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米国トランプ政権の貿易大戦争としての関税政策の行方
The Future of the Trump Administration's Tariff Policy as a Trade War

米国トランプ政権世界一律10%の相互関税 日本24%、中国は50%
基本税率10%は4月5日、対米黒字大きい国への上乗せ税率は4月9日に適用
米国はじめ世界の株式市場が大暴落 米株価指数先物も下落


トランプ米大統領は2025年4月2日、世界の貿易相手国に対し相互関税を課すと発表、大統領令に署名した。トランプ氏が不公正だとしてきた世界の経済システムに対し、関税の強化という形で対応した。これが全世界の経済にショックを与えており、各国の格式市場は大きく値下がりしている。米大統領トランプ氏は米国への全輸出国に基本税率10%を、対米貿易黒字の大きい約60カ国・地域を対象に上乗せ税率をそれぞれ適用する。関税率は対中国が34%、欧州連合(EU)は20%、日本は24%、ベトナムは46%。韓国は25%、インドは26%、カンボジアは49%、台湾は32%である。合成麻薬フェンタニルの中国から米国への流入に関して先に賦課された20%の関税と合わせると、多くの品目について税率は計50%を上回る。

米国トランプ政権の貿易大戦争としての関税政策の行方


(計量計測データバンク編集部)

米国トランプ政権の貿易大戦争としての関税政策の行方

米国トランプ政権の貿易大戦争としての関税政策の行方

米国トランプ政権の貿易大戦争としての関税政策の行方

米国トランプ政権世界一律10%の相互関税 日本24%、中国は50%
基本税率10%は4月5日、対米黒字大きい国への上乗せ税率は4月9日に適用
米国はじめ世界の株式市場が大暴落 米株価指数先物も下落


GDPに占める輸出比率は米国12%、日本18%(2018年)。
2018年のGDP対輸出の割合が米国は12%、日本は18%、イギリス、フランス、イタリア、カナダは30%、韓国は44%、ドイツは47%。中国のデータはない。


(リード)


 トランプ米大統領は2025年4月2日、世界の貿易相手国に対し相互関税を課すと発表、大統領令に署名した。トランプ氏が不公正だとしてきた世界の経済システムに対し、関税の強化という形で対応した。これが全世界の経済にショックを与えており、各国の格式市場は大きく値下がりしている。米大統領トランプ氏は米国への全輸出国に基本税率10%を、対米貿易黒字の大きい約60カ国・地域を対象に上乗せ税率をそれぞれ適用する。関税率は対中国が34%、欧州連合(EU)は20%、日本は24%、ベトナムは46%。韓国は25%、インドは26%、カンボジアは49%、台湾は32%である。合成麻薬フェンタニルの中国から米国への流入に関して先に賦課された20%の関税と合わせると、多くの品目について税率は計50%を上回る。

(小見出し)
トランプ大統領の貿易戦争開戦宣言

 トランプ大統領はホワイトハウスのローズガーデンでのイベントで、「長年にわたり、大半において米国の犠牲の下に他国が富と権力を得るなか、勤勉な米国民は傍観者の立場を強いられてきた。今後はわれわれが繁栄する番だ」と話した。トランプ氏の貿易戦争開戦宣言である。貿易相手国および地域から同じような対応を受ける。貿易不均衡の是正、米製造業の復活、地政学的な譲歩要求の手段として関税を掲げてきたトランプ氏は公約を実行に移した。米国内での反発は大きく、その是非が国民の間でも分かれる状態にある。自由貿易を標榜してきた米国が閉鎖主義、孤立主義のモンロー主義に自らを引き戻している。

(小見出し)
米国と世界経済の鈍化、後退の危惧

 トランプ大統領の一連の動きは、国家間の通商上の結びつきを促進し、武力紛争を防止する方法として貿易障壁を引き下げるという、第2次世界大戦以降数十年の行動からの決別と見做される。米国の関税措置により、短期的には米国の物価上昇と経済成長の鈍化、それ以上に影響として景気後退(リセッション)の危惧がある。

(小見出し)
関税により大きな歳入確保を構想

 2024年に計9180億ドル(約136兆円)余りに上った物品・サービス貿易赤字に関連して国家非常事態をトランプ大統領が宣言し、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき過去数世代で最も大規模な関税賦課を打ち出している。トランプ政権は、保護主義政策へ移行することで米製造業を復活させ、新たな関税から数千億ドル規模の歳入を確保し、政府の財源を捻出したい考え。

 ホワイトハウスのファクトシートは、10%の基本税率は米東部時間5日午前0時1分(日本時間同日午後1時1分)、上乗せ税率は9日午前0時1分(同日午後1時1分)に適用される。

(小見出し)
高率関税というトランプ流の恫喝は成功するか

 トランプ氏は外国の首脳に対し「自国の関税を撤廃し、障壁を取り払い、為替操作を行わない」こと、他国が米国の輸出を支援する措置を講じれば、関税率の引き下げを検討すると述べている。これはトランプ流の脅(おど)しであり、中国は反撃し、日本は及び腰の姿勢である。ベッセント米財務長官は他国に対し対米報復措置を思いとどまるよう話しているが、理不尽すぎる米国の行動に賛同する国はない。高率関税というトランプ流の恫喝は成功するか。

(小見出し)
EUは反発 対抗措置へ

 EUの行政執行機関、欧州委員会のフォンデアライエン委員長は「交渉が失敗に終わった場合に備え、われわれの利益や企業を守るためのさらなる対抗措置を用意している」と表明している。中国商務省は米関税に断固反対し、対抗措置を講じるとして「一方的な関税措置を直ちに撤回し、貿易相手国・地域との相違を対等な立場での対話を通じて適切に解決する」ことを米国に求めた。

(小見出し)
自動車部品や鉄鋼・アルミは除外

 ホワイトハウスは相互関税の対象から自動車・同部品はおおむね除外されることを明らかにしている。米政府が発動を決めた輸入自動車への25%の追加関税は4月3日から適用が開始された。既に25%の関税賦課の対象となっている鉄鋼とアルミニウムも相互関税を適用せず、国内の輸入業者に救済の手を差し伸べている。金と銅も適用除外となる。

 中国本土および香港からの輸入貨物のうち、申告額が800ドル未満の場合、関税が免除される「デミニミス」免税措置は2025年5月2日に打ち切られる。米政権は同措置の廃止計画を打ち出した後、実施を先送りしていた。中国のファストファッション大手SHEIN(シーイン)や同国ネット通販企業PDDホールディングスの「Temu」などに影響がでそうだ。

 米政府の完全方針の全容が明らかになると米主要株価指数先物は3%余り下落した。自動車メーカー株は軒並み下落し、フォード・モーターやゼネラル・モーターズ(GM)、ステランティス、テスラの株価は通常取引終了後の時間外取引でいずれも下げた。

(小見出し)
予想を超えたトランプの暴挙と原油先物相場下落

 ニューヨークの原油先物相場も下落した。米国は東海岸の需要を満たすため、欧州からの燃料輸送に依存し、また米国は各国に原油を輸出している。

 カナダとメキシコは既に麻薬密売と不法移民に関連した25%の関税を課せられている。これらはそのまま適用され、両国は個別の関税が有効である限り、新たな関税制度の対象とはならない。トランプ政権1期目に取りまとめた「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の対象品目に対する免税措置は存続する。

 カナダとメキシコに対する現行の関税が撤廃された場合、USMCAに準拠した品目は引き続き優遇措置を受けられる。協定の対象外の品目には12%の関税率が課される。

 米ピーターソン国際経済研究所のメアリー・ラブリー上級研究員はトランプ大統領の関税政策を含む経済政策は「われわれが心配していたよりもさらに悪い」と述べている。関税が実際にどのように実施されのか混乱のなかにあるため、世界的な「貿易経路の見直しに大きな影響がある」との見解を示している。

