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八ヶ岳の高原に出かけて爽やかな空気を吸えば仕合わせ（6月2日撮影 甲斐鐵太郎）
（副題）私は八ヶ岳山麓で生活することに憧れている。この地に住んで何をするかというと特別なことはない。
（副副題）清里駅の周辺の昔の活気が嘘のようであるなか、ポール・ラッシュが建設した清泉寮だけは賑わいを増している。
（清里は清泉寮によって開拓され清泉寮によって栄えている。この日も清泉寮のソフトクリーム売り場には行列ができた。（6月２日撮影 甲斐鐵太郎））
（清泉寮の広場には山ツツジが赤い花をつけていた。快晴になると向こうに富士山が顔を出す。（6月2日撮影 甲斐鐵太郎））
（タイトル）
八ヶ岳の高原に出かけて爽やかな空気を吸えば仕合わせ（6月2日撮影 甲斐鐵太郎）
（本文）
清里の周辺では5月末から6月の初めにかけて田植えが行われる。このころにならないと霜の被害を免れないからであろう。うかうかすると東京が梅雨入りする季節であり、日本列島の先の南の島は順繰りに梅雨入りしたことが報じられる。
清里のペンション群はすっかり寂れてしまって清里駅の周辺の昔の活気が嘘のようであるなか、ポール・ラッシュが建設した清泉寮だけは賑わいを増していて、名物のソフトクリーム売り場は何時でも行列ができている。
清泉寮は良い場所にある。広い牧場とその向こうに大きく広がる金峰山やその先に見える富士山のある景色はここを訪れる人を感動させる。
私は八ヶ岳山麓で生活することに憧れている。この地に住んで何をするかというと特別なことはない。小さくても小綺麗な住まいに何も置かずに暮らしたい。そのように八ヶ岳暮らしを決めてみると、それならこの地に出かけて宿に泊まればいいではないか、といううことになってしまう。憧れとはそのようにたわいのないものである。
そんなことだから八ヶ岳の高原に出かけて爽やかな空気を吸えば満足であり、仕合わせを感ずる。
（写真と文章は旅行家 甲斐鐵太郎） （書き殴って読み返しておりません。誤字、表現の不適切さなどについてはご容赦を）
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