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「富士登山のすすめ」 頑張らず、踏ん張らずに登るのが富士登山のこつである (7月19日 執筆 横田俊英)


(副題)混雑時期にはマイカー規制がかかるので出かかるときは地元役所や交通機関に問い合わせて確認しなければ出直しを余儀なくされる

(副副題)吉田・河口湖口からは登りに6時間、下りに4時間であり、これに休憩時間を合わせた時間が富士登山となる


写真は富士登山の様子。

上から
(1)吉田・河口湖口5合目の賑わい。
(2)富士を登る。8合目までは馬に乗って登ることができる。
(3)8合目の山小屋の寝床。
(4)山頂への一歩を登る、その横はくだり専用道路を砂塵を巻き上げて下る登山者。
(5)夕暮れの午後7時には明日のご来光を目指して登山者が8合目の山小屋を目指している。

(撮影 横田俊英)




「富士登山のすすめ」 頑張らず、踏ん張らずに登るのが富士登山のこつである (7月19日 執筆 横田俊英)



(本文)

 夏の富士山は祭りだ。夏の間に富士登山をする人は20万人とも30万人ともいわれ、富士山5合目まで自家用車や観光バスででかける人を含めるともっと多くなる。

 富士登山は吉田・河口湖口、須走口(本8合目で吉田・河口湖口と合流)、富士宮口、御殿場口のコースがあって5合目までは車で行く。

 混雑時期にはマイカー規制がかかるので出かかるときは地元役所や交通機関に問い合わせて確認しなければ出直しを余儀なくされる。

 標高2300メートルの富士スバルラインの富士山5合目は休日にはごった返しで屋台で焼かれる焼きそばと売店のアイスクリームがよく売れる。

 空気がスカッと澄んでいて富士山頂が仰ぎ見ることができるこの場所は晴れていると人を祭り気分にさせる。

 富士山は外国人の日本観光の人気場所であるので登山者の1割ほどはそうした人々である。

 日本人でも小学3年生程度の年少者を連れた家族登山が目に付き、一家の主(あるじ)は「頑張れ、頑張れ」と声を出して高山病で苦しむ奥さんやへばっている子供を激励する。

 7合目から8合目にかけての溶岩の急登を足の力の限りを尽くして登るとその先はガタガタとなって少し歩いては長く休むということになって、このへんで登頂を断念して引き返す人がいる。

 雨や風と寒さへの防御をしないで登頂を試みる人が少なくないので、頂上まで行くぞと思って出発した人の5割ほどは引き返すことになるという書き物もある。

 吉田・河口湖口からは登りに6時間、下りに4時間であり、これに休憩時間を合わせた時間が富士登山となる。

 7月19日の晴れた日に私は午前7時に5合目を出発して午前8時にここに戻ってきた。

 踏ん張らず、頑張らず、空気の薄い場所では呼吸が苦しくないようにそっとそっと登っていると、ガーと先に行った外国人や家族連れといつの間にか抜きつ抜かれつの行程となっている。

 頑張らず、踏ん張らずに登るのが富士登山のこつであるようだ。


 写真は吉田・河口湖口富士山5合目の賑わい。(写真と文章は横田俊英)





(書き殴って読み返しておりません。誤字、表現の不適切さなどについてはご容赦を)


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