(大見出し)

貿易と対GDP比率 世界各国の貿易依存とその比率からみる経済構造

トランプの関税強化を誘導した没落する米国経済事情と関税政策の行方

(小見出し)
世界通貨としてのドルとその没落

 貨幣大試験の意味を本紙では自動販売機利用におけるコインの寸法と質量の精度の確認でしかないことを報じた。世界貨幣は金である。光るからという理由で金が世界貨幣であるのではない。金は商品の一つであることは事実であっても、この金という商品は物の価値あるいは価格の反映する機能を持ち、蓄蔵性に富むことなどから貨幣として機能している。貨幣としての金を裏付けとして通貨としてドルを発行していれば、ドルと金は相関性を保持する。

(小見出し)
ニクソンによる1971年の金とドルの交換停止

 第二次世界大戦終了時に世界の富の半分を米国が保有していた。巨大な富の保有国の米国の通貨であるドルの信用はこの状態では絶大であった。大戦後の世界経済の復興の過程で米国の富の占有率は低下する。米国は金の裏付けなしにドルを発行し続けたためにドル紙幣の金との交換を引受けることができなくなった。1971年8月15日にアメリカ大統領リチャード・ニクソンが金とドルの交換停止を突然宣言したのがニクソンショックである。米国は保有する金の価値をこえてドル紙幣を発行し続けていたためにドルで金を替えないことにした。

 金とドルの交換を前提とした金ドル本位制を維持できなくなって固定相場制から変動相場制への移行したのがニクソンショックである。

(小見出し)
ニクソンショック後も世界通貨として今日まで機能してきたドル

 ニクソンショックはあっても基軸通貨のドルは世界通貨として今日まで機能しつづけてきた。ある程度の抑制力は働いていても米国はドルの発行ができる。経済崩壊したベネゼラではドルが自国通貨より信用されている。社会主義国とされるキューバも同じ。キューバではドルが円の価値の二倍になる。途上国でのドルの信用は高い。

(小見出し)
無尽蔵に発行するドルを使って世界から物資を買い付ける米国

 米国は無尽蔵に発行するドルを使って世界から物資を買い付ける。米国資本は日本では不動産とその一つである経営が悪化したホテルを二束三文で買い集める。日本の資本市場の3割ほどをドル紙幣で買い集めた。民営放送事業は外国資本が3割をこえてはならないのでこれを巧みに誤魔化す。米国の金融業の強烈さは印刷されたドル紙幣の運用権に基づいている。米国の金融業に高賃金に惹かれて流れるのが現代の学生気質であり、金融業と表裏一体の米国のビジネスシンクタンクがある。日本の官公庁の事業構想の立案にも米国コンサルティング企業がかかわる。こうしたことと米国における弁護士会社は一体になっている。金融業、コンサルティング業、弁護士業は金の裏付けを離れて大量に発行されるドルがもたらしたあだ花といってよい。

(小見出し)
ニクソンショックから14年後の円高ドル安に誘導のプラザ合意

 欲しいだけのドル紙幣を印刷して金融機関を通じて米国社会に流す。財政の裏付けや金の裏付けを元にすれば半分も発行できないはずのドル紙幣が印刷される。米国と米国民はそのようなドル紙幣を虚飾の未来の収入を裏付けとして手にする。日本から物品を買い、中国からも買いあさっている。輸入が輸出を遥かに上回る。日本軍が発行した軍票が信用されないのと同じように米独の信用は長期的に見れば低下する。1973年のニクソンショックつまり変動相場制への移行から14年後には円高ドル安に誘導するプラザ合意が締結された。これにより日本の輸出産業は停滞を余儀なくされた。日本の輸出比率は長期的には低下の方向で動いてきており現在ではGDPの15%には届かない。韓国とドイツは日本の二倍以上の輸出割合の経済構造を持つ。この二つの国は大陸のなかにある国であることに由来するのか、そのほかの産業構造に由来する。

(小見出し)
GDPに占める輸出比率は米国12%、日本18%(2018年)

 2018年のGDP対輸出の割合が米国は12%、日本は18%、イギリス、フランス、イタリア、カナダは30%、韓国は44%、ドイツは47%。中国のデータはない。ドイツは隣国への輸出あるいは輸入は日本国内で物資が流通するのに似ていて、工業製品の生産量の多さが輸出比率を高めている。

(小見出し)
2023年世界の貿易収支ランキング

 2023年の貿易収支ランキングを掲載しています(対象: 世界、196ヶ国)。貿易収支 = 貿易輸出額-貿易輸入額。輸出額が輸入額を上回ると貿易黒字といい、下回ると貿易赤字という。単位: 10億USドル。

 1位中国822.69。2位ドイツ241.60。3位ロシア120.92。4位サウジアラビア113.08。5位オランダ94.06。6位ブラジル86.98。7位オーストラリア83.87。8位ノルウェー78.62。9位台湾73.38。10位カタール65.80。11位アイルランド58.43。12位スイス56.07。13位 シンガポール52.80。14位マレーシア47.08。15位クウェート46.49。16位イタリア37.24。17位インドネシア36.97。18位イラク33.32。19位イラン31.30。20位ベトナム28.01。105位カナダ-1.54。117位北朝鮮-2.46。144位タイ-5.19。156位キューバ-8.02。158位ニュージーランド-8.56。164位韓国-10.35。178位南アフリカ-19.89。186位ギリシャ-34.40。187位エジプト-41.11。188位スペイン-47.10。189位フィリピン-60.28。190位日本-68.54。191位香港-79.82。192位トルコ-106.33。193位フランス-137.59。194位インド-240.66。195位イギリス-270.48。196位アメリカ-1,151.87。(単位: 10億USドル。)

(小見出し)
2023年世界の経常収支(対GDP比)ランキング

 2023年の経常収支(対GDP比)ランキングを掲載しています(対象:世界、190ヶ国)。経常収支=貿易収支+サービス収支+第一次所得収支+第二次所得収支。海外との商品取引の収支だけでなく、海外旅行や投資、援助などトータルの収支を表す。単位: %。

 1位マカオ36.03。2位クウェート31.40。3位ジブチ 22.42。4位シンガポール19.77。5位ノルウェー17.89。6位カタール17.12。11位台湾13.77。22位香港9.18。アジア25位スイス6.90。27位スウェーデン6.46。28位コンゴ共和国6.43。29位ドイツ6.16。30位バーレーン5.86。31位ベトナム5.79。40位日本3.56。56位 韓国1.93。62位中国 1.43。85位インド-0.65。86位カナダ-0.73。92位フランス-1.00。107位イギリス-1.96。121位アルゼンチン-3.25。122位アメリカ-3.27。147位ギリシャ-6.87。148位 ニュージーランド-6.90。190位パラオ-51.81。(単位: %)

(小見出し)
2023年の経常収支ランキング

 2023年の経常収支ランキングを掲載しています(対象: 世界、190ヶ国)。経常収支 = 貿易収支+サービス収支+第一次所得収支+第二次所得収支。海外との商品取引の収支だけでなく、海外旅行や投資、援助などトータルの収支を表す。米国は190か国中最下位で輸入超過-905.38(単位: 10億USドル)。印刷したドルを使って世界から物資を買い続けているという構図となる。

 1位ドイツ278.73。2位中国252.99。3位日本150.01。4位オランダ113.79。5位台湾104.09。6位シンガポール99.13。7位ノルウェー86.83。8位スイス61.77。9位アラブ首長国連邦54.83。10位クウェート51.41。11位ロシア50.13。187位フランス-30.40。188位トルコ-45.01。189位イギリス-66.32。190位アメリカ-905.38。(単位: 10億USドル)。

