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6月4日の霧ヶ峰高原は山裾の木々が芽吹いて新緑になっているころであった(6月4日撮影 甲斐鐵太郎)
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霧ヶ峰高原の開山際が5月30日に強清水で行われてこの高原の夏の幕開けを宣言する。レンゲツツジは6月10日ころに早ければぽつぽつと咲き始める。葉が出るよりも花が咲くのが先なのがツツジの仲間である。開山際のこのころ山ツツジは5月末には標高1,500メートル付近にまで登ってきている。
レンゲツツジの赤い花でで夏が開け、ニッコウキスゲの黄色い花の絨毯が山一面に広がって夏真っ盛りになる霧ヶ峰高原である。レンゲツツジのよい季節は6月の中旬過ぎ、それから一月後の7月中旬ころにニッコウキスゲとなる。
6月4日の霧ヶ峰高原は山裾の木々が芽吹いて新緑になっているころであった。レンゲツツジの背丈1メートル超の茂みは茶色のままであり、ニッコウキスゲが咲き広がる草地はわずかに緑になっている状態であった。
山裾の道路沿いには鈴蘭(スズラン、すずらん)が白い花をつけて咲いていた。
霧ヶ峰高原はよい季節を迎える序章の状態であり、この地が発祥とされるグライダーはスキー場上の高い場所に陣取って飛行を待っているところである。5月30日には開山際を彩るように見事な飛行を演じていた。グライダーはビューという風切り音を立てて飛んでいく。
(写真と文章は旅行家 甲斐鐵太郎) (書き殴って読み返しておりません。誤字、表現の不適切さなどについてはご容赦を)