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「梓湖と奈川渡ダム」夏雲と山々と梓湖の白と緑と青のコントラスト (7月28日 執筆 横田俊英)


(副題)東京方面から上高地に足を運ぶときに決まって通るのが「梓湖と奈川渡ダム」である

(副副題)本方面からの釜トンネルまでの道路があまりにも過酷な状況にあることの解消が課題になっている


奈川渡ダムや上高地への入り口の釜トンネル前をとおる国道158号線は高山と松本を結んでいる
(写真は7月27日 撮影)



(タイトル)

「梓湖と奈川渡ダム」夏雲と山々と梓湖の白と緑と青のコントラスト (7月28日 執筆 横田俊英)

(本文)

 東京方面から上高地に足を運ぶときに決まって通るのが「梓湖と奈川渡ダム」である。当然のことだが岐阜の高山や富山市に通じる道でもある。この道は上高地にはいる道としては安房トンネルの開通後は高山方面からの交通路に比べると道が狭いためにバスの通行では大いに不便である。打開策が練られているようだが何時になったら解決することやら。

 夏でも冬でもこの道は通行できる。交通量が多いのは夏である。何しろ上高地は日本で一番の景勝地といっていいからだ。夏雲と山々と梓湖の白と緑と青のコントラストは何とも言えず素晴らしい。

 どこかしこから水蒸気として天空に舞い上がった水は雲を形成し雲が崩れて雨になる。山や野に降った雨は小さな流れとなり、その流れが合流して川になる。

 上高地に降った雨は梓川となり乗鞍岳方面に降った雨の一部は奈川となって梓湖で合流する。梓湖の水を使う東京電力の奈川渡ダムの名の由来は、梓川とその支流である奈川の合流地点にある地名「奈川渡」である。

 このダムの貯水は発電のほかに農業用水などに用いられる。この方面での水の需要をこのダムが満たしているかというと足りない。だから水力発電の量を増やしたくてもそれができない。

 東京電力は柏崎刈羽原子力発電所(かしわざきかりわ げんしりょくはつでんしょ)の稼働を止めているので電力需要への対応に余裕がなく、不足分を火力発電所の運転増強で賄っているので、炭酸ガス排出規制の面で苦しい状況にある。

 発電には地元への保障を含めた込み入った問題が含まれていて、奈川渡ダムは安曇ダムにする予定であったものが地元住民への説明不足のために反発されて地域名を用いることになった。

 柏崎刈羽原子力発電所の地質調査には明らかな作為があったことが関係者の発言で明らかになっているから、いくら管理で対応しているとい説明しても用地選定を含めたシステムが駄目なのだから、これは駄目だというしかない。大きな地震があっても大丈夫なような原子力発電のシステムをつくらなくてはならない。

 地震のときに発電所内で何かが煙を上げているのに消防の対応をしなかったこの施設の駄目さ加減があまりにも明らかだからだ。人は科学とその決めごとを過信してはならない。すべてが不完全だと考えて対応することが求められる。

 奈川渡ダムや上高地への入り口の釜トンネル前をとおる国道158号線は高山と松本を結んでいるが、松本方面からの釜トンネルまでの道路があまりにも過酷な状況にあることの解消が課題になっている。





(写真と文章は横田俊英)




(書き殴って読み返しておりません。誤字、表現の不適切さなどについてはご容赦を)

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