(小見出し)
ビッグマック指数(BMI) 各国のビッグマック価格

 世界の諸国の物価を2024年のビッグマック価格ランキング(対象 54ヶ国)で把握する。これは同時にその国の外食における価格として置き換えれる。日本はホカ弁が450円である。米国ではランチを食べると2,000円をこえる。ビッグマック指数(BMI)は、購買力平価(PPP)によって為替相場を推測するための指標となる。

 1位スイス1,214円。6位イギリス887円。7位アメリカ856円。11位カナダ830円。33位韓国601円。42位中国531円。44位日本480円。46位香港443円。54位台湾 343円。



(大見出し)

丸い地球が生み出す農産物と偶然に依拠して偏在する鉱物資源
無いものを融通し合う貿易体制があってこその人の生活と世界経済

アジアのモンスーン地帯に人口の半分が暮らす

(小見出し)
中国とインドは農相大国

 地球は丸く大きい。太陽系の惑星としては生物を育むために必要な水と空気と温度の条件を備えている。北極と南極では野菜や穀物を育てることはできないが熱帯モンスーン地帯や温帯地域では植物が良く育つ。バナナやタロイモが採れれば人は余り働かなくても生きていくことができる。アジアのこうした地域に人が繁茂し地球の人口の半分がここに暮らす。

 食物が良く採れる国として中国、インドはその代表であり、米国とロシアはこれに準ずる。石油あるいは鉱物となるとその産出は偶然に依拠する。日本は石油も石炭もあるにはあるが産油国、石炭国の産出コストには遠く及ばないために炭鉱を閉鎖してきている。新潟が有名だった石油産出も同じ。地球に暮らす人々は国ごとにわかれているが、自国で持たないモノは他国からの融通によって、暮らしをまかなう。ドイツと日本は工業国であり、日本の食糧生産とその自給率は極度に低まっている。江戸期、明治期、大正期、昭和の戦前までは農漁業などの第一次産業従事者が八割はあった。そうした状況下で貧しくても食糧は時給された。

(小見出し)
日米戦争を誘引したローズベルトの対日石油輸出禁止

 日米戦争としての太平洋戦争は石油需要のほとんどを米国に依拠していたものを満州への侵略を口実に止められたことによって起きた。石油がなければ軍艦も軍用機も動かせない。綱渡りのような状況下で軍備拡張をして、アジア諸国に侵攻して植民地支配を広げていったのが大日本帝国であった。

 米国は第一次世界大戦の時期から世界の兵器庫になっていた。1930年の世界恐慌への対応は雇用創出のための公共投資というニューデール政策とともに軍事産業の育成強化とによってなされた。日米開戦にともなって米国では軍事産業を大強化した。婦人をも動員してB29爆撃機ほかの製造に拍車がかかった。この時期に米国は日本の20倍を超える産業力があり、その気になれば日本を打ち負かすのは容易いことであった。

 大日本帝国は世界恐慌の余波を大きく受けており、窮地の打開を大陸他への帝国主義的進行によって成し遂げようとした。大本営の作戦参謀の大佐あるいは中佐などはこの道だけが日本が英米など大国に対抗して生きる道であると考えた。戦後の遅くになって作戦参謀だった大佐はここを取ったら次へという侵略思想がなさしめた作戦であった、自分は罪深いと述べている。

(小見出し)
得意分野の農産物や天然資源を供給しあい暮らしをたてる

 中国、朝鮮、インド、アジア諸国とそれぞれに国の事情があり、農産物、鉱業生産物を持っている。日本の場合には学校教育が発達して高度の知識技術を蓄えたから工業生産を得意とする。それぞれ得意分野、国の気候風土がもたらす農産物や天然資源を供給しあい、交易して暮らしをたてることが戦後世界経済の共通理念であり原則であった。

 このように当たり前の世界貿易の慣行を突然にぶち壊そうとしている米国大統領のトランプの貿易政策は「軽挙妄動」であり、米国自身をも混乱に陥れる。米国内での反発は強く、大統領選を仲睦まじく戦ったイーロン・マスクとの衝突も生じている。是正されるべきトランプの関税政策であるが、いつどのような形で収束するかは見通しはない。

(小見出し)
米国の高率関税政策は早晩修正を余儀なくされる

 以下では世界の農産物、鉱業とその産物など幾つかの事例を挙げる。これら農産物、石油、鉱物など資源の偏在を考慮すると関税で貿易障壁を高めることは米国に利益することはない。高率の関税は事実上は実施困難な政策であるから早晩修正されることになる。

 中国の農産物と鉱物資源を保有度合は特別である。インドとオーストラリアがこれに順じる。日本はインジウム生産量が3位、ヨウ素生産量2位と、この二つだけが目立つだけであり石油も石炭も鉱物もその埋蔵量の少ない国である。世界経済における国の経済規模が首位の座にある米国は中国と日本と韓国とインドを併せれば同等である。米国の高率関税政策は早晩修正を余儀なくされることを以下の資料が物語る。

(中見出し 大きめに)
世界の農産物と鉱業資源の実際

(中見出し)
農産物(2023年、一部2022年)

農業生産総額
 2023年の世界の農業生産額トップ3。1位中国の1,333,464百万US$、2位インドの572,066百万US$、3位米国の274,177百万US$。

米(コメ)の生産量。
 1位インド206,727,000トン。2位 中国206,603,200トン。3位バングラデシュ58,613,458トン。

小麦の生産量
 1位中国136,590,100トン。2位インド110,553,675トン。3位ロシア91,500,000トン。

トウモロコシ(家畜用飼料・スターチの原料用)の生産量
 1位米国389,694,460トン。2位中国288,842,300トン。3位ブラジル131,950,246トン。

トウモロコシ(生)(主にスイートコーンなどの食用トウモロコシ)の生産量
1位米国2,828,762トン。2位メキシコ1,147,581トン。3位ナイジェリア--。

