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築35年の山荘の増築工事
-2026年02月28日(土)行動の記録-
Extension work on a 35-year-old mountain lodge

築35年の山荘の増築工事-2026年02月28日(土)行動の記録-森夏之

旅のエッセー集 甲斐鐵太郎

築35年の山荘の増築工事-2026年02月28日(土)行動の記録-森夏之

築35年の山荘の増築工事-2026年02月28日(土)行動の記録-森夏之


串田孫一作。見たことのある山の風景だが何山か正確には言えない。色使いと構図が素晴らしいと思う。

(タイトル)

築35年の山荘の増築工事-2026年02月28日(土)行動の記録-森夏之

(本文)

父が残した築35年の山荘の増築工事

 思うところがあって諏訪市と松本市と大町市に出かけた。出発地は茅野市北山の自宅山荘。

 諏訪市では古民家などからでてきたドアなどを探しに。松本市では建築用の工具などの物色。諏訪市のリサイクル屋には先日あったドアが売り切れていてなくなっており、ほかに欲しい品物がなくて残念であった。松本市では床板接着用のボンドを1ダース買った。19mm、21㎜、24mmのインパクトドライバー用のソケットレンチも。目星をつけていたチェーンブロックのウインチは売り切れていた。15㎜の木工用ドリルビッド(長尺もの)と小さな木ハンマーと真鍮製のハンマーを買う。

 作業場に戻って工事をする雰囲気が薄れていたので大町市の木材屋に1年ぶりに足を運ぶ。建築中のキャビンの材料となる板材、角材ほかを調達する。材料がないと工事が進まないから、これと思う材は仕入れておくことにする。

 以上のような行動を2026年02月28日(土)午後から動き出してしていただ。

 樹齢100年の欧州赤松の横組みの母屋から突き出して増築しているキャビンは二室10坪三階構造の建物。12坪の屋根を廻していている。光を浴びて外のシラビソやアカマツの冬季の常緑樹を楽しみ、夏場はコナラ、ミズナラ、シラカバ、ヤマモミジ、カラマツの緑が陽光越しにステンドグラスに射し込むのを幸いな恵みとする。

 父が35年前に建築し孫へと受け継がれた蓼科の山荘であり、経年変化をほとんど感じさせない見事な造りのままに残されている。

 太い丸太の横組みの建物は陽の光を大きく取り入れることをしない。1,600mの等高線が敷地の中央部を南北に走る500坪の平坦な敷地。平坦とはいっても北西に傾斜した土地に最大高さ2mのコンクリートを廻している。キャビンは北側に増設している。もともとはウッドデッキがあった場所。ウッドデッキを10坪に広げて屋根を付けてサンルームにする構想が、冬場の1.2mに達する雪の重みに耐える造りとするということで、基礎のコンクリートを頑丈に廻して、柱を通常の3倍以上の数を立てたキャビンとして造られている。窓を廻して壁で囲う仮工事が済んだキャビンの建築を進行させている。このための資材、工具ほかの買出しのための行動をしたのが2026年02月28日(土)であったのだ。日中は晴れていたのが午後5時過ぎに大町に着いてみると後立山連峰の白い山並みは見えているものの常念岳は裾野に湧いていた雲によって隠されてしまった。

 春を感じるとすれば雪がない畑地に丈の短い小麦が青いことであった。高瀬川は広いけれども浅い流れがあちこちに身勝手に散らばって支流をつくっている。2026年の2月の上高地は雪が少ない珍しい年であった。

常念岳の台形の姿のトリック

 2026年02月28日(土)であった。空は大体晴れており、長野自動車道の左手に見える常念岳のことを考えていた。

 常念岳登山計画をするときに安曇野側の尾根から頂上を目指して地図を眺めたことがあった。安曇野の里から常念岳を見ると頂上が台形であるのだが、これはかなり下がった尾根が山に接近すると山の頂の様相を呈することによるのだと理解した。

 遠くから見ると安曇野の里の目安となる常念岳の姿のある種のトリックであった。

 日中は晴れていたのが午後5時過ぎに大町に着いてみると後立山連峰の白い山並みは見えているものの常念岳は裾野に湧いていた雲によって隠されてしまった。

 春を感じるとすれば雪がない畑地に丈の短い小麦が青いことであった。高瀬川は広いけれども浅い流れがあちこちに身勝手に散らばって支流をつくっている。2026年の2月の上高地は雪が少ない珍しい年であった。

 安曇野から眺める常念岳が「頂上が平らな台形(またはピラミッド型)」に見える謎は、その特徴的な山容と見る角度、そして雪形という複数の要素によって解き明かされる。

謎の構造は次の様な事による

 謎を構造は次の様な事による。

1、台形に見える最大の謎は地形的な特徴による。
 常念岳は「ピラミッド型」の鋭い山と言われるが、安曇野の平地から見ると、山頂部が平らで左右に長く裾を引く台形のように見える。常念岳(2,857m)の東側には、2,600mの前常念(まえじょうねん)がある。安曇野から見ると本峰と前常念が重なり合い前常念から山頂へ続く稜線が上部を平坦に見せる「上底」の役割を果たしている。東の安曇野側から見ると、この山頂と2,248mの前常念のラインが横に長く見えるため三角形よりも台形になる、
2、常念坊の雪形
 春の田植えの時期になると常念岳の山肌に「常念坊」と呼ばれる雪形が現れる。袈裟を着た坊さんが徳利(とっくり)を下げているような雪形は台形の下の部分から山頂にかけて現れる。この雪形を農作業の目安にした。
3、座って念じる仏僧
 常念岳の名前は形が座って念じている仏僧に見えることから。平らな台形の上部が坊さんの頭や座っている姿に見え、左右になだらかな裾野が広がる様子は仏僧の座像として目に映る。
4、常念岳の三角形の真相
 安曇野の場所によっては手前の山に隠れて前常念が見えないために完全な三角形をなす。前常念から本峰を横から見ると台形をなし、別の角度からは三角形となる。

2026-03-02-1-extension-work-on-a-35-year-old-mountain-lodge-

[資料]

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築35年の山荘の増築工事-2026年02月28日(土)行動の記録-森夏之

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電灯を灯すと傍目には立派なキャビンに 森夏之

キャビンのロフトの床を造って板を張るための作業 森夏之

キャビンのロフトは東西の部屋を跨ぐ構想に変更 森夏之

山荘の増築「キャビン」とロフトとバルコニー構想 森夏之

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