TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車
「TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車」の概要
職場近くにあったサイクルスポーツアルプスに足を運んでいるうちに旅行車の美しさに魅せられて、アルプス自転車のフレーム製作工房の東叡社に注文した「TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車」です。アルプスの機能を盛り込んみながら東叡社 ランドナー 650Aの美しさを追求して完成した車輛です。手の込んだ工作をしていて今では入手困難なフランス製部品を使っているなど面白み十分なホイールサイズ650Aのレイノルズ531の鋼管を使っている東叡社 ランドナーです。フレームサイズは芯々で500mm(芯トップで520mm、ラグの一番高いところで530mmです。
上の写真の説明です。車輛オーダーのコンセプトでもあります。
TOEI 東叡社 ランドナー 650Aの手の込んだランドナーです。上手に取り付けた泥よけは旅行車のフォルムを美しくします。泥よけはサイクルスポーツアルプスのパスハンター用でフロントの末端にはアルプスオリジナルのゴムフラップが取り付けてあります。レイノルズ531の鋼管を使っているのも味噌の一つです。東叡社のつくる自転車は美しさを含めて格別です。オーダーしても1年から2年待つようですからこの完成車を使うという方法があります。OEI
東叡社のランドナーをアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車です。よくもこんなことができたものです。
「TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車」の詳細
職場近くの東京都千代田区内神田のスポーツサイクルアルプスさんに足を運んでいながら、東叡社(TOEI)にフレームをオーダーしてアルプスさんに組み上げてもらったホイールサイズ650Aのランドナーです。TOEIのフロントキャリアでセンタプルブレーキに直付けしております。アルプスさんには別の旅行用自転車をオーダーでつくってもらいました。部品はアルプスで調達したとはいえ冷や汗もののわがままな行動でした。泥よけはスポーツサイクルアルプスのオリジナルのパスハンターモデルを付けました。このタイプは泥よけを浅くしているので山道での泥詰まりに有利ということなのですが、そうした機能よりも格好良さに憧れたのでした。フレームはレイノルズ531のマンガンクロモリ鋼を選びました。同じパイプでもそのどこを選んで切り取るかで自転車の特性が変わります。この車輛ではシートステイに太い部分を採用しております。さまざまな要素を考慮してのことです。
工作面では東叡社(TOEI)の高級車で採用する内容を大体は取り入れました。パイプの中をブレーキケーブルを通すことがそうですしリアブレーキの支点になる松葉の直付けもそうです。リヤに設置したソービッツのダイナモのケーブルをフロントキャリアに設置したソービッツのランプまで隠したままで導くためにヘッドチューブに埋め込む工作をしております。このカーボン・ブラシはフロントフォークを抜いたり差したりという輪行時の作業には不都合なようであり調子を悪くします。直してもまた不調になるので不調のままにしております。今の時代には小型軽量にして高輝度省電力のLEDライトがありますからそれを使います。パナソニックの単一乾電池3本を入れるバッテリーランプは雰囲気つくりのために電池なしでセットしております。小物入れに使うと良いでしょう。
部品構成です。リアメカにユーレのスーパーアクセス、チェンジレバーにはユーレのジュビリィー、チェーンリングとクランクセットにはTA、センタプルのマファックのレーサーの直付け、サドルにはイディアルの80の小銅鋲のナチュラルタイプを用いております。このイディアル80は薄茶つまり白い状態の革にオイルを塗ってしごいて形を整えました。そしてこのサドルは未乗車の未使用のものであります。使い込んだように見えるのは頑張って手入れをしたためであります。それなりに柔らかくなっておりますから快適に使えます。フロントメカは大容量ということを含めた機能面からサンツアーのスプリントを取り付けました。チェーンリングはアウターが44T、インナーが24Tでアルプスのパスハンターに倣いました。クランク長も同じようにして165mmです。上にも書いてありますがクランクセットはチェーンリングともTAです。ペダルはシルバンツーリングに三ヶ島のツークリップです。
ホイールとタイヤのセットについてです。ハブはサンシンのプロフェッショナルのシールドタイプです。リムはマビックの650Aで36ホール。タイヤはトリムライン650×35A。スポークはステンレスの段付。ブレーキ台座はセンタープルの直付けでマファックのレーサーを取り付けております。ダイナモとランプはソービッツで直付けです。カーボンブラシの接続不良のため動作はさせておりません。ヘッドパーツは丹下のRITZY軽合で最高級品です。ハンドルバーは日東の132マースタイプのバー幅410mm(下端部)。ブレーキレバーは吉貝のグランコンペ。ステムはグランコンペの70mm。チェーンステイにチェーン当たりを防止するゴムバンド用のフックを直付けしております。
ラグはTOEIのロングポイントでハンガーは剣先、シートステーは二本巻き。ラグの削り方は何とも美しく、これ以上の工作を見たことがありません。余程手の良い人の作業によるものです。トップチューブのケーブル内蔵工作も同じであり蓋付きです。直付けのチェンジレバー台座はユーレ専用。リアのエンドはストレートでTOEIオリジナルタイプです、フロントエンドも同じです。シートボルトは隠し止めですが台座を咬ましてクイックレバータイプにしてあります。シートポストは26.8mmでアルミの丸棒タイプですがイディアル80のサドルを確実に留めております。この部分はいくつかの要素があいまった相性によるようです。シートポスト(シートピラー)を長く見せたいので丸棒タイプを選択しております。
寸法や角度などスケルトンはアルプスのランドナーを元にしております。スポーツサイクルアルプスのフレームはTOEIであることはよく知られております。
