川崎市計量協会2019年初春懇親会開く1月22日、川崎駅前の煌蘭で
「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は前川崎市副市長三浦淳氏)を聴く
川崎市計量協会2019年初春講演会、講師の三浦淳氏。
川崎市産業振興財団ホームページ。
川崎市の産業と経済と人の生活を知る(横田俊英)
副題「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は川崎市産業振興財団理事長三浦淳氏・前川崎市副市長)講演の内容と聴いた印象。
川崎市計量協会の2019年(平成31年)新春懇親会が講演会を併催してが1月22日(火)午後3時40分から、川崎駅前の中華料理「煌蘭」で開かれ、参加は4名の来賓と28名の会員など関係者であった。(
川崎市計量協会のホームページです)。
川崎市計量協会2019年初春懇親会開く1月22日、川崎駅前の煌蘭で
「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は前川崎市副市長三浦淳氏)を聴く
川崎市計量協会2019年初春懇親会のもよう。
川崎市計量協会2019年初春懇親会開く1月22日、川崎駅前の煌蘭で
「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は前川崎市副市長三浦淳氏)を聴く
主催者挨拶をする新井幸雄氏(副理事長、JFEスチール)
川崎市計量協会2019年初春懇親会開く1月22日、川崎駅前の煌蘭で
「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は前川崎市副市長三浦淳氏)を聴く
挨拶をする横須賀健治氏(理事長、メジャーテックツルミ)
川崎市計量協会2019年初春懇親会開く1月22日、川崎駅前の煌蘭で
「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は前川崎市副市長三浦淳氏)を聴く
来賓あいさつをする川崎市経済労働局産業振興部長の亀川栄氏。
川崎市計量協会2019年初春懇親会開く1月22日、川崎駅前の煌蘭で
「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は前川崎市副市長三浦淳氏)を聴く
乾杯のもよう。挨拶の後発声をする鈴木清氏(副理事長、田中屋)
式次第にしたがって次の人々が登壇した(司会は事務局の飯野和男氏)。横須賀健治氏(理事長、メジャーテックツルミ)、川崎市経済労働局産業振興部長、日本計量新報横田俊英氏、講師前川崎市副市長三浦淳氏の紹介、鈴木清氏(乾杯の音頭、副理事長、田中屋)。
登壇した各氏の話の内容は次のとおり。
横須賀健治氏(理事長、メジャーテックツルミ)挨拶。
計量行政の新しい展開のもと、計量協会ならびに会員である製造、修理、販売、計量証明事業者、計量管理関係の事業者そして計量士のこれへの適切な対応が急務である。そのため事情をよく知っていることが大事である。計量行政と連動する会員各位の活動は川崎市民はもとより国民の生活を支えることになる。
川崎市経済労働局産業振興部長の亀川栄氏。
川崎市における計量行政の大事さは言うを待たない。本日の講演会講師の三浦淳氏をはじめ川崎市の行政にかかわってきた者はこのことをよく知っている。計量行政をしっかり実施していくことと併せて地域の計量器産業に従事する皆さま、適正計量管理事業所の皆さま、計量士ほかの皆さまのお仕事が上手くいくように行政としても努めていきたい。
日本計量新報社代表取締役横田俊英氏の祝辞。
水1リットルを金属の塊に移し替えて質量の単位キログラムとしてきたが、プランク定数によってキログラムを定義方式に変わった。メートルも金属の物差しによって1メートルが定義されていたが、これが現在は光の速さによる方式に変わった。金属の塊の質量によって1キログラムが定義されていたものがプランク定数で定義されるようになったので、技術があればどこででも1キログラムを精密に実現できる。普通の科学と技術の分野ではよく調整された金属の塊である分銅を用いて質量の比較をするということで、現場での質量計測とトレーサビリティーの在り方は変わらない。「神棚に飾る」最高位のところにプランク定数によりキログラムの定義を供えていればいいということである。げすな言葉で最上級の科学のことを語ったのは現実は変わらないことを強調するためである。
新年情報交換会出席の来賓。
川崎市産業振興財団理事長三浦淳氏(前川崎市副市長)。
川崎市産業振興財団ホームページ
川崎市経済労働局産業振興部長亀川栄氏。
川崎市経済労働局産業振興部産業振興部工業振興課のホームページです。
川崎市経済労働局産業振興部計量検査所所長齋藤正巳氏(当日緊急な用事があって欠席)。
川崎市経済労働局産業振興部計量検査所のホームページです。
日本計量新報社代表取締役横田俊英氏。
川崎市計量協会2019年初春懇親会開く1月22日、川崎駅前の煌蘭で
「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は前川崎市副市長三浦淳氏)を聴く
川崎市計量協会2019年初春懇親会のもよう。
川崎市計量協会2019年初春懇親会開く1月22日、川崎駅前の煌蘭で
「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は前川崎市副市長三浦淳氏)を聴く
川崎市計量協会2019年初春懇親会のもよう。
川崎市の産業と経済と人の生活を知る(横田俊英)
副題「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は川崎市産業振興財団理事長三浦淳氏・前川崎市副市長)講演の内容と聴いた印象。
