の夏が何時までも終わらない 甲斐鐵太郞

縄文研究Jomon study

縄文研究-その1-

縄文研究-その2-

縄文研究-その3-

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その30-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その29-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その28-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その27-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その26-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その25-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その24-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その23-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その22-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その21-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その20-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その19-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その18-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その17-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その16-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その15-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その14-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その13-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その12-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その11-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その10-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その9-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その8-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その7-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その6-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その5-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その4-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その3-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その2-甲斐鐵太郞

縄文の暮らしがあった八ヶ岳山麓-その1-甲斐鐵太郞


ナビ不調で蝶ヶ岳と常念岳への登山口に迷い込んだ2020‎年‎9‎月‎21‎日のこと 甲斐鐵太郞

田渕義雄さん自作のウインザーチェアーに触発されて机と椅子を考察する 甲斐鐵太郞

信楽焼と甲賀衆 甲斐鐵太郞

安楽椅子の延長として電動リクライニングベッドに行き着いた 甲斐鐵太郞

伊賀上野は忍者の街 甲斐鐵太郞

稲城の梨「稲城」と狛江市の慈恵第三病院 甲斐鐵太郞

郡上おどり、長良川そして郡上市のこと(その1) 甲斐鐵太郞

郡上おどり、長良川そして郡上市のこと(その2) 甲斐鐵太郞

60インチモニターと桃とブドウと椅子とテーブル 甲斐鐵太郞

どろどろに溶けたサナギの身体から蝶がでてくる不思議な世界 甲斐鐵太郞

甲府盆地勝沼の葡萄園 甲斐鐵太郞

甲府盆地は御坂の桃 甲斐鐵太郞

食卓テーブルにウインザーチェアーが私の作業台 甲斐鐵太郞

霧ヶ峰高原の夏はよい 甲斐鐵太郞

夏の陽光に輝く善光寺の参道 甲斐鐵太郞

ヒョウモンチョウが舞う夏の八島湿原 甲斐鐵太郞

クマも鳥も虫も神である国の寒山の森の暮らし 甲斐鐵太郞
ナチュラリストのエマソンとソローと、日本の自然のなかの田渕義雄さん 甲斐鐵太郞

「寒山家具工房」の主、田淵義雄さんのウインザーチェアー 甲斐鐵太郞

田渕義雄さんの「寒山の森」暮らしの動機を推察する 甲斐鐵太郞

ソローの森の生活と寒山の森の田渕義雄さん 甲斐鐵太郞

寒山の森の田渕義雄さんとソローの森の生活 甲斐鐵太郞

川上村と私 甲斐鐵太郞

甲府盆地の7月は桃の季節で8月になるとブドウが本格化する 甲斐鐵太郞

霧ヶ峰高原とレンゲツツジ 甲斐鐵太郎

安岡章太郎が描く軍隊と現代の人々の生への現実 甲斐鐵太郎

現代の人には死はない 甲斐鐵太郎

真夏の暑さのなか快適に作業するために一階にパソコンを移す 甲斐鐵太郎

椅子とヒキガエルと葛の根を考える 甲斐鉄太郎



TOPへ


「計量計測データバンク」サイトマップ
measure and measurement data bank of saite map

計量計測データバンク 目次 サイト
計量計測データバンク 目次 サイト(一括閲覧サイト)
社会の統計と計量計測の統計
一括表示版「社会の統計と計量計測の統計」
「計量計測データバンク」小論、評論、随筆、論文、エッセー、文芸ほか(目次版)
計量計測データバンク 目次 サイト(一括閲覧サイト) 

計量計測データバンク「計量計測辞書」 measure and measurement dictionary
「計量計測データバンク」




「計量計測データバンク」サイトマップ
measure and measurement data bank of saite map