カヤックの部屋 |
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ポリエチレン製カヤックで遊ぶ パーセプションの「ダンサー」
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本栖湖を景色を見ながら漂う
静かな湖にカヤックを浮かべてのんびり日光浴しながら漂うのは気持ちがいい。富士五湖であれば本栖湖がいいな。富士山も見えるし、モーターボートはいないし、波は静かだ。水は富士五湖のなかで一番澄んでいる。ヒメマス釣りで知られた湖である。
富士五湖、本栖湖で遊ぼうと何年か前から考えていた。そう、東京都江東区亀戸のマンションで暮らしていたころからの思いである。その当時使用していたのは藤田の二人乗りカヤックであった。ファルトボートは携行性には優れているが、組み立てと撤収に煩わしさがあるので、いつの間にかカヤック遊びをしなくなっていた。ファルト製であることから,組み立ての煩わしさ、タンデムカヤックであることから足の鈍さに嫌気がさして、この方面
の遊びに足が遠のいていた。相模湖に住居を移したので、同志道沿いに付けられた道を走って山中湖はじめ富士五湖に出かけられるという好条件を獲得できた。
ポリエチレン製のカヤックを手に入れる。
秋も遅くなって釣りなどのシーズンが終了してみると、湖でのカヤック遊びもいいかなと思っていた頃に、縁があってポリエチレン製のカヤックを手に入れることができた。このポリエチレン製のカヤックで長年の願望を実現させることになる。パーセプションの「ダンサー」。1999年10月31日に購入した。
艇長3500mm/艇幅610mm/艇住18kgで赤のボディーカラー。リバーツーリング用として定評のあるカヤックだ。Mスポーツでシーズンオフ新品価格68000円。
艇もこのくらい大きいと車には入らないので、ルーフキャリアに載せて持ち運ぶことになる。三菱のFTO等にキャリアをセットして運搬体制を確保する。
本栖湖には11月中旬の休日に出かける。
富士五湖の紅葉の終期だがまだまだ秋の気配十分。紅葉狩りの観光客の姿が多い。
ヒメマスのシーズンでもある本栖湖には釣り舟が多い。リール竿を何本か垂らしてヒメマスの回遊を待つ釣りであり、のんびりしたものだ。
艇にスプレースカートを巻き付けて湖に漕ぎ出す。パドルの一かきでスツッと大きく進むところは「ダンサー」と命名されている一人艇軽量
カヤックの特徴であろうか。気持ちがいいものだ。湖の中央部に漕ぎ出して雪のきた富士山と湖岸の紅葉をポカン眺めている時ののどかさといったらない。
水は群青色で神秘的。怖いような気持ちになる。水に手を入れると意外や暖かいのだ。そうだ富士山の伏流水のためだろう。
極楽至極の気分にひたる
ヒメマス釣りは山際の水深のあるあたりで行われていた。無風の晴れた日であったから暖かい。本栖湖は小さな湖である。一周するのにさほどの時間はかからない。わずかに感じられる水の流れに艇をまかせてゆらりとする。景色はいいしいい一日になるなあ、と極楽至極の気分にひたる。
しかし、午後も3時を回ると風がでてきた。寒くはないがパドルを操っても艇がいうことをきかない。少々戸惑う。今日はここまでとのサインと思って湖からあがる。
カヤックという乗り物について
この手のカヤックは慣れないと直進が難しいので、Mスポーツではラダー付きのピラニア2900mm/550mm/15kgを薦められた。Mスポーツでは別
の店員はダンサーを薦めたので、どちらを選択するか迷うことになる。車に積み込める全長の短い艇が良いと思うが、艇長が短くなるほどに艇速は遅くなり、直進安定性はなくなる。
カヤックによる水遊びに関しては、藤田のファルト製ボートを使っているが、大きく重く、組み立てと撤収の煩わしさが半端ではなく、使用を大いにためらってしまう。艇速の遅さはカヤックの本質に抵触するものと考えられる。この解消策として、一人艇のファルトボートの購入を考えていたものだが、中古のポリエチレン製カヤックを目にしたので、これにする。
1999/11/07記(付記)
三菱のFTOとトヨタのカリブにカヤック専用の積載用具を購入し、キャリアにセットできるようにする。11/10に事務所に車で出かけたついでに同僚のOさんに手伝って貰ってキャリアを取り付ける。ルーフバーは11/08にワンサイズ長いものに取り替える。カリブには良いがFTOの場合はバー間隔が規定値の70cmより短い。FTOの場合には高速走行時のバーの風切り音が大きい。購入先はK相模原店。
99/11/08朝、カヤック代金を支払う。艇はパーセプション・ダンサー。スプレースカートを調達しておいた方がよいだろう。また浮袋もあったほうがよいが、これはごみ袋で代用可能。
99/11/16記
Mスポーツでスプレースカートを買う。4000円。ダンサーは6年前のモデルからコーミングのサイズが大きくなった。現在のスカートの開口部は少し大きい。
99/11/17記
10時に艇をワックスで磨く。FTOに積み込もうとしたが、艇長とFTOのルーフキャリアの間隔をみて躊躇してしまう。土曜日には山中湖に出かける。
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春の構想
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春になるから、春の遊びを構想しよう。
何かの構想を記そうと考えていたのだが、何であったか失念してしまった。
春になれば渓流釣りを始めるし、自転車、キャンプ、春スキーなどが出てくる。
20インチ車の製作を楽しむことについて
自転車関係のことをインターネットで調べることも楽しみのひとつ。
またインターネットに自転車関連のエッセーを載せることをしてみようかな。
その他、何か楽しいことはないかな。
カヌー遊びを長いことしていない。
夏場はカヌーを漕ぎ出せる川の主人公は鮎師であるから、心行くまでカヌーを川に浮かべることは出来ない。
秋から春の終わりまでがカヌーの季節になってしまうのは日本という鮎の国の特殊事情である。
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