「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は川崎市産業振興財団理事長三浦淳氏・前川崎市副市長)講演の内容と聴いた印象は次のとおり。
川崎市は多摩川の流れの西側に位置する。東側は東京都大田区、世田谷区ほかの都市である。多摩川上流には郊外都市であり出口は羽田空港である。海辺では漁業が営まれていて海苔の養殖業が盛んであった。沿岸部は京浜工業地帯を形成していたが時代とともにその内容は変わってきた。三位はさいたま市
町田市が東京側からはみ出していて川崎市の西側に回り込む。多摩地区は典型的な郊外で住宅街となっている。東京都川崎市という言い方もできるほどで、川崎市は東京都に近い。多摩地区には山林が広がる。羽田空港の西側には川崎大師がある。お年始の混雑は大変なものでこのときには自宅の駐車場を賃貸しする人もいる。
川崎市の人口増加率は政令市では福岡市についで9.80%である。福岡市は9.85%だ。
三位はさいたま市で8.05%。つづいて仙台市の5.60%。東京に収まらなくなった人口や昼間人口が建物とともに川崎市に移ったということができる。川崎市の産業政策があってのことでもある。
農業だけでは人口は増えない。増えないどころか減る。川崎市に出現している産業は第二次産業ではない。三次産業を含めた旧来の産業分類ではくくれない新規産業であり大変革時代の動きを先取りしている。
川崎市における従業員数の業種別推移から特徴的な分野を拾い上げよう。2009年から2014年までの間の短期的な推移であっても変動は大きい。
複合サービス事業は111.1%。医療、福祉56.7%。学術研究・専門技術サービス事業55.0%。情報通信28.4%。これが伸び率が大きい分野だ。減っている業種の一番が製造業で15.2%減、電気・ガス・熱供給・水道業の減り方は26.1%と大きいが絶対数は295人の減少であり、製造業の減少の3,854人とは規模が違う。農林漁業の減少は1人であった。全産業では37,029人増えた。増加率は7.2%である。この伸び率とその実数は全国一である。
政令20都市の人口の順位(平成29年10月1日現在)は次のとおりである。
横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市、福岡市、神戸市、川崎市、京都市、さいたま市、広島市、仙台市、千葉市。
川崎市の人口は全国47都道府県のなかに配置すると24位になる。横浜市3,733,234人、大阪市2,713,157人、名古屋市2,314,125人、札幌市1,962,918人、福岡市1,567,189人、神戸市1,532,153人、川崎市1,503,690人、京都市1,472,027人、さいたま市1,286,082人、広島市1,198,555人、仙台市1,086,377人、千葉市975,140人。
川崎市は普通の県より人口が多い。神奈川県には政令市人口順位18位の相模原市があって人口は722,157人である。横浜市、川崎市、相模原市の三市合計の人口は全国の県人口のなかに配置したら上位になる。神戸市の人口が減少しているために間もなく川崎市と順位を変える。かつては京都市がそうであった。農業社会の時代に形造られた都道府県制度と現代の都市社会との間には矛盾がある。政令市などの制度でこれを補えるものではない。
川崎市の北の海には羽田空港がある。羽田空港は満杯状況にあるために着陸待ちの旅客機が東京湾上空にふわりふらりと浮いている。川崎市沖合にたむろしていると言ってもよい。羽田空港が国際線としての機能を強化したことによるものである。平成28年の羽田空港の旅客者数は国内線6,493万人、国際線1,519万人、あわせて8,012万人である。これが平成19年には8,541万人に増えた。これによって旅客客数はロサンゼルス空港を抜いて世界第4位になった。川崎市の産業都市としての立地の良さに羽田空港が寄与している。川崎市の人々は羽田空港は自分の空港だと思っている。羽田空港建設のために川崎市で海苔養殖業をしていた人には保証金がでたのであった。
川崎市には次のような都市としての要素がある。
1、首都圏の中央に位置している。東京都大田区、世田谷区に隣接。交通の利便性、生活や商業や教育や文化や医療などの利便性に優れている。高度のものづくり企業と400ほどの研究開発機関が集積している。三つのサイエンスパークがある。文化・芸術、スポーツ、自然の資源がある。
1、協働の取り組みができる。
1、地域課題の解決する。地域の価値の向上策。
1、先端・トップランナー・フロンティアとしての動きがある。
これらのことを基礎にして、企業にも個人にも何時でも何処でも機会が得られる社会が形成される。川崎市については、川崎駅周辺の再開発計画が進行している。
【資料】
川崎市産業振興財団ホームページ
川崎市経済労働局産業振興部産業振興部工業振興課のホームページです。
川崎市経済労働局産業振興部計量検査所のホームページです。
キログラムは新定義を満足させたうえ50 µgから10 µgに精度向上
写真は本文とは連動しない挿絵です。
よくつくられたシリコン球は物質量を数えるのに役立ち、シリコン
球の質量を求めることでプランク定数hを精度良く測定できる。
シリコン球とその外形測定と質量測定によってプランク定数hに
もとづく定義を体現するキログラムを実現できる。
川崎市の産業と経済と人の生活を知る(横田俊英)
副題「大変革時代における川崎の産業まちづくり」(講師は川崎市産業振興財団理事長三浦淳氏・前川崎市副市長)講演の内容と聴いた印象。
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