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一般社団法人 日本計量機器工業連合会 第7回定時総会議事録 |
日本計量計測機器工業連合会(計工連)第7回定時総会 5月23日 ホテルオークラ東京別館2階で開催
一般社団法人 日本計量機器工業連合会 第7回定時総会議事録
一般社団法人 日本計量機器工業連合会 第7回定時総会議事録
日 時 平成30年5月23日(水) 14時~15時20分
場 所 東京都港区「ホテルオークラ東京」
総会構成員数及び同出席者数
構成員数 124(119社・5団体)
出席者数 114名
本人出席 71名
委任状出席 43名
賛助会員出席者数 5名
議 事
中本会長から「昨年の我が国経済を顧みると、世界的な景気拡大を背景に生産活動は拡大基調にあり、雇用・所得環境の改善が続くなか、緩やかな回復傾向にある。2018年度についても、IoT、ビッグデータの活用、自動車の環境対応や運転支援システムの進化などを背景に、電気機械、輸送機械、素材産業への設備投資の増加が見込まれており、人手不足感の高まりとともに、合理化・省力化投資の推進など、設備投資が一段と増加するものと期待する。
2017年度の計量計測機器生産高は、分析機器、プロセス用制御機器を含む全体で8,232億円1.1%の伸びであった。このうち質量計、ガス・水道メータ、ガソリン計量器、流量計等、会員と関わりの深い11機種は4,472億円6.1%の伸びとなり、11機種全てが前年実績を上回るなど、リーマンショック以降最も高い実績額となっている。また、生産額に含まれる輸出額は1,810億円7.9%と大幅に伸び、輸入額は1,066億円4.5%の増であった。
今日、主要国では、ドイツの「Industrie4.0」、中国の「製造2025」、米国の「IIC(インダストリアル・インターネット・コンソーシアム)」、そして我が国の「Connected Industries」などを政策に掲げ、激しい技術競争を繰り広げている。このような状況に対応するため2018年度では、技術開発力強化に係る次の二つの事業に取り組む。一つは、Connected Industriesに向けた研究会の設置である。デジタル革命に伴う製造業の変容を理解し、会員企業がビジネス変革に踏み出し、新たなイノベーション創出に繋げることができるよう、施策の概要、取り組みの方向性、活用事例等の研究を行う。
二つ目は新技術導入・活用研究会の開催である。昨年度はAI、自動運転、情報通信等の技術動向について研究を行ったが、今年度も引き続きAIの研究を深めるとともに、ロボット、情報セキュリティ等をテーマに研究会を開催し、会員企業の技術開発力向上に資することとする。
また、今年は、INTERMEASURE 2018を開催する。今回は「HAKARUで新しいトビラをひらこう」をテーマに、9月26日~28日の3日間、東京ビッグサイトで開催され、会員各社が総力をあげて開発した新製品・新技術を一堂に展示・紹介し、新たな需要開拓を推進する。
今回の展示会では、2019年4月から順次検定が実施される自動はかり4機種について企画ゾーンを設置し、食品、農業、製薬、輸入事業者等々を対象に、規制の内容、対象自動はかりの使用方法等を実機を用いて説明し、需要の拡大に結びつける。
さらに今回は、情報処理やサービス情報等の発信を強化する。情報通信技術の発達により、様々なモノが繋がることで新たな付加価値が生まれ、計量計測機器も新しい使われ方をしてきている。こうした情報をユーザーに広く周知するため、新技術・新製品発表、技術講演会のテーマ数を大幅に増やし、情報発信を強化するなど、これまで以上に魅力ある展示会とすべく準備を進めている。
本会としてはINTERMEASURE 2018を計量計測産業の更なる成長、発展につなげたいと考えるので、関係各位の絶大なご協力をお願いしたい。」旨の挨拶が行われた。
次いで小島常務理事の司会で、本総会の会員出席者の確認が行われ、構成員の過半数が出席しているので、定款第26条により本総会が有効に成立していることが報告された。
続いて、定款第24条の定めにより総会の議長は会長がこれにあたることになっている旨を告げ、中本会長が議長に就任した。
