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紀州犬物語 「千代と小春と梅の3匹の紀州の子犬たち」(3)(執筆 横田俊英)

(副題)溢れる情で人に接する犬に対しては同じ情を持って報いると人は仕合わせに巡り会うことができます

(副副題)耳の形は日本犬の味わいを決める要素です(千代大きくなれ、小春大きくなれ、梅大きくなれ、みんな大きくなって良い犬になってくれ)

(本文)

1、耳が立たない日本犬のいることはいる
 日本犬の耳は立ち耳です。日本犬保存会創始者の一人の齋籐弘吉氏たちは「立ち耳、巻き尾の犬は居ないか」と言って日本犬と特徴を良く備えた残存犬を探しました。日本犬保存会に登録の犬の子犬たちのほとんどは耳が立ちますが、なかには中折れのままで立ち耳にならないのもおります。
 耳は立つまで立たないのですから、子犬を飼育していると耳が立つのは経過点であるとはいえ、慶事であることも事実です。
 日本の古い絵巻には耳の立たない犬や斑(ぶち)の犬も描かれております。何が真実かわからなくなります。

2、千代の耳は生後4カ月半の135日で立ち上がりました
 耳が立つのが遅れていた千代の耳は生後4カ月半、つまり135日ほどで立ち上がりました。耳の肉の厚みや大きさによって立ち方が違うといいますが、明確な根拠は見つかりません。小春の耳の肉の厚みは母親に似て薄いのですが、月齢が千代よりも遅いのに早くに立ち上がりました。千代の耳は大きいようには思われますが、育ってみなくてはどうだかわかりません。梅の耳は小さいように思われます。この子の耳は千代よりもはるかに早く立ち上がりました。
 私のところにいた小春の腹違いの兄妹の男の子は生後6カ月になっても耳が立ち上がりませんでしたが、その後チャンと立ち上がりました。
 このようなことで日本犬の耳が立ち上がることは慶事とすべきことであり、七五三(しち・ご・さん)の祝い事と同じに考えてもいいでしょう。

3、日本犬の耳は小さすぎても大きすても面白くありません
 日本犬の耳のことは細かに見ていくといろいろと難しいといいますか、いろんな形があります。何がよいかということは日本犬標準に書かれておりますから、よい耳とはそのようなものなのでしょう。耳は小さすぎても面白くありません。大きすぎるのもそうです。私のところのオス犬は大きな耳とは言えませんが、ある犬の耳は内側が直線で外側は適度に弧を描いていてこれは良いなと思わせます。

4、あわせると半円状の耳型をしたハスキー犬もいる
 近所のハスキー犬は耳の内側と外側をあわせるとそのままで半円になります。この耳型になっては日本犬としての味わいとしては十分ではありません。ハスキー犬の耳の内側は直線度は高いのでこれは日本犬標準に叶っているかも知れません。耳は三角にしてと言う言い方もあったのですが、内側は直線で外側はある程度の弧を描いていて、耳がある程度袋状をしていて、良い位置に良い角度で着いているのが好ましいのです。その状態の善し悪しは犬を見慣れないとわからないかもしれません。

5、耳の形は日本犬の味わいを決める要素です
 紀州犬の耳型と四国犬の耳型は少し違うようです。私のところの四国犬のメスの耳は大きな耳です。内側の直線は甘くて少し弧を描いていますが、外側の弧はあまり大きくはないので、笹の葉が頭の上に置いてあるようです。もっとも笹の葉はペラペラしておりますが、日本犬の耳は筒を半分に割った様子です。この筒状も不足すると味わいが薄くなります。また頭部からの耳の差し方も前に傾きすぎているとこの不具合は「耳が重い」などと表現されます。また耳が頭のてっぺん部分に着いているように見えるのも味わいを損ねます。
 耳の形の善し悪しは日本犬の味わいを決める重要な要素です。

6、梅の母親の耳型は天下一品です千代の耳型は悪くはないと思うのです
 千代の先祖犬の影響のためか千代の異父兄弟には耳の内側の直線度が少し甘いことがあります。千代の耳型は悪くはないと思うのですが、生後4カ月半の耳型そのままで大人になるとは限りません。千代の父親の耳は小さめなのでこの影響がどのようにでるか気にかかります。小春の父親は千代と同じですから気がかり事項を共有します。
 梅の母親の耳型は天下一品ですから何とかなると思っております。父犬の耳型についてはよく見ておらず記憶も不十分です。
 耳の先の毛の色の汚れ具合は梅、千代ともあります。小春の毛色は耳も含めて汚れの少ない白です。

7、茶色がかってみえる紀州犬の毛は根本は白なのですが毛先が茶色になっている
 紀州犬の白の毛の色は決して真っ白ではありません。雪のように真っ白という表現をするとすればそれは正確ではありません。新雪の野に紀州犬をつれだすと真っ白であると思っていた犬でも黄色くみえます。普段から汚れがあるなと思っている板犬は茶色がかってみえます。
 汚れ白の紀州犬の毛色は茶色が混じった結果であるのです。茶色がかってみえる紀州犬の毛は根本は白なのですが毛先が茶色になっております。背中の部分の毛にこの特徴が良く現れます。

