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散文、随筆、随想、小論文

「春風そよふく」春一番が吹いた2月17日です。
「菜の花畠に入日薄れ」とは色彩豊かな高野辰之の言葉です。
(旅行家 甲斐鐵太郎)

(副題)フレディ・ハバードのジャズピアノが流れ出しました。タイマー予約がしてあったのです。
(副副題)ジャズのジョージ・ベンソンが好きです。ソングライターのジョージ・ベンソンも好きです。


信州 安曇野に春が来る。「春は名のみ」のを過ぎると春だ。


富山県の城端の街で祭りが行われると春になる。山の向こうには五箇山がある。


菜の花は黄色の世界をつくる。モンシロチョウが飛んで春が来る。


モンシロチョウだけでなく人も菜の花に惹かれる。


(タイトル)
「春風そよふく」春一番が吹いた2月17日です。「菜の花畠に入日薄れ」とは色彩豊かな高野辰之の言葉です。
(副題)フレディ・ハバードのジャズピアノが流れ出しました。タイマー予約がしてあったのです。
(副副題)ジャズのジョージ・ベンソンが好きです。ソングライターのジョージ・ベンソンも好きです。


(本文)
 朝早くにパソコンの前に座って作業を始めて、コーヒーを魔法瓶から注いでのみ食事は合間にします。コーヒーとお茶を飲んでいると午前11時から正午ごろにその日の1度目の食事をすることになります。何やかややっていて一段落するのは午後3時ころです。それから更に仕事を続けることが多いのですが、その作業は深夜に及ぶことがあります。

 電子メールへの返信が午前2時だったり、3時だったりすることがあり、そのような1日になっております。

 ノートパソコンを使っております。大きくないモニターとノートを開くようなキーボードとモニターの位置関係は作業する姿勢を固定させてしまいます。小さなモニターに眼を近づけて作業していると午後3時に一段落させて外にでると焦点が合わないことがわかり頭はふらふらします。無理があるのだと思います。

 外付けの23インチの大型モニターを取り付けて、操作感に優れたキーボードをノートパソコンから引っ張って、これでディスクトップ型のパソコンの操作状況をつくりあげました。

 これまでは液晶テレビ受像器を外付けの大型モニターにしていたのですが消費電力が大きいので、間に合わせのつもりで使っておりました。

「HDMI」という接続ケーブルが使えるようになっている事情がありますから、このケーブルで液晶テレビ受像器を外付けの大型モニターにしておりました。このモニターより大きな画面の液晶テレビ受像器を買ってきて取り付けると画面が表示されません。失敗です。この液晶テレビ受像器は音楽を聴くときのDVDのモニターとして使うことにしました。

 そのようなことがあって使えるパソコンモニターを探しに相模原市橋本駅近くのビックカメラコジマにでかけました。それやこれやで買ってきたのが「ASUS」の23インチ液晶モニターです。一万八千円しました。

 このモニターを二階にあるメイン機と一階にあるサブ機とに取り付けて試すと双方に適合しておりますが、一階のパソコンはライティングディスクで使っているためにキーボードとモニターの相性が悪いのです。

 そのようなことで二階のパソコンのメイン機のモニターとして使うことになりました。そしてそのようなことで設置した「ASUS」の23インチ液晶モニター(一万八千円)を使って文章を作成しております。

 23インチ液晶モニターでありますと眼を近づけたり離したりしての作業ができるのでこれに連動して腕を伸ばしたり縮めたり、その作用によって背中を伸ばしたり縮めたり頭を上げたり下げたりすることができます。

 パソコン用の23インチ液晶モニターを買った日に長時間労働が状態になっている企業のパソコン操作の仕事風景がテレビに映されておりました。そこで使っていたモニターは23インチよりもずっと大きなものでした。23インチではまだまだ十分ではないのです。

 撮影した写真を編集するときには大きな画面のモニターが使いやすいのです。ノートパソコンのモニターは小さくそして色彩再現は良いとはいえません。1年ごとに性能が向上するパソコンモニターでありますから、何年かすると使っているパソコンのモニターの性能は比べると劣っているのです。パソコン専用の23インチ液晶モニターを使ってこのことがわかりました。

 写真の閲覧や編集作業をするときには23インチ液晶モニターは大いに役立ちます。よくもノートパソコンのモニターでその作業をしていたものだと思わされます。

 この文章を書いているのは2017年2月17日です。23インチ液晶モニター(一万八千円)を買ったのは前日です。昨夜は橋本市のビックカメラコジマで閉店間際にこのような買い物をして草臥れてしまいました。

 2017年2月17日の住まいの朝の気温は氷点下1.5℃でした。この日は春一番が吹くことになっております。朝近くにある相模湖を見ておりましたら風がなく良く晴れておりますからきっと春一番が吹くのでしょう。2月、3月に太平洋高気圧による南風がよく吹いてくるその初回をもって春一番というようです。それよりも前に東京では日中の気温が20℃近くになっていたのですから春一番というのは言葉のあやのようにも思えます。みんなみんな気象庁の予報官になっている日本のテレビ社会です。

