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歩くスキーの部屋

春の魚野川水系毛戸沢の山スキーによる5時間の散策

1997年3月2日(日)、快晴、無風



 昨日は雨に打たれての解禁日の釣りとなり、16センチの山女魚1尾に鮠3尾。全体に低調なので、せっかくの晴天の日は雪の原の散策と決める。長男のカズが小学1年の年に富士山麓天神山スキー場でスキー初滑りをした時に使ったのが最後になっていた山スキーを持ち出しての散策を決行。翌日は朝から雪になった。つかの間のスキー散策の日和であったことになる。気候の大きな変動は雪国・湯沢町の特徴であり、まったく「晴れたらいいね」である。

10:45 毛戸沢の入り口をスタート。



 快晴、無風、少し動いただけで汗が吹き出す。5メートルも歩かないうちに靴の踵が当たるのでくつ下をはきかえる。またシールの後のひっかけ部が外れて困る。張り方を調整、これで一応は止まるが、最後まで悩まされる。帰りには靴がビンデングから抜けることがあるので、見たら調整用のねじが弱い方の位 置にあった。調整してOK。ひさしぶりの山スキー装着なのでトラブルが多い。雪目にならないようにサングラスは欠かせない。ときおり外してみると起伏のある雪面 を陽光が照らす眩しさは春を装うに十分過ぎる。こんなのどかな時を過ごしていいのだろうかとの思いがよぎる。

12:45 車止めのある広場の橋の所を引き返し点にし昼食。



 タッパーにつめたカレールーとお握り一個。晴れた春の雪の野原にはクロスカントリースキーを楽しむ三人組がいた。二時間の河原歩きで汗をたっぷりかく。下を向くと帽子の額のところから汗が滴り落ちる。眼鏡には汗の塩が浮いていた。昼食時はオーバーヤッケの襟を立て、ファスナーを閉じないと寒い。目の前には万太郎岳と平標が陽光を受けて白銀に輝く。雪の河原は起伏を見せて木立との調和、顔を見せたせせらぎとのコントラストがいい。リバーサルフィルムで撮影を続けながら歩を進めるが、撮影の度にリュックから6×4.5のカメラを取り出す。撮影は散歩が目的の場合には丁度いい休憩になる。急がないことを心掛ける散策にはこれがまたいいのだ。高速道路の高架下で茶色のネズミを見かける。のこのこと動く。また鶴のようで鷺のような青みのある足の長い大きな鳥を一羽見かける。

13:25帰途につく。



 途中、雪の中に顔を出した流れに餌を投じてみるが、魚信はなし。帰りは寒さのため帽子の耳カバーを出し、オーバーヤッケのファスナーを閉じて行動する。ゴアテックスの帽子は汗でびっしょり。特に耳の所に汗がたまっていた。

15:45スタート地点に戻る。



 靴は山スキー用にオーダーした小さめのもの。ソールにシャンクが入っているので反りが出なくていい。少し当たると感じていたが案の定、左足小指の外にまめが出来ていた。顔には30%の日焼け止めクリームを塗っておく。これは効く。なければ唇は無残。気分を良くして風呂にはゆっくり入る。

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 春の構想



 春になるから、春の遊びを構想しよう。

 何かの構想を記そうと考えていたのだが、何であったか失念してしまった。

 春になれば渓流釣りを始めるし、自転車、キャンプ、春スキーなどが出てくる。

 20インチ車の製作を楽しむことについて

 自転車関係のことをインターネットで調べることも楽しみのひとつ。

 またインターネットに自転車関連のエッセーを載せることをしてみようかな。

 その他、何か楽しいことはないかな。

 カヌー遊びを長いことしていない。

 夏場はカヌーを漕ぎ出せる川の主人公は鮎師であるから、心行くまでカヌーを川に浮かべることは出来ない。

 秋から春の終わりまでがカヌーの季節になってしまうのは日本という鮎の国の特殊事情である。

 


 

 

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