(本文)情報のリンクによってインターネットはできあがっています（執筆　横田俊英）

　一人の人間が文筆する量というものはどのくらいのものでしょうか。私たちが「web情報総合サイト」「計量計測データバンク」「計量器いいもの通販」「今日の計量新報ニュース」などのwebサイトを運営していく場合に提供したい情報の量とお客様がお求めになる内容のことを考えますと私たちは自分で書いていてはこの求めにとても応じきれません。

　webサイトを運営している過程でお客様から寄せられるさまざまなご要望への回答などで文章を沢山書いておりますし、「日本計量新報」の紙面作りの過程でも沢山の文章を書いておりますので、こうした文章は余すことなくwebサイトに投影して情報発信していきます。また「計量器鋳物通販」に毎日掲載し、更新する製品情報はかなりの数になりますから、こうした関係の情報も「今日の計量新報ニュース」などを通じてもお客様に広報していきます。

　このような日常業務を通じて私たちが作成する文章の数と量は計量計測関係では頭抜けておりますので、このことをきちんと確認した上でなすべきことなど行動の指針や心得としては、「私たちは世の中の有能な人々や企業その他と提携していく」と言うことで、そうした人々が生み出す情報を徹底して世の中に有効に送り出すために、私たちのwebサイトとつないで提供していく、ということです。

　つながること、連結すること、リンクこそがインターネット情報の在り方です。ましてやwebサイトを通じて計量計測情報ほかの入り口機能を強化していく私たちの考え方と照らし合わせると、関連情報を見つけてつないでリンクして提供していくことに邁進しなくてはならないのです。

　私たちの持ち場を生かして世の中の役に立てる仕事は計量計測情報の提供であり、インターネットが情報流通のインフラになった今日では運営するwebサイトを計量計測情報のポータルサイトにして、ここにくればあらゆる計量計測情報に接することができるようにすることです。世の中の計量計測情報の需要の中心は計量計測機器情報です。機器情報こそが情報需要の90％を占めますから、まずはこの需要を満たすべく作業課題を設定することになります。

　この事業の責任者である横田俊英の仕事は何かといえば、文章を書いて穴を埋めることではありません。世の中の計量計測情報の需要の満たすべく計量計測機器情報の大量盛り込みを実際に果たすことです。私たちの人員の数が生む能力では十分ではありませんから、私たちの事業を理解し協力していただける人々の力を借りることです。

　そうしたことの作戦計画の立案と設計のための仕事が大事ですから、埋め草的な文章を書いていてはならないのです。どのようなwebサイトにすべきかの設計をして、どのような文章をどこにつなぐのかということを設計するのが仕事です。埋め草的文章を書いていては、お客様の情報ニーズを満たすことはできないのです。

　同じことですが、社内の皆さんは文章を書くことも大事ですが、情報をつなぐことによって社会が求める計量計測情報のニーズを満たすことができるのです。つなげることによって使命を果たすことだできるのです。

　ヤフージャパンはつないでつないでつなぎまくって情報のポータルサイトの機能を短期間に獲得しました。計量計測情報と計量機器情報の分野で私たちはこれをします。この点での迷いがあれば完全に振り払わなくてはなりません。


　日本と世界の人々に利用される計量計測情報のデータベースをインターネットのサイトに構築するのが私たちの仕事です。「計量計測データバンク」（計量計測情報データベース）、「計量器いいもの通販」（これは便利！計量器いいもの通販）、「web情報総合サイト」などの運営と、関連する新聞と図書の発行などが私たちの仕事です。