 このようにしていると立木の枝がざわつき窓がゆさゆさ揺れたのでした。午前11時です。春一番の風でした。日の当たらない西の外気温は17.0℃です。室内は24.2℃になっておりました。陽光のはいる二階の部屋は熱くなっていたのでストーブを消しました。

 音なしで作業をしておりましたが1960年に録音されたフレディ・ハバードのブルーノートレーベルの「オープン・セサミ」がのジャズピアノが流れ出しました。タイマー予約がしてあったのです。次は中島美嘉です。もやっとした言葉が苦にならないからです。

 フレディ・ハバードはジャズトランペット奏者ですが共演者のピアノがまた良いのです。1938年4月7日みインディアナ州インディアナポリス生まれたフレディ・ハバードは2008年12月29日に世を去っております。

 ジャズは一人の奏者が優れているだけでは良い楽曲あるいは演奏には仕上がりません。渡辺貞夫(ナベサダ)のサックスやフルート演奏だけでは良いジャズにはなりません。ナベサダがニューヨークで録音したアルバムにはギターの名手のジョージ・ベンソン(George Benson, 1943年3月22日)が1曲だけ参加しておりますが、ほかの奏者ともあいまって良い仕上がりでした。

 レコード音楽鑑賞家である私は神田神保町のレコード屋をあるいて何となく良さそうだと思われるLPを買ってきて聴いて当たりを見つけることをしておりました。そのようにして知ったのがジョージ・ベンソンです。ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのジョージ・ベンソンは歌いもします。ナベサダもジョージ・ベンソンもジャズ・フュージョンなのだそうですが、私には良く分かりません。ジョージ・ベンソンのR&Bの要素が好きですし、ソングライターとして素晴らしいと思っております。

 ニューヨークのでかけたときにはジャズ好きの友人の誘いで生演奏を聴きに行きました。ジャズがそのような具合にして成り立っているのだということを感じたのでした。

 日本のジャズギターの名手がお茶の水か飯田橋の地下のお店で演奏するのを聴いても白けたままでいることが多いのですが何故なのでしょうか。

 「城山ブレンド」という専門店が焙煎したコーヒーを入れて飲むコーヒータイムでもあります。相模原市橋本駅に行く途中で挽いてもらいました。夕刻6時に店に行くと奥さんが一人で接客していて、名物の主人は相模湖近くのホールに渡辺貞夫を聞きに行ったのだと言います。この店の棚に置いてあるアンプやスピーカーはそのことを偲ばせます。

 城山ブレンドというコーヒーと城山ロールというロールケーキで休憩します。

 暮れにお茶の水のインド料理屋にいったらジャズが流れており、ときどきライブ演奏もあります。流れているジャズは有線放送だということで月六千円するのだと聞きました。神田駅前のスポーツサイクル・アルプスという手作り自転車の老舗ではいつもジャズが品の良い流れておりました。

 昨夜は午前3時までいろいろやっておりましたので今朝は頭がハッキリせず身体も動きません。それでも東京のお茶の水にでかける妻を相模湖駅まで送って、以後いろいろやって、パソコンモニターのテストとしてこのようにつまらない記録をしているのです。

 音楽とオーディオのことですが、ビッグカメラコジマではUSBメモリーを使ったソニーのミニコンポが二万五千で売っておりました。私が使っているのはソニーのハードディスクタイプのミニコンポですが、スピーカーをおごってやったら不満のない音を出すようになりました。スピーカーはケンウッドの1993年にセットで6万円したものです。

 一階の装置には2ウエイ2スピーカー、二階には3ウエイ3スピーカーの同じブランドの同じ値段のを設置しております。4日前に八王子の石川にでかけたらケンウッドの名前の前に何文字か加わった会社名の大きな工場がありました。ソニーのハードディスクタイプのミニコンポは二千時間を軽々と演奏するのですからBGMの音楽再生装置として重宝します。入力した音楽ソフトをバックアップ録音しておかなくては思っております。この装置を使うと有線放送の音楽に匹敵するかそれを超えます。

 私が使っているのはソニーのHDD搭載ネットワークオーディオシステム「M75HD」です。長い旅に出るときにはこれを使ってボブ・ディランと吉田拓郎を聴きます。「M75HD」はCDの音楽ソースを4000枚もハードディスクに落として音楽を聴くことができる装置です。1000枚と書きましたが4000枚です。延べの録音時間は1200時間です。内蔵のハードディスク容量を高めればそれらをはるかに超えます。

