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1月1日、八ヶ岳ではヤマネは冬眠中ですがアカゲラは元気です(1月1日 執筆横田俊英)

(副題)イーディス・ホールデンの『ネイチャー・ノート』に共感する日

(本文)

 新年の朝は八ヶ岳の宿で迎えました。5時に起きて風呂にはいり東の空の日の出を待ちました。左手にある金峰山をシルエットにしてこの横から登り、真っ正面にある富士山を照らし、南アルプスの白き山々を天空に浮かび上がらせます。穏やかに晴れた日の初日は午前7時5分ころでした。この宿に泊まるのは20年ぶりです。

 自然への啓発や野鳥のことなどをこの宿で学んだのです。この日は1871年生まれのイーディス・ホールデンの『ネイチャー・ノート』を読んで過ごしました。ホールデンはイングランド中部生まれの女性で、『カントリー・ダイヤリー』などを書き残したのですが、この本が1977年に出版されたて300万部以上のベストセラーになったのです。

 イーディス・ホールデンの『ネイチャー・ノート』は、草木や花や野鳥などの水彩の挿絵と簡潔な文章で構成されております。「ダヤン」の池田あきこさんの蓼科の自然を日記も本になっております。

 八ヶ岳の中腹の1,400メートルの地にあるこの宿は夕方になると簡単に氷点下6度になります。昨夜は氷点下8度にまで下がりました。支配人はこの宿での経験として氷点下18度を知っているそうです。八ヶ岳は真っ白になっておりますが、裾野には雪がまばらに残っていて道路はところどころ凍結しているので冬用のタイヤが必要です。

 ヤマネは冬眠中です。鹿は林で見かけることができます。この日、窓の外にはアカゲラが2羽いて梢(こずえ)をつついております。

 鳥は明日を悩まずに生きているのだから、私たちも明日のことまで思い悩まずに今日のこの日を懸命に生きて苦労すればよい、と誰かが述べていました。しかしまた命に通じる道は細く狭く険しいのでこの道を見いだす者は少ないとも。


(書き殴って読み返しておりません。誤字、表現の不適切さなどについてはご容赦を)


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