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散文、随筆、随想、小論文
オリンパスペンEED(1967年発売)というハーフサイズのフィルムカメラです(執筆 横田俊英)
(副題)画質はフィルム面積相当比、つまり2倍荒れてしまいます。これがハーフサイズカメラがもっている宿命です。
(副副題)オリンパスペンEEDはプログラムオートを露光をセレン光電池を使わずにcdsとHDタイプの電池で動作させます。
「オリンパスペンEED」は、ハーフサイズ判のフィルムカメラです。
(タイトル)
オリンパスペンEED(1967年発売)というハーフサイズのフィルムカメラです。
(副題)画質はフィルム面積相当比、つまり2倍荒れてしまいます。これがハーフサイズカメラがもっている宿命です。
(副副題)オリンパスペンEEDはプログラムオートを露光をセレン光電池を使わずにcdsとHDタイプの電池で動作させます。
(本文)
「オリンパスペンEED」(1967年発売)というハーフサイズのフィルムカメラです。
1967年に発売され、価格は16,500円(ケース付)であり、この時代の大卒の初任給と同じです。だから安くはありませんでした。カメラは値段が高かったのです。
それでこのカメラ「オリンパスペンEED」は、ハーフサイズ判のフィルムカメラです。
露光はプログラムオートです。これは電池を入れていないと動作しません。オリンパスペンEEDはプログラムオートを露光をセレン光電池を使わずにcdsとHDタイプの電池で動作させます。
電池がないときには絞り目盛りをオートから外して、1.7から22の絞りを選んで撮影します。シャッタースピードは15分1秒に固定されて動作します。
ピント(0.8m~∞)合わせは目測式でレンズの距離環を回して設定します。
0.8と1.2と3にクリックがあるので、近くの場合にはそこに、遠くの場合には3に、もっと遠い場合には無限大に距離あわせする。それぞれ距離はメートルです。
絞り環をAUTOに合わせるとプログラムシャッター(1/15秒・F1.7~1/500秒・F16)が作動します。
絞り環をAUTO以外にすると、シャッタースピードは1/15秒に固定されます。(絞りは 1.7 2.8 4 5.6 8 11 16 22 に設定できます)
電池が切れたときにはシャッタースピードは1/15秒に固定されるので、絞り値を選んで撮影します。
ISO400のフィルムでは絞りを22に選んでも晴天下での撮影では露出がオーバーしてしまいます。
私が使っている「オリンパスペンEED」は、ISO(ASA)感度がオーバーに表示されてしまうので、ISO400のフィルムはISO12にセットして使わなくてはなりません。
カメラが古くなってしまうとこのような不具合と上手に付き合わなくてはなりません。
この「オリンパスペンEED」の良いところは、プログラムオートの露光をセレン光電池を使わずにHDタイプの電池を用いていることです。
セレン光電池の起電力は経年変化で不安定になってしまうことが多いからです。
電池アダプターによってHDタイプに対応することができるし、同じような規格の電池も探せば入手できます。
「オリンパスペンEED」を好ましく思うことは次の各項目です。
1、ファインダーは二重増合致式ではなく、ただののぞき窓であるために簡潔であり濁りがなくきれいです。
1、レンズの明るさはf1.7とこの種(ハーフサイズおよび35mmのあんちょこなカメラ)のカメラとしては最大級です。Fズイコー32mmF1.7 4群6枚構成。
1、カメラボディーが強靱であり安っぽさがありません。ただし他のハーフサイズカメラの比べるとボディーが大きい、そして重いのです。
1、ハーフサイズカメラが本来持つ諸機能。ハーフサイズカメラの良さは様々にありますが、撮影枚数が2倍になること、全体としてカメラボディーが小さくなることなどが特徴です。
どんなに画質が良いとされるレンズでも35mmフィルムを縦に割って半分だけ使うハーフサイズカメラでは同じ条件ならば35mmフィルムを36mmの幅で使うのに比べて画質はフィルム面積相当比、つまり2倍荒れてしまいます。これがハーフサイズカメラがもっている宿命であり、これを踏まえて使うことになるのです。
オリンパスのハーフサイズカメラのオリンパスペンシリーズのなかで一番に大きくて重いのが「オリンパスペンEED」です。明るいレンズすなわちは大口径レンズを組み込んだことによって大きく重いカメラになったのでした。横幅115mm、高さ68mm、奥行き49.5mm(ボディー背面からレンズの先端)で、質量(重さ)は430g。