大麦の生産量
 1位ロシア20,500,000トン。2位オーストラリア13,491,375トン。3位フランス12,143,490トン。

蕎麦の生産量
 1位ロシア1,149,067トン。2位中国--。3位ウクライナ--。

雑穀(キビ・アワ・ヒエ類)生産量
 1位インド13,507,041トン。2位ニジェール3,346,000トン。3位中国--。

燕麦(エンバク・オーツ麦) 生産量
 1位ロシア3,300,000トン。2位カナダ2,635,574トン。3 位ポーランド--。

ライ麦(ライムギ)生産量
 1位ドイツ3,124,200トン。2位ポーランドの2,533,220トン。3位ロシア--。

りんご生産量
 1位中国49,601,700トン。2位米国5,151,680トン。3位トルコ--。

杏子・梅類生産量
 1位トルコ750,000トン、2位ウズベキスタン500,545トン。3位イラン--。

アスパラガス生産量
 1位中国7,438,233トン、2位ペルー356,729トン。3位メキシコ--。

アボカド生産量
 1位メキシコ2,973,344トン。2位コロンビア1,085,766トン。3位--。

バナナ生産量
 1位インド36,614,000トン。2位中国11,702,800トン。3位インドネシアの9,335,232トン。

キャベツ・白菜類の生産量
 1位中国の35,548,458トン。2位インド10,049,000トン。3位ロシア2,569,254トン。

ニンジン・カブ類生産量
 1位中国18,381,577トン。2位ウズベキスタン3,449,622トン。3位ロシア1,403,029トン。

さくらんぼ生産量
 1位トルコ736,791トン。2位チリ465,348トン。3位米国--。

唐辛子類(乾)の生産量
 1位インド2,782,000トン。2位バングラデシュ662,833トン。3位タイ--。

唐辛子・ピーマン類の生産量
 1位中国17,104,871トン。2位メキシコ3,681,061トン。3位トルコ3,081,010トン。

コーヒー豆生産量
1位ブラジル3,405,267トン、2位ベトナム1,956,782トン。3位インドネシア--。

キュウリ類生産量
 1位中国80,168,207トン。2位トルコ1,871,712トン、3位ロシア1,680,480トン。

ニンニク生産量
 1位中国20,688,005トン。2位インド3,266,023トン。3位バングラデシュ548,907トン。

なす生産量
 1位中国39,244,168トン。2位インド12,792,000トン。3位エジプト1,859,439トン。

グレープフルーツ生産量と国別順位を掲載しています。
 1位中国5,200,000トン。2位ベトナム1,202,170トン。3位メキシコ--。

ジャガイモ生産量
 1位中国93,430,000トン。2位インド60,142,000トン。3位ウクライナの21,358,630トン。

大豆生産量
 1位ブラジル152,144,238トン。2位米国113,343,420トン。3位アルゼンチン25,044,978トン。

ホウレンソウ生産量
 1位中国31,714,794トン。2位米国422,952トン。3位トルコ--。4位日本--。

イチゴ生産量
 1位中国4,209,270トン。2位米国1,250,100トン。3位エジプト--。

サトウキビ生産量
 1位ブラジル782,585,836トン。2位インド490,533,351トン。3位中国--。

サツマイモ生産量
 1位中国51,400,818トン。2位マラウイ8,045,478トン。3位タンザニア4,514,919トン。

茶の生産量と国別順位を掲載しています。
 1位中国16,000,000トン。2位インド6,343,165トン。3位ケニヤ--。

タバコ(煙草)生産量
 1位中国2,296,700トン。2位インド769,671トン。3位ブラジル683,469トン。

トマト生産量
 1位中国70,119,694トン。2位インド20,425,000トン。3位トルコ13,300,000トン。

アーモンド生産量
 1位米国1,791,690トン。2位スペイン297,660トン。3位オーストラリア--。

カシューナッツ生産量
 1位コートジボワール1,044,450トン、2位インド782,000トン。3位ベトナム--。

ブロッコリー・カリフラワー生産量
 1位中国9,712,996トン。2位インド9,548,000トン。3位米国--。

栗生産量。
 1位中国1,521,017トン。2位スペイン174,090トン。3位ボリビア--。

シナモン生産量
 1位中国91,892トン。2位ベトナム--。3位インドネシア--。

カカオ生産量
 1位コートジボワール2,377,442トン。2位ガーナ653,700トン。3位インドネシア--。

ココナッツ生産量。
 1位インドネシア17,970,220トン。2位フィリピン14,892,628トン。3位インド--。

生姜生産量
 1位インド2,201,000トン。2位ナイジェリア781,641トン。3位中国--。

ホップ生産量
 1位米国47,190トン。2位ドイツ41,200トン。3位中国--。

マンゴー・マンゴスチン・グアバ生産量
 1位インド26,236,000トン。2位インドネシア4,104,449トン。3位中国3,860,825トン。

オリーブ生産量
 1位スペイン5,101,010トン。2位ギリシャ3,045,100トン。3位イタリア--。

メロン生産量
 1位中国14,454,741トン。2位インド1,498,000トン。3位トルコ--。

パーム油生産量
1位はインドネシアの46,820,000トン、2位はマレーシアの18,453,420トン。3位タイ--。

パパイア(パパイヤ)生産量
 1位インド5,240,000トン、2位ドミニカ共和国1,586,784トン。3位インドネシア--。

桃(モモ)生産量
 1位中国17,500,000トン。2位スペイン1,381,780トン。3位トルコ--。

(ナシ)生産量
 1位中国19,852,600トン。2位アルゼンチン653,838トン。3位米国--。

コショウ(胡椒)生産量
 1位ベトナム257,427トン。2位ブラジル126,548トン。3位ブルキナファソ--。

柿(カキ)生産量
 1位中国4,055,216トン。2位韓国--。3位アゼルバイジャン--。4位二ホン--。

パイナップル生産量
 1位インドネシア3,156,576トン。2位フィリピン2,944,260トン。3位コスタリカ--。

プラム・スモモ生産量
 1位中国6,888,895トン。2位ルーマニア645,090トン。3位チリ--。

かぼちゃ類生産量
 1位中国7,374,061トン。2位ロシア1,130,054トン。3位ウクライナ1,114,030トン。

ヒマワリ(種)生産量
 1位ロシア18,100,000トン。2位ウクライナ12,759,690トン。3位アルゼンチン--。

みかん生産量
 1位中国26,900,000トン。2位インド6,178,000トン。3位トルコ--。

クルミ(胡桃)生産量
 1位中国1,400,000トン。2位米国747,520トン。3位イラン--。

スイカ生産量
 1位中国63,821,304トン。2位インド3,626,000トン。3位トルコの3,147,921トン。

天然ゴム生産量
 1位タイ4,707,264トン。2位インドネシア2,651,237トン。3位コートジボワール--。

亜麻生産量
 1位フランス515,340トン。2位ベルギー--。3位ベラルーシ--。

ジュート生産量
 1位バングラデシュ1,881,441トン。2位インド--。3位カンボジア--。

綿花(実綿)生産量
 1位中国18,500,000トン。2位インド16,400,000トン。3位米国--。

(中見出し)
石油と鉱物など資源
(2023年、それ以前の年を含む)

原油(石油)確認埋蔵量
 1位ベネズエラ303,806百万バレル。2位サウジアラビア297,527百万バレル。3位カナダ168,088百万バレル。4位イラン157,800百万バレル。5位イラク145,019百万バレル。6位ロシア107,804百万バレル。7位クウェート101,500百万バレル。8位アラブ首長国連邦97,800百万バレル。9位米国68,757百万バレル。13位中国25,963百万バレル。

原油(石油)生産量
 1位米国827,141千トン。2位ロシア541,660千トン。3位サウジアラビア531,678千トン。4位カナダ277,851千トン。5位イラン214,298千トン。6位イラク213,041千トン。7位中国209,026千トン。8位ブラジル183,693千トン。9位アラブ首長国連邦176,067千トン。10位クウェート139,767千トン。

石油消費量
 1位米国815,610千トン。2位中国768,552千トン。3位インド249,254千トン。4位サウジアラビア172,435千トン。5位ロシア165,308千トン。6位日本151,449千トン。7位韓国121,392千トン。8位ブラジル118,368千トン。9位カナダ99,838千トン。10位ドイツ91,564千トン。

石油精製能力
 1位中国18,484千バレル/日。2位米国18,429千バレル/日。3位ロシア--。4位インド--。5位韓国--。6位サウジアラビア--。7位日本--。8位イラン--。9位ブラジル--。10位ドイツ--。

石炭確認埋蔵量
 1位米国248,941百万トン。2位ロシア162,166百万トン。3位オーストラリア--。4位中国--。5位インド--。6位ドイツ--。7位インドネシア--。8位ウクライナ--。9位ポーランド--。10位カザフスタン--。

石炭生産量
 1位中国4,710,000千トン。2位インド1,010,896千トン。3位インドネシア--。4位米国--。5位オーストラリア--。6位ロシア--。7位南アフリカ--。8位カザフスタン--。9位ドイツ--。10位ポーランド--。

石炭消費量(単位は千 石油換算トン(TOE))
 1位中国2,195,918千トン(TOE)。2位はインドの525,013千トン(TOE)。3位米国--。4位日本--。5位インドネシア--。6位ロシア--。7位南アフリカ--。8位韓国--。9位ベトナム--。10位ドイツ--。

天然ガス確認埋蔵量(単位は兆立法メートル)
 1位ロシア37.39兆m3。2位イラン32.10兆m3。3位カタール--。4位トルクメニスタン--。5位米国--。6位中国--。7位ベネズエラ--。8位サウジアラビア--。9位アラブ首長国連邦--。10位ナイジェリア--。

