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計量計測データバンク ニュースの窓-287-
News material content collection of metrology databank №287
計量計測データバンク ニュースの窓-287-
人事院が公表する国家公務員の昇進事情(キャリアパス)

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人事院が公表する国家公務員の昇進事情(キャリアパス)


計量計測データバンク ニュースの窓 目次

計量計測データバンク ニュースの窓-287-

計量計測データバンク ニュースの窓-287-人事院が公表する国家公務員の昇進事情(キャリアパス)

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(大見出し)
人事院が公表する国家公務員の昇進事情(キャリアパス)

(リード)
 国家公務員の昇進事情はどのようになっているのか。人事院が発表している昇進(キャリアパス)は次のようである。現在は総合職と一般職に区分がわかれ、一般職は大卒区分と高卒区分がある。かつては一種が現在の総合職区分、二種が現在の一般職大卒区分、三種が現在の高卒区分であった。各省庁の昇進事例を観察すると総合職の昇進の速さは特別であり、一般職の昇進の速さとは段違いである。近年は総合職と一般職の仕事の区分の垣根が取れてきている。霞が関(本省)勤務の一般職と総合職の人数割合が近い省庁では一般職の管理職への昇進の事例が多くなっている。高校卒の一般職は基礎能力が高いこともあって大卒一般職に劣らない昇進のようすがみられる。課長職への昇進の事例を数多く確認できる。

(見出し)
人事院調査によるⅠ種採用(総合職)職員の昇進(キャリアパス)

人事院調査によるⅠ種採用(総合職)職員の昇進(キャリアパス)(計量計測データバンク編集による)

22歳(入省初年 採用時年齢) 本省A局A課係員
24歳(入省2年目)      本省B局A課係員
25歳(入省3年目)      本省B局A課係長
27歳(入省5年目)      他省庁勤務(転任)
29歳(入省7年目)      本省A局A課係長(転任)
30歳(入省8年目)      地方公共団体勤務
33歳(入省11年目)      本省課長補佐(複数の局をおおむね1年で異動)
37歳(入省15年目)      特殊法人勤務
39歳(入省17年目)      本省A局A課企画官
41歳(入省19年目)      本省A局B課室長
42歳(入省20年目)      本省課長(複数の局にまたがる課をおおむね1年で異動)
50歳(入省28年目)      本省本省審議官
51歳(入省29年目)      本省局長(A局、C局)
56歳(入省34年目)      本省事務次官

(見出し)
人事院調査によるⅡ種採用(総合職)職員の昇進(キャリアパス)

人事院調査によるⅡ種採用(一般職)職員の昇進(キャリアパス)(計量計測データバンク編集による)
24歳(入省初年 採用時年齢) 管区官房(経理)採用係員
26歳(入省2年目)      (転任)本省大臣官房経理係員
34歳(入省10年目)      本省係長(総務、人事)
45歳(入省21年目)      管区専門官(人事)
47歳(入省23年目)      管区課長補佐(人事)(配置換)
48歳(入省24年目)      本省専門官(管理)(配置換)
49歳(入省25年目)      外局課長補佐(管理)(転任)
52歳(入省28年目)      本省課長補佐(管理、給与)(転任)
53歳(入省29年目)      管区部長(総務)
55歳(入省31年目)      本省準課長(人事)(配置換)
57歳(入省33年目)      本省課長


(見出し)
山下清の方法で国家公務員の役職を理解する


連合艦隊司令長官時代の山本五十六。

(リード)
 放浪の画家と呼ばれた山下清氏は社会のことを軍や兵隊にたとえて理解していた。どのくらい偉いのかということを軍人の階級になぞらえて説明を受けると納得したのである。この手法で国家公務員の役職が軍隊における役職のどの位置にあるのかを下に示した。2025年5月の起きた航空自衛隊のT4練習機の搭乗員は29歳の二等空位と31歳の一等空位であった。旧日本軍においては中尉と大尉である。国家公務員の幹部職の同年齢者はどのような役職についているのか。

大日本帝国の海軍と陸軍のエリート軍人の階級と年齢。

山本五十六(海軍大将)と東條英機(陸軍大将)。どちらも明治17年生まれ、同じ歳に海軍大学、陸軍大学卒。

階級 山本五十六 東條英機 キャリア官僚の昇進と職階
少尉   21歳   21歳   22歳 度係員(入省初年)
中尉   23歳   23歳   26歳 係長(4年目)
大尉   25歳   31歳   30歳 課長補佐(8年目)
少佐   31歳   36歳   40歳 企画官(18年目)
中佐   35歳   40歳   40歳 企画官(18年目)
大佐   39歳   44歳   45歳 課長(23年目)
少将   45歳   49歳   45歳 課長(23年目)
中将   50歳   52歳   50歳 審議官(28年目)
大将   56歳   57歳   52歳 局長(30年目

次官   52歳   54歳   55歳 事務次官(33年目)
大臣   --   56歳


[注]「キャリア官僚の昇進と職階」は元経産省官僚の宇佐美典也氏の説明から引用。

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日本の国家公務員の機構を旧日本軍の将校機構(士官学校、兵学校、陸軍大学、海軍大学)と対比する

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