レタス畑に八ヶ岳の山麓が聳え積乱雲が立ち上る夏の風景(7月4日 撮影 旅行家 甲斐鐵太郎)
写真 上は レタス畑の向こうには八ヶ岳の山麓がそびえ、そして青い空に大きな積乱雲が立ち上るとそれは絵に描いたような夏の風景である。この日は雲がたって八ヶ岳は見えず。(7月4日 撮影 旅行家 甲斐鐵太郎) 
 
 
 
エッセーの部屋   【7月の歳時記】
信州の川上村は寒冷地農業の発祥の地であり、いまでは川上産レタスは勇名をはせている。
 
←ホームへ  
 
(副題)赤か黄色か緑かといった単純な景色が好きな者にとっては、川上村のレタス畑は緑が大きく広がっているので大変に気持ちがよい。 


(タイトル)

レタス畑に八ヶ岳の山麓が聳え積乱雲が立ち上る夏の風景(7月4日 撮影 旅行家 甲斐鐵太郎)


(本文)

 信州の川上村は寒冷地農業の発祥の地であり、いまでは川上産レタスは勇名をはせている。レタスは食事に添えられる生野菜の王者となっている。川上産レタスは特級品の折り紙が付くのでこの地ではレタス御殿が目立つようになった。

 東京から川上村まではドライブの距離としてほどよいことや、このに立ち寄って諏訪の宿屋や八ヶ岳や蓼科の山麓の宿、そして佐久や軽井沢の宿に行くのに丁度よい位置にあるので度々訪れている。

 赤か黄色か緑かといった単純な景色が好きな者にとっては、川上村のレタス畑は緑が大きく広がっているので大変に気持ちがよい。レタス畑の向こうには八ヶ岳の山麓がそびえ、そして青い空に大きな積乱雲が立ち上るとそれは絵に描いたような夏の風景である。

 川上村にはかつては村営であった宿があって金峰山や甲信武岳の登山のときに利用する。ある夏に甲信武岳に登った後にこの宿に投宿したら帳場と賄(まかな)いがいがみ合っていて不愉快な思いをした。出されたレタスは地物であり旨いと思ったものの気分は優れなかった。次の日には気分直しに諏訪湖の温泉の良い安い宿に泊まって気分直しをした。

 レタスは現代人の食卓にいつでものぼる代表的なサラダであるものの多くの子供たちはこれがどこでどのようにして育つのかは知らない。皿に盛られたレタスの葉に青虫がついていたら大騒ぎになる。虫がつかないように消毒処理するのも農作業の一つであり、7月の初めの川上村のレタス畑は農業機械で消毒液を噴霧していた。

 
自然からのメッセージ (自然から感じることの日記 1月から12カ月までの1年分) (執筆 横田俊英)
What's New(ホームページ更新最新情報)
エッセーの部屋
 

←ホームへ

 


 ←ホームへ