天然ガス生産量(単位は兆立法メートル)
 1位米国1,035,297百万m3。2位ロシア586,382百万m3。3位イラン--。4位中国--。5位カナダ--。6位カタール--。7位オーストラリア--。8位ノルウェー--。9位サウジアラビア--。10位アルジェリア--。

天然ガス消費量(単位は兆立法メートル)。
 1位米国886,467百万m3。2位ロシア453,371百万m3。3位中国--。4位イラン--。5位カナダ--。6位サウジアラビア--。7位メキシコ--。8位日本--。9位ドイツ--。10位アラブ首長国連邦--。

資源収入依存度
(単位は%。各国の天然資源収入のGDPに対する比率。天然資源は石油・石炭・天然ガス・鉱物・木材を含む。)
 1位リビア61.03%。2位イラク43.45%。3位コンゴ民主共和国38.83%。4位コンゴ共和国--。5位ザンビア--。6位東ティモール--。7位ガイアナ--。8位モンゴル--。9位イラン--。10位アンゴラ--。

鉱物・金属資源輸出額
 1位オーストラリア132,942百万US$。2位ブラジル39,661百万US$。3位米国31,033百万US$。4位チリ--。5位ペルー--。6位カナダ--。7位南アフリカ--。8位インドネシア--。9位ドイツ--。10位オランダ--。11位ロシア--。

鉱物・金属資源の輸入額
 1位中国286,587百万US$。2位日本35,628百万US$。3位韓国31,874百万US$。4位ドイツ--。5位インド--。6位米国--。7位ベルギー--。8位トルコ--。9位台湾--。10位オランダ--。

ウラン生産量(単位はtU(ウラン含有トン))
 1位カザフスタン21,227tU。2位カナダ7,351tU。3位ナミビア--。4位オーストラリア--。5位ウズベキスタン--。6位ロシア--。7位ニジェール--。8位中国--。9位インド--。10位南アフリカ--。

ウラン資源埋蔵量(単位はtU(ウラン含有トン))
 1位オーストラリア1,684,100tU。2位カザフスタン--。3位カナダ--。4位ロシア--。5位ナミビア--。6位南アフリカ--。7位ニジェール--。8位ブラジル--。9位中国--。10位モンゴル--。

銅生産量
 1位チリ5,733,100トン。2位ペルー2,153,952トン。3位中国--。4位コンゴ民主共和国--。5位米国 --。6位オーストラリア--。7位ザンビア--。8位ロシア--。9位メキシコ--。10位カナダ--。

ロム鉄鉱生産量
 1位南アフリカ19,683,351トン。2位トルコ--。3位カザフスタン--。4位インド--。5位フィンランド--。6位ブラジル--。7位ジンバブエ--。8位アルバニア--。9位ロシア--。10位オマーン--。

コバルト生産量
 1位コンゴ民主共和国175,000トン。2位インドネシア--。3位ロシア--。4位オーストラリア--。5位カナダ--。6位マダガスカル--。7位フィリピン--。8位キューバ--。9位パプアニューギニア--。10位ニューカレドニア--。

天然ダイヤモンド生産量
 1位ロシア41,900千カラット。2位ボツワナ24,480千カラット。3位カナダ--。4位コンゴ民主共和国--。5位南アフリカ--。6位アンゴラ--。7位ジンバブエ--。8位ナミビア--。9位レソト--。10位シエラレオネ--。

金生産量
 1位中国372,048kg。2位オーストラリア313,872kg。3位ロシア310,000kg。4位カナダ205,831kg。5位米国173,000kg。6位メキシコ120,000kg。7位カザフスタン115,000kg。8位インドネシア105,460kg。9位ウズベキスタン104,000kg。10位ペルー96,740kg。

インジウム生産量
 1位中国690,000kg。2位韓国--。3位日本--。4位カナダ--。5位フランス--。6位ベルギー--。7位ロシア--。8位ウズベキスタン--。

ヨウ素生産量
 1位チリ21,000トン。2位日本--。3位トルクメニスタン--。4位イラン--。5位アゼルバイジャン--。6位インドネシア--。7位ロシア--。8位米国--。

鉄鉱石生産量
 1位オーストラリア589,030千トン。2位ブラジル279,983千トン。3位中国173,688千トン。4位インド 172,000千トン。5位イラン55,900千トン。6位ロシア53,300千トン。7位南アフリカ40,200千トン。8位カナダ35,700千トン。9位米国28,200千トン。10位ウクライナ26,100千トン。11位スウェーデン20,443千トン。

鉛の精鉱生産量
 1位中国1,946,331トン。2位オーストラリア435,000トン。3位メキシコ--。3位米国--。5位ペルー--。6位インド--。7位ロシア--。8位ボリビア--。9位スウェーデン--。10位トルコ--。

鉛(精錬品)生産量
 1位中国5,226,000トン。2位米国1,010,000トン。3位インド--。4位韓国--。5位メキシコ--。6位イギリス--。7位日本 --。8位ブラジル--。9位ドイツ--。10位スペイン--。

石灰生産量
 1位中国310,000千トン。2位インド17,000千トン。3位米国--。4位ロシア--。5位ブラジル--。6位日本--。7位ドイツ--。8位韓国--。9位トルコ--。10位イラン--。

リチウム生産量
 1位オーストラリア2,684,000トン。2位チリ--。3位中国--。

マグネシウム生産量
 1位中国933,300トン。2 位カザフスタン--。3位ブラジル--。

マンガン生産量
 1位南アフリカ7,300千トン。2位ガボン4,490千トン。3位オーストラリア--。

水銀生産量
 1位中国1,000トン。2位タジキスタン--。3位ノルウェー--。

モリブデン生産量
 1位中国96,400トン。2位チリ--。3位米国--。

ニッケル生産量
 1位インドネシア1,036,000トン。2位フィリピン387,047トン。3位ロシア--。

プラチナ生産量
 1位南アフリカ124,870kg。2位ロシア21,000kg。3位ジンバブエ19,180kg。4位カナダ5,174kg。5位中国 4,000kg。6位米国3,040kg。7位フィンランド933kg。8位コロンビア637kg。9位オーストラリア110kg。10位セルビア20kg。11位エチオピア8kg。

レアアース生産量
 1位中国210,000トン。2 位米国--。3位オーストラリア--。

銀生産量
 1位メキシコ6,196トン。2位中国3,480トン。3位ペルー--。4位ポーランド--。5位ロシア--。6位チリ--。7位ボリビア--。8位オーストラリア--。9位カザフスタン--。10位米国--。

硫黄生産量と
 1位中国19,400千トン。2位米国8,650千トン。3位ロシア--。

タングステン生産量
 1位中国71,000トン。2位ベトナム--。3位ロシア--。

バナジウム生産量
 1位中国70,000トン。2位ロシア--。3位南アフリカ--。4位ブラジル--。5位米国--。

亜鉛生産量
 1位中国4,041,000トン。2位ペルー1,370,000トン。3位オーストラリア--。

ジルコニウム生産量
 1位オーストラリア500,000トン。2南アフリカ--。3位中国--。

アルミニウム生産量
 1位中国40,214千トン。2位インド4,100千トン。3 位ロシア--。

(大見出し)

世界の農業生産物、家畜・畜産物、水産・漁獲生産量とその数量

(小見出し)
丸い地球は全世界一律に農産物をもたらすことはない

 米国大統領のトランプは2025年4月に米国への輸出物に一律10%の関税を課し、以後対米貿易の入超国には上乗せ関税を実施することを決めたが、その後に上乗せ関税は各国の動きをみて再設定する政策に転換した。米国の鉱工業と農業・水産物の輸入品に大きな関税を課せば米国の産業と経済が混乱することは必至である。丸い地球と広がる海には、食物と海産物が育つ適正な場所がある。