8、千代大きくなれ、小春大きくなれ、梅大きくなれ
 下田英雄さんは成長期の紀州犬は朝起きたら大きくなっていた、と表現していました。グングン、ズンズン大きくなる時期があるものです。千代も小春も梅も生後3カ月過ぎてkら、そして4カ月を過ぎてから見る間に大きくなります。
 有色紀州犬の千代と同じ月齢の犬が千代よりずっと大きいのですが、千代はいまこの有色犬に追いつかんとばかりにズンズン大きくなっております。
 千代大きくなれ、小春大きくなれ、梅大きくなれ、そして良い犬になれと私は願いを込めて飼育をしているのです。

9、紀州犬の子犬たちの計算なしの情の交換は人を元気にします
 座敷の真向かいに設置された犬舎で千代と小春と梅は、寝るときも何時でも私の居るところに少しでも近づこうとします。寝るときは一番こちらにおりますし、朝に障子を開けるとこちらに向かって飛びついて大騒ぎです。
 人は千代や小春や梅などの紀州犬の子犬がみせる全幅の信頼を寄せられることはありません。紀州犬の子犬たちの計算なしの情の交換は人を元気にします。
 どんな犬でもそうでしょうが、私は紀州犬と四国犬と柴犬しか飼育したことがありませんのでこの犬たちのことしか知りません。

10、溢れる情で人に接する犬に対しては同じ情を持って報いる
 新約聖書でイエスは犬より人は気高いといいます。鳥より人は気高いといいます。汝(なんじ)人を殺すなかれと言い、自分がして欲しいことを人にもしてやりなさいとも言います。いじめられないで育った犬はいじけていないので人に素直な気持ちをもって接します。自然を敬服する者は自然から報復を受けることがないように、人を信じ切っている犬に報いるのに人は最大の情をもって対応しなければなりません。
 情を抜きにして犬に接すると犬からの愛情を期待することはできません。お金にあかして置物のように犬を飼っている人は犬と良い情を交換することはできません。人に対する情を超えて犬に情を注ぐ人は他人からは薄情者との烙印を押されること必然です。汝を愛し、他人を愛して、そして溢れる情で人に接する犬に対しては同じ情を持って報いると人は仕合わせに巡り会うことでありましょう。


紀州犬物語「3匹の紀州の子犬たち」(3)
(溢れる情で人に接する犬に対しては同じ情を持って報いると人は仕合わせに巡り会うことができます)

(副題)千代大きくなれ、小春大きくなれ、梅大きくなれ、みんな大きくなって良い犬になってくれ

(副副題)耳の形は日本犬の味わいを決める要素です


1、耳が立たない日本犬のいることはいる
 日本犬の耳は立ち耳です。日本犬保存会創始者の一人の齋籐弘吉氏たちは「立ち耳、巻き尾の犬は居ないか」と言って日本犬と特徴を良く備えた残存犬を探しました。日本犬保存会に登録の犬の子犬たちのほとんどは耳が立ちますが、なかには中折れのままで立ち耳にならないのもおります。
 耳は立つまで立たないのですから、子犬を飼育していると耳が立つのは経過点であるとはいえ、慶事であることも事実です。
 日本の古い絵巻には耳の立たない犬や斑(ぶち)の犬も描かれております。何が真実かわからなくなります。

2、千代の耳は生後4カ月半の135日で立ち上がりました
 耳が立つのが遅れていた千代の耳は生後4カ月半、つまり135日ほどで立ち上がりました。耳の肉の厚みや大きさによって立ち方が違うといいますが、明確な根拠は見つかりません。小春の耳の肉の厚みは母親に似て薄いのですが、月齢が千代よりも遅いのに早くに立ち上がりました。千代の耳は大きいようには思われますが、育ってみなくてはどうだかわかりません。梅の耳は小さいように思われます。この子の耳は千代よりもはるかに早く立ち上がりました。
 私のところにいた小春の腹違いの兄妹の男の子は生後6カ月になっても耳が立ち上がりませんでしたが、その後チャンと立ち上がりました。
 このようなことで日本犬の耳が立ち上がることは慶事とすべきことであり、七五三(しち・ご・さん)の祝い事と同じに考えてもいいでしょう。

3、日本犬の耳は小さすぎても大きすても面白くありません
 日本犬の耳のことは細かに見ていくといろいろと難しいといいますか、いろんな形があります。何がよいかということは日本犬標準に書かれておりますから、よい耳とはそのようなものなのでしょう。耳は小さすぎても面白くありません。大きすぎるのもそうです。私のところのオス犬は大きな耳とは言えませんが、ある犬の耳は内側が直線で外側は適度に弧を描いていてこれは良いなと思わせます。

