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冬至の日没より早い日があるのです。(12月12日 執筆 横田俊英)

(副題)冬至の前の日没は16時20分台ですが冬至の日は16時30分過ぎです

 朝が遅い、夜が早いということで冬至がお日様が一番短い日です。

 夜が早く来るということでは日没の時刻は、冬至の前の1週間から2週間ほどの間が冬至の日より数分早いのです。日の出の時刻はこの間は午後4時20分前後ですが冬至の日はこれが午後4時30分過ぎです。

 冬至は日の長さが短い日ですが、この短さが急激に来るのではなく、冬至の日の前後はずっと日が短いのです。太陽と地球の関係はこのようにしてできているのです。ですから冬至の前後の日の長さはずっと長い間短いのです。お彼岸のころには随分と日が長くなります。

 夏至のころも長い間、お日様が出る時間が長いのです。ピークが突出してあるのではないということなのです。夏はずっとお日様が出る時間が長いのです。

 お日様の出ている時間の長さを鳥も植物も動物も肌で感じこの者たちの体内時計はこれをしっかりと理解しているようです。暑さ寒さについても同様です。

 私の住まいの相模湖では近のサザンカの花は終わりかけております。またお茶の白い花はこの前まで元気に咲いておりました。熱海の梅の花は1月も半ばを過ぎると咲き出します。

 冬が好きな人、夏になると元気になる人、夜が来ると寂しい人、うれしい人など人は様々です。人それぞれが自分の時間を持っているからなのでしょうか。仕事が嫌いな人は夜になると嬉しくなるのでしょうか。

 行楽のドライブをすると冬の日の短さは恨みの対象です。夏だと午前4時前に明るくなり、午後8時近くまで薄明かりが残っておりますから、まるで白夜です。お日様の下で行動できる日が長いので遠くまで日帰りのドライブができます。同じように夏の日の登山は長い時間行動できます。冬の登山は行動時間が短くなります。

 私は日が暮れると仕事をしてはならないと思うのです。お日様が出る前に起きることも嫌いです。飼い犬の世話もお日様と相談して行います。冬の日の出前の真っ暗ななかで犬の世話をする人がいますが、ご苦労様と思います。

 日の長さと戦国時代などの戦(戦争)の関係が急に気になりました。大阪冬の陣、大阪夏の陣などありますから戦と夏冬は関係ないのでしょうか。武田信玄は戦を冬にしたのでしょうか。戦略と戦術と絡めて考えて敵の裏をかくこともあったでしょう。織田信長が初めて戦闘の専門家の武士団を形成したといいます。武田信玄は農業をしていた者たちを戦に狩り出しました。だから武田信玄の戦は農業の季節を外して戦をしたのでしょうか。寒い冬の戦は嫌だから季節の良い春と秋にこの時期を選んだのでしょうか。良くは知りません。しかし信玄の棒道を見るに付け、考えたものだなと思います。

 暑い寒いということのほかに日本には涼しいという気温に関する感覚があります。1日のうちに気温が適度に変化することをもって涼しいという感覚がうまれるのだといいます。この涼しいという感覚は日本人にとくにあるのだといいます。

 もっとも真冬になると涼しいなどを言ったら笑われます。夏の暑い中の一時などを涼しいと言うのでしょう。秋にも涼しい日と言います。夏の続きとして秋があるからでしょう。冬の続きの春には秋と同じくらいの気温の日であっても決して涼しいとは言いません。

 私は八ヶ岳山麓と霧ヶ峰高原が好きです。涼しいという感覚をここで味わうことができるからでしょうか。学生であったころ、熱帯夜に嫌気がさして夕方の列車で小海線の松原湖まで出かけたときには本当に涼しいと感じて嬉しくなしました。涼しさはうれしさとして私の感覚に刻まれたのでしょうか。霧ヶ峰高原の涼しさは快楽です。

(書き殴って読み返しておりません。誤字、表現の不適切さなどについてはご容赦を)


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