(小見出し)
ヨーロッパ大陸を一つの国とみなせば

 人が集まって国を形づくって暮らしているその場所には育つモノ、とれるモノは限定される。大きなヨーロッパ大陸を一つの多くな国と想定すれば、その国のうち山間部、平野部、海浜部に産する食品を融通し合って暮らしをたてる。石が採れるところ砂が採れるところとが偏在すればそれぞれ融通し合う。このようにしてできあがっている社会と経済と人の暮らしである。米国のトランプ大統領が言い始めた一律高率関税は通用するものではない。

 世界の鉱業生産物、農水産業の生産物の状態を調査した資料を掲載した。

(中見出し)
世界の農業生産物の数量
(2023年、それ以前の年を含む)

国別農業生産額の対GDP比(国別順位)
 1位ソマリア60.18%。2位ニジェール50.36%。3位ギニアビサウ47.75%。4位シリア--。5位マリ--。6位コモロ--。7位エチオピア--。8位アフガニスタン--。9位ソロモン諸島--。10位チャド--。11位ブルンジ--。12位中央アフリカ--。13位ギニア--。14位シエラレオネ--。15位モザンビーク--。16位ルワンダ--。17位タンザニア--。18位ベナン--。19位マラウイ--。20位タジキスタン--。21位タンザニア・ザンジバル--。22位キリバス--。23位ウガンダ--。24位ガンビア--。25位パキスタン--。26位バヌアツ--。27位ウズベキスタン--。28位ネパール--。29位マダガスカル--。30位ミクロネシア連邦--。31位ラオス--。32位ケニア--。33位ナイジェリア--。34位ガーナ--。35位北朝鮮--。36位トンガ--。37位リベリア--。38位アルバニア--。39位ミャンマー--。40位トーゴ--。41位モーリタニア--。42位マーシャル諸島--。43位イエメン--。44位セネガル--。45位パプアニューギニア--。46位ハイチ--。47位カメルーン--。48位ドミニカ--。49位ブルキナファソ--。50位グリーンランド--。51位カンボジア--。52位コンゴ民主共和国--。53位インド--。54位エリトリア--。55位ニカラグア--。56位東ティモール--。57位コートジボワール--。58位ブータン--。59位ボリビア--。60位アンゴラ--。61位フィジー--。62位アルジェリア--。63位サントメ・プリンシペ--。64位イラン--。65位インドネシア--。66位ベトナム--。67位ホンジュラス--。68位サモア--。69位モロッコ--。70位パラグアイ--。71位トルクメニスタン--。72位キルギス--。73位バングラデシュ--。74位モンゴル--。75位エジプト--。76位モルドバ--。77位ベリーズ--。78位グアテマラ--。79位ジャマイカ--。80位チュニジア--。81位ガイアナ--。82位コロンビア--。83位コンゴ共和国--。84位フィリピン--。85位アルメニア--。86位ツバル--。87位コソボ --。88位スリランカ--。89位エスワティニ(スワジランド)--。90位スリナム--。91位タイ--。92位ナミビア--。93位ウクライナ--。--。94位ウルグアイ--。95位ベラルーシ--。96位エクアドル--。97位北マケドニア--。98位ペルー--。99位マレーシア--。100位レソト--。101位パレスチナ--。102位中国--。103位アルゼンチン--。104位トルコ--。105位ジョージア(グルジア)--。106位ブラジル--。107位モンテネグロ--。108位ドミニカ共和国--。109位ガボン--。110位セルビア--。111位アゼルバイジャン--。112位モルディブ--。113位ニュージーランド--。114位スーダン--。115位ボスニア・ヘルツェゴビナ--。116位ヨルダン--。117位カーボヴェルデ--。118位エルサルバドル--。119位セントビンセント・グレナディーン--。120位レバノン--。121位カザフスタン--。122位ジンバブエ--。123位モーリシャス--。124位ラトビア--。125位アイスランド--。126位ルーマニア--。127位ロシア--。128位ベネズエラ--。129位コスタリカ--。130位メキシコ--。131位クロアチア--。132位グレナダ--。133位チリ--。134位ギリシャ--。135位リビア--。136位セーシェル--。137位パラオ--。138位ハンガリー--。139位ザンビア--。140位キューバ--。141位ポーランド--。142位リトアニア--。143位仏領ポリネシア--。144位赤道ギニア--。145位ブルガリア--。146位サウジアラビア--。147位南アフリカ--。148位南スーダン--。149位イラク--。150位クック諸島--。151位スペイン--。152位フィンランド--。153位パナマ--。154位ポルトガル--。155位ナウル--。156位オーストラリア--。157位ノルウェー--。158位オマーン--。159位スロバキア--。160位エストニア--。161位アンティグア・バーブーダ--。162位ニューカレドニア--。163位イタリア--。
164位バルバドス--。165位フランス--。166位オランダ--。167位カナダ--。168位チェコ--。169位スロベニア--。170位ボツワナ--。171位セントクリストファー・ネイビス--。172位ジブチ--。173位韓国--。174位台湾--。175位アンギラ--。176位オーストリア--。177位キプロス--。178位セントルシア--。179位ブルネイ--。180位イスラエル--。181位スウェーデン--。182位日本--。183位米国--。184位アイルランド--。185位ドイツ--。186位トリニダード・トバゴ--。187位デンマーク--。188位ベルギー--。189位マルタ--。190位アラブ首長国連邦--。191位プエルトリコ--。192位スイス--。193位モントセラト--。194位イギリス--。195位アンドラ--。196位バハマ--。197位ケイマン諸島--。198位タークス・カイコス諸島--。199位クウェート--。200位キュラソー--。201位バーレーン--。202位カタール--。203位バミューダ--。204位ルクセンブルク--。205位リヒテンシュタイン--。206位英領ヴァージン諸島--。207位香港--。208位シンガポール--。209位アルバ--。210位サンマリノ--。

農業生産額(国別順位)
 1位中国1,333,464百万US$。2位インド572,066百万US$。3位米国274,177百万US$。4位インドネシア--。5位ブラジル--。6位ナイジェリア--。7位ロシア--。8位パキスタン--。9位トルコ--。10位メキシコ--。11位エチオピア--。12位イラン--。13位フランス--。14位ベトナム--。15位バングラデシュ--。16位タイ--。17位日本--。18位イタリア--。19位フィリピン--。20位スペイン--。21位オーストラリア--。22位アルゼンチン--。23位カナダ--。24位ドイツ--。25位エジプト--。26位アルジェリア--。27位コロンビア--。28位マレーシア--。29位サウジアラビア--。30位韓国--。31位ケニア--。32 ポーランド--。33位ウズベキスタン--。34位タンザニア--。35位オランダ--。36位イギリス--。37位ペルー--。41位ニュージーランド--。43位ウクライナ--。44位ミャンマー--。47位チリ--。48位カザフスタン--。49位シリア--。51位台湾--。52位グアテマラ--。53位ノルウェー--。54位南アフリカ--。56位ネパール--。58位ギリシャ--。62位カンボジア--。63位イラク--。64位スリランカ --。65位トルクメニスタン--。66位フィンランド--。67位ギニア--。68位オーストリア--。69位キューバ--。70位ポルトガル--。75位スウェーデン --。78位アフガニスタン--。79位スイス--。80位パプアニューギニア--。81位ベネズエラ--。84位イスラエル--。85位ベラルーシ--。96位北朝鮮--。102位コスタリカ--。103位ラオス--。104位デンマーク--。109位ブルガリア--。115位モンゴル--。120位ジャマイカ--。
171位香港--。210位サンマリノ--。