中本会長は議長として総会運営について出席者の協力を願う旨の挨拶を述べた後、定款第28条により議事録署名人の選定について意見を求めたところ議長一任となったため、次の両氏を議事録署名人に指名して議事に入った。
議事録署名人 龍 野 廣 道 氏
〃 田 中 康 之 氏
第1号議案 平成29年度事業報告書について
配付資料「平成29年度事業報告書」に基づき、小島常務理事から概要説明及び報告が行われ、続いて常設委員会の活動状況について、政策委員長 杉 時夫氏、総務委員長 苅谷 嵩夫氏、労務委員長 田中 義一氏、技術委員長 谷本 淳氏、 国際事業委員長 谷田 千里氏、広報委員長 川西 勝三氏、市場開発委員長(代理)堀井専務理事からそれぞれ所管事項の報告があった。
議長は本議案について諮り、これを承認した。
第2号議案 平成29年度決算報告書承認について
配付資料「平成29年度決算報告書」に基づき、堀井専務理事から収支計算書、正味財産増減計算書、貸借対照表の説明が行われた。引き続き、監事を代表して村上 昇氏から監査報告が行われた。
議長は本議案について諮り、満場一致をもって承認した。
第3号議案 平成30年度事業計画書及び収支予算書について
配付資料「平成30年度事業計画書」及び「平成30年度収支予算書」に基づき堀井専務理事からそれぞれ説明が行われた。
第4号議案 任期満了に伴う役員の選任について
議長から理事、監事全員の役員任期が満了したので、新たに選出したい旨を述べた後、選出方法について「これまでの慣例により、選考委員会を設け、理事の候補者名簿を作成し、その候補者について審議する方法を提案する。なお、選考委員の人選は、議長に一任願いたい。」旨の提案が行われ、この提案について異議のないことを確認した上で次の7氏を選考委員に指名し、選考の間、総会を休憩する旨、宣した。
新 美 眞 澄 氏 アンリツインフィビス㈱
井 場 健 氏 ㈱イシダ
乾 佳 彦 氏 関西ガスメータ㈱
田 中 義 一 氏 ㈱共和電業
村 山 豊 氏 ㈱TJMデザイン
苅 谷 嵩 夫 氏 ㈱チノー
依 田 恵 夫 氏 長野計器㈱
選考委員は、別室で理事の候補者について選考を行った。
議長は総会の再開を宣し、選考委員を代表して常任理事・総務委員の田中義一氏から「本会は、会員各位のご協力と役員の貢献によって年々発展を遂げてきているところである。経済の先行きについては世界的な景気拡大を背景に、当面、堅調な成長が続くものと期待されている。こうしたなか、計量計測機器業界の更なる発展を期して、各種の事業に取り組んでいることは、先ほどの事業報告、事業計画に表れている。このような観点に立ち、やむをえない事情のある方を除き現役員には引き続き本会のためにご尽力いただきたいと考えている。
また、これからの業界を担っていくという観点から、常に活気ある団体としてゆくために新たな人材の登用も必要である。従って、今回の改選にあたっては、これらの事情を考慮に入れ、また、本会の性格などをも配慮して、選考を行った。」旨の説明があり、理事及び監事候補者の発表が行われた。
議長はこれを諮り、満場一致をもって承認し、以下のとおり新役員が選出された。
(理事) (五十音順・敬称略)
乾 佳 彦 井 場 健 鎌 田 長 明
鴨 下 裕 彦 苅 谷 嵩 夫 川 西 能 久
神 田 廣 一 杉 亮 一 高 田 博 俊
龍 野 廣 道 田 中 義 一 田 中 康 之
谷 田 千 里 谷 本 淳 辻 修
土 田 泰 秀 寺 岡 和 治 中 川 徹
中 本 晃 新 美 眞 澄 兵 田 善 男
宮 澤 光 晴 村 山 豊 山 崎 祐 一
依 田 恵 夫 輪 島 勝 紀
以上、会員代表者の中から26名
小 島 孔 堀 井 茂
一般社団法人 日本計量機器工業連合会 第7回定時総会議事録
日本計量機器工業連合会第7回定時総会
会長挨拶
出席者確認・総会成立報告
議長挨拶
議事録署名人の選定
1.平成29年度事業報告
事業報告全般(委員長報告)
政策委員会
総務委員会
労務委員会
技術委員長
国際事業委員会
広報委員会
市場開発委員会
2.平成29年度決算報告
決算報告全般
監査報告
質疑応答
3.平成30年度事業計画・収支予算
事業計画全般
収支予算全般
4.理事選任
役員選出方法について