 USBメモリーを使ったそうした再生装置の内容は調べておりませんが恐らくハードディスクを使ったものに似ているでしょう。

 日の当たらない西の窓の外の気温は午前0時15分には16.5℃になりました。春風が吹いているのですが身体も頭もまだもやーとしていて動きません。中島美嘉の楽曲のようにハッキリしておりません。文部省唱歌で作詞高野辰之、作曲岡野貞一による『朧月夜』(おぼろづきよ)に中島美嘉が少し歌詞を変えて歌っております。

 高野辰之の『朧月夜』(おぼろづきよ)の歌詞は次のとおりです。
1、
菜の花畠に、入日薄れ、
見わたす山の端(は)、霞ふかし。
春風そよふく、空を見れば、
夕月かかりて、にほひ淡し。
2、
里わの火影(ほかげ)も、森の色も、
田中の小路をたどる人も、
蛙(かはづ)のなくねも、かねの音も、
さながら霞める 朧月夜。

 「春風そよふく」と春を歌った言葉は高野辰之(たかの・たつゆき)が使いました。高野辰之は1876年(明治9年)4月13日生まれ、1947年(昭和22年)1月25日没)であり、1897年(明治30年)長野県尋常師範学校卒業、1899年(明治32年)上京し東京帝国大学で上田萬年に師事し国文学を学ぶ、1904年(明治37年)文部省属の吏員となり、1910年(明治43年)京音楽学校教授。日本の国文学者で作詞家で号は斑山(はんざん)。

 中島美嘉の『朧月夜~祈り』は上の歌詞の中間に自己の思いを込めた言葉をはめ込みます。高野辰之の『朧月夜』(おぼろづきよ)の良さを伝える歌であります。

 気温は午後1時40分に17.3℃になっておりました。午後の3時になると18.3℃になったが西の窓には日が当たっております。もうすぐ南にある石老山(702m)に日が落ちます。

 「春風そよふく」日となった2017年2月17日のこの日です。

(文章と写真は旅行家 甲斐鐵太郎)

(文章を読み返しておりません。誤変換と表現のまずさを補ってお読みください)



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ブログの問題点そして本式のweb本体の利点-その1-
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ブログの問題点そして本式のweb本体の利点-その2-(執筆 横田俊英)
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陽光に輝く雪の日(2月11日)の大きな木の枝を思い出していた
(副題)2017年2月11日、9:00:12の風景。窓の南の木にキジバトが留まっていた。
(副副題)仕事をするための机回りとパソコン操作がらみで改善をした。


JR草津駅の周辺は中山道草津宿であった。
(副題)向かい風が吹くと渡し船(矢橋渡し)を使より歩くのが速い。
(副副題)余程の感銘があったのだろう「急がば回れ」の言葉が生まれた。


「春風そよふく」春一番が吹いた2月17日です。「菜の花畠に入日薄れ」とは色彩豊かな高野辰之の言葉です。
(副題)フレディ・ハバードのジャズピアノが流れ出しました。タイマー予約がしてあったのです。
(副副題)ジャズのジョージ・ベンソンが好きです。ソングライターのジョージ・ベンソンも好きです。


2017年は2月17日に春一番が吹きました。『早春賦』は儚(はかな)さを歌い、『朧月夜』は春を喜ぶ歌です。
(副題)『早春賦』の歌詞のどこにも春はありません。春を待つ心になぞらえて人の儚さを歌っております。
(副副題)高野辰之の『朧月夜』(おぼろづきよ)は春の歌です。春風そよふく、菜の花畠に、蛙(かはづ)のなくね、とあります。


2017年は2月25日に冬の郡上八幡を散策しました。
(副題)1月12日は赤い南天玉が吊してあった旧八幡町庁舎には本染めの展覧の垂れ幕が下がっておりました。
(副副題)天空の郡上八幡城の城下町では郡上おどりが舞われます。


2017年は2月28日に八ヶ岳美術館を訪れて常設の清水多嘉示の作品を見ました。
(副題)企画展の「小宮のおんばしら写真展」と「モボが写した原村」写真展を面白く見ました。
(副副題)八ヶ岳と霧ヶ峰高原がつくりだす景色はそこにいなくても私を癒します。


沢渡に泊まり晴れたら上高地の見物にでかける、5月8日の沢渡。
(副題)市営第二駐車場まえにある宿は素泊まり三千円。贅沢はできないがくつろぐ。
(副副題)沢渡バスターミナル付近の5月8日春の盛りであった。上高地の緑は未だだ。


山梨県の道志村を富士山に向かって走る。4月27日のことだ。山中湖は桜の見頃であった。
(副題)奥道志の民宿が見える一風呂浴びて日本酒を飲みたいと思う。
(副副題)多摩丘陵は4月12日には青く萌えていた。それから2週間、奥道志は緑であった。


山の向こうに五箇山を感じる5月5日の城端曳山祭。
(副題)春は遅い。街の向こうに壁のようにそびえる山の先は五箇山なのだ。
(副副題)五箇山は絹織物で栄えた町であるが今はその工場跡をわずかに確認できる。





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