2018年1月22日東京に雪が降る |
2018年1月22日東京に雪が降る |
2018年1月22日東京に雪が降る 1月23日朝。東に小山があるので日の出は午前8時になる。 2018年1月22日東京に雪が降る 窓の向こう林が雪化粧した。青い空が広がって雪が解けて落ちる。 2018年1月22日東京に雪が降る 川筋から大きく伸びている木にも雪が積もっている。 2018年1月22日東京に雪が降る ケヤキとノグルミの木にも雪が積もった。青い空が広がる。 2018年1月22日東京に雪が降る ベランダの欄干に30pの雪が積もった。 2018年1月22日東京に雪が降る 雪の朝。向こうの山も真っ白だ。その向こうには高尾山がある。 2018年1月22日東京に雪が降る 1月23日朝。東に小山があるので日の出は午前8時になる。 (タイトル) 2018年1月22日東京に雪が降る (本文) 東京に雪が降った。2018年1月22日である。初雪だ。神奈川県にも降って県境の多摩川の橋が朝に渋滞した。東京の最西端の住まいにも雪が降った。30pは降った。外のケヤキの大木は雪を抱いていたが昼には落ちた。 日本列島の積雪の状態を気象庁のデータベースで調べると青森市は6pであった。青森市は、1981年〜2010年の平均で、年間の降雪の深さが669cm(6.69m)であり日本で一番であるがこの日の降雪量は6pであった。青森県酸ヶ湯などは積雪の年間平均値が17.28mである。以下山形県肘折16.17m、山形県大井沢13.99m、新潟県守門13.62m、新潟県津南13.58mである。 北アルプスの立山連峰直下の室堂平の積雪は多い。立山の雄山の西に広がる雪渓で90歳を超えても夏スキーをしている人がいた。三浦雄一郎氏の父親である。この付近は人の目に触れる豪雪地帯であり氷河がつくったカールがある。カール(Kar)とはドイツ語で日本では圏谷である。東京大学の地理学教室の創設者である山崎直方が立山のカールを発見したのでここは山崎カールと呼ばれている。その圏谷で90歳の人が夏にスキーをしていたのである。 日本は世界でもまれにみる豪雪地帯ではないかとこのところ考えていた。世界の都市の年間積雪量の多い都市は1位の青森市であり3位が富山市である。富山市の一部は特別豪雪地帯に指定されている。2位は札幌市、7位は秋田市である。日本海を渡る季節風が日本に雪をもたらす。 滋賀県の湖北地方も日本有数の豪雪地帯である。昭和38年の38豪雪では滋賀県は特別予算を組んで対応した。当時県の職員でそののち県議会議長をした人が思い出を語っていた。 ニューヨーク市の年平均の降雪量は68cmである。ニューヨークは寒く雪の景色をテレビでみる。 雪が降った日に山の方にでかけると野鳥が道端でよたよたしている。冬鳥の野鳥などは半日餌をたべないと弱る。近づいてつかまえられるほどである。庭にホオジロがやってきた。いつもは警戒して林にいる。そこにヒヨドリがばさりと降りてきた。軒下に残っている草の実が狙いである。いつもは見向きしない餌を食べるのが雪の日の野鳥である。ホオジロもヒヨドリも留鳥である。少しは移動するようではあるものの。モズもやってきた。 富山平野の水田は山に降った雪で潤される。その水は富山湾のホタルイカと味の良い寒ブリを育てる。 積雪による被害は食い止めたいが日本の風土は雪と無縁ではない。 (写真と文章は旅行家 甲斐鐵太郎)(誤字、不適切な表現などについてはご容赦ください) |
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) |
2018年1月22日東京に雪が降る 2018年1月22日東京に雪が降る ├ ├ ├ ├ ├冬の山中湖と富士山 ├九戸城主 九戸政実と九戸政実の乱 ├2018年1月22日東京に雪が降る ├滋賀県・草津市の宿で王将の餃子をたべた ├京都三条の街は気詰まりで滅入る ├神戸は港町だが山の街でもあり大都市だ ├ 霧ヶ峰 雪景色 秩父札所二十四番 光智山法泉寺 6月24日の霧ヶ峰高原道路だ。強清水から車山・肩駐車場に向かって走る 正月の下呂温泉は一夜にして白銀の世界になった 上高地 晩夏 風の子の子供たちですが人は風邪を引いてはなりません 川崎大師平間寺で願い事をする 霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色(2) 薄く積もった雪道を踏みしめる。クロカン四駆の世界だ。 霧ヶ峰高原の八島湿原の周りに出現する景色 霧ヶ峰高原 晩秋の八島湿原 霧ヶ峰高原 晩秋 和歌山市加太港の浜に立つ 山梨県牧丘村で秋の風景に出会った。今は新しい市になっているがその名は知らない。 ダイヤモンド富士 酉の市(おとりさま) 浅草の浅草寺界隈に足を向けた 外人がいて蜘蛛の巣の鉄塔が見えた 旧塩山の恵林寺界隈を見物した 仙台藩と青葉城 カラスウリが赤くなって秋です スズランが赤い実を付ける秋の始まりです |
旅のエッセー集 essay and journey(essay of journey) |