電気ブレーカーを錘(おもり)が落下する力で切る「私の追加地震対策」 篠﨑 順一郎
長良川鉄道の終着駅、北濃の午後2時
(写真と本文は関係ありません)
地震対策の一環として、箪笥や冷蔵庫、テレビ等の家具を固定し、寝室には、箪笥類を置かないようにするに留まらず、追加の措置として、大きな地震が来た時には、ブレーカーが電気を遮断する事を仕掛けてあります。
簡単な仕掛けで、100円ショップで買ってきた巻き尺を30㎝の紐(ひも)でブレーカーのノブに結び付け、その巻き尺をブレーカーボックスの上に落ちやすい様に半分弱がボックスの外に出る位置に置いてあるだけである。
この様な仕掛けは、買えば、3000円以上するみたいですが、専用の台の上に紐の付いた球を乗せ、紐の反対側をブレーカーのノブに結び付ける仕掛けをテレビで紹介していたのが切っ掛けでした。早速実験して、軽い物から試して、ノブが折れずに確実に動作するのが、110グラムの巻き尺であったと言う事でした。
私の趣味の一つは、海外の山に登る事なので、留守の時に地震が来て、屋内配線がショートして、家が燃えては困ると思ったからです。
阪神大震災の時は、関西電力が住民の要望と生活環境復旧の為に、地震が来て1週間後に通電したら、何軒かからショートが原因で火が出て、それで焼け死んだ人もいると言うニュースも記憶に有ったので、自宅にいる時も有効であると思っています。
動ける時は、自分でブレーカーをオンにし、火が出たら、消火器は、玄関とキッチンと車に複数を常備してあるので、消せるし、必要ならブレーカーもオフにできるので、問題無いと考えられます。
此処数年、まだ、大きな地震は経験していませんので、役に立ったことは有りませんが、安い保険です。
長生きするためにあらゆる危険確率をより小さくする努力の一環です。皆さんもお試しになっては如何でしょうか?
(元精密機器企業に勤務 学生時代は計測分野を学ぶ 長野県茅野市在住)
電気ブレーカーを錘(おもり)が落下する力で切る「私の追加地震対策」 篠﨑 順一郎