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計量計測データバンク ニュースの窓-286-
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計量計測データバンク ニュースの窓-286-
経済産業省の社会人経験者採用職員の経歴と採用実績

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経済産業省の社会人経験者採用職員の経歴と採用実績


計量計測データバンク ニュースの窓 目次

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計量計測データバンク ニュースの窓-286-経済産業省の社会人経験者採用職員の経歴と採用実績

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太陽に満たされた高原の林にいることに満足する 甲斐鐵太郎






(大見出し)
経済産業省の社会人経験者採用職員の経歴と採用実績


写真は経済産業省が入居する霞が関の庁舎。他の省庁と合同で入居する。道を隔てて対面に人事院の庁舎がある。

(リード)
 経済産業省の社会人経験者採用で入省した一般職係業級、総合職係業級、総合職課長補佐級5名の前職ならびに経歴が同省のホームページに掲載されている。総合職係長級はほどなく課長補佐級に昇格している。一般職係業級の場合でも入省して直ぐに現場業務の責任者として業務を任される。経験者採用で入省した職員の意気込み、入省の動機、経歴など。

なお末尾には経済産業省のこの数年の経験者採用の実績を掲載した。

(見出し)

一般職係長級採用 39歳A氏。製造産業局 生活製品課 係長

一般職係長級採用 39歳A氏。製造産業局 生活製品課 係長。

 名古屋大学法学部法律・政治学科卒業後、早稲田大学大学院法学研究科を修了。岐阜県庁へ入庁し、県土整備部や商工労働部商工政策課を経験。その後、東京2020オリンピック・パラリンピック大会組織委員会への出向も経験。岐阜県健康福祉部感染症対策推進課でコロナ対応に従事した後、 2022年4月、経済産業省へ入省し中小企業庁事業環境部企画課の企画調整係長を務める。 2023年7月、経産省製造産業局生活製品課皮革係長に就任。現在に至る。

 地方自治体の県庁で働いていたが、結婚し、子どもが産まれるタイミングもあり、奥さんが働く東京へと引っ越しをすることになる。もともと「誰かの役に立つ仕事がしたい」と県庁職員になった経緯もあり、公務員としての仕事は続けたいと考えていて、同時に「せっかく東京で働くのであれば、国の仕事に携わりたい」と考えた。県での業務は、どうしても国で決められた方針に従いその執行を行うことが多く、制約もあった。より自由度を持って、政策形成に関わりたいという思いがあり、国家公務員に絞り、転職した。

(見出し)
一般職係長級採用 前職は徳島県県庁職員のBさん

一般職係長級採用 前職は徳島県県庁職員のBさん

 経済産業省の社会人経験者採用にあたり、2023年9月に同省に入省し、通商政策局 アジア大洋州課 係長として働くBさん。前職、徳島県の県庁職員として働いていた。経済産業省では、国際プロジェクトに従事する。

 前職の徳島県庁では、まさに経産省のカウンターパートになる商工関係の課で勤務していたこともあり、改めて近しい領域に携わりたいと考えていた。商工政策や企業経営に関連する仕事が好きだったこともあるが、特に県庁勤務時代に地域を動かすのは「企業の力」だと感じていた。

 一時期、徳島県庁から消費者庁に出向していたこともあり、それまで無縁だと思っていた「国家公務員」として働くイメージも持つことができた。ちょうどパートナーの転職もあり、東京都内で暮らすことが決まり、「それであれば」とあらためて国家公務員を志すことに。そのなかでも、経験を活かすことができ、やっていきたいことと重なるのは経産省。そう考え、入省を決めた。


(見出し)
総合職係長級採用 文化庁文化経済・国際課 新文化芸術創造室専門官(出向中)Cさん

総合職係長級採用 文化庁文化経済・国際課 新文化芸術創造室専門官(出向中)Cさん。

 2017年当時における経産省の選考について「非常に楽しく、貴重な経験でした」とすCさん。「官庁訪問を通じて、濃縮された量・圧倒的なスピードで新たな認識が得られ、そのプロセス自体が非常に楽しかったですね。選考を通じて自身の思考がアップデートされていく感覚がありました。」

 入省して感じた魅力、やりがいで言うと、若手に裁量が与えられていること。積極的な提案が歓迎されるし意見も求められる。そこから政策の企画立案を任されることもある。自ら考え、動かすことは当たり前ということ。入省後まもなく当時は係長級だったが、会議直前に審議官から「今日の会議、どういったゴールを設定している?」と問われ、何も答えられず、自分が恥ずかしくなった。審議官クラスに係長級でも意見を言っていいし、一つひとつの案件にオーナーシップを持って携わっていく。それが経産省の文化ですし、求められるところ。

 文化庁文化経済・国際課 新文化芸術創造室 専門官(2024年2月時点/経産省より出向)。東京大学教育学部卒業。新卒にて伝統・エンタメ業界に就職し、政府委託事業や興行担当を経験。その後、公演宣伝と伝統文化の広報業務に従事した。経産省入省後は、商務・サービスグループにおいてサービス業の生産性向上や、教育産業室の「未来の教室」プロジェクトの立ち上げ、運営を行った。その後、貿易経済協力局においてスマートシティ・デジタルインフラの海外展開、日中第三国市場協力等を推進。コロナ禍を受け「海外サプライチェーン多元化等支援事業」立ち上げに携わる。産休・育休を取得後、現職に至る。


