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釣りの浮世絵収集家 金森直治氏

   本職は計量器事業の社長。釣り好きの人には釣りの文芸家、釣りに関する浮世絵のコ レクターとして知られている。日本経済新聞の金曜日夕刊の文芸欄に釣り文芸のコラムを持つのでコラムニストでもある。計量 史の研究家でもある。俳句もなかなかのものというより、これも専門家。うらやましい才能だ。

 釣りのコラム等文筆で月十七本ほどのレギュラーを持つということだから、そんじょそ こらの物書きとは違う。

 名古屋の計量団体の新年会でお会いしたら、金森氏がレギュラーを持っている月刊誌『関西のつり』と魚(さかな)を図柄にしたネクタイピンをプレゼントされた。もう一つのお土産は新年会会場での句三つ。  

 ○あらたまの あいちの計量咆哮す     直治

 ○先見えぬ あいちの虎が年の酒    直治

 ○ともかくも 「あいちの計量」 年酒くむ 直治

日本の釣り文学別巻A『近世・釣り文学』A5判331ページ

 本体価格2780円 金森直治氏編

 作品社の『集成 日本の釣り文学』(全九巻・別巻二)のうち最新作として刊行されたもの。

 著者の金森直治氏は名古屋の金森度量衡店のオーナー経営者で、度量 衡史にも造詣が深い。釣り雑誌にレギラーコーナーを持つ釣界の博識者でもある。

 釣り文献のコレクションではわが国随一といわれ、釣りの浮世絵のコレクターとして世に知られている。

 同書では江戸、明治の釣り文学を集成しており、この中には徳富蘇峰の「海辺の快楽」「漁釣の快楽」の二篇納められている。

 全9巻、別巻二の内容は次の通り。

 @釣り一筋、A夢に釣る、Bまぼろしの魚、C釣りと旅と、D釣りと人生、E釣り師のこころ、F釣りの不思議、G名人の技、H釣り話 魚話、別 巻@魚の歳時記、別巻A近世

・釣り文学

[発行所]轄品社 東京都千代田区飯田橋二−七−四、〒一〇二、電話〇三−三二六二−七九五三、FAX同七九五三。  
 
 
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