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怒らない、威張らない、拗ねないことができれば人は立派です(執筆 横田俊英)
(副題)根負けすると無理が通ってしまい相手が悪いのにこちらが悪いということで手打ちをさせられます
人は欲望に満ちております。欲望は嫉妬と表裏でもあります。ねたみ、そねみを買わないのは人柄でもそのように済ませるのは賢い生き方です。私たちの生き方がいけないとといっていちゃもんをつける人がときどきいます。何々だから何々をするのはどんなものか、という言い方で、それをしてはいけないというのです。
私たちが何も言わなくても役所の威張っている人の一部にとっては煙たい存在であるようです。業界というのは役所に従属していることが多いのです。それを何も言わずにじっと見ている観察者としての私が怖いのです。相手にとってお世辞をいわない人、こびない人は何を考えているかと不安になるものです。
近頃は立派だなと思える公務員が少なくなりました。公務員に限らす立派な人は少ないものです。自分の要求を通すときに人がこういっているといってあたかももっともらしく説明をする役人がおりました。同じことを人はします。思い上がった人ほどこのようなことをしがちです。
私も私たちも物事をじっくり見ることを仕事としております。お世辞など言ってはなりません。世辞を言うエネルギーは観察に回すべきです。世辞を言うと自分の価値観が狂い頭もへんてこになってしまいます。怒らない、威張らない、拗ねないことができれば人は立派です。立派な人は威張りません。立派な人は拗ねません。立派な人は怒りません。怒ることは怒りますが、自分の欲望のために感情を爆発させることがありません。自分の欲望とは別のものからおこる義憤によってのみ怒ります。
ねたみとすねみから発生する自らの欲望の感情を「義憤」のように装って人を攻撃する人は下品きわまりありません。このような人はやっかいです。自分を偽っていることを知らないで、何事がおきてもすべて人のせいにするのは卑しいことです。世の中にはこのような人が少なからずいて、運悪くこの人種にからまれたらやっかいです。
元気な人ははったり一発、エイッとばかりに撃退するのですが、気の弱い人、人のいい人はいつまでもつきまとわれて、相手が悪いのにこちらが悪いということで手打ちをさせられてしまいます。
油断をしているとこのような目に遭いますからうかうかしていられません。そのような事態に遭遇したらどうするか。因縁をつけてきた相手のいいなりにならないことです。そして毅然とした態度を貫き通すことです。根負けすると無理が通ってしまいます。人間という生き物はなかなかやっかいです。
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