農業保護率(国別順位)
農業保護率は農業総収入額 に対する農業生産者支援額の比率。
 1位スイス49.44%。2位ノルウェー48.65%。3位アイスランド--。4位韓国--。5位日本--。6位フィリピン--。7位EU--。8位イギリス--。9位メキシコ--。10位中国--。11位イスラエル--。12位トルコ--。13位インドネシア--。14位コロンビア--。15位カナダ--。16位米国--。17位カザフスタン--。18位コスタリカ--。19位チリ--。20位ブラジル--。21位ロシア--。22位オーストラリア--。23位ウクライナ--。24位南アフリカ--。25位ニュージーランド--。26位アルゼンチン--。27位インド--。28位ベトナム--。

農産物・食料品輸出額(国別順位)
 1位米国の167,716百万US$。2位オランダ145,061百万US$。3位ブラジル142,966百万US$。4位ドイツ--。5位フランス--。6位中国--。7位カナダ--。8位スペイン--。9位イタリア--。10位インドネシア--。11位ポーランド--。12位オーストラリア--。13位インド--。14位ベルギー--。15位メキシコ--。16位タイ--。17位アルゼンチン--。18位ベトナム--。19位ロシア--。20位イギリス--。21位トルコ--。22位マレーシア--。23位デンマーク--。24位ニュージーランド--。25位アラブ首長国連邦--。26位ウクライナ--。27位チリ--。45位韓国--。46位香港--。47位日本--。48位エジプト--。61位台湾--。175位ブータン--。197位北朝鮮--。

農産物・食料品輸入額(国別順位)
 1位中国220,765百万US$。2位米国214,908百万US$。3位ドイツ116,908百万US$。
4位オランダ--。5位イギリス--。6位フランス--。7位日本--。8位イタリア--。9位スペイン--。10位カナダ--。11位韓国--。12位ベルギー--。13位ロシア--。14位メキシコ--。15位ポーランド--。16位アラブ首長国連邦--。17位サウジアラビア--。18位インド--。19位ベトナム--。20位インドネシア--。21位トルコ--。22位香港--。23位タイ--。24位マレーシア--。25位スウェーデン--。26位イラン--。27位フィリピン--。28位オーストリア--。29位オーストラリア--。30位台湾--。33位シンガポール--。36位スイス--。39位ブラジル--。42位ギリシャ--。57位ウクライナ--。95位カンボジア--。133位ラオス--。215位ツバル--。

穀物(穀類)生産量(国別順位)
 1位中国641,731,706トン。2位米国462,631,790トン。3位インド374,600,069トン。

4位ブラジル155,877,474トン。5位ロシア136,708,407トン。6位インドネシア73,966,646トン。7位バングラデシュ 64,325,662トン。8位フランス64,240,810トン。9位アルゼンチン62,106,557トン。10位ウクライナ59,307,682トン。11位カナダ59,240,421トン。12位オーストラリア59,043,989トン。13位パキスタン53,188,016トン。14位ベトナム47,935,653トン。15位ドイツ42,462,800トン。16位トルコ42,193,311トン。17位タイ38,532,088トン。18位メキシコ37,015,879トン。19位ポーランド35,183,860トン。20位エチオピア30,146,270トン。21位フィリピン28,465,199トン。22位ミャンマー28,285,634トン。23位ナイジェリア28,053,833トン。24位エジプト23,391,010トン。25位イギリス
22,047,420トン。26位イラン20,964,153トン。27位ルーマニア20,784,510トン。28位南アフリカ19,009,087トン。29位カザフスタン17,081,438トン。30位イタリア15,452,820トン。31位ハンガリー15,039,690トン。32位カンボジア14,380,000トン。33位タンザニア12,789,232トン。34位スペイン11,928,280トン。35位日本11,498,534トン。

(中見出し)
家畜・畜産生産物の数量
(2023年、それ以前の年を含む)


(小見出し)
中国とインドは農産物、家畜・畜産物、水産物漁獲物のその量が圧倒的、中国はこれらのほとんどで一位

 人口の多い国、国土が広いということから中国とインドは農産物、家畜・畜産物、水産物漁獲物のその量が圧倒的であり、中国はこれらのほとんどで一位である。牛肉の生産量は米国が一位である。ハンバーガーの国である米国は牛肉があれば食生活が成り立つと考えているようだ。枯れ葉剤を撒き散らしたベトナムは農業国として復興している。中国から工場がベトナムに移り、日本企業の現地進出も盛んである。ベトナムとその周辺国の工業ほかの産物が日本人の生活に浸透している。これは米国も同じである。農産物、海産物の産出量の世界順位は国の食文化を反映する。豚肉生産量は中国が圧倒的に多く57,943,200トン。鶏の飼養羽数と鶏卵生産量も同じである。日本は鶏関係では健闘していて鶏の飼養羽数は13位、鶏卵生産量は8位。

家畜・畜産物生産量

牛肉生産量(国別順位)。
 1位米国12,285,731トン。2位ブラジル11,160,000トン。3位中国6,774,120トン。4位アルゼンチン--。5位オーストラリア--。6位メキシコ--。7位トルコ--。8位ロシア--。9位カナダ--。10位フランス--。27位日本--。36位韓国--。120位北朝鮮--。

豚肉生産量(国別順位)。
 1位中国57,943,200トン。2位米国12,391,146トン。3位ブラジル5,298,566トン。4位スペイン4,870,710トン。5位ロシア4,719,700トン。6位ドイツ4,209,580トン。7位ベトナム3,549,000トン。8位カナダ2,286,725トン。9位フランス2,062,460トン。10位ポーランド1,776,140トン。11位メキシコ1,768,525トン。12位オランダ1,463,460トン。13位韓国1,435,000トン。14位日本1,293,835トン。15位デンマーク1,288,590トン。

羊肉生産量(国別順位)
 1位中国2,812,600トン。2位インド1,141,450トン。3位オーストラリア849,249トン。4位トルコ--。5位ニュージーランド--。6位アルジェリア--。7位イギリス--。

山羊肉生産量(国別順位)
 1位中国2,500,000トン。2位インド1,588,940トン。3位パキスタン546,000トン。

牛乳生産量(国別順位)
 1位インド127,105,140トン。2位米国102,677,105トン。3位中国41,966,500トン。4位ブラジル36,436,492トン。5位ドイツ34,012,620トン。6位ロシア33,559,230 5トン。7位パキスタン23,893,450トン。8位フランス23,882,000トン。9位ニュージーランド21,245,000トン。10位トルコ19,961,908トン。11位イギリス15,759,500 トン。12位ポーランド15,482,240トン。13位オランダ14,685,300トン。26位日本7,297,614トン。

鶏卵生産量(国別順位)
 1位中国30,641,714トン。2位インド7,853,223トン。3位米国6,529,000トン。4位インドネシア--。5位ブラジル--。6位メキシコ--。7位ロシア--。8位日本--。9位トルコ--。10位パキスタン--。

鶏(ニワトリ)の飼養羽数(国別順位)
 1位中国5,217,362千羽。2位インドネシア3,702,487千羽。3位パキスタの1,887,000千羽。4位ブラジル--。5位米国--。13位日本--。

羊毛(ウール)の生産量(国別順位)
 1位中国367,505トン。2位はオーストラリア324,000トン。3位ニュージーランド--。4位トルコ--。5位イギリス--。

(中見出し)
水産漁獲生産物の数量
(2023年、それ以前の年を含む


(小見出し)

ウニ、ウナギ、スッポンを鉱物とする中国、日本、韓国

 昆布とワカメの食文化を反映して中国、北朝鮮、位韓国、日本が上位に位置する。北朝鮮の昆布は中国に輸出されているのだろう。ウナギは1位中国281,730トン、2位日本19,214トン、3位韓国、4位台湾の順。食文化が反映している。サンマは1位台湾42,177トン、2位中国、3位日本。ホタテ貝は日本は1位中国1,792,240トンにつづいて2位で512,100トン。カキは中国、韓国米国、についで4位。5位は牡蠣文化のあるフランス。パリの街頭で生ガキが食べられる。ウニはチリ、ロシア、日本、中国の順。スッポンが特長的で中国、台湾、日本、北朝鮮、位韓国の順。