東叡社(TOEI)のヘッドマークの白い七宝焼き状のものは剥がしてしまいました。レイノルズ531のギャランティーシールが取れてしまったので代用品を確認のために張ってあります。
美しき自転車のTOEIです。そして旅行車やパスハンター(峠越えの旅行車)の走り実践を通してつくりだしたスポーツサイクルアルプスの知恵に乗っかったのがこのTOEI製作にしてアルプスで組み上げてもらったランドナーです。
東叡社(TOEI)のフルオーダーのランドナーの佇まいは日本の自転車の美を代表します。そしてスポーツサイクルアルプスによる部品選択と組み上げが付加されてこの車輛は大変に美しい自転車に仕上がっております。
【基本仕様】【TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車】
1、シートチューブ長(フレームサイズ)は芯芯で500mm(芯トップで520mm、ラグの一番高いところで530mm)。
1、トップチューブ長は芯芯で530mm。
1、チェーンステイ長は430mm。リアエンドはTOEIオリジナルのストレート・ドロップエンド。
1、パイプは英国製のマンガンモリブデン鋼管のレイノルズ531モデル。
1、エンド幅はリア120mm、フロント100mm。リアはストレートドロップエンドTOEIオリジナル、フロントエンドはTOEIオリジナル。
1、サドルはイディアルの80の小銅鋲のナチュラルタイプ。薄茶つまり白い状態の革にオイルを塗ってしごき形を整えた未使用の状態。
1、チェーンリングはアウターが44T、インナーが24T。。クランク長165mm。クランクセットはチェーンリングともTA。
1、ペダルはシルバンツーリングに三ヶ島のツークリップです。
1、シートピラーはアルミの中空の丸棒タイプで径は26.8mm。
1、ヘッドパーツは丹下のRITZY軽合。ハンドルバーは日東の132マースタイプのバー幅410mm(下端部)。
1、ブレーキレバーは吉貝のグランコンペ。
1、ステムはグランコンペ突き出し70mm。
1、チェーンステイにチェーン当たりを防止するゴムバンド用のフックを直付け。
1、ラグはTOEIオリジナルのイタリアンカット。ハンガーはTOEIオリジナルの剣先タイプ。綺麗に削られており丁寧な作業がなされている。
1、ヘッドマークはTOEIですが白い七宝焼き状のものは剥がしてしまいました。
1、TOEIのフロントキャリアでセンタプルブレーキに直付けしております。
1、ブレーキはセンタプルのマファックのレーサーの直付け。
1、チェンジレバーにはユーレのジュビリィー直付け。ユーレ専用の直付け台座。
1、フロント変速機はサンツアーの直付けのスプリントによって大きなギア比に対応。
1、リアメカはチタン合金を支柱(筐体)に採用したユーレのスーパーアクセス。
1、チェーンリングとクランクセットにはTA。
1、ブレーキにはマファックのレーサーの直付け、
1、リヤのスプロケット(フリーギア)は6段。リアエンド幅は120mm。低速にも対応するよう歯数差を多くとってある。
1、エンドの上に位置するシートステイにチェーンを掛けるフック直付け。
1、リアブレーキの支点になる松葉の直付け
1、ホイールとタイヤのセット。ハブはサンシンのプロフェッショナルのシールドタイプ。リムはマビックの650Aで36ホール。スポークは星のステンレスの段付。タイヤはトリムライン650×35A。
1、ダウンチューブにはカンパンッヨロのサーモボトルが付きます。二重になったエアロで保温タイプの大きなボトルが付きます。撮影の都合で外してありますが付けてお渡しします。ボトルを付けないでチューブなどをバンドで留めて使うという方法もあります。
1、フレーム、部品とも美品。写真撮影の関係で黒く見える部分がありますがサビではありません。ただしフロントフォークはクロームメッキ処理のために少しサビが浮いておりますが丹念に磨けば消えます。
1、リヤに設置したソービッツのダイナモのケーブルをフロントキャリアに設置したソービッツのランプまで隠したままで導くためにヘッドチューブに埋め込む工作をしております。このカーボン・ブラシはフロントフォークを抜いたり差したりという輪行時の作業には不都合なようであり調子を悪くします。直してもまた不調になるので不調のままにしております。今の時代には小型軽量にして高輝度省電力のLEDライトがありますからそれを使います。パナソニックの単一乾電池3本を入れるバッテリーランプは雰囲気つくりのために電池なしでセットしております。小物入れに使うと良いでしょう。
TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車
650×35Aの古典のたたずまいのTOEIランドナー。芯芯500mmのフレームサイズです。
TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車
カーボン・ブラシでランプを点灯しますが不調なので使いません。ソービッツのダイナモとランプは
雰囲気作りに役立ちます。電池式の松下の電灯も同じです。LEDライトが一番役立ちます。
TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車
サドルはイディアルの80の小銅鋲タイプ。薄茶の状態の革にオイルを塗ってを整えた未使用の状態。
TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車
イディアルの80の小銅鋲タイプ。オイルが汚れに見えますが新品です。中空丸棒のピラーです。
フレームカラーは下の写真が一番近い感じです。
TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車
TAのクランクセット。TAは磨けば鏡面になります。アウター44T、インナー26Tです。
フレームカラーは下の写真が一番近い感じです。ストロボを当てると下の写真の感じです。
TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車
リアメカは筐体にチタン合金を採用した切れの素晴らしいユーレのスーパーサクセスです。
シリアル 2017-07-13-0000-180000-0000
TOEI 東叡社 ランドナー 650A サイクルスポーツアルプスに組み立て依頼して完成した旅行車
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