上下に重なって赤い花をつける九輪草
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上下に重なって赤い花をつける九輪草 自然歳時記 甲斐鐵太郎
赤い色の九輪草(クリンソウ)は上高地の中日新聞の出張所の庭に咲く花として私には記憶されている。
濃い紅紫色(マゼンタピンク)が初夏のこの地を謳歌しているようであり気持ちの良い季節である。
写真は2026年6月1日、霧ケ峰高原に向かう途中の林のなかで撮影した。時刻は午後5時であった。
九輪草の花の脇ではマムシグサが同じように群れて咲いていた。秋になると小豆を握った形状の恐さを覚える赤い実をつける。
(タイトル)
上下に重なって赤い花をつける九輪草 自然歳時記 甲斐鐵太郎
(本文)
赤い色の九輪草(クリンソウ)は上高地の中日新聞の出張所の庭に咲く花として私には記憶されている。中日新聞が上高地のバスターミナルに隣接する絶好の場所に山荘を建てられた経緯に思いが馳せるとともに、人が足を踏み入れない草原に九輪草の小さな群落があり、その赤い花、正確には濃い紅紫色(マゼンタピンク)が初夏のこの地を謳歌しているようであり気持ちの良い季節である。
岐阜側からの上高地への乗り換え場のあかんだな駐車場に隣接する国家公務員共済の上宝荘の施設を管理する人が温泉脇で九輪草を育てていて、苗を分けて呉れたのだが東京の土にはなじまなかった。水はけと湿り気の調和が求められるようであり、鉢植えにすればよかったと後で思う。
仏閣から伸びる九輪を模試てこの花の名がつけれている。花はそのようなことで何段かに重ね合わさって輪生をなす。
写真は2026年6月1日、霧ケ峰高原に向かう途中の林のなかで撮影した。時刻は午後5時であったので光が夕暮れの色をのせていた。九輪草の花の脇ではマムシグサが同じように群れて咲いていた。秋になると小豆を握った形状の恐さを覚える赤い実をつける。
2026-06-09-red-flowered-primula-