漁船隻数(国別順位)
 1位インドネシア460,567隻。2位フィリピン414,716隻。3位中国--。4位日本--。5位ベトナム--。6位カンボジア--。7位米国--。8位メキシコ--。9位韓国--。10位マレーシア--。

水産物の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国88,567,716トン。2位インドネシア22,032,425トン。3位インド15,774,325トン。4位ベトナム8,760,378。5位ペルー5,509,031。6位ロシア5,339,717 。7位バングラデシュ4,758,731。8位米国4,741,660。9位ノルウェー4,262,103。10位チリ4,214,240。11位フィリピン4,120,499。12位日本3,910,316。13位韓国 3,567,078。26位北朝鮮895,020。27位台湾878,847。28位カナダ870,640。176位スイス3,986。

昆布(コンブ)の国別採集量・生産量(国別順位)
 1位中国9,670,687トン。2位北朝鮮--。3位韓国--。4位日本--。

わかめ(ワカメ)の国別採集量・生産量(国別順位)
 1位中国2,061,290トン。2位韓国 --。3位日本--。4位スペイン--。5位フランス--。

カニ(蟹)類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国1,781,340トン。2位インドネシア171,026トン。3位ベトナム136,494トン。4位カナダ--。5位ロシア--。6位米国--。7位インド--。8位韓国--。9位タイ--。10位フィリピン--。11位メキシコ --。12位イギリス--。13位日本--。

エビ(海老)類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国の6,853,923トン。2位インド1,438,984トン。3位ベトナム1,288,988トン。4位インドネシア--。5位エクアドル--。6位タイ--。7位米国--。8位メキシコ--。9位バングラデシュ--。10位アルゼンチ--。22位韓国--。31位台湾--。33位ロシア--。37位日本--。

サケ(鮭)・マス(鱒)類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位ノルウェー1,638,235トン。2位チリ1,074,174トン。3位ロシア--。4位米国--。5位イラン--。6位トルコ--。7位イギリス--。8位カナダ--。9位日本--。10位フェロー諸島--。

ウナギ(鰻)の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国281,730トン。2位日本19,214トン。3位韓国--。4位台湾--。5位オランダ--。6位フィリピン--。7位ドイツ--。

チョウザメの国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国130,951トン。2位アルメニア6,710トン。3位ロシア--。4位イラン--。5位ベトナム--。6位米国 --。7位イタリア--。8位ポーランド--。9位フランス--。10 位ブルガリア--。

タラ(鱈)類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位ロシア2,693,184トン。2位米国1,686,130トン。3位ノルウェー--。4位アイスランド--。5位アルゼンチン--。6位フェロー諸島 --。7位日本--。8位スペイン--。9位イギリス--。10位ナミビア--。

カレイ・ヒラメ類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位米国250,700トン。2位ロシア117,546トン。3位中国--。4位韓国--。5位グリーンランド--。6位日本--。7位カナダ--。8位インド--。9位アンゴラ--。10位インドネシア--。

イワシ・ニシン類の国別漁獲量(国別順位)
 1位ペルー4,120,288トン。2位モロッコ1,010,167トン。3位はチリの985,225トン。4位メキシコ--。5位ロシア--。6位中国--。7位日本--。8位米国--。9位インド--。10位ノルウェー--。

マグロの国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位インドネシア546,947トン。2位台湾146,830トン。3位は日本141,119トン。

カツオ類の国別漁獲量(国別順位)
 1位インドネシア803,023トン。2位エクアドル214,206トン。3位フィリピン197,013トン。4位韓国--。5位台湾--。6位日本--。

サバ(鯖)類の国別漁獲量(国別順位)
 1位インドネシア374,778トン。2位中国371,772トン。3位インド--。4位日本--。5位ノルウェー--。

ブリ類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位日本206,500トン。2位韓国21,907トン。3位中国--。4位インドネシア--。--。5位スリランカ--。

サンマ(秋刀魚)の国別漁獲量(国別順位)
 1位台湾42,177トン。2位中国--。3位日本--。

アナゴ類の国別漁獲量(国別順位)
 1位韓国12,733トン。2位フランス4,535トン。3位フィリピン--。4位日本--。5位スペイン--。6位モロッコ--。

タイ(鯛)類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国263,456トン。2位トルコ156,838トン。3位日本--。4位ギリシャ--。5位エジプト--。

コイ(鯉)の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国2,843,157トン。2位インドネシア509,542トン。3位ベトナム--。4位バングラデシュ--。5位ロシア--。32位日本--。47位韓国--。57位台湾--。

アワビ類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国228,190トン。2位韓国 --。3位オーストラリア --。4位南アフリカ--。5位チリ--。6位ニュージーランド--。7位日本--。8位メキシコ--。9位台湾--。10位フィリピン--。11位米国--。

アサリ類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国4,378,040トン。2位韓国--。3位イタリア--。4位日本--。5位ポルトガル--。6位米国--。

シジミ類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国21,550トン。2位日本位3位台湾--。4位米国--。5位イギリス--。

ムール貝類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国の771,230トン、2位チリ436,983トン。3位スペイン--。4位ニュージーランド--。5位フランス--。6位イタリア--。7位韓国--。

カキ(牡蠣)類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国6,199,540トン。2位韓国323,686トン。3位米国--。4位日本--。5位フランス--。

ホタテ貝(帆立貝)類の国別漁獲量・生産量(国別順位)
 1位中国1,792,240トン。2位日本512,100トン。

3位米国--。4位カナダ--。5位ペルー--。6位フランス--。7位アルゼンチン--。8位イギリス --。9位ロシア--。10位韓国--。

ウニの国別漁獲量と国別順位(国別順位)
 1位チリ26,622トン。2位ロシア--。3位日本--。4位中国--。5位カナダ--。6位メキシコ--。7位米国--。

スッポン類の国別捕獲量・生産量(国別順位)
 1位中国373,709トン。2位台湾--。3位日本--。4位北朝鮮--。5位韓国--。

(以上のランキングと生産高はグローバルノート 国際統計・国別統計専門サイト資料から引用)

【資料】
計量計測データバンク ニュースの窓-276-世界経済を貿易の視点で眺める 貿易にかかわる一部基礎資料
米国の国力低下とトランプの高率関税の軽挙妄動

米国トランプ政権の貿易大戦争としての関税政策の行方

2025-04-08-the-future-of-the-trump-administrations-tariff-policy-as-a-trade-war-

目次 官僚制度と計量の世界 執筆 夏森龍之介

官僚制度と計量の世界(24) 戦争への偽りの瀬踏み 日米の産業力比較 陸軍省戦争経済研究班「秋丸機関」の作業 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(23) 第二次大戦突入と焦土の敗戦「なぜ戦争をし敗れたのか」 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(22) 結核で除隊の幹部候補生 外務省職員 福島新吾の場合 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(21) 戦争と経済と昭和天皇裕仁 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(20) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(19) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(18) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(17) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(16) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(15) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(14) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(13) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(12) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(11) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(10) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(9) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(8) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(7) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(6) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(5) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(4) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(3) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(2) 執筆 夏森龍之介
官僚制度と計量の世界(1) 執筆 夏森龍之介

ほか

[資料]国立研究開発法人産業技術総合研究所:役員および執行体制 (aist.go.jp)
https://www.aist.go.jp/aist_j/information/organization/director/director_main.html

[資料]

銀行券・貨幣の発行・管理の概要 : 日本銀行 Bank of Japan

財務省が第153次製造貨幣大試験を実施 令和6年10月28日、大阪市の造幣局で

第153次製造貨幣大試験を実施しました : 財務省

貨幣大試験 - Wikipedia

貨幣として機能した麻薬のアヘン

【明治銀貨13枚】ポチっとシリーズ。


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