この大きさこの重さは質感を醸し出すことになり、撮影するときの信頼感につながっております。丸みを帯びたそれまでのペンシリーズとは違って直線が勝った外形になりました。ハンドストラップ用の吊環は一つであるのが普通ですが「オリンパスペンEED」はネックストラップを使えるようにボディー上部の左右に吊環が付いております。大きくそして重いことへの対応であるのでしょう。撮影のためにはハンドストラップよりネックストラップのほうが良いのです。
プログラム式シャッターは1/15秒(F1.7)~1/500秒(F16)で動作します。機械式プログラムということで、フォットセルのcdsへの入光は露出計の針の動作となり、この針をくわえてシャッターを制御するのです。こうした動きをみていると毎度まいどご苦労な動作をしているものだと思わされます。
電子制御でさっさとやる動作を機械仕掛けでやってプログラムオートを動作させていたのがこの時代でした。
それまでの「オリンパスペンEE3」のシャッター音はシュコンであるのですが、「オリンパスペンEED」は全力でシャッターがらみのすべてを動作させているというようにジャギューンというものです。機械式のレンズシャッター機で大きな音と大仰な動作感なのです。もはやこれはハーフサイズカメラの領域の動作ではありません。その動作は力強さに満ちております。
オリンパスペンEEDの主な仕様 メーカー オリンパス 製造年 1967年3月 フィルム 35ミリ(ハーフサイズ) ピント合わせ 目測式直進ヘリコイド 0.8m~∞ ファインダー 逆ガリレイ式、アルバダ式 レンズ Fズイコー32mmF1.7 4群6枚 シャッター プログラム式 1/15秒(F1.7)~1/500秒(F16) シンクロ 接点 ドイツ式ソケット、ホットシュー 露出計 cds式EV5.5~17(ASA100) (露出不足時にはファインダーに赤いベロが現れる) その他 メカ式セルフタイマー 大きさ・重さ 115x68x49.5mm 430グラム
【オリンパスペンEED (1967年)】
シャッター羽根が絞りも兼用する独自のオリンパスプログラムシャッターが搭載された、大口径レンズ付プログラムEEシャッター機。
デザインは角型直線の新しいものとなりました。レンズはFズイコー32mmF1.7 4群6枚 。露出不足時にはファインダーに赤いベロが現れる。
価格は16,500円(ケース付)。
(文章を読み返しておりません。誤変換と表現のまずさを補ってお読みください)
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ブログの問題点そして本式のweb本体の利点-その2-(執筆 横田俊英)
(副題)楽天ブログの「日記の編集・削除」見たまま編集でコピーしてweb本体に貼り付ければ完成。
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オリンパスペンEED(1967年発売)というハーフサイズのフィルムカメラです。
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(副副題)余程の感銘があったのだろう「急がば回れ」の言葉が生まれた。
「春風そよふく」春一番が吹いた2月17日です。「菜の花畠に入日薄れ」とは色彩豊かな高野辰之の言葉です。
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(副副題)ジャズのジョージ・ベンソンが好きです。ソングライターのジョージ・ベンソンも好きです。
2017年は2月17日に春一番が吹きました。『早春賦』は儚(はかな)さを歌い、『朧月夜』は春を喜ぶ歌です。
(副題)『早春賦』の歌詞のどこにも春はありません。春を待つ心になぞらえて人の儚さを歌っております。
(副副題)高野辰之の『朧月夜』(おぼろづきよ)は春の歌です。春風そよふく、菜の花畠に、蛙(かはづ)のなくね、とあります。
2017年は2月25日に冬の郡上八幡を散策しました。
(副題)1月12日は赤い南天玉が吊してあった旧八幡町庁舎には本染めの展覧の垂れ幕が下がっておりました。
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(副副題)八ヶ岳と霧ヶ峰高原がつくりだす景色はそこにいなくても私を癒します。
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(副題)市営第二駐車場まえにある宿は素泊まり三千円。贅沢はできないがくつろぐ。
(副副題)沢渡バスターミナル付近の5月8日春の盛りであった。上高地の緑は未だだ。
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(副副題)五箇山は絹織物で栄えた町であるが今はその工場跡をわずかに確認できる。
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