理事・監事候補者選考
理事・監事選考結果発表
理事・監事候補者名読上げ
理事・監事承認について
理事会開催
各級役員選出について
顧問推せんについて
(総会を再開)
新役員代表挨拶
副会長退任挨拶
議事終了
閉会の辞
第60回事業振興功労者表彰式
感謝状贈呈2名
受賞者名読み上げ
表彰状贈呈 52名
受賞者名読み上げ
来賓祝辞
産業技術総合研究所
受賞者代表謝辞
記念撮影案内(会長、感謝状受賞者、表彰状受賞者)
祝賀パーティー開会
会長挨拶
来賓祝辞
経済産業省大臣官房審議官
乾杯
懇談
中締め
祝賀パーティー閉会
日本計量機器工業連合会 役員名簿(平成30年5月23日現在)
会長
中本晃=㈱島津製作所会長
副会長
依田恵夫=長野計器㈱社長
田中義一(新)=㈱共和電業専務取締役
谷本淳(新)=㈱オーバル社長
常任理事
杉亮一(新)=東京計装㈱副社長
中川徹=㈱ミツトヨ会長
川西能久(新)=大和製衡㈱副社長
龍野廣道=㈱タツノ社長
井場健㈱=イシダ上席執行役員
輪島勝紀=日立オートモティブシステムズメジャメント㈱社長
山崎祐一=㈱クボタ精密機器事業ユニット長
苅谷嵩夫=㈱チノー会長
鎌田長明=鎌長製衡㈱社長
兵田善男=兵田計器工業㈱社長
専務理事
堀井茂=日本計量機器工業連合会事務局
常務理事
小島孔=日本計量機器工業連合会事務局
理事
宮澤光晴=アズビル金門㈱会長
寺岡和治=㈱寺岡精工会長
高田博俊=日本精機㈱副会長
村山豊=㈱TJMデザイン取締役
神田廣一=愛知時計電機㈱会長
新美眞澄=アンリツインフィビス㈱社長
谷田千里=㈱タニタ社長
土田泰秀=東洋計器㈱社長
田中康之=㈱田中衡機工業所社長
鴨下裕彦=ヤマヨ測定機㈱社長
辻修=㈱東日製作所社長
乾佳彦=関西ガスメータ㈱ 社長
監事
村上昇=㈱村上衡器製作所社長
江守元彦=㈱ケツト科学研究所社長
志智裕之介=㈱第一科学会長
(新)は新任を意味する。
計工連会長表彰受賞者
〇阿部次郎〇新井さとみ〇石原二郎〇上野山浩之〇内田三枝子〇及川達也〇小野和男〇加洲政幸〇狩野博〇川添義文〇川田直史〇川村知嗣〇簡恭〇神戸浩行〇北村公利〇小浦健悟〇坂井常行〇作間光幸〇佐久美真〇櫻井茂〇櫻井眞一〇佐渡毅〇佐藤哲〇篠崎誠〇下村悟〇鈴木恵一〇清宮正博〇髙野桂一〇高橋耕一〇高畑淳一〇竹内秀也〇谷川裕俊〇千木良忠〇陳乃克〇津田仁〇中澤茂夫〇長野健司〇中村昭彦〇成田直文〇西本剛志〇野村昌己〇橋本和司〇長谷川宏〇兵田洋朝〇星野隆男〇松本敦史〇真鍋琢朗〇三田村義崇〇武藤哲治〇山路礼一〇横山直樹〇吉田明〇吉田豊〇吉田祥量
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日本計量計測機器工業連合会(計工連)第7回定時総会 5月23日 ホテルオークラ東京別館2階で開催
日本計量機器工業連合会総会での中本晃会長の挨拶(質量計、ガス・水道メータ、ガソリン計量器、流量計等11機種は6.1%の伸び、11機種全てが前年実績を上回る))
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日本計量機器工業連合会(略称 計工連)JAPAN MEASURING INSTRUMENTS FEDERATION
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日本計量振興協会第7回定時総会 5月24日(木)13時30分 インターコンチネンタル 東京ベイ4階で開催
日本計量振興協会 2017年度(平成30年度)事業計画
日本計量振興協会 2017年度(平成29年度)事業報告
日本計量振興協会 自動はかりの現場見学研修会・実機研修会の実施状況
(日本計量振興協会の最新情報は以下のwebページでお確かめください)
日本計量振興協会(英文名 JAPAN ASSOCIATION FOR METROLOGY PROMOTION。略称「日計振」又は「JAMP」)
【分類2】日本の計量計測と分析と科学機器などの団体とその業務(生産高などを含む)
(会員企業には変動があります。正確を期す場合には下に記載の団体ホームページで確認してください。)
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