4、あわせると半円状の耳型をしたハスキー犬もいる
 近所のハスキー犬は耳の内側と外側をあわせるとそのままで半円になります。この耳型になっては日本犬としての味わいとしては十分ではありません。ハスキー犬の耳の内側は直線度は高いのでこれは日本犬標準に叶っているかも知れません。耳は三角にしてと言う言い方もあったのですが、内側は直線で外側はある程度の弧を描いていて、耳がある程度袋状をしていて、良い位置に良い角度で着いているのが好ましいのです。その状態の善し悪しは犬を見慣れないとわからないかもしれません。

5、耳の形は日本犬の味わいを決める要素です
 紀州犬の耳型と四国犬の耳型は少し違うようです。私のところの四国犬のメスの耳は大きな耳です。内側の直線は甘くて少し弧を描いていますが、外側の弧はあまり大きくはないので、笹の葉が頭の上に置いてあるようです。もっとも笹の葉はペラペラしておりますが、日本犬の耳は筒を半分に割った様子です。この筒状も不足すると味わいが薄くなります。また頭部からの耳の差し方も前に傾きすぎているとこの不具合は「耳が重い」などと表現されます。また耳が頭のてっぺん部分に着いているように見えるのも味わいを損ねます。
 耳の形の善し悪しは日本犬の味わいを決める重要な要素です。

6、梅の母親の耳型は天下一品です千代の耳型は悪くはないと思うのです
 千代の先祖犬の影響のためか千代の異父兄弟には耳の内側の直線度が少し甘いことがあります。千代の耳型は悪くはないと思うのですが、生後4カ月半の耳型そのままで大人になるとは限りません。千代の父親の耳は小さめなのでこの影響がどのようにでるか気にかかります。小春の父親は千代と同じですから気がかり事項を共有します。
 梅の母親の耳型は天下一品ですから何とかなると思っております。父犬の耳型についてはよく見ておらず記憶も不十分です。
 耳の先の毛の色の汚れ具合は梅、千代ともあります。小春の毛色は耳も含めて汚れの少ない白です。

7、茶色がかってみえる紀州犬の毛は根本は白なのですが毛先が茶色になっている
 紀州犬の白の毛の色は決して真っ白ではありません。雪のように真っ白という表現をするとすればそれは正確ではありません。新雪の野に紀州犬をつれだすと真っ白であると思っていた犬でも黄色くみえます。普段から汚れがあるなと思っている板犬は茶色がかってみえます。
 汚れ白の紀州犬の毛色は茶色が混じった結果であるのです。茶色がかってみえる紀州犬の毛は根本は白なのですが毛先が茶色になっております。背中の部分の毛にこの特徴が良く現れます。

8、千代大きくなれ、小春大きくなれ、梅大きくなれ
 下田英雄さんは成長期の紀州犬は朝起きたら大きくなっていた、と表現していました。グングン、ズンズン大きくなる時期があるものです。千代も小春も梅も生後3カ月過ぎてkら、そして4カ月を過ぎてから見る間に大きくなります。
 有色紀州犬の千代と同じ月齢の犬が千代よりずっと大きいのですが、千代はいまこの有色犬に追いつかんとばかりにズンズン大きくなっております。
 千代大きくなれ、小春大きくなれ、梅大きくなれ、そして良い犬になれと私は願いを込めて飼育をしているのです。

9、紀州犬の子犬たちの計算なしの情の交換は人を元気にします
 座敷の真向かいに設置された犬舎で千代と小春と梅は、寝るときも何時でも私の居るところに少しでも近づこうとします。寝るときは一番こちらにおりますし、朝に障子を開けるとこちらに向かって飛びついて大騒ぎです。
 人は千代や小春や梅などの紀州犬の子犬がみせる全幅の信頼を寄せられることはありません。紀州犬の子犬たちの計算なしの情の交換は人を元気にします。
 どんな犬でもそうでしょうが、私は紀州犬と四国犬と柴犬しか飼育したことがありませんのでこの犬たちのことしか知りません。

10、溢れる情で人に接する犬に対しては同じ情を持って報いる
 新約聖書でイエスは犬より人は気高いといいます。鳥より人は気高いといいます。汝(なんじ)人を殺すなかれと言い、自分がして欲しいことを人にもしてやりなさいとも言います。いじめられないで育った犬はいじけていないので人に素直な気持ちをもって接します。自然を敬服する者は自然から報復を受けることがないように、人を信じ切っている犬に報いるのに人は最大の情をもって対応しなければなりません。
 情を抜きにして犬に接すると犬からの愛情を期待することはできません。お金にあかして置物のように犬を飼っている人は犬と良い情を交換することはできません。人に対する情を超えて犬に情を注ぐ人は他人からは薄情者との烙印を押されること必然です。汝を愛し、他人を愛して、そして溢れる情で人に接する犬に対しては同じ情を持って報いると人は仕合わせに巡り会うことでありましょう。
(文章読み返ししていないので不都合の部分はご容赦のほどを)

(横田俊英 Shunei Yokota)

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