(見出し)
総合職課長補佐級採用 D氏 三菱電機を経て、2021年1月に経産省に入省

総合職課長補佐級採用 D氏 三菱電機を経て、2021年1月に経産省に入省。

 三菱電機を経て、2021年1月に経済産業省に社会人経験者採用枠入省した。商務情報政策局情報産業課課長補佐/博士。グローバル半導企業の工場誘致・建設が活発化しておりこの分野で働く。

 前職は、三菱電機にて基地局・衛星通信・レーダーなどに使用される半導体の開発リーダーとして働いていた。さまざまプロジェクトに携わり、技術者として成長もでき、とても充実していた。一「技術の力を通して世の中に貢献したい」という思いがあった。

 日本の半導体が世界のトップを走っていたのは、約30年前のこと。どんどん下火になり、国内では「終わった産業」という見方がある。「なぜ、時代遅れの半導体の道を進むのか」と言われ悔しい思いをした。

 半導体エンジニアとして培ってきた知識・経験を、どれだけ産業全体のプラスに活かせるか。経産省での仕事が結論だった。経産省に応募する上で便宜的に転職サイトに登録すると、コンサルティングファームや外資メーカーからはびっくりする年収提示額でのオファーもあった。が心がなびくことはなかった。半導体産業を好転させ、日本を元気にしたい。子どもたち世代にとっても夢のある社会にしたい。そのためには国の立場で働くこと。こうした思いから経産省へ入省を決めました。

 経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 博士(工学)。半導体微細加工に関する博士課程修了後、総合電機メーカーにてパワー半導体の研究開発等に従事。2017年に三菱電機に転職後、半導体(IGBT、縦型GaNパワーデバイス)の開発に従事。2017年10月からは、5G基地局等向けのデバイス(GaN高周波デバイス)の実現に向け、チームリーダーとして性能や信頼性課題の改善に取り組む。その後、2021年1月 経済産業省に入省。グローバル半導体企業のプロジェクトなど、さまざまなプロジェクトを牽引している。


(見出し)
総合職係長級採用 E氏 税理士法人から転職 現在通商金融課・課長補佐

総合職係長級採用 E氏 税理士法人から転職 現在通商金融課・課長補佐。

 経済産業省での社会人経験者採用にあたり、KPMG税理士法人を経て、2023年4月、当時28歳で経産省に入省し、現在通商金融課・課長補佐(企画・制度担当)として働く29歳。

 2024年6月からは通商政策局の通商金融課にて働く。「通商金融とは、途上国でのインフラ開発・資源開発案件など、金額が大きく民間だけではリスクを取れない政策的に重要なプロジェクトを取り扱っている。国の資金、民間の資金、それぞれでリスクを分担し、プロジェクトを成立させる役割を担う。資源採掘、発電所開発、鉄道のプロジェクトなど。日本は経験豊富な技術や実績を活かして現地国にアプローチしている。

(中見出し)

経済産業省のこの数年の経験者採用の実績

経済産業省のこの数年の経験者採用の実績は次のとおり。

 経済産業省社会人経験者採用枠での入省者は2024年9月1日時点で計134名)。

採用人数
選考採用(課長補佐級・係長級)

2020年度 2021年度 2022年度 2023年度

課長補佐級
(総合職相当)
男性 4 2 4 1
女性 0 0 1 1
合計 4 2 5 2

係長級
(総合職相当)
男性 1 0 2 5
女性 0 0 1 0
合計 1 0 3 5

課長補佐級
(一般職相当)
男性 - - - 0
女性 - - - 0
合計 - - - 0

係長級
(一般職相当)
男性 3 3 8 9
女性 1 2 3 7
合計 4 5 11 16

<参考:選考採用 年齢別実績(2020年~2023年度)> 
課長補佐級・係長級(総合職相当):20代6名、30代15名、40代1名、50代0名
課長補佐級・係長級(一般職相当):20代1名、30代26名、40代7名、50代2名

※入省年度で集計(2024年9月1日時点)
※「-」の記載は選考実施せず。
※課長補佐級(一般職相当)は、2023年度選考第3回より公募開始。
※2022年度以前は、人事院試験を通じた採用も実施(上記とは別に、3年間で総合職7名程度の採用実績あり)

[注意事項]上の表は下の表を用いたものであるが崩れた状態になっているので、元の表を下に示した。(計量計測データバンク編集部)

採用実績 (METI/経済産業省)

選考採用(課長補佐級・係長級)

  2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
課長補佐級
(総合職相当)
男性 4 2 4 1
女性 0 0 1 1
合計 4 2 5 2
 
係長級
(総合職相当)
男性 1 0 2 5
女性 0 0 0
合計 1 0 3 5
 
課長補佐級
(一般職相当)
男性 - - - 0
女性 - - - 0
合計 - - - 0
   
係長級
(一般職相当)
男性 3 3 8 9
女性 1 2 3 7
合計 4 5 11 16


経験者採用情報 (METI/経済産業省)



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