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都市は人の住む場面から自然のものを排除して人工物に変えていくようです。
樹木も水も都市にあるそれは自然のものではありますが、それは作られた自然であるようです。光そのものも都市では作られた光になっていることが多いのです。ですから人は本当の自然のなかに身を置きたいという欲求を実現しようとするのでしょう。
ある年の相模原市の相模湖町地域へのツバメの飛来は4月11日でした。ウグイスの初音はその4日前の4月7日でした。随分と遅いツバメの飛来とウグイスの初音です。
5月1日になるとスズメの一番目の子供はもう巣立っております。2週間も前に巣立ったスズメの子が頼りなく飛んでいるのを見ました。
アカハラは家の裏の相模川につながる林でずっと鳴いております。バタバタと間抜けな飛び方をするアカハラはもうツガイ(番・つがい)になっていて新緑の林でそろって行動しております。
ホオジロは孟宗竹の林から畑に飛んできて何かを啄んでおります。一月前には群れていたホオジロですが子育ての態勢ができたようです。カワラヒワの群れはまだ残っておりますが、ツガイになっているものが増えております。
散歩道の脇の林では木蓮の葉が開いてきました。花芽も大きくなりましたから後数日もすると強い芳香を発する白い花が開きます。
桜の花は早く咲きました。山吹の黄色い花は終わりかけており、八重の山吹は今が盛りです。
新緑が一杯に広がって鮮やかになりました。高尾山ほかの周辺の山に登るハイカーの姿が増えました。5月の大型連休の季節は相模湖が一番輝く季節です。
(書き殴って読み返しておりません。誤字、表現の不適切